マッシュル MASHLE 3巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
アベル・ウォーカー率いる七魔牙(マギア・ルプス)とコインを賭けた決闘をする事になったマッシュ・バーンデッド。
フィン、ランス、ドットと共に容易ならざる相手に苦戦を強いられてしまう。
そしてアベルの腹心であるアビス・レイザーに、マッシュの秘密がバレてしまう事に!!
魔力無しと見抜かれ、神格者の資格を剥奪されてしまうのか?
マッシュル -MASHLE- 3巻には第18話から第26話が収録されています。
マッシュル MASHLE 3巻のネタバレ、あらすじ
第18話 マッシュ・バーンデッドと魔法の秤
七魔牙と対立する事になったマッシュ。
それに呼応するかの様にレアン寮が動き出し、金のコインを独占と乱獲に動き、いつ襲ってくるかもしれないと、ランスにドットは臨戦態勢とまるで気が抜けません。
しかしそんな最中において、これまでの問題行動の罰として、フクロウ小屋の掃除を言い渡されてしまいます。
こんな事をしている場合ではと、快調なスタートを切れなかったマッシュに、七魔牙のレアン寮生オロル・アンドリューとアンサー・シンリが刺客として忍び寄っていました。
コインを巡る戦いは既に始まっていたのです。
第19話 マッシュ・バーンデッドと手裏剣の魔法使い
フクロウ小屋の掃除を真面目にしていたマッシュと、その手伝いに訪れていたランスの前に、突如として現れた七魔牙の刺客オロル・アンドリューとアンサー・シンリ。
マッシュを液状化した地面に引き込み、サメに変身し自由の利かない地面の中で襲い掛かるオロルに、ランスに向かって投擲武器を自在に操り追いつめてくるアンサー。
二人の強敵を前に、マッシュ達は勝利を得る事が出来るのでしょうか?
第20話 マッシュ・バーンデッドと仮面の魔法使い
溶解する地面へと落ちてしまったマッシュ。
身動きの取れない粘つく地中の中に沈んでいく中で、勝利を確信していたオロル。
しかしマッシュは沈む土中において動揺する事なくにあっさりと適応してしまい、人間とは思えない超人的な泳ぎを見せてオロルを圧倒させてしまいます。
これではとオロルは切り札である強化魔法を使用しようとしますが、マッシュの無軌道な泳ぎに巻き込まれてしまい、強烈な一撃を喰らわされてしまいます。
ランスもアンサーを打ち倒し七魔牙に勝てるかもしれないと希望を抱く中で、前に現れた仮面の男。
ただならぬ殺気を放つ相手に、ランスは先制攻撃を仕掛けますが、魔法が発動しないと、信じられない事が起きてしまいます。
はたしてこの仮面の男の能力はいったい?
第21話 マッシュ・バーンデッドとシュークリームのお守り
七魔牙との今後の事を真剣に考えていたランス。
容易ならない相手ゆえに、こちらから襲撃を行うべきだと言うランスの言葉に、シュークリーム作りに夢中なマッシュと、相も変わらずにマイペースでした。
そんな中でレモンがトム先輩が大変だと知らせにきます。
トム先輩は憔悴し、何者かにどこかへと閉じ込められ、魔法を使えなくされてしまった事や、そして自分と同じようにアドラ寮の寮生全てが同じ異常状態へと追い込まれていた事などをマッシュに告げます。
ランスは七魔牙がついに全面対決に動いたと警戒します。
底の知れないアベルとその配下達。
決戦はゆっくりと近づいていました。
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第22話 マッシュ・バーンデッドといばらの魔法使い
七魔牙によって人形に変えられてしまったレモンを救うべくに、校内にあるアジトへと足を踏み入れたマッシュ達。
長い階段を降り、ようやくに到着したそこは、円形の闘技場でした。
かつてこの学校に備えられた、忘れ去られた決闘場と、嬉々として説明するシュエン・ゲツクを前に、ドットは怒りを露にし、彼に挑みかかります。
イケメンでしかもファンクラブがあると、絶対に許せない悪だと、嫉妬の炎を燃やすドット。
私怨が入り混じる彼は、勝者となる事が出来るのでしょうか?
