聖女の魔力は万能です 9巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
クラウスナー領から王都へ戻ってきたセイ。
暫くは魔物討伐要請に応え、あちこちへと忙しく奔走の日々。
そして、スランタニア王国で見つかった黒い沼は全て浄化できた様子。
そんな中、聖女のお披露目会を行うことに…。
聖女の魔力は万能です 9巻には、第36話から第38話が収録されています。
聖女の魔力は万能です 9巻のネタバレ、あらすじ
第36話 お披露目会
クラウスナー領から王都に戻って来てから3ヶ月。セイの元に王都から使者がやって来ました。
魔物の出現が落ち着いてきたところで社交シーズンに合わせて、聖女のお披露目会を行うというのです。
ここ数年は魔物の出現で自粛していましたが、騒ぎが落ち着いたので盛大に行われることに…。
お披露目会の後に舞踏会が行われセイが主役となるのは間違いありません。
出来れば目立ちたくないと思うセイに、研究所所長のヨハンは、自分やホークが側に居るので安心しろと言います。
その後、第3騎士団へ赴いたセイはホークから舞踏会のエスコートの申し出があり、とても喜びながらお願いするのでした。
お披露目会当日、多くの来賓の前で緊張してしまったセイでしたが、辺りに見知った顔が見えたことで緊張が解れ、無事に終えることが出来ました。
お披露目会が終わり部屋へと戻ったセイの元に、リズとスランタニア王国の第二王子であるレインが訪れるのでした。
第37話 舞踏会
お披露目会の後、リズたちと楽しく過ごした時間はあっという間に過ぎ、舞踏会の時間となりました。
セイを迎えに来たホークは、舞踏会用にドレスアップしたセイに見惚れてしまい、思わず止まってしまいます。
セイもホークの晴れ姿を褒めようとしますが、上手く言葉が出ずにいます。
すると、ホークが揶揄いながらセイの思っていることと、礼を自分から口に出して言います。
舞踏会が始まり緊張気味のセイを、ホークが上手くリードすることで最初のダンスを無事に終えるのでした。
次はヨハンにセイの相手をするようにと言うホーク。
ヨハンは最初は遠慮しますが、セイと踊りたいと思う貴族たちからセイを守ろうと、ヨハンはセイの手を取るのでした。
セイのために援軍を呼びに行ったというホーク。
ヨハンとの踊りが終わる頃には、ドレベスとホーク副師団長が応援に来てくれていました。
おかげで舞踏会は無事にやり過ごすことが出来たセイ。
第37.5話 通達
お披露目会の数ヶ月前のこと。
御前会議においてセイのお披露目会と舞踏会を行うことに合わせ、聖女様への社交に関するもの全てを王宮が取り纏めると通達がありました。
会議の後、軍務大臣でアルベルト・ホークの兄ヨーゼスは、リズの父であるローデリヒに呼び止められます。
舞踏会で聖女様のお相手に関する事、ホーク家がお相手を選ぶことは聖女様に一任されている。と話すことで、接触の機会がない貴族たちの気持ちを和らげようという狙いのようです。
王都のホーク邸では、ヨーゼスがエアハルトとアルベルトを呼び出し、舞踏会での聖女様のお相手の立候補の話しをします。
聖女様とお近づきになりたい家が多数立候補してくるだろうが、第一候補であるホーク家からアルベルトが立候補する。
舞踏会ではエアハルトやドレヴェス師団長がセイの周りを固めセイを守ることで話しがつきました。
薬物研究所所長ヨハンの家では、ヨハンが舞踏会で踊るために練習をしていると聞きつけたヨハンの兄が訪れ、ヨハンもセイと見合いをしたらどうかと言ってきます。
しかし、ヨハンはアルベルトの邪魔はしたくないと、キッパリと断るのでした。
第38話 第一騎士団
魔物の討伐が落着き、お披露目会も終わったことで、暫くは穏やかに過ごせると思っていたセイでしたが、王宮より呼び出しが掛かり、第一騎士団との魔物の討伐の要請が入ります。
第二、第三騎士団とは違ってセイとは接触がなかったからと、第一騎士団側から強く要望があったとのことで、王様も困りながら頼んできたものでした。
第一騎士団に同行したセイ。
討伐そのものは大変ではなかったものの、途中の休憩では第一騎士団の騎士たちが、入れ代わり立ち代わりセイの元に訪れ、お見合い状態になり、精神的に疲れるセイでした。
討伐から戻ったセイは休みを貰い、いつものように薬草の世話をしていると、遠征から戻ったアルベルトがやって来ました。
二人で楽しく話しているとヨハンが現れ、王宮から急な呼び出しがあったと告げるのでした。
王宮へ向かったセイとアルベルト。
遠方の領地から騎士団の派遣要請があり、内容から黒い沼の出現の可能性があるとのことでした。
そして、遠征先は聞き覚えのある名の領地だったのです。
聖女の魔力は万能です 9巻の感想
魔物が多く出現したスランタニアで行われた聖女召喚の儀。
それによって現代日本から異世界へと召喚されたセイ。
聖女の魔法を覚醒したセイの活躍でスランタニアの魔物出現は落ち着きをみせ、舞踏会シーズンに合わせてお披露目会をすることになりました。
魔物討伐で忙しかったことや、国の中で魔物が多数出現していてる中では、とても華やかな催しなど行える状態ではなかったとはいえ、今更感もあったでしょう。
しかし、始めから聖女です。と紹介しておいて、魔物の出現を抑えることが出来なかった場合、失敗でしたとも言い難いです。
やはり、魔物が落ち着いてから盛大に行った方が正解のように思えます。
加えて、薬物研究所で仕事をする傍ら王宮で教養も身に着けたことで、舞踏会も無事にやり過ごすことが出来た様に思われました。
それに、セイに関わってきたアルベルトを筆頭に、ヨハンやドレヴェス、エアハルト。
そして国王までがセイの事を考えて、なるべくセイの趣く方へと動いたのですから、ただの聖女ではなくセイという一個人の魅力がそのようにさせたのではないでしょうか。
ようやく落ち着いたセイでしたが、王宮より急な呼び出しがあります。
その内容はどうやら魔物討伐と黒い沼の浄化の様です。
しかも要請が来た領地は聞き覚えのある名の領地の様です。
果たしてそこは何処なのでしょうか…。
聖女の魔力は万能です 9巻は無料試し読みすることができます。
ebookjapanで無料試し読みができるのでぜひ読んでみてください。
※気に入ればクーポンでお得に買える!
単行本で読みたい方はこちらがお勧め!
↓↓↓
【TSUTAYAコミックレンタル】はこちら>>
fam8