SPY×FAMILY 13巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
裏切りの諜報員・ウィーラーに奪われた、西側諜報員の情報を取り戻すために彼を追うロイドこと黄昏。
しかし途中で遭遇したユーリと交戦して、手傷を負わされます。
彼の窮地へと駆けつけた夜帷ですが…。
SPY×FAMILY 13巻にはMISSION:85からMISSION:92、SHORT MISSION:11が収録されています。
SPY×FAMILY 13巻のネタバレ、あらすじ
MISSION:85
ウィーラーを追い込んだ夜帷・・・。
しかし、黄昏が人質に取られてしまい、自ら拳銃を捨てざるをえない状況に追い込まれた彼女は、拳銃を捨ててしまいます。
黄昏を守るために銃を捨てた彼女にウィーラーは呆れながらに言います。
西側のスパイはそんなに甘いのか、と。
人を容易に信じてはいけないスパイの世界で非情になれない人間では、けっして勝てないと自信を見せるウィーラー。
遂にはコイツがそんなに大切なのかと、スパイで在りながら情に流されてしまう甘さを指摘され、黄昏を足蹴にしてきます。
そんなウィーラーに対して理性がキレてしまった夜帷は、拳を振り上げて真正面から挑んでいきます。
感情的に任せた真正面からの拳だと予測した次の瞬間、想像以上に早く、そして重い夜帷の拳にウィーラーはすぐさま防御をするも、ガードした腕をへし折られてしまいます。
へし折られた腕ごと頬に重い一撃を喰らわされたウィーラーは、何が起きたのか解らないまま、戦慄していました。
愛すべき大切な黄昏を痛めつけられたせいで、完全に理性を失った夜帷は、人体の抑制すらも切り離してしまい、限界以上の力を出せていたのです。
怒らせてはいけない女性を怒らせたウィーラーに、もはや勝ち目はありませんでした・・・。
MISSION:86
両腕がへし折れてしまい、片足も折れても攻撃を続ける夜帷の猛攻の前に、徹底的に叩き潰されたウィーラー。
トドメを刺そうとする夜帷でしたが、気を取り戻した黄昏によって止められてしまいます。
ウィーラーには聞き出すべき情報がまだあると言い、今後の交渉材料として、後の扱いは本部に任せようとする黄昏に、夜帷は何故に後れを取ったのかと訊ねます。
黄昏は言い訳をすることもなく、自分は腑抜けになっていたと言い、ユーリに傷を負わされた事など、自分の失態だと認めます。
ユーリにトドメを刺す事に躊躇するも、諜報活動のためにヨルの肉親を殺す事は任務に差し障ると言う黄昏の言葉に、夜帷は複雑な想いを抱きます。
ヨルを悲しませたくないとする黄昏の本心を知り、何も言えない夜帷。
それ以上の事を追求せず、駆けつけた仲間と共にウィーラーを確保し、任務を終えますが、黄昏の心中には複雑な想いだけが残っていました・・・。
MISSION:87
裏切り者の確保に成功するも夜帷は負傷してしまい、失態を見せてしまったロイドは何処か落ち込んでいる様子です。
しかし落ち込んでいる間もなく、ウィーラーに関しての報告書をまとめなければいけないと、今日は自宅で過ごす事になるロイド。
そんな彼の苦労を知ってか、アーニャはヨルと共に穏やかな時間を過ごしていきます。
動物園で購入したライオンの人形を嬉しそうに自慢するアーニャに、ボンドは負けじと自分の毛を鬣(たてがみ)みたくに盛り上げていきます。
そんな穏やかな時間がフォージャ家に流れていきます・・・。
MISSION:88
アーニャに窮地を救われたダミアンは、彼女に借りを返したいと最高級お菓子を用意していました。
ただ渡すだけだ、特別な想いなどないと、自分に言い聞かせながらダミアンはアーニャに最強お菓子を手渡そうとしますが、肝心な所で失敗してしまいます。
しかし心を読んだアーニャはダミアンが自分にお菓子を渡そうとしている事に気づき、ベッキーにダミアンと二人っきりになれる方法はないかと尋ねます。
愛の告白でもするのかと、興奮してしまうベッキー。
事態はさらにややこしくなり、はたしてダミアンはアーニャに最高級お菓子を渡せるのでしょうか?
MISSION;89
黄昏を逃がして以来・・・、完全に自信を喪失していたユーリ。
トラックに轢かれてしまう程、茫然自失の状態になり、仕事に身が入らなくなっていました。
もう少しで捕まえられたのにと、黄昏への敗北感に打ちのめされていたユーリを心配するクロエ。
かつて飛び級で14歳で大学に入学し、誰とも関わる事のない孤独な日々を過ごしていた彼を気に掛けるクロエの言葉に、余計にユーリは意固地になってしまいます。
姉を守るために保安局に入った筈が、姉を心配させてしまったと落ち込み、危なっかしい仕事をするユーリは、立ち直ることが出来るのでしょうか?