第23話 マッシュ・バーンデッドと狼の魔法使いたち
マッシュ達が七魔牙と対立していた頃、ウォールバーグ校長は魔法局へと訪れていました。
局長から詫びをされてしまうも、自分が呼ばれた事の経緯をあらかじめに予測していた校長は、沈痛な面持ちで訊ね、それに応える様に局長は告げます。
凶悪死刑囚を拘束していた監獄から、6名の死刑囚が脱獄した事を告げ、その手引きをしたのが無邪気な淵源と呼ばれるテロ組織が関わっている事を校長は知ります。
そんな一大事の中で、七魔牙といまだに対立していたマッシュ達は、分散させられてしまい、マッシュ、ランス、ドット、フィンは、それぞれに七魔牙の幹部と対峙する事となります。
神格者のコインを巡る戦いと、そして巨悪な組織の悪意が静かに蠢くと、マッシュの望む平和は遠そうです。
第24話 マッシュ・バーンデッドと泥の魔法使い
第三魔牙のワース・マドルと対峙する事になったランス。
重力魔法で速攻で決着をつけようとするも、泥の魔法の使い手であるワースの攻撃に苦戦を強いられてしまいます。
重力で押さえつけても、地面を泥土に変えられてしまい、地中へと潜り込まれてしまうと、ダメージを与えにくい相手に苦戦を強いられるランス。
しかし実力を評価するワースは、ランスを七魔牙に引き入れようと誘ってきます。
優秀な人間は優秀な人間の中にいなければ腐ってしまうと、見下した持論を語るワースに、ランスは静かに怒りを疼かせていました。
第25話 マッシュ・バーンデッドと高等魔法
ワースはランスの底知れぬ強さに戦慄していました。
自分は生まれついてから最も優れていると自負し、名門の一族に生まれ、家族もエリートであり、また自分も優秀だからこそ七魔牙に選ばれたのだと、そう信じていた信念。
それが歪みそうな中で、ワースはランスに対して敵対心を沸かせていました。
負けるわけにはいかないと、魔力を増幅させる濃縮液を使用し、ランスを圧倒させようとするワース。
価値ある人間なのだと証明するワースの捨て身の攻撃に、ランスは勝つ事が出来るのでしょうか?
第26話 マッシュ・バーンデッドと加速の魔法使い
仮面の男と対峙する事になったマッシュ。
身体力を使った蹴りや拳の連打を叩き込むも、寸前で躱していく仮面の男。
力の流れを自在に操る能力を駆使し、マッシュを翻弄するも、まったくに戦意を失わない彼に、仮面の男はあるモノを見せます。
それは拘束されて、魔力を吸われていたレモンの姿でした。
魔力を失う事がどれだけの災厄になるかと、脅しにかかる仮面の男に、マッシュは静かに闘志を燃やし始めます。
マッシュル MASHLE 3巻の感想
七魔牙との全面対決に、新たなる敵の存在と、盛り上がりを見せるマッシュル-MASHLE- 3巻は、シリアスな雰囲気でバトルな状態と、珍しく物語が熱く進んでいきます。
七魔牙の面々との全面戦争と、マッシュと共に戦うランスにトッドと、おまけのフィン。
往年のジャンプ漫画みたく王道な展開で進んでいくのですが、マッシュは相も変わらずにマイペース。
ランスは相も変わらずにシスコンで、トッドはイケメンには容赦ないしと、シリアスを所々に殺していきます。
そんなシリアスブレイカー達の戦いは、七魔牙の刺客を苦戦しながらも倒していくのですが・・。
エリート意識のある嫌な連中かと思いきや、それぞれに何かを抱えている様子と、どこか憎めない演出も見どころとなります。
魔法バトルもさることながらに、マッシュの肉体のみを使った戦闘シーンなども必見で、圧倒的なバトルシーンは見逃しの出来ない連続と、七魔牙とマッシュの戦いの行方が気になっていきます。
そして今回、新たにその存在が明らかになった無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)と呼ばれる組織の登場。
七魔牙の設定よりも濃そうな組織名に、ただならぬ雰囲気と、マッシュに今後どのように関わっていくのかと、見逃し注意な展開にも期待です。
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