葬送のフリーレン 6巻のネタバレ、あらすじと感想 | やまねこの漫画ブログ

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葬送のフリーレン 6巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

一級資格取得の第一次試験を通過したフリーレンとフェルンは第二次試験に挑みます。

大陸魔法協会の創始者である大魔法使いゼーリエの結界を解いたフリーレン。

千年ぶりという二人の関係には何があるのでしょうか。

 

葬送のフリーレン 6巻には、第48話から第57話が収録されています。

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葬送のフリーレン 6巻のネタバレ、あらすじ

第48話 零落の王墓

第二次試験は迷宮の攻略。

攻略するのは零落の王墓という未踏破の迷宮、今まで何人も帰って来なかったところのようです。

合格条件は零落の王墓の最深部に辿り着く事。

そして辿り着いた者は全員合格というものでした。

 

合否は試験官のゼンゼも一緒に最深部まで潜って見届けるとのことで、フリーレンとフェルンに付いていくようです。

迷宮の入り口でデンケンが皆で協力すれば攻略も容易いと提案しますが、ほとんどの受験生は、それぞれに見知った仲間と入っていってしまいます。

フリーレンは迷宮に詳しく、罠があるところなどは直ぐに見抜いて進むのでした。

しかし、魔法への欲求が強く、罠だと分かっている宝箱でも開けてしまうのでフェルンの苦労は絶えません。

 

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第49話 迷宮と魔道具

それぞれが迷宮の最深部を目指して進んでいます。

最初は五人で入ってきたデンケン達は罠に嵌められた一人が脱落してしまいました。

フリーレンとフェルンは、相変わらずのフリーレンのダンジョン攻略好きに振り回されながらも順調に最深部に近いところまで来たようです。

一緒に付いて来た試験官のゼンゼは、フェルンの優秀さに感心しながらも、魔法に対する情熱や執念が見えないことに不思議に思い尋ねます。

 

フェルンは、自分は恩師の為に一人前の魔法使いになったとの事。

その時は兎に角、必死で一人前になろうとしていたので、その時に執念も情熱も使い果たしてしまったのかもしれないと答えました。

すると、ゼンゼは余計に不思議に思った様で、それなら何故フリーレンと一緒に旅をしているのかと尋ねます。

その問いに、魔法を探しているフリーレンが楽しそうで、その姿を見ているのが好きだからなのかもしれない、とフェルンは答えるのでした。

 

第50話 水鏡の悪魔

フリーレン達よりも先に最深部の手前まで辿り着いた者達はそこで苦戦を強いられています。

最深部に近くなると自分たちの姿、実力、魔力、技術、そして恐らくは記憶さえも模倣された複製体と対決しなければいけないからです。

そして、それこそが、この零落の王墓が未踏破である所以であると言われています。

 

ユーベルとラントの二人は、ユーベルの複製体によって追い詰められています。

ラントが攻撃を受けた時に深手を負い、同時に脱出用の小瓶も取られてしまいました。

ユーベルは自分の小瓶をラントに渡し、今の君は本物?と問います。

ラントは常に分身を作り動くので、そこで傷を負っているラントが本物か分からないのです。

 

ユーベルは自分の複製体と対峙します。

自分対自分の戦いは運のみの勝負になりそうで、本物のユーベルは運悪く複製体に拘束されてしまいました。

そこに、先ほどまで深手を負って動けなかったラントが現れ、ユーベルの複製体を倒すのでした。

 

第51話 迷宮戦闘

最深部の手前で待ち受けるのはフリーレンの複製体。

先に着いていたデンケン達と倒す方法を検討します。

拘束魔法か精神操作魔法ならどうかと思いますが、どちらもフリーレンは耐性があるようで通じない様です。

 

