クイーンズ・クオリティ 14巻のネタバレ、あらすじと感想

少女
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クイーンズ・クオリティ 14巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

心に巣食う悪意と病(ムシ)を退治して、汚れを掃う不思議な掃除屋を家業とする堀北家。

朱雀の力によって、アタルの精神だけを強制的にウチガワに連れ去られてしまう。

 

目の前で起きた出来事を止めることができず、自分を責める玖太郎と文。

気を取り直してアタルを救うべく、貴也が考えた対朱雀への対策とは。

果たしてアタルを無事に連れ戻すことができるのだろうか。

その中で新しく出てくる朱雀やヘビについての謎など、物語は大きな動きを見せる。

 

前作「QQスイーパー」からの新章続編となっている。

 「クイーンズ・クオリティ」 14巻には第62話から第65話が収録されています。

 

クイーンズ・クオリティ 14巻のネタバレ、あらすじ

第62話 連れ去られたアタル

突然、精神を抜かれウチガワに連れ去られたことで、意識を無くしたアタル。

アタルのもとに駆け寄った文の前に、「銀のウミヘビ」と一緒にいた、朱雀の「柳」が現れる。

柳を前に、あの時の恐怖からなのか、文の体はひどくおびえ震えが止まらなくなる。

それを見た柳は、文の精神も抜いて奪おうとするが、玖太郎がヘビの力で守る。

 

どうやら、ヘビの贄の精神を強制的に抜くことはできないようだった。

柳は、朱雀と玄武で「アタルの命」を賭けて助けることができるかゲームをしようと話し、その場を去る。

ひとまず病院に運ばれたアタルは、怪我はないが精神を抜かれたため、昏睡状態で入院することになる。

 

普段、掃除屋は精神だけでウチガワに入っているが、必ず逑(つれあい)がいて体も精神も管理されている。

それが一人で強制的にウチガワに入ってしまうと、自分がどこにいるのか何者なのかどこに還るべきなのか分からなくなり、自己が融解して死んでしまうという。

アタルを守れなかったことを自分のせいと悔やむ玖太郎と文だったが、貴也に励まされて気持ちを切り替える。

 

そこで場面が変わり、文の心間に白猫がいて、文が柳を見て心を乱すことには理由があるという。

意味深なシーン出てくるが、それについて語られることはない。

 

食事会が終わっても、アタルのことが心配で待っていたほかの玄武の面々や青龍の面々も、アタル救出に協力するという。

アタルを助けようにも、朱雀の人の精神を強制的に抜く力が厄介である。その対策に貴也からとある案が出される。

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第63話 対朱雀対策とは

ウチガワに入った玄武と青龍の面々。

そこから、睦の音を奏でる力と音を聞き分ける力でアタルがいるであろう朱雀のヘビである銀のウミヘビを探しだす。

 

一方、アタルは銀のウミヘビ、柳、セイラの元で捕らえられていた。

死ぬ一歩手前まで弱っているアタルは、早く自分を殺せというが柳は殺さない。

それどころか、アタルが死に際になっても生きたい思っていること、そして自分の感情に驚いていることを言い当てる。

 そんなアタルを手放すのは惜しいと思ったという柳は、その場をセイラに託し、銀のウミヘビとどこかへ行ってしまう。

 

残ったセイラは、アタルに私の贄になれというが、どんなに攻撃されても殴られてもアタルは拒み続ける。

玄武が助けにくることをどこかで信じているアタルに、セイラはこの心間は特殊だから玄武は来ることはないとあざ笑う。

 

玄武は睦の力で侵入に成功しまず先代、貴也、ほか玄武の数名が、朱雀のイノウエとツバサという二人の前に現れる。

この二人の前に出たのは、アタルに向いた朱雀の意識をずらすことが狙いであった。

 玄武の侵入の気配を察したセイラは信じられないとうろたえる。

 

