異世界おじさん 9巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
南テロスト高原で発見された新ダンジョンへと向かったおじさんとツンデレエルフさん。
しかし、そのダンジョンは魔法力が減退してしまうという不利なものでした。
そんな事などお構いなく、進撃していきますが…。
異世界おじさん 9巻には第44話から第47話と番外編、特別編、おまけが収録されています。
異世界おじさん 9巻のネタバレ、あらすじ
第44話
おじさんの異世界での活躍を見ていた藤宮。
ダンジョンで知り合った冒険者オートムが持っている時計に驚き、あれは七色珊瑚の欠片だとおじさんは告げます。
一日に七回定刻に色が変わる代物で、グランバハマルでは貴重な素材として重宝され、時計代わりに使われていたと語ります。
そして持っていた七色珊瑚の指輪を見せ、これで城が建つほどの価値があると言い、藤宮は売ることを勧めるも、おじさんは50円だったと語ります。
現代では意味の無い代物でしかなく、夜店で売っているオモチャ扱いされたと、落ち込んでいるおじさんに藤宮は何も言えませんでした。
気を取り直して映像を見てみると、オートムの危機と勘違いをしたシャリオンと衝突してしまうおじさん。
オークと勘違いされ、始まってしまう戦闘。
その衝突音に気配を察した骸骨に襲われそうになるもツンデレエルフさんによって事なきを得ます。
互いに誤解があったと謝罪し、自己紹介するおじさん。
自分の事をラブ・ペンギンと名乗り、シャリオンとオートムは気まずい空気に包まれてしまいます・・・。
第45話
聖剣士オートムと竜変化術師シャリオンと共にダンジョンを進むことになったおじさんとツンデレエルフさん。
シャリオンの存在に警戒するツンデレエルフさんでしたが、彼女がオートムに想いを寄せている事を知り、二人をくっつけようと画策しています。
おじさんに近寄らせまいと、悪い印象を伝えるツンデレエルフさんの姿に、おじさんはある事無いことを言いやがってと立腹していました。
好感度が下がっていると呆れる宮藤とたかふみ。
シャリオンに恋愛経験はあるのかと問われ、気まずそうにあると答えてしまうツンデレエルフさんの意地の強さに、改めて不器用なエルフだと痛感していました。
第46話
ダンジョンの奥へと進み、最下層の地下10階へと辿り着いたおじさん達。
広い空間はまるで王宮の謁見の間の様な広々とした空間で、その奥には玉座に剣が突き立てられ絶命し骸骨と化した骸があり、何か陰鬱な空気が広がっていました。
すぐさまにあれがダンジョンの主だと悟るも、既に絶命している事に唖然とします。
誰か既に倒している?
そんな疑問が沸く中でおじさんは告げます。あの剣が精霊の力を吸い取っていると。
魔法の力が減退していた原因はあの剣であり、古代魔導具かとツンデレエルフさんが奥へと進もうとすると、骸骨が群れをなして召喚されてきます。
罠にはめられたとおじさん達に逃げるように告げるツンデレエルフさんの言葉を無視し、骸骨の侵攻を食い止めるシャリオンとオートム。
おじさんの連携もあり、無事に剣を奪取する事に成功するツンデレエルフさん。
骸骨達もその場に膝をつき、行動を止めてきます。
これでダンジョンの攻略成功かと思いきや、ツンデレエルフさんの様子がおかしいと感じるたかふみ。
はたして彼女の身に何が起きたのでしょうか?
第47話
ツンデレエルフさんの身体を乗っ取ったのは、かつて転移者でありながらに悪行を重ね、滅びてしまった屍の王でした。
オートムとシャリオンが、必死に取り憑いた屍の王をツンデレエルフさんから引き剥がそうとするも、ツンデレエルフさんの能力を引き出す屍の王に太刀打ち出来ませんでした。
そしてついに倒れてしまうオートムとシャリオン。
そんな二人の後におじさんはツンデレエルフさんと向き合いますが、ここでたかふみが映像を止めてしまいます。
もしかしてツンデレエルフさんを倒してしまったのかと、鬱展開を予期してしまう彼は、取り乱しながらに訴えてきます。
現実がただでさえ糞なのに、ファンタジーで鬱は嫌だというたかふみの言葉に、彼の現実の辛さを改めて知る藤宮。
はたしておじさんとツンデレエルフさんの間に何が起きたのでしょうか?
番外