地獄楽 8巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

地獄楽 8巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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地獄楽 8巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

仙薬を求めてホウライへと潜入するも画眉丸と杠は天仙の蘭に待ち伏せされる。

相手のタオの流れを読もうとしますが、蘭の強さに圧倒されます。

それでも画眉丸は杠と一緒に何度も忍術を蘭に浴びせ、追い込みますが…。

 

地獄楽 8巻 には第67話から第76話までが収録されています。

 

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地獄楽 8巻のネタバレ、あらすじ

第67話 命以外は全て懸ける

鬼尸解した蘭と対峙した画眉丸は、先程と同じように相手のタオの流れを読もうと構えます。

しかし、いざ闘い始めると画眉丸は想像を遥かに超えた力で吹き飛ばされてしまいます。

まるで幼い子が人形を振り回すように扱われ、意識が飛びそうになりますが、蘭が杠に向かっていく様を見て、画眉丸は石ころを投げて自分の方へと蘭の気を向かわせます。

 

それを見た杠は画眉丸を引き寄せると一旦引こうと走り出しますが、すぐに蘭が反応し、画眉丸に手刀を浴びせます。

画眉丸はそれを受け止めますが、もういいでしょう。と言う蘭の言葉とともに、手刀は画眉丸の肩を割るのでした。

 

第68話 アンタ異常だよ

ホウライに来る前の事。

弔兵衛がどうして天仙様と同じようになったのかをメイが説明しています。

花と人が混ざり花のタオが勝ると花化し、人のタオとバランスが取れると天仙と同じになる。

すると画眉丸は、調整すれば天仙と同じ再生力が得られるならば、牡丹の触手を使えば調整しやすそうだと言います。

 

しかしメイは、弔兵衛は偶然バランスが取れただけで、触手を使うのは危険すぎると反対します。

それに、相克が相手だとタオが弱まって花化するとも言います。

弔兵衛が花化しなかったのは、生きるという強い気持があったからだと言う画眉丸。

そして今、牡丹の触手を使った画眉丸は、蘭に負わされた傷が回復し、再び蘭へと向かっていくのでした。

 

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第69話 これを待っていた

画眉丸は再生能力を持ってしても相克の相手となる蘭を倒す事が出来ない。

それに牡丹が鬼尸解した時とは違い、蘭は知性を保っているので付け焼き刃の連携などは通じないのではないかと杠が言います。

一か八かだが、妻の所へ帰りたいので仕方がない。と画眉丸は忍術を使い蘭へ挑んでいきます。

 

画眉丸の攻撃はあまり効き目が無いようですが、それでも何度も何度も杠も一緒になって忍術を蘭に浴びせます。

暫くして手を止めた画眉丸。

蘭がもう終わりかと尋ねたのに対し、もう十分だと答える画眉丸。

すると蘭の身体は限界を迎え崩壊が始まるのでした…。

 

第70話 さっさと行けって

鬼尸解が崩れて本体が現れた蘭に最後の攻撃をしようと駆け込む画眉丸と杠。

瀕死のはずの蘭は応戦してきます。

更にタンを循環させて回復しようとしているので、杠にトドメを刺すように画眉丸は促します。

しかし、杠は蘭の状態を見て、タオを武器に集めて攻撃をするだけの余力は無いだろうと言います。

 

杠は満身創痍でしたが、やりたい事をやらなければストレスで死んでしまうと言い、画眉丸の手を借りながら蘭の丹田を破壊するのでした。

やっと蘭を倒すことが出来、互いの身体の状態を確認する画眉丸と杠。

杠は大丈夫だから先に行くように画眉丸に言いますが、画眉丸が離れていき、姿が見えなくなった頃には身動きをしなくなっていました。

 

第71話 弟が世話になったなぁ

杠と離れ、仙薬を取りに行った佐切とメイを追う画眉丸でしたが、花のタオと混ざった影響が出たのか倒れて意識を失ってしまいます。

画眉丸たちと蘭が戦っていた頃、剣龍と付知と桐馬は、桃花と菊花と弔兵衛と対峙していました。

弔兵衛は桐馬に向かい、前もって話はついていると言い、直ぐに桐馬を自分の方へ誘いました。

 

兄の傍へと行く桐馬。

二人はお互い何かを企むような笑顔を見せると、桃花と菊花を切り倒すのでした。

菊花は弔兵衛に向かい、つくづく汚い生き物だと言いますが、弔兵衛と桐馬は、盗賊なら当たり前だと返すのでした。

 

第72話 もう少し付き合ってくれよ

弔兵衛と桐馬の兄弟と対峙する菊花は、二人と初めて会った時と同じで勝負はすぐにつくと言います。

しかし、闘い始めると、息の合った二人一組の攻撃に押されてしまいます。

弔兵衛はタオを使い熟し、桐馬は剣龍に指南して剣の腕が上り、穴に落とされた時に比べ強くなっているのでした。

 

