極楽街 1巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
下町・極楽街では怪死事件が起きていました。
毎日のように消える人が後を絶たない様子…。
そんな町には知る人ぞ知る、とある解決屋がありました。
極楽街・解決事務所を営むタオとアルマの前に今日も事件が訪れるのでした。
極楽街 1巻 には第1話から第3話が収録されています。
極楽街 1巻のネタバレ、あらすじ
第1話 極楽街の解決屋
最近、行方不明者が多いという下町・極楽街。
そこに解決屋という看板を付けた事務所があり、タオとアルマの二人が居ます。
その日も、裏風俗に通う中年男性が盗撮されたネガの回収を頼んでいました。
常習者の男性は、いつもは渋る支払いをこの日は素直に出しますが、帰ろうとしている男性をアルマが引き止めます。
アルマは人の嘘を見抜く嗅覚を持っていて、男性が嘘を付いていると分かるのです。
案の定、金の中に偽金が混ざっていました。
さすがに50万は高いという男性…。
しかし、他に頼るとこもないだろうし、依頼金はびた一文負けない。と言うタオにキッチリと支払わされてしまいます。
解決屋の建物の一階には宝来飯店があります。
その店の娘のヤヤが行方不明者の話題をタオとアルマに振り、それこそ解決屋の出番ではないかと言いますが、困っている者からの依頼は来ていないとタオが返します。
ある日、アルマが事務所の階段の入口に、行方不明者を見つけたら500万円という張り紙を見つけます。
張り紙の主を探すと建物の壁にスプレーで絵を描いている子供を見つけます。
アルマは落書きの注意をすると、その子供が張り紙の主だと分かり、事務所へ連れていきます。
タオが行方不明の詳細を話せば落書きの修繕費はチャラにするというので、その子供、ルカは友達が居なくなった状況を話します。
すると、アルマが解決してやると言いますが、ルカは大人は信用出来ないと事務所を出て行ってしまうのでした。
ルカは路地で行方不明になった友達の雪を探していると、フラフラになった雪を見つけますが、雪は何かから逃げて来たらしくルカに逃げるように言います。
すると地面が緩み中から門が現れ、その門を通って化け物が雪を捕まえ食べようとするのでした。
ルカは手に持っていた物を投げつけ雪を助けようとしましたが、ルカも化け物に食べられそうになります。
それを間一髪で助けたのはアルマでした。
タオが銃で化け物を牽制し、アルマが雪を助けると、掃除の時間だと言ってアルマが化け物に向っていきます。
タオの解という言葉でアルマに埋め込まれていた制限棒が抜かれると、アルマは半分化け物に変化して、ルカと雪を襲った化け物を退治するのでした。
彼等の裏の仕事は禍という先程の化け物の退治屋だったのです。
第2話 ホーム
ある日、タオがホームへ行くとアルマに言います。
街角の建物に入り、エレベーターを使い地下へと向うと、そこにタオとアルマが所属する蛇穴という対禍機関の本部がありました。
出迎えたヨキは、おかえりと言うとアルマをハグしタオの背中を叩いて歓迎します。
大袈裟だと言いながら出迎えたダラもまたタオとアルマをハグするのでした。
アルマは定期検査と採血をします。
採血は、いつも苦手だと言うアルマですが、アルマの血を使ってタオの武器を作っているので止められないとヨキに言われます。
採血で気落ちするアルマにタオは、禍を全て倒せば採血もしなくて良くなると言われます。
アルマは頑張ると言いながら元気を取り戻します。
ヨキが最近、顔を出さない辰臣から買った情報だと言いながら、タオとアルマに仕事を頼みます。
情報にある墓地を探していると、これから墓参りに行くという青年イサトと合流して一緒に墓地まで行きます。
暇だからとイサトの墓参りに付き合うアルマとタオでしたが、墓に入っているのは父親に殺された祖父だとイサトから聞き、タオがタバコ一本の報酬で聞き役として詳しく話を聞きます。
イサトは話し終わると気持が軽くなったとアルマたちに礼を言ってその場を離れましたが、イサトを狙って禍が現れるのでした。
