薬屋のひとりごと 13巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
壬氏を狙った何者かの狙撃…、その犯人の狙いは一体なんだったのか?
また壬氏の秘密を知ってしまった猫猫は彼に何を思うのか?
そして年季の明ける小蘭の今後の相談を受ける事になってしまう猫猫は…。
薬屋のひとりごと 13巻には第64話から第68話が収録されています。
薬屋のひとりごと 13巻のネタバレ、あらすじ
第64話 覆面の御方
壬氏と猫猫は一緒に参加した狩りで飛発による襲撃を受けてしまう。
茂みの中で怪しい人影が蠢いていました・・・。
アレが見つかるわけがないと必死になって探す男の後ろから猫猫は、コレを探しているのかと訊ねてきます。
猫猫が持っていた男の探す代物。
慌てて取り返そうとするもすぐさま李白によって抑え付けられてしまいます。
李白が連れていた犬が男に吠える中で猫猫は、男が必死になって探していた代物・・・、飛発(フェイファ)を取り出します。
先程、李白の犬が見つけたそれは埋められた木箱の中に、3丁と丁寧に仕舞われていたソレは、西方の最新型の飛発だったのです。
火縄と違い金属の部分で着火するソレは、今までに見たことのない仕組みでした。
一体、どこから仕入れたのでしょうか?
第65話 湯殿
今日も洗濯日和の中で猫猫は小蘭と一緒に仕事に励んでいました。
そんな中で下女の年季が明けたら、何処か言い働き口はないかと訊ねられてしまいます。
家の事情で小蘭は後宮で働いていました…。
年季が明けてしまっても親に売られた小蘭には実家に戻る事は難しく、新しい働き口を探さなければなりません。
相談を受けた猫猫は一応、つてはあると、緑青館を考えますが、流石に小蘭を妓女にするのはどうかと悩みます。
素直で聞き分けの良い性格をしている小蘭なら躾けやすいと、やり手婆が喜びそうな人材ではあるも…、危険な妓女の世界を紹介するのはどうかと悩みます。
壬氏かやぶ医者に相談すべきかと悩む中で、何をしているのかと子翠が訊ねます。
どこか言い働き口がないかと訊ねてくる小蘭の問いに子翠は、良いところがあると指さします。
そこはなんと大浴場でした。
第66話 赤羽
大浴場は後宮に人が増えた事で建設された施設でした。
流行病防止や下女が妃や侍女から折檻を受けていないかの確認など、重要な役割を担う場所でもあり、つてを作るにはうってつけの場所でもありました。
帝のお手つきになっていない妃が気楽に立ち寄り、入浴のお世話をする事で気に入られ、贔屓にされたら年季明けに引き抜かれる可能性もあるとの事。
そんな望みを掛けて大浴場で勤めを考える子翠。
新しく翡翠宮に務める事になった玉葉妃の関係者である白羽、黒羽、赤羽の三姉妹の赤羽も誘い、大浴場で一緒に妃の世話をする事になります。
賑やかな作業の中で猫猫は偶然に大浴場に訪れた里樹妃を見つけます。
なんで上級妃がここにと、訊ねる猫猫の問いに彼女の侍女頭が言います。
幽霊が出ると。
専用の風呂があるのに自分の宮を恐れる幽霊とは?
またもや騒動に巻き込まれてしまいます。
第67話 踊る幽霊
里樹妃の住む金剛宮に幽霊が出ると言われ、壬氏と共に向かう事になった猫猫。
早速に見ればいつもの通りに里樹妃に対する扱いが酷いと、年下である彼女に敬意を払っていない侍女達や、また元侍女頭などの辛辣な態度に壬氏がそれとなく受け流します。
壬氏の笑みに調子を良くする元侍女頭を尻目に、里樹妃から幽霊に関しての情報を聞いてみます。
湯浴みの時に帷(とばり)が揺れ、その隙間から人の顔が見えたとの事。
はたしてその幽霊の正体は?
第68話 噂の宦官と氷菓
秘密を知った猫猫をどうすべきかと悩んでいた壬氏。
彼女を引き込もうとするのは簡単でしたが、そうすれば彼女の父親である羅漢を巻き込んでしまう事になります。
安易に動かす事の出来ない猫猫の立場に悩んでいたそんな時に、彼女の友達である小蘭が楼蘭妃の所望した氷を割ってしまったのです。
上級妃の氷を割ってしまったと青ざめてしまう小蘭。
彼女を救うために壬氏に調理場を借りれないかと尋ねる猫猫。
そんな彼女に壬氏はある条件を付け加えます。
はたしてその条件とは?
薬屋のひとりごと 13巻の感想
薬屋のひとりごとも遂に第13巻を迎えましたね。
壬氏の秘密を知ってしまった猫猫。
宦官の筈の彼が男性だった事を知った彼女が、徐々に彼の隠された秘密に迫ってきていますね。
宦官と思っていた筈の彼が男性機能を持っていると知り、気まずい反応を見せていく猫猫…。
いつもとは違う彼女の装いの戸惑いがぎこちなく面白かったです。
男性に対しての応対なども妓女の世界で学んでいたはずの猫猫ですが、いざとなれば中々に受け入れがたいモノがあるみたいですね。
そんな猫猫と壬氏の関係も然る事ながら、今回はサービス界の多い内容でした。
特に今回はお風呂回と猫猫と小蘭と子翠の入浴は眼福でしたね。
そして新しく登場した赤羽と黒羽に白羽の三人姉妹ときれいどころも満載となっています。
しかも中々のご立派様と、今回のお風呂回は実に良い見どころでした。
さてそんな中で里樹妃の受難がまた目立ちましたね。
彼女の恵まれない環境がもう少し恵まれたらと思います。
なんでこうも里樹妃って苛められてしまうんでしょうか?
あの侍女共に罰が当たるようにと願っていたら、壬氏が見事に返り討ちにしてくれたのが最高でしたね。
いざという時にはちゃんと決めてくれる壬氏様と、彼の面目躍如と言ったところでしょうか?
今後の猫猫との関係も上手くいって欲しいところです。
次回はどうなっていくのかと、注目の多い薬屋のひとりごと。
アニメの方は終わり、寂しいですが、コミックスを追い掛けて行きたいですね!
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