桃花と対峙する剣龍と付知。

二人はタオの鍛錬が足らず、剣龍はあっという間に倒されます。

付知は向かって来た桃花を剣捌きでかわし距離を取ると、倒れていた剣龍が起き上がり、自分の名声のためにもまだ付き合えと桃花に言います。

 

第73話 楽しくなんかないよ

剣龍と付知が連携攻撃を仕掛けていきますが、タオを知覚出来ないふたりは桃花の攻撃を避けられずにまともに喰らいます。

タオが知覚出来なければ勝てないので何か策を練らないと、と言う付知に対し、折角楽しくなってきたのに水を差すなと剣龍は言います。

打ち込んで行く剣龍ですが、タオによる見えない攻撃をまともに喰らってしまいます。

 

諦めるようにと言う桃花に、千年も人間を痛ぶってきたのだから楽しいのだろうと返すと、桃花は何も楽しくなんかないと答えます。

再び攻撃を浴びせる二人に諦めるようにと言う桃花でしたが付知も剣龍も諦めるどころかとても楽しそうに見えるのでした。

 

第74話 面白くなってきやがった

ホウライに潜入する前、剣龍と付知とヌルガイの三人だけはタオが知覚出来ないでいました。

ヌルガイは諦めずに何とか頑張っていましたが、剣龍と付知は触れられないものなど分からないからと、諦めていました。

しかし、今の戦いの中、一瞬ですが剣龍は桃花のタオを感じ取り、攻撃を除けて桃花に打ち込みます。

理解したと言う剣龍ですが、すぐに吹き飛ばされてしまいます。

 

すると、付知は剣龍によく見るようにと言い、自身が桃花に打ち込んでタオを受けるのでした。

剣龍は先ほど感じた感覚は、目がまともに見えなかったからだと悟り、自分で片目をえぐり出します。

剣龍は霞んだ片目でほぼ見えない状態になると、分からなかったタオが感じ取れるようになり、桃花の攻撃を全てかわしてしまうのでした。

 

第75話 二人で十分だ

剣龍は若い頃、師匠に言われた言葉の意味が分かりませんでしたが、今ならよく分かると思います。

増やせば自分が見え難くなり、減らすとよく見えるようになる。

剣龍の攻撃は全て桃花に当たります。

しかし、相克ではないため消耗戦では負けると踏んだ付知は、桃花と相克である自身が桃花に抱き付いて回復を妨げ、その隙に丹田を斬るように剣龍に言います。

 

目がまともに見えない状態では難しいと思えたそれも、剣龍はタオを感じ取り、桃花を真っ二つにするのでした。

同じ頃、弔兵衛と桐馬に対峙していた菊花は、二人で十分だと言うと、剣龍に押され鬼尸解した桃花に俺達はやっぱり二人でなければと言うのでした。

 

第76話 おかしいかな?

桃花と菊花は他の皆と違い、二人で一人だと言われていました。

皆は竃神を怖がったりせず、傷ついても平気でしたが、桃花は竃神を怖いと思い、桃花が傷付くのが嫌だと菊花は思っていました。

皆と違うことをメイに話すと、菊花には大切に思う相手が居るからだと言います。

 

そして、ある時からリエンの様子が変わり、それぞれ与えられた使命だと修行をするようになり、ホウライの周りに住んでいた木人からタオを補給するように言われます。

いつしかメイが姿を消しても誰も何も言わず、修行が過酷になればなるほど皆の感覚はおかしくなります。

そして数百年も同じ事を繰り返し、一向に不老不死になれなくても、ただ笑っているようになったのでした。

 

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地獄楽 8巻の感想

タオを感じ取り蘭と戦った画眉丸でしたが、鬼尸解した蘭にはかないませんでした。

瀕死になった時に花のタオと融合して天仙と同じ再生能力を持つことが出来て、何とか戦えるようにはなりますが、相克の相手ではとどめを差すことは出来ません。

杠の力を借りてようやく蘭を倒す事が出来ましたが、深手を負った杠は画眉丸を先に行かせると、身動き一つしなくなりました。

 

画眉丸ほどの戦闘能力であっても、千年とタオの修行をしてきた天仙が相手ではそう簡単ではないのでしょう。

タオの量も違えば、タオの使い方も相手の方が格上なのですから…。

 

またその後、佐切とメイを追っていた画眉丸は倒れてしまいました。

それこそ付け焼刃の花のタオとの融合で身体が付いていけなかったのだと思います。

付知と剣龍は桃花と闘っていましたが、二人ともタオについては理解が追いついていないようで、桃花の攻撃をまともに浴びています。

しかし、やはり強さとタオは何かしら繋がりがあるようで、剣龍は戦いの最中にタオを感じ取れるようになりました。

とはいえ、強さを求めるために自身で目を取ってしまうとは思わなかったです。

何かにのめり込むと、それこそ見えなくなってしまうのでしょうか。

 

さて、鬼尸解に追い込んだ桃花と菊花は合体し歪な化け物になったようです。

付知と剣龍、弔兵衛と桐馬はどうなるのでしょう。

次巻へと続きます。

 

 

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