地獄楽 3巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

地獄楽 3巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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地獄楽 3巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

巨大な変な生き物と遭遇し、極楽浄土か地獄かと捉えどころのないところに、島の住人の村と思われるものを見つけた画眉丸たち。

住んでいるのは果たして人間か、仙人か。

画眉丸たちの前に現れた不可思議な存在の正体は…

 

地獄楽 3巻 には第17話から第26話までが収録されています。

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地獄楽 3巻のネタバレ、あらすじ

第17話 盆栽人

島の中で初めて村を見た画眉丸たち。

人が居るのかどうかより、敵か味方かの方が重要だと話していたその時、走って逃げる人影を見るのでした。

人ならば仙薬の事を聞きたいと追いかける画眉丸ですが、それを邪魔するように人の様な樹木が出てきました。

画眉丸と佐切はそれを振り切り人影を追いかけ、残された仙太と杠が樹木人の相手をすることになります。

 

人影に追いつき、被っていたものを掴むと少女の顔が見えましたが、画眉丸は瞬時に投げ飛ばされてしまいます。

声を掛けた佐切を殴ろうとする少女の腕を止めた画眉丸は、少女とは思えない力を受けます。

何とか捕まえましたが、返してくれと樹木人が喋りだすのでした。

 

第18話 村

仙薬の事を教えるから娘を返して欲しいと言う樹木人は、村に案内して説明すると続けます。

しかし、信用が出来ないと言う画眉丸たち。

樹木人が風呂が用意出来ると言うと、杠が付いて行くと即答します。

 

村は廃村の様相で、人が住んでいるとは思えないと言うと、樹木人は千年前はこうではなかったと返します。

樹木人の家に案内され、風呂を用意されると杠と佐切は久々の風呂に気が抜けるのでした。

食事が用意されますが、画眉丸は仙薬の事が先だと言ったそばから、仙太は我慢が出来ずに出された食事を食べ始めてしまいます。

少し落ち着いたところで樹木人はこの島の事を話し始めるのでした。

 

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第19話 天仙様

この島に上陸した人間は皆、この島で最も偉いてんせん様に殺されると言う樹木人。

殺される時に花になり、仙薬の元になるのだと続けます。

その頃、海岸から離岸流を探していたヌルガイと典座の眼の前に、空から人が舞い降りました。

 

始めは女性だと思われたそれが、男の姿に変わるのを見たヌルガイと典座は即座に逃げようとします。

しかし、逃げた先にそれは移動し、典座を払い除けるようにすると、典座は吹き飛ばされてしまうのでした。

ヌルガイも払われそうになりましたが素早く切り抜けると、それの目を典座の一閃が切り裂きます。

しかし、瞬く間に回復してしまうのでした。

 

第20話 典座

典座の師匠である士遠によって、その場から逃げることが出来た典座とヌルガイ。

士遠も離岸流を探して見つけたものの、異様な気配に同伴者を探していたと言います。

ならば三人でと言った典座に、なぜ罪人を庇うのかと士遠が問います。

典座は自分が士遠に拾われた時のことを重ねて理由を話すと、士遠は納得してくれました。

 

先程の化け物に気を付けながら離岸流へ向かおうとしたその時、その化け物が現れます。

士遠が典座とヌルガイを抱えて瞬時に離れますが、士遠の首は化け物に切られていたのでした。

直ぐに典座が化け物と応戦しますが、典座の剣速は見切られ、化け物の攻撃を受けてしまいます。

 

第21話 それ以上

剣技を見切られてしまった典座は、それが指を弾くだけのように見えた後、胸に三つの大きな陥没穴が出来ていました。

全身の力が抜けるのを感じた典座は死を覚悟をして、ヌルガイと士遠を逃すために最後まで抗うことを決め、それに向かっていきます。

士遠が加勢する様を見た典座は、声にならない声で逃げるように訴え、それを聞いた士遠は、いずれ落とし前は付けると誓い、ヌルガイを担いでその場から離れるのでした。

 

その頃、画眉丸は風呂に行こうとしていました。

画眉丸は監視だと付いてくる佐切に文句を言いながらも、樹木人から得た情報だけでは信じきれず、仙薬のこと意外はかかわりたくないと続けます。

しかし、そう言っておきながら画眉丸は先に風呂に入っていたメイと鉢合わせするのでした。

 

第22話 風呂

先約が居るというのに構わず服を脱ぎ始める画眉丸。

金持ちの家以外は男女問わず一緒の風呂だったと…。

脱いだ服の下から画眉丸の身体は傷跡だらけなのを見たメイは、自分の身体にある傷跡を隠すのでした。

その様子を見ていた佐切は、二人が風呂に専念出来るようにと、その辺の物を使い江戸の湯屋を再現しました。

 

画眉丸には、この時ばかりは気を休めるようにと言いながら、湯の入った壺を渡し、メイには持参した洗髪材で髪をキレイにしてあげるのでした。

風呂に入ったことで清らかになった画眉丸は、本来の目的である妻の元へ帰るということを強く思い、ひとり仙薬があるというホウライへと向かうのでした。

 

第23話 人間なのか?