精神操作魔法の専門家なら或いはいけるのではと思いますが、その該当者の二級魔法使いのエーデルはゼンゼの複製体に追い詰めらているのでした。

ゼンゼの複製体の攻撃をかわし、精神魔法を掛けようとしますが、複製体は心までは複製されていない様で魔法操作は出来ず、エーデルは攻撃を受けてしまいます。

エーデルはこれ以上は痛い思いをしたくないと、脱出用小瓶を割りダンジョンを脱出してしまうのでした。

 

一方のフリーレン達は、複製体には心が無いパターンも考えて力業で切り抜けようとします。

そこで、フェルンがフリーレンを倒せるかもしれないと言い、作戦を立てる事にした様です。

 

第52話 作戦会議

最深部の手前には、そこまで何とか攻略してきた受験者が集まってきました。

エーデルと一緒だったドゥンストから複製体には心が無く、精神魔法は効かない事を知らされました。

複製体と術者の性質が分からないままでは手が出せない。

そう考えているところにラヴィーネが辿り着き、彼女の持っている情報で術者の本体は、宝物庫の内部にいる脆弱な魔物である事が分かりました。

同時に複製体には弱点が無い事も分かりました。

 

宝物庫の扉にはフリーレンの複製体が掛けた強力な封印魔法によって閉じられ、術者である複製体を倒さないと解けない様です。

そこで、フェルンはフリーレンの弱点を突こうと作戦を立てるのでした。

早く倒さないと他の複製体がここに集まって来るというラヴィーネからの情報もあり、フリーレン達は攻略を開始するのでした。

 

第53話 人間の時代

複製体のフリーレンと戦うのは、本物のフリーレンとフェルン。

最深部手前の広場に集まってくるであろう複製体の足止めをするのはデンケン達、という事になり作戦を開始するのでした。

フリーレンとフェルン対複製体フリーレンの戦い。

フリーレンの予測通り、強力な相手の前では完璧に魔力を消せるフェルンを探す事が出来ず、フェルンは複製体のフリーレンの隙を突くために隠れるのでした。

 

そんな戦いの中、フリーレンは遠い昔の事を思い出します。

フリーレンの師匠であるフランメが亡くなり遺言状をフランメの師匠であるゼーリエに届けた時です。

ゼーリエはフランメとの事をフリーレンに語ります。

エルフにとって無にも等しい短い人生で人類の魔法の開祖までに辿り着いたフランメ。

そして千年も経てば人間の時代がやって来ると。

エルフは人間に追い抜かれ、もしお前(フリーレン)を殺すものがいるとすれば、それは魔王か人間の魔法使いだ、と語ったのです。

そして今、複製体を倒そうとしているのはフェルンなのでした。

 

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第54話 大体なんでも切る魔法

複製体のフリーレンと戦うフリーレンとフェルンは、やはり一筋縄ではいかない様子です。

一方のデンケン達はそれぞれ苦手とする相手の複製体の元へと向かいます。

しかし、メトーデによってそれぞれの複製体の位置を探したのにも関わらず、ゼンゼ、フェルン、デンケンの複製体だけは感知出来ないでいました。

ラヴィーネの複製体の相手はリヒター。カンネの複製体の相手はラヴィーネ。

それぞれが戦い相手を倒したと思ったその時、ゼンゼの複製体に二人ともやられてしまいました。

 

二人の応援に来たデンケンでしたがゼンゼの複製体相手に躊躇しているところにラントとユーベルが現れます。

デンケンとラントが敵うわけがないと引き留めるのも聞かずユーベルはゼンゼの複製体に挑もうとします。

それを感知した本物のゼンゼ。相性が悪すぎる、とつぶやきます。

かつてユーベルが一級試験で失格となった理由は鉄壁の魔法防御を施したマントを纏った試験官を「大体なんでも切る魔法」によって切ってしまったからなのでした。

 