MISSION:90
ヨルと共にボンドの散歩がてらに公演に遊びに来ていたアーニャは、怪しげな老人と出会ってしまいます。
周りの子ども達はスパイだと言うも、心を読めばただの迷子になったおじいちゃんでした。
子どもに揶揄われ、アスレチックを自宅と勘違いし、自宅の方向が解らないと悩む老人を助けるために、一緒に自宅を探す事になります。
しかし引っ越しをしてきたばかりで、何処に家があるのか解らないと悩む、おじいちゃん。
物忘れが激しい迷子のおじいちゃんを無事に自宅に案内できるのでしょうか?
MISSION:91
傷痍軍人支援チャリテーバザーで市役所の職員として手伝いに訪れていたヨル。
しかしミリーは何処か上の空で、傷痍軍人を見ると酷く落ち込んでしまい、役所の仕事に戻ると言います。
そんな中で婦人会の面々が、ヨル達の事を若い世代で戦争の時代の苦労を知らないと小言を言ってきます。
そんな小言に対してミリーは、声を荒げてしまいます。
彼女の父は戦場で散ってしまったと、戦争の痛手を知るミリーの感情は爆発し、婦人会と一色触発状態になってしまいます。
はたしてヨルはこの騒動を止められるのでしょうか?
MISSION:92
期末試験の時期を迎え、緊張が走るイーデン校。
アーニャも赤点を取ってはいけないと、試験に頭を悩ませています。
人の心を読んでテストの解答を得ようとするも、多くの思念が強すぎて心を読むこともままならず、試験にどう向き合うのかと悩んでいました。
そして黄昏ことロイドも同じでした。
これまでのアーニャの学力では赤点回避は可能でも、ステラを狙うのは不可能と悩んでいました。
改ざんをしようとも、以前の東雲と自称するスパイのせいで警備が強固なモノとなっています。
侵入するにも強引な事をしなくてはならず、下手なリスクを負うことは望ましくない。どうやって期末試験を乗り越えるのかと、頭を悩ますロイド。
刻々と近づいてくる期末試験に、果たしてアーニャはステラを得る事が出来るのでしょうか?
SHORT MISSION:11
チャリテーイベントに参加していたヨルを監視していたロイドとフランキー。
デズモンドの妻・メリンダが訪れていた事に驚きましたが、それよりも複雑な想いを抱いていました。
ヨルもまた戦争によって両親を失い、戦火の中で生きてきたのだと、自分と同じ境遇だったことに複雑な心中を抱くロイド。
あの戦争では誰もが傷ついていたのだと、改めて知らされてしまいます。
そんな戦場で奇妙な出会いをしたフランキーは、今日も逞しく前向きに発明したガラクタを売ろうとしています。
ぼったくりはするなよと言い、その場を離れるロイド。
戦争が終わって数年・・・。未だに戦禍の傷跡は残っていました。
SPY×FAMILY 13巻の感想
黄昏の大ピンチに怒る夜帷と今回は彼女の圧倒的戦闘力に驚かされました・・・。
まさかここまでパワーアップしていたなんて!
この作品の女性って人間離れ過ぎていませんか?
ヨルの戦闘力も圧倒的なんですが・・・、夜帷も完全に人間離れした存在感になってしまっていますよね?
これも打倒ヨルを誓い、山ごもりをした結果なんでしょうか?
今後の夜帷の成長がなんか恐ろしくなりそうです・・・。
このまま人間離れした存在になってしまうのではないのでしょうか?
これもロイドもとい黄昏への愛ゆえの変貌なんでしょうか?
そんな夜帷のあまりのパワーアップも驚きなのですが、今回のロイドの弱体化は意外な展開になってしまいましたね。
いつもの様な任務の切れが無いと言うか・・・、弱体化したロイド自身も痛感しており、今回の彼はすっかりと落ち込みモードになってしまっています。
まあここまでボロボロになってしまえば、流石の黄昏も落ち込んでしまいますよね。
別に彼が弱くなったのではなく、大切なモノが増えてしまったからこそ、ユーリを殺害する事も出来なかったと思います。
まあ例え家族がいなくともユーリを殺す事は出来なかったと思うのですが・・・、ロイドの心境の変化が大きく今回の敗北に影響しているかもしれませんね。
そしてヨルの同僚にも何やら深い過去があったみたいです。
誰しも戦争で傷ついているのだと、戦後の時代は闇が深いモノがありますな。
ミリーの過去を代弁してくれたヨルの強さや、同僚を想う気持ちなど、彼女も大きく変化しているみたいですね。
そんな中でアーニャは期末試験を迎えるわけですが、はたしてステラを取る事が出来るんでしょうか?
色々と悩みの多い学園生活と次回も気になりますね!
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