アンデッドアンラック 14巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
不忘の否定能力の発現前の妻との記憶を無くしてしまう前に、もう一度妻との再会を望んだニコ。
ルインとの取引に応じアンディの前に立ちはだかりますが、アンディは全てを背負う覚悟を決めてニコの想いを打ち破りに…。
アンデッドアンラック 14巻 には第116話から第124話までが収録されています。
デッアンドアンラック 14巻のネタバレ、あらすじ
第116話 剣魂一擲
ニコの記憶を繋ぎ止める発明を壊したことで窮地を乗り越えたアンディですが、今度はUMAゴーストがニコを乗っ取りました。
UMAゴーストはアンディに魂と肉体との両方で攻撃を仕掛けて来ます。
魂を削られたアンディは削られた部分の手足が動かず、肉体と魂の両方で攻撃をしますが、UMAゴーストには届かず、動きを封じられてしまいます。
しかし、UMAゴーストの中のニコが復活し、アンディに風子の魂を渡しながら自分ごとUMAゴーストの核を斬るように言うのでした。
第117話 FORGIVE
ゴーストの理が消滅する前に風子の魂を体に戻すように言うニコ。
アンディはミコの助けを借りて風子を蘇生します。
ゴーストはイチコや研究所の職員たちの魂によって消滅しました。
戻った風子は魂の状態でアンディに起きた今までの状況を見ていたと話し泣き叫びました。
ループするのは自分より相応しい人が他に居るはずなのに。
そんな話をしている時に、床からタチアナが飛び出します。
タチアナは風子に私は信じているからループをして欲しいと風子に言うのでした。
第118話 定め
ルインの攻撃に押されアンディたちのエリアまで飛び出たタチアナ。
下の階には不壊の扉で先に進めないルインとシールが居ました。
タチアナとフィルがルインとシールを食い止め、その隙にアンディと風子を円卓へ送ろうとするタチアナでしたが、二人の攻撃ではルインとシールを抑えきれません。
アンディと風子と4人で立ち向かおうとしますが、シールがすり抜けフィルが追っていきます。
3人でルインと対峙しようとするも隙をつかれタチアナがピンチに。
そこに現れたのがビリーでした…。
第119話 越えられなければ
ビリーが現れアンディと風子に力を貸すと言ってくれました。
ルインはビリーに自分がループするためにユニオンを裏切ったはずなのに何故邪魔をするのかと問います。
自分が手を貸すのは理に抗う者だとビリーは答えます。
ルインの攻撃に不死の力で抵抗しないビリー。
風子やタチアナに何故能力を使わないのかと聞かれたビリーは使えないのだと答えます。
実はビリーのコピー能力はコピーする対象から敵視されないと発動しないのです。
ビリーはユニオンを裏切った時、ユニオンに居るメンバーの全ての能力をコピーして、一人で戦うつもりでいたのでした。
第120話 楽でいいな
ルインとの戦いの最中、ビリーはアンディの不死の能力をコピーするために考えてた過去の事を思い返していました。
どうしたら敵視されるか…。
ビリーとタチアナの連携攻撃でルインを落とし、ビリーが不動と不変の能力で固定します。
そうしながら思い返します。
不死を完全にコピー出来なかったのはアンディが良い奴であった事。
そして不死の能力が使えなくなった原因は、風子が優しすぎたことだ。
だから二人を助ける為の能力が必要だと、追い詰めたルインに自分を敵視されるように仕向けるのでした。
第121話 不公平
ルインに敵視される事に成功したビリーは不滅の能力で傷が回復しました。
ビリーはアンディと風子に円卓へ向かうように言います。
風子はタチアナが気がかりでしたが、タチアナの方からループするのは風子でないといけないと言い、また自分を見つけて友達になって欲しいと送り出しました。
ルインとの戦闘の最中、ビリーがタチアナに今までの事を謝ると、タチアナは償いとして自分が死ぬまでそばに居て欲しいと言います。
そして円卓で待っていたジェイスの元にアンディと風子は辿り着くのでした。
第122話 そんなキミだから
円卓へと辿り着いた風子に、ジェイスはループする事への最後の選択として自身の話を聞いてから決めて欲しいと話をし始めました。
ジェイスがループする度にヴィクトルは途方もない長い時間待っていること。
ループする者は老いることがなく、出会いと別れを繰り返し、その度に自分の正義が揺らぐ経験をしたこと。
そして風子に問いました。次の世界はどうしたいか。
辛い事も楽しい事も全部人間のせいにしたい。そんな世界で今の皆と生きたい。
しかし、ループした時に皆は自分の事を知らないのが辛いのだ、と風子は答えました。
するとジェイスはリメンバーという古代遺物があると教えるのでした。
第123話 RESET
アンディの頭に刺さっている物。それこそが古代遺物リメンバーだとジェイスが言いました。
用途は二つ、表は記憶を取り戻し、裏は記憶を封じる。
そして、一回のループにつき一度しか選べないのだと言います。
ジェイスは今のループの時にはリセットを選びヴィクトルに刺した結果、アンディが生まれたのだと言いました。
リメンバーを回収に行った時、ヴィクトルとジェイスはお互いがお互いを想い争いになり、ジェイスはリセットにセットしたリメンバーをヴィクトルの頭に刺したのだと言いました。
第124話 アンディ
リメンバーを刺した後、ヴィクトルの再生能力で別の人格として再生されたのが自分なのだと知ったアンディ。
墓の中から出たのが最初の記憶で名前も何も思い出せなかったのは、最初から何もなかったからなのだとあらためて理解しました。
アンデッドとして今まで生きてきた辛く苦しい日々も、風子と出会い今では皆を守れる嬉しさに変わったのだと言うアンディ。
自分を生んでくれたジェイスとアンデッドとしてのヴィクトルに感謝をして、風子と一緒にループへと挑むのでした。
アンデッドアンラック 14巻の感想
風子を取り戻し次のループに賭けることを誓ったアンディですが、ニコの想いを打ち砕きながらも風子の魂を肉体へと戻しました。
蘇生した風子は嘆き悲しみます。今まで一緒に戦ってきた人たちを退けてまで何故自分がループしなければならないのかと…。
そんな風子にタチアナは風子のことを信じているからこそループするべきだと告げます。
風子がユニオンに加わりそれを見てきた仲間達や、今まで何回もループを繰り返してきたジェイスがそうであるように、神に勝てるのは風子とアンディなのだと。
本当ならば全ての否定能力をコピーして単身神に挑むつもりであったビリーも、風子の能力をコピー出来なかったからではなく、風子とアンディの二人を見ていて考えを改めたのだと思います。
この時点で二人を円卓へと導くのは次につなぐためであり、邪魔をしようとする神の使いのルインを止めてでも地球の最期を迎える覚悟を決めているのですから。
円卓ではジェイスが風子に最後の選択をさせようとしますが、ジェイス自身が風子をループする者として選んで良かったのかの確認をしたかったように思えました。
自分自身が何度もやり直し、達成できなかった事を風子に託し送り出そうと決めたようです。
さて、風子のループとそれを守ろうとする否定者たちと神との闘いはどうなるのでしょうか。
次巻へと続きます。
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