第55話 第二次試験終了

複製体の足止めにヴィアベル達も加わりますが、デンケン、ユーベル、ラントの目の前には倒したはずの自分たちの複製体が再び現れるのでした。

一方のフリーレンの複製体と戦う本物のフリーレンとフェルンはなかなか隙を作れずに拮抗していました。

作戦会議の時に、隙を作るだけでは駄目だ、相手に隙を作らせるには自分が隙を作れば相手はもっと大きな隙を作るはずだと、思っていた事を実践するフリーレン。

複製体にワザとやられ複製体が隙を作った時をフェルンが攻撃します。

一撃でとはいかなかったものの、とどめをさそうとしたところ、フェルンが魔法とは感知出来ない攻撃でやられそうになります。

しかし、その隙を本物のフリーレンが突き、やっと複製体を倒す事に成功しま。

宝物庫の奥の水鏡の悪魔を倒し、第二次試験は終了するのでした。

 

第56話 フェルンの杖

フェルンの杖は迷宮の王墓での戦いによって粉々になってしまいました。

直したいというフェルンに、新しいのを買えばいいと言ったフリーレン。

フェルンはブチ切れてしまいました。

フェルンにとってその杖は、ハイターから貰った大事な杖だったのです。

その愚痴をシュタルクに聞かせるのでした。

 

その頃、今回の二次試験に落ちてしまったリヒターの店にはデンケンとラオフェンが訪れています。

もう試験に落ちたから仲間でもでもないだろうと言うリヒター。

客として来ていると言いながら、リヒターを慰めるように話をするデンケン。

きっと三年後のお前は今よりずっと強くなっている。

そう言い残して店を後にするデンケンでした。

 

すると入れ違いにフリーレンが入って来ます。

ここならどんなに壊れた杖でも修理できると聞いてきた。

そう言って粉々になったフェルンの杖を見せるのでした。

 

第57話 第三次試験

第二次試験の合格者は12名。

多すぎる、とゼーリエは言います。

協力してダンジョンの攻略は大いに結構だが、今回の試験にはイレギュラーが居た。

そう、フリーレンが居たことで実力に見合わない者までもが合格してしまった。

従来通りの第三次試験では、その者達は全員死んでしまう。

私とてそこまでの無駄死には望んでいない。

そこで、ゼーリエが直接面接による試験をする事にした様です。

 

そーきたか。フリーレンは自分とフェルンを受からせる気はないと予測します。

多分直感で選ぶつもりだろうけど、ゼーリエの直感はいつも正しいと、そうフリーレンは言うのでした。

予測通り、フリーレンと対面したゼーリエは不合格と言います。

しかし、フリーレンはゼーリエに、フェルンはゼーリエの想像を超える、と告げます。

フェルンと対面したゼーリエは、その時初めてその理由を知るのでした。

 

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葬送のフリーレン 6巻の感想

未踏破であった迷宮の攻略が第二次試験の内容でした。

未踏破であった理由は、最深部で待ち受ける自分と同じ能力をもった複製体との闘いによって勝てる者が居なかったからです。

最初から全員協力していこうと提案するデンケンでしたが、一次試験の名残があり、そう簡単には人を信じて仲間になれるはずもありません。

結局はそのほとんどが一時試験の仲間で攻略に挑む形となりました。

 

最深部近くで自分たちの複製体と戦う事になりますが、今回の試験ではイレギュラーがありました。

それも一人ではなく二人も。物語の中ではフリーレンだけをイレギュラーとしていますが、迷宮に一緒に入った中に試験官のゼンゼも居たのですから。

何故なら、試験官ゼンゼは一緒に付いて行くだけで手出しはしない。

つまり最初から強力な魔法使いが相手なのに強力な魔法使いが一人欠けている事になります。

それだけではなく、倒したはずの複製体が再び現れるなど、確実に戦力を奪われていく形になるわけです。

 

とりあえず迷宮の攻略は出来て二次試験は合格出来ましたのでよかったですが、最後に出てきたのは仲の悪かろうゼーリエです。

フリーレンは当然落とされてしまいましたが、フェルンを自分の弟子にしようとしたところで終わっています。

さて、続きはどうなるのでしょう。気になりますね。

 

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