アンデッドアンラック 21巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
古代遺物ブレードランナーを装着するには足を切断しなければならない。
ラトラは片方を自分に付けて一緒に進むのだとリップに迫ります。
反対するリップに、妹のためにリップ一人ではなく、自分も一緒に戦うのだと…。
アンデッドアンラック 21巻 には第179話から第187話までが収録されています。
アンデッドアンラック 21巻のネタバレ、あらすじ
第179話 TRUST
古代遺物を装着するために足を切断しなければならない。
一人で背負い込もうとするリップに対し、ラトラは自分も一緒に進むために、片方は自分が着けると言います。
古代遺物は心の強さに反応して威力が増すので、お互いに着けた方がいいかもしれない。とそこに現れた風子が言います。
UMAシックは病を力にしているので、必ずラトラに辿り着いてしまう。ならばライラが許可してくれるのならUMAシックの前に行き、ライラを狙ってくる隙をついて倒すと言った風子。
ライラは皆で一緒に戦うと承諾します。
戦いの場に出たライラを狙ってきたUMAシックの動きを、不可視と不動の連携で止め、そこを狙ってリップとラトラが古代遺物ブレードランナーでUMAシックを真っ二つにするのでした。
第180話 悪ぃな
真っ二つにしたUMAシックですが、コアを破壊していないためまだ終わった訳ではありません。
すかさず風子は皆に指示を出し、ライラの手術を続行します。
UMAシックを抑え込むことは出来ても、病院の建物が崩れ始めため、ジーナがライラの病気を不変で止めるだけでなく、建物の崩壊も防ぐために力を分散させます。
その隙を突かれUMAシックが風子を攻撃し、切れた髪の毛がリップに触れます。
すると風子の不運が発動し、上空から隕石が落ちてくるのが見えます。
どうすればこの窮地を逃れられるのか?風子は考えられること全てを皆に指示しますが、それでも防げるのかは分かりません。
その時、聞き覚えのある音が聞こえると、腕だけがUMAシックを抑え込み、その腕からアンディが再生します。
しかし、これは分身だから一分と保たない。とアンディは言います。
第181話 一分
200年以上も探し続けたのに見つからなかったアンディ。
多分この世界ではなく、そしてそこから動けない理由があるのだと、分身として現れたことからアンディの居場所を分析した風子。
しかし、今はUMAシックと堕ちてくる隕石を何とかしないといけません。
風子はアンディにUMAシックを倒すことと堕ちてくる隕石の対処を頼み、自身はライラの手術に専念します。
アンディは切離した腕でチカラの両目を開けUMAシックを動けなくすると、コアを探す時間がないからそのまま圧し潰すつもりで、不抜と不壊と不変を組合せてUMAシックを固定します。
そして、地面へと押し続けましたが不死はアンフェアだとUMAムーブがUMAシックを逃がします。
手術を終えた風子はアンディに不運を付与すると、分身が消えかかり頭だけになったアンディをリップとラトラが隕石を目掛けて蹴ります。
すると、アンディを目掛けて彗星が来たことで隕石もろとも飛ばされて窮地を脱することが出来たのでした。
第182話 黒点
アンディの居場所の手掛かりがあるかもしれないとUMAシックを逃がために開けた穴に向って風子は飛び込みます。
飛び込んだ先で視界に入ったものを見た風子は凶弾をそこに居た全てのものに向けて撃ちます。
しかし、弾はそれらの眼の前で止まって落ちてしまいます。
風子たちが使う円卓に似たテーブルに座っていたのはUMAの上位十理たちでした。
風子は、UMAムーブの気まぐれで何時戻されるかも分からないので、何か情報がないかと辺りを見廻します。
すると、第一席に座っていたものが風子の目の前にやって来て、返り討ちにあうかもしれないのに何故攻撃したのかと問います。
風子は下位のUMAシックでさえあんなに強いのに、なかなか攻めて来ないのは理由があるからだと思い、やり得だから撃ったのだと答えます。
その答えが気に入ったらしく第一席のそれは風子の質問にひとつだけ答えてあげようと言います。
ならばと風子はアンディの居場所を聞きます。
すると第一席は、そのアンディが邪魔をしてくれているおかげで自分たちは出られないのだと言い、自分たちは太陽に居て、不死が魂で自分たちを抑えているのだと答えるのでした。
第183話 3人で
結婚式場では、花婿と花嫁の登場を待っているジーナたちが、リップがライラとラトラのどちらを選ぶのだろうと予想しています。
その頃、リップは控室で、アンディと風子の連携が凄い事や、初対面なのにそうは感じないアンディと風子はループによるものだとあらためて感じたことを話しながら、結婚式の準備をしていました。
式場に行くリップに、風子は相手はどうするのかと尋ねると、リップが見せてくれたものに納得し喜びます。
式場で花婿を待っていたのはライラでした。
リップはライラを選んだのだろうと思っていたところにリップが現れますが、ブレードランナーでつながれ花嫁ドレスを着たラトラを引っ張って来ました。
何を考えているのかと怒るラトラに、ずっと3人で幸せになろうとリップは言いながら結婚指輪を二人にはめるのでした。
風子たちのおかげで幸せを掴めたので、仲間に入れてほしいとリップとラトラとライラの3人がユニオンに加わります。
次のミッションは太陽にいるアンディに話しを聞きに行くために不燃の否定者を探すことになります。
第184話 バンカラ
ニューヨークで屋台ラーメンの行列に並ぶ風子たち。