本来の目的のためにと一人でホウライを目指して進む画眉丸。

辺りに霧が立ち込めてきたところで、先程の村の樹木人らしきものが読経のようなものを発しながら、その場から動かずにいるのが、あちらこちらに見えてきました。

ホウライに着いたと何で分かるのかと思った時、眼の前に大きな門が現れれます。

中へと門に手を伸ばした時、背後に気配を感じ振り向いた画眉丸は、明らかに人ではないと感じる人の姿を見るのでした。

 

人を見たら捕らえなければいけないと言うそれに、仙薬にするためにかと聞く画眉丸。

二人はそのまま闘い始めます。

見た目とは違う力と再生能力は、話に聞いた天仙様かと思い、確認するように聞く画眉丸。

逆にお前は人間かと聞かれる画眉丸でした…。

 

第24話 どうでもいいか

画眉丸と天仙様と言われるそれとの激しい闘いの中、画眉丸は仙薬の事だけをそれに聞きますが、それには答える気はない様子。

画眉丸の攻撃は確かに当たるのですが、すぐに再生されてしまいます。

何か手はないものかと思った時に放った攻撃が、それには効いたようです。

それは何かを言いかけ、どうでもいいかと言うと、胸の前で気を練り画眉丸に向かって放ちました。

 

今までに見た事のない攻撃に圧倒される画眉丸。

手も足も出なくなったところで本来の目的を思い出した画眉丸は、形勢逆転してそれを追い詰めるのでした。

するとそれは巨大な花の化け物に変化するのでした。

 

第25話 帰れないかも

花の化け物に変化したそれは、電撃を放ち、地面を砕き画眉丸に浴びせます。

反撃しようとする画眉丸でしたが、ついに身体が言う事を聞かなくなり、花の化け物に捕まってしまいます。

気付くと眼の前に画眉丸を心配する妻の姿が見えました。

これが夢でも最後に話せた事が嬉しいと言う画眉丸…。

 

現実世界では瀕死の画眉丸は、忍びの奥の手となりえる身体に覚え込まれた死に際の相討ち行動が始まり、化け物に火をつけるのでした。

化け物は画眉丸を離し、顔を上げた画眉丸の目には妻の姿が見えたのでした。

帰れないかもと謝る画眉丸の側で、メイは化け物に気砲を放ちその場から立ち去ります。

 

第26話 あまく見るなよ

人間ではないそれらの一番偉いもの、天仙様と呼ばれるものたちの集まるところでは、島に上陸した人間たちの事が話し合われていました。

画眉丸と対峙し、花の化け物になったあれは鬼尸解と言われる状態のようです。

そのものはヂュジンと呼ばれています。

 

浜辺でニンゲンを取り逃がし、画眉丸相手に追い詰められた事を責められているようです。

また、弔兵衛と桐馬の兄弟を穴に落としたものはジュファと呼ばれているようです。

島に上陸した人間全てが画眉丸と同等だとしたら厄介だと話していました。

 

その頃、佐切たちは画眉丸とメイを探しにホウライへ向いました。

メイに助けられた画眉丸は、天仙様を倒すには人数が必要だと思っていた時、眼の前に付知と剣龍が現れるのでした。

 

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地獄楽 3巻の感想

村の面影を見た画眉丸たちは、島の住人と思われる樹木人と娘に遭遇しました。

画眉丸は、とにかく仙薬のことを知りたい一心で、住人に話を聞きました。

しかし、木人がしゃべりだした時は驚いたことでしょう。

それまでに散々、人面虫や巨大な変な生き物と戦ってきたので、樹木人も化け物だと思っていたでしょうが、まさか普通にしゃべり出すとは…。

 

画眉丸が分かったことは、仙薬は存在し、タンと呼ばれている。

島はえいしゅう、ほうじょう、ほうらい、というエリアに分かれていて仙薬はほうらいにある。

そして、島に来た人間はてんせん様と呼ばれるものに殺されて、仙薬の材料にされること。

 

てんせん様と呼ばれるそれの事を知らずに出くわした典座は、自分の命と引き換えに士遠とヌルガイを逃がしました。

ほうらいと呼ばれる辺りまで来た画眉丸は、てんせん様と遭遇し、始めは押していました。

しかし、てんせん様が花の化け物=鬼尸解になり、その前の戦闘の影響で身体への負担が上限を超えてしまい、死を覚悟する最後の足掻きともいう、死に際の相打ち行動に出てしまいました。

 

不老不死のみならず、本当に化け物の頂点といったところのてんせん様は、人にはどうにも出来ない力の持ち主であるということが分かりました。

それでも画眉丸は強いですね。

てんせん様に人間か?と聞かれるほどですから…。

 

さて、再起を誓う画眉丸の目の前に現れた処刑人である付知と、罪人の巌鉄斎。

瀕死の画眉丸の運命はいかに。

次巻へと続きます。

 

 

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