イノウエはアタルのように貴也たちの精神を奪おうとするが、うまくいかない。

貴也が考えたとある対策とは、全員が玖太郎の贄になり、ヘビの力で精神を連れ去られないようにするというものだったのだ。

第64話 瀕死のアタル

朱雀と戦うために、全員が玖太郎のヘビの贄になったということに驚くイノウエ。

ふざけるなと、ツバサが攻撃を仕掛けてくるが玄武の面々が迎え撃つ。

みんなを贄にした玖太郎だったが、ヘビと取引してみんなをヘビの力で守るけど養分にしないようにと話していた。ヘビへの見返りは玖太郎の精神であった。

 

ツバサたちとの戦いは玄武の数名に任せて、玖太郎達はそのままアタルのもとに向かう。

セイラがやられても仕方ないかという様子のイノウエとツバサ。

朱雀の仲間意識は薄く、贄以外の意識があるほかのメンバーはいない様子。

 

この状況に焦るセイラは、なんとか大量の贄で迎え撃とうとするが、蘭丸達が瞬殺する。

その隙にアタルの目の前にきた玖太郎。アタルはせっかく来てくれたのにもう無理かもというボロボロの瀕死状態であった。

 それを笑ってみているセイラに怒りマックスの文は、セイラを玖太郎とヘビとの特別な心間に連れ去る。

 

完全に弱り切っているアタル。玖太郎は自分の贄になれば、ヘビの力で助かることができるという。

 アタルは憎まれ口を言いながらも、玖太郎に一生ついていくと誓い贄となるのだった。 

第65話 怪しい仮面の少女

贄になって復活したアタルは、贄が心酔する気持ちが分かるというが、玖太郎もヘビもどちらも疑い続けてほしいと話す。

贄になると眠気が襲ってくることからそこでアタルは眠る。

 

そのころ文はセイラから話を聞いて、ヘビをはがせそうならはがそうとしていた。

この状況から万事うまくいったと、睦はみんなの帰り道を作る。

 

各々が戦う中、貴也と先代の前に柳と仮面をつけた少女?が現れる。

そこで柳は朱雀に当主などはいなくて、長年の願いが叶いそう。みんなが一つになると話す。

 おかしな雰囲気を放つ柳と少女から離れようとする先代と貴也に、柳は少女を紹介しようとする。

突如現れた白猫が、その少女は危険だ、離れろとすごい形相で止める。

 

ここでシーンは変わり、睦と紘一の力で全員帰路につく。

そのあとで、ツバサがセイラの気配が消えていることに気が付き、さらに「k」が起きているといっていることから、仮面の少女が「k」?という新たな謎が出てくる。

 

文が心間でセイラと話すが特に手掛かりは得られない。

それどころか、玖太郎のヘビによって、セイラはヘビ憑きではなく贄であることが分かる。

それでも自分は特別だというセイラだったが、ヘビはもう用がないとセイラを帰す。

ヘビは文に早く玖太郎のもとに帰って、贄としての務めを話すように言う。

贄を喰わないという玖太郎は、ヘビの力の代償の分だけ精神を吸い上げられ、いつまでもつのかは文次第なのだった。

 

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クイーンズ・クオリティ 14巻の感想

精神を抜かれたアタルを助けることを中心に物語が進んでいく。

アタルは朱雀が絡んでいたとみられる施設で育ち、ムシ遣いとして利用され柳を兄と思いこまされていた。

さらに姉と思わされていたヒトエもおそらく柳に殺されている。因縁の相手でもある。

 ただでさえ自分がヘビ憑きや贄だったのではと不安だったのに捕まって、可哀想な立ち回りのキャラである印象がより強くなった。

 

アタルの救出で初めて朱雀のメンバーがきちんと登場する。

ただ、描かれている割には朱雀について分かったことは少ない。

 新しく出てきた仮面の少女や「k」が気になるキーワードである。

 

あとは肝心なシーンで一コマ二コマ程度ではあるが、ちょくちょく出てくる白猫が何かのキーであるように思う。

少女漫画要素が少なくてシリアスなシーンが多くなっているからか、アタルが玖太郎の贄になるシーンがBLっぽくじっくり描かれていて好きな人は好きなシーンだと思う。

しばらくシリアスが続いたので、ほっこりした人間模様が描かれることに期待したい。

 

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