不燃を探すためにニューヨークまで来たのに、長い行列に並ばずハンバーガーでも食べればいいじゃないかと言うニコに、風子はとても懐かしい匂いがするのだと言います。
ようやく座ることが出来た風子は何かを確信しながらラーメンを注文します。
ラーメンの旨さに唸るニコたちでしたが、風子はラーメンを作った者が否定者不燃になる円陣だとニコたちに説明した後、円陣の今のラーメンには何か一味足りないと円陣に言います。
すると風子を見た円陣は驚きながら後退りをし、伝説の赤ニットだと言います。
ラーメン界では風子の事が伝説となっているらしいのです。
前のループの時に食べたあの味を円陣に伝えなければならない。
そう言って風子は、味でラーメン勝負をすることを円陣に提案しました。
第185話 おあがりよ
最高の一杯のラーメン勝負をすることになった風子と円陣。
円陣を仲間にするために、今の円陣の作るラーメンに足りないものを、風子たちが作って味で分かってもらうための勝負ですが、ラーメンに命を掛ける円陣に敵う訳がないとニコは言います。
しかし、風子には考えがあるようです。
勝負当日、より多く売り上げた方が勝ちというラーメン勝負が始まりました。
風子たちは円陣との技術の差を否定能力を使って穴埋めをします。
しかし、円陣は風子たちよりも格段に早く、しかもたった一人で一気に50杯も提供します。
遅れて風子たちのラーメンが出来上がりますが、スモークの中から風子が現れ、手にした丼には何か蓋のような物が被せてあります。
風子はそれを円陣に差し出し、これはあなたの未来のために作ったものだと言います。
円陣は風子の本気を感じながら、丼の蓋を取ると、中から物凄い湯気が吹き上がるのでした。
第186話 千変番華
円陣にラーメンを渡しながら風子は言います。
あなたが作るラーメンは皆に愛され確かに最強だが、これはあなたの教えを元に作った、あなたにとっての最高のラーメンです。と。
ラーメンをすする円陣と周りの客たち。
あちらこちらから、ぬるいという声が聞こえてきます。
しかし、一人の子供が熱くなくて食べやすいと言います。
風子たちが円陣を見ると、円陣は泣いていました。
風子は円陣が味見をする時に熱くて大変そうだったからと言います。
勝負は私達の負けだと言った風子に、自分は最高のラーメンを作るために世界中を旅したが、灯台下暗しだった。誰かを想い作るものが最高だ。と言います。
円陣は、どうしても食べさせたい人が居ると言ってラーメンを作ろうとコンロに火を点けようとした時、否定能力である不燃が発現しました。
風子は円陣に、日本に行くので渡し損ねた最高のラーメンを届けに一緒にいきましょう、と言います。
日本の病院で待つ円陣の母にラーメンを食べさせた円陣は、悔いはないとユニオンへ協力を申し出るのでした。
第187話 魂再生
アンディの居る太陽に到着した風子たちは、円陣の不燃で太陽を沈黙させ、耐熱時間5分を限度に直ぐにアンディを探します。
しかし、見つけたアンディは黒く消し炭の状態でとても生きているとは思えませんでした。
風子は再生を聴覚に絞り、そこを銃で打ち抜きます。
骨伝導スーツの手をアンディの耳に突っ込み、風子はアンディに上位十理を抑えてくれていることの礼と上位十理を倒すヒントを尋ねます。
すると、十理の三位が現れ風子たちのスーツを変形させ空気を抜こうとしたので、ジーナの不変でスーツの変形を抑えます。
三位がさらに攻撃をしようとした時、アンディが立ち上がり指弾を発射したのでした。
指弾は三位を通り過ぎ地球へと向かいます。
気を取られていた三位が風子たちを見ると既に退却した後でした。
動こうとした三位はアンディの魂の鎖で動くことが出来ずアンディを睨みましたが成しようがありません。
風子はユニオンに居るイチコにアンディが飛ばした指弾の着弾点が、新たな仲間の場所なので捕捉するようにお願いするのでした。
アンデッドアンラック 21巻の感想
ラトラが、一人で古代遺物を装着してライラのために戦おうとするのを必死に止め、自分も一緒に戦うのだと言います…。
これは、風子から以前のループの時のリップ、ラトラ、ライラの話を聞いていて、その時はライラは死んでいたからなのかもしれないですね。
リップとラトラとライラの不幸を止めるためには、ライラを死なせるわけにはいかない。
風子はリップが否定能力である不治が発動してもライラの手術を成功させるために、200年かけて手術を学んできたようでした。
リップとラトラが上位十位のうちのUMAシックを両断しましたが、コアを破壊しきれていないために攻撃は続き、風子の不運を招いて隕石が堕ちてきてしまいます。
その窮地を救ったのは行方不明のアンディです。
しかし、アンディ本体ではなく分身だったことから、風子は所在不明の理由を即座に分析しました。
風子が200年探した間に一度も現れなかったアンディが、ここで現れたのは自分が抑えている上位十理のうちの一つが風子たちの元に現れたためだったからなのでしょう。
UMAシックを逃がすためにムーブが空けた穴に風子は飛び込み、そこで上位十理と鉢合わせし、アンディが太陽に居ることと上位十理を抑えていることを知りました。
風子は上位十理を倒すためのヒントをアンディに貰うために、否定能力不燃の円陣を仲間に迎え太陽へと向かいます。
太陽に着いた風子たちはアンディを見つけましたが、上位十理の三位が現れ邪魔されます。
しかし、ユニオンの技術で作られた耐熱スーツということですが、さすがに太陽の熱には耐えられないと思うのですが…。
さて、アンディが地球へ向けて飛ばした指弾。
そこには新たなメンバーがいるとの事ですので、次巻が楽しみです。
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