アンデッドアンラック 20巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

アンデッドアンラック 20巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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アンデッドアンラック 20巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

チカラの悲劇を防ぐため、チカラの通う高校に潜入した風子たち。

目立たず近くで守るはずが、授業では目立ち過ぎてしまった風子は、チカラと仲良くなる作戦に切り替えます。

そして、料理が得意だとチカラから弁当を差し出された風子は…。

 

アンデッドアンラック 20巻 には第170話から第178話までが収録されています。

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アンデッドアンラック 20巻のネタバレ、あらすじ

第170話 動きたいんだ

お昼の準備を忘れたという風子に、家が料亭で料理が得意だと作った弁当を差し出すチカラ。

将来は家を継ぐのかと風子が聞きますが、力のない返事が返ってきました。

チカラが本当に好きなのは料理ではなく、カメラのようですが…。

 

しかし、家業を継ぐつもりなので、高校を卒業したらカメラはキッパリと諦めるようです。

代わりにチカラは卒業アルバムの写真担当になり、体育祭や文化祭など、皆の記念になる良い写真を沢山撮影します。

 

そんなチカラですが、やはり写真が好きだからカメラの道へ進みたいと両親に話し出した時、チカラの否定能力である不動が発現します。

横断歩道の中で両親は動けなくなり、危うくトラックにひかれてしまいそうになるのでした。

 

第171話 だからボクは

否定能力が発現したチカラの不幸を防いだ風子たちは、チカラに全てを打ち明けます。

否定能力が発現してしまっては、皆に迷惑を掛けるので学校へは通えないと言ったチカラに、風子はユニオンが全力でサポートするから大丈夫だと言います。

 

能力が発現しないようにと、常に動かなければいけないチカラは、今までの様には上手く写真が撮れません。

しかし、風子はそれを見越してカメラに取付けるオートフォーカスの部品をニコに頼んでいたのでした。

 

命を助けてもらった上にカメラまで。何も返してないのに何故こんなにしてくれるのかとチカラは風子に尋ねます。

すると風子は、自分はアンラックという能力のせいで高校に通うことが出来なかったけど、チカラのおかげで今はとても楽しい経験をさせてもらっているので十分だと答えるのでした。

 

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第172話 動けたんだ

卒業式に現れなかった風子たち。

そればかりか、チカラの周りでは誰も風子たちの事を知りません。

卒業式には出ると言っていたので何かあったに違いないと、卒業式を抜け出し風子たちを探し出すチカラ。

 

そして、校舎の中でUMAと戦っている風子たちを見つけます。

あんなものと戦いながら、自分だけでなく友達や両親まで守ってくれていたのかと思ったチカラ。

チカラは、友達のために今動かなければ自分はずっと動く事はできない、と思います。

 

その時、ショーンが現れて言いました。UMAを見た上で常識か組織かを決めてもらいたいと。

風子たちは、すばしっこく動くUMAに手を焼いていました。

風子がUMAに向かい、止まれと叫ぶとUMAの動きが止まります。

そこにはカメラからUMAを覗くチカラが居るのでした。

 

第173話 今のアイツは

風子たちは円卓を囲み、クエストのパスを繰り返し、円卓の外の世界は15年進みます。

アポカリプスが、取り逃がした否定者が居るかもしれないと、風子に意地悪そうに言いますが、風子はキッパリ居ないと断言します。

何故そこまで言い切れるのかとニコが詰め寄りますが、ニコにはまともに答えず風子は出掛けてしまうのでした。

 

街角のテラスで誰かを待っている風子は、あと少し待っても来なければ諦めようと思っていました。

そこに、再会は16年後としか言わなかったから、私でなければ会えなかったでしょ。と言いながら現れたのはラトラでした。

風子は幼い頃のラトラに会い、無理やり占いをさせて否定者の居所を聞き、ライラの病の事を話していたのです。

 

ラトラは風子が何者で、これから何が起きるのかを聞きにきたのでした。

風子はラトラに以前のループの出来事を話し、不幸を回避するための手段を話すのでした。

 

第174話 白馬の王子様

ライラの病を治すために世界中を渡り歩きながら腕を磨き名医となったリップが、ライラの入院している病院に帰って来ました。

リップは担当した子ども達に迎えられ、食事が上手く取れずにいた子ども達それぞれに、不足した栄養素入の自作のキャンディーを配ります。

それから看護師にライラの部屋が変わりない事を確かめると、外に出ていきました。

 

その頃、ライラはラトラの占い通りを外に見ながら食事をしていると、白馬に乗ったリップが現れます。

リップはサプライズのつもりでしたが、ライラが事前に知っていた上にラトラに大笑いされるのでした。

ラトラの占いでリップとライラの結婚式に相応しい日を聞いたライラ。

 

ライラは、リップに病が治らなかったら自分に遠慮しないで幸せになって欲しいと言います。

リップは自分が絶対に治すと言いましたが、その時ライラの症状が急に悪くなるのでした。

しかも、ライラだけではなく病院中で同じことが起こるのでした。

 

