アンデッドアンラック 16巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
ループした風子は否定能力である不明の安野少年が、Gペンに触れ否定者になることを防ぎます。
そして、ユニオンの科学者ニコと、否定能力である不変のジーナに接触しようとしますが…。
アンデッドアンラック 16巻 には第134話から第142話までが収録されています。
アンデッドアンラック 16巻のネタバレ、あらすじ
第134話 私が知っているあなたなら
風子が最初にユニオンの仲間として加えたかったのは科学者ニコでした。
風子はニコの元へ訪れ、UMAや神や、否定能力の事を話します。
信じられないような事を受け入れる人だと理解しているからこそ、一番最初に仲間に加えたい。
これから起こる否定能力による悲劇を、ニコの科学で救いたいのだと、風子は強くニコに語ります。
そして、それを受け入れてくれるのがニコだと信じて疑わない風子。
ニコは風子の話を受け入れ、次の否定者である不変のジーナを救うため、未来の発明を作ることになるのでした。
第135話 Psycho Pod
以前のループの時に自分が創った装置である、psycho podの設計図を見ながら驚くニコ。
同じ物を作るためには設備も人員も足りないと言うと、風子はニコに出会う前に揃えていた設備がある場所へとムーブで移動します。
他に必要な物を揃えるためには大金が必要だとニコが言うと、風子はループした後に資金源を確保したので大丈夫だと小切手を渡します。
後は人材の確保だと以前のラボメンバーを揃え、遂にpsycho podは完成し、不変のジーナの不幸を否定するために出撃するのでした。
第136話 変わらない
UMA ヒートが眼の前に現れた事で不変の能力が発動したジーナ。
間一髪のところでニコが作ったpsycho podを使ってジーナを囲み、不変の能力が囲いの外へと広がるのを防ぎます。
ニコとイチコに住民の避難を頼み、風子は独りでUMAヒートを倒しに向いました。
ループ後から190年の間に進化した不運を使う風子は、見事にUMAヒートを討伐します。
しかし、倒すために落ちてきたのは不運の隕石ではありませんでした。
第137話 変わらなければ
UMAヒートを倒すために落ちてきたのは隕石ではなく、これまで何度も闘いに負けているファン。
風子はUMA 一体を倒す度にファンとひと勝負することを約束しており、今回もファンがヒートを倒した様子です。
試合を始める風子とファンですが、ファンは風子の能力の事には気付いておりません。
風子はシェンに教えてもらった技でファンに触れ、ファンは不運に倒れるのでした。
ファンは去り際、最強とは何だと風子に問うと、風子は誰かを想う変わらない心を持った人だったと答えます。
第138話 Initiative
遂にアポカリプスを手にした風子はループを終え、初めてクエストに挑みます。
ニコやイチコ、ジーナにアポカリプスとクエスト、そしてUMAのことやクエスト報酬の事などを説明して円卓へと座ります。
最初のクエストを発声するアポカリプスに、風子はパスと告げました。
風子には考えがあります。
クエストをパスするとペナルティとしてUMAの追加と円卓の外の世界の時間が1年過ぎてしまいます。
UMA の追加はそれ単体ではリスクは低く、外の世界が進むことで、発現する年代の違う否定者の仲間を集めやすくなるというメリットを取ります。
第139話 Meeting
クエストのパスを続けること27回目。
UMAオータムの討伐と否定者不可避の捕獲。
クリア報酬は3番目席の追加と古代遺物のリメンバーが出たところで、風子は待ってましたと言わんばかりの勢いでクエストを受けると言いました。
メンバーの追加に狙っていた古代遺物が手に入ることは風子にとって願ってもないことでした。
円卓の部屋から出ると、外は26年も過ぎていて、ループ前のユニオンに近い状態になっていました。
クエスト達成のためのミィーティングを行い、UMA オータムの討伐をジーナが担当することになったのでした。
第140話 変化の秋
UMAオータム討伐作戦が始まりました。
風子は自らオータムのジュニアに噛まれに行きます。
本に変えられる間際に古代遺物「魂の行径」を使ってジーナの魂を抜き出します。
本になった風子の中に入るジーナ。
ジーナは風子の記憶の中の自分を見つけます。
とても仲が良い風子とジーナであったのに、なぜ風子がジーナを倒さなければいけなかったのか。
その光景を見た後、魂となった以前の自分から不変の使い方を学ぶのでした。
第141話 Face to Face
風子の中で出会った自分に教えられた「不変は心で操る」を実践する今のジーナ。
大切な仲間を守ろうと想う気持ちは、不変の力を強大なものに変え、見事にUMAオータムを討伐しました。
風子の中で見た自分がどれだけ風子の事が好きだったのか、また風子がどれだけ自分の事を想ってくれたのかを知ったジーナは、風子の力になることを堅く誓ったようでした。
ユニオンに戻ってきた風子は「魂の行径」を使って試したいことがあると言うと、不眠のイチコの魂を抜き出します。
すると、魂を抜かれたイチコの身体はグッスリと眠れるのでした。
その頃、不可避の能力が移動したようだと連絡が入ります。
第142話 Face off
不可避の能力が除津さんから離れた事を知った風子は、早速ボイドに接触しに行動します。
次の試合で発現するため、対戦相手に事情を説明し降りてもらい、代わりに風子が対戦相手としてボイドと戦うという作戦です。
しかし、プレスインタビュー会場に乗り込んだまでは良かったのですが、ボイドは風子をただのファンだと思い、対戦相手として全く相手にしませんでした。
業を煮やした風子はボイドに殺気を送ると、ようやく本気だと信じてくれたようです。
その場にいた記者たちの記憶も改竄し、次の試合はボイド対風子となるのでした。
アンデッドアンラック 16巻の感想
ループを終え、神を否定するための最強のメンバーを集めるために奔走する風子はユニオン設立には欠かせない人物であるニコに接触します。
ループ前の出来事を話せばきっと仲間になってくれる。そして、皆の不幸を否定するために協力してくれるはずだと信じて話します。
肝心なニコが否定者となり苦しむ事は言いませんが、それでもニコは協力を申し出てくれました。
元々、そういう人物だと分かっていたからでしょうが…、世間一般の科学者なら門前払いだったかもしれません。
しかし、最近ではUFOや幽霊についても、真剣に科学で解明しようとしている方もおられるようです。
ニコを仲間に加えてユニオン設立に向け、以前のラボメンバーを次々に攫ってくる風子。
遂に完成したPsycho Podでジーナの不幸を防ぎました。
ジーナは風子の中の以前の自分と対面し、不変の力の使い方を学びます。
それと同時に、風子がどんな人物でジーナの事をどう想っていたのかを知り、強力なユニオンメンバーとなりました。
ジーナを加えた事でやっとクエストが行えるようになります。
いくつものクエストをパスする中で、風子が選んだのは、クエスト報酬である第3席の追加とボイドの捕獲でした。
以前までジェイスが繰り返しループしていた時には考えなかったのでしょうか?と思ってしまいましたが…。
次巻へと続きます。
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