やる気があるのでひとりで十分だとアルマはタオに言い、タオが解と言うとすぐに制限棒を抜き禍へ向かっていきます。
最後の一体となった禍でしたが、それは元はイサトの父親だったらしく、イサトに命乞いをしてきます。
しかし、イサトは跳ね除けアルマが片付けるのでした。
第3話 ハズレ
飲食店の溜まったツケを身体で払うアルマ。
店が忙しく、アルマに仕事が無い時は厨房に入っているようです。
アルマが事務所に戻ると辰臣が来ていました。
アルマはタオに近づく辰臣が気に入らないようで、邪魔だと邪険にします。
辰臣は情報を持ってきたと懐から出しながら、定価5千円のところをタオの美貌に負けて3千円とタオをおだてながら言います。
辰臣のおだて言葉に乗ったタオはアルマにお金を渡すように言うのでした。
辰臣の持ってきた情報とは、首を締められた後にそれを吊るすという不可思議な状態の写真でした。
それと、極楽街でそのような物があれば禍が食べてしまうので、それが残っているのは禍の上位の者が操っている可能性がある。
しかも、被害者は全て女性とのことから辰臣は、これはタオが探している奴かもしれないと言います。
タオが探している奴というのをアルマは初めて聞いたらしく辰臣に馬鹿にされます。
辰臣自身もタオから直接聞いたのではないらしくアルマに罵られるのでした。
タオとアルマは事件のあった神社に着くと、二人を待っていたかのように禍が現れます。
禍は次から次へと出てきますが、タオとアルマは全て倒して事務所に戻ります。
辰臣に状況を聞かれたタオは、ワザとハズレを引かされた気がすると答えます。
辰臣が帰り、アルマが買い物でた後、一人になったタオはやるせなさを吐き出すようにライターの火を点けたり消したりします。
買い物からの帰り道、禍を倒した神社の片付けが気になったアルマが寄り道をすると、鳥居の前に佇む不審な青年を見付けるのでした…。
極楽街 1巻の感想
毎日のように人が消えるという極楽街では、解決屋という困りごとを引き受けているタオとアルマがいました。
ある時は、裏風俗(普通ではないことは確か)通いの常習者の男性が、毎回のように盗撮されていて、そのネガの回収を引き受けたり、行方不明者(これも普通の行方不明ではない)の捜索をしています。
普通ではないところにタオとアルマの裏の仕事が絡んでいるようです…。
ネガの回収では普通に高額な依頼料を貰うのに対し、ルカという少年の人探しが普通ではないと思ったタオは、ルカからは報酬を貰いませんでした。
行方不明になった原因は死体を改造して出来た禍と呼ばれる化け物が関係していて、その禍を退治することがタオとアルマの裏稼業だからです。
しかもタオは普通の人間なのですが、アルマは半禍という半分人間で半分禍だと言います。
アルマは普段は普通の人間のようにしていますが、胸に埋められている棒状のものを抜くと半禍になり強くなるようです。
その禍と呼ばれる化け物を退治する組織「蛇穴(サラギ)」にタオとアルマが所属していて、そこにはヨキという獣人とダラという人間が居て、組織をけん引しているようです。
タオが使っている拳銃の弾丸は対禍用のものらしく、アルマから採血した血を使って作られているようです。
アルマは定期的に検診と採血をしており、採血はアルマの苦手ランキングに入るらしく、採血をすると気が滅入るようです。
筆者も採血は苦手ですが、採血が好きで喜んでやる人などいるのでしょうか?
また、組織には辰臣という情報屋がおり、その情報から禍の出没する場所に出向き禍を退治しているようです。
禍が出現する時に異空間からお寺の門の様なものが現れ、そこから出て来るので、神出鬼没らしいです。
半禍のアルマが蛇穴という組織でタオとペアになり禍を退治しているのか、タオには禍に絡んだ誰かを何故探しているのか?
これからの二人の活躍が楽しみですね。
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