第175話 RIP

処置室へと向うリップの前を遮り、これはUMAの仕業だと説明しようとする風子とラトラ。

しかし、リップは話は処置の後だと、その場を通り過ぎて行きます。

ライラの応急処置が終わると、次から次へと症状の悪化した患者の処置をするリップ。

 

その頃、風子はラトラの占いでUMAの居場所を探し出し、見つけた途端両断しましたが、UMAは分断されて増えただけでした。

症状が悪化した多くの患者の処置を1人でやってのけたリップ。

リップは、ただの応急処置にしか過ぎないと頭を抱えていたところに、風子とラトラがやって来ます。

 

風子は、次は更に大きな被害が出るが、それを防げるのはリップの否定能力である不治だと言います。

リップは皆を救う方法があるなら教えろと答えるのでした。

 

第176話 その為にオレは

風子に話を聞きながら、ライラとラトラに初めて会った時の事を思い出していたリップ。

風子はリップが否定能力を身に付けるだけではなく、古代遺物を装着するために足を切断しなければならないと言います。

リップは生かすための切断は何度もやってきたと快諾します。

 

UMAの出現が明日だと知ったリップは、何となくこれが最後かもしれないと思い、ライラとラトラと3人で海へ行くのでした。

子供の頃と変わらない日常を手に入れるために医者になったのだから、UMAや神など関係なく全て自分が治すと決意します。

そこへ風子からUMAが動きだしたと連絡が入り、3人は急いで病院へと向うのでした。

 

第177話 始めよう

病院の方角に漂う不穏な暗闇に近付くにつれ、ライラの症状が悪化していきます。

それでもリップは全てを救うと決め、風子とラトラの事を信じて病院へ向かいます。

リップたちが病院に到着すると、風子はリップに構わずライラの治療をするように言います。

それがリップの能力発現のきっかけだからと。

 

姿を現したUMAシックの人が苦しむ姿を喜ぶ様に怒りながらも、リップの能力発現のために治療に専念するようにと風子に言われ、手術室へと向かいます。

ラトラが手術の成功を占いリップが手術を始めようとした時、ショーンの能力で姿を消していたチカラが、能力でリップを止めます。

 

リップの否定能力が発現したのです。

すると友才が、道を選ぶのはあくまで自分だとリップに言います。

すると手術室の外では、ユニオンのメンバーが次々と集まってくるのでした。

 

第178話 その傷は

平穏か戦いか選ばなければならない。

しかも、戦うためには足を切断して古代遺物を付けなければいけない。

本当に足を切るつもりなのかと聞くラトラに、リップは進むために足を失うんだと答えます。

すると、じゃぁ私も進むとラトラは言います。

 

ユニオンのメンバーが集まったところで、その場はメンバーに任せて風子はリップたちの所へ行きます。

UMAシックが動き始めたので、ユニオンのメンバーはUMAシックに向い、次々と攻撃を仕掛けていきます。

しかし、マスタールールというUMAの中でもとても強い相手なだけあり、全く攻撃が通じません。

 

逆にユニオンのメンバーたちは次々とUMAシックの攻撃を受けてしまいました。

ジーナが捕らえられ、命を吸い取られそうになった時、風子の不運弾がUMAシックの腕を貫きます。

そして、現れたリップとラトラの攻撃がUMAシックの腕を切り取るのでした。

 

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アンデッドアンラック 20巻の感想

チカラの不幸を防ぐために、チカラの通う学校へ潜入していたユニオンメンバー。

特に、否定能力のために高校へ通うことが出来なかった風子にとっては、とても楽しい経験をさせてもらっていた様子です。

そのため、能力を発現したチカラをユニオンに誘うよりも、チカラには学校生活とそれからの日常を普通に送って欲しいと思っていたようです。

前のループでは、能力のせいで両親を失い自身は競売に掛けられていたチカラを救出した風子だったので、その時の不幸を何としても防ぎたかったのでしょう。

 

そんなチカラでしたが、自分や両親、友達までも不幸から守ってくれていたと知ると、風子たちの力になるために自分からユニオンへ加入することにしました。

自分の力がみんなの役に立つのならと思ったのでしょう。

 

その後、風子はクエストのパスを繰り返し、15年後の世界へと進めます。

何故、15年も飛ばしたのかというと、リップとラトラの能力開花を待っていた様です。

しかも、占いなど始めていたかどうかも分からない少女のラトラに会い、15年の間の否定者の出現を占わせていたというのです。

どこまでもお人よしというか何というか…。

もし外れていたらということは微塵も考えていなかったようですね。

 

そして、成長したラトラに会い、リップとラトラ、ライラにこれから何が起きるのか、そしてその回避方法を教えます。

風子としては、何としてもリップとラトラに起こる不幸を防ぎながら前のループの時にアンダーに居た二人を、始めからユニオンのメンバーとして加えたかったようです。

 

斯くして、リップたちの否定能力開花の前に現れたUMAシック。

通常とは違うUMAを前に太刀打ちできないユニオンのメンバーに、一石を放ったリップとラトラ。

二人の否定能力をもってUMAシックに反撃が始まります。

そして、ライラの運命は…。

次巻でのお楽しみです。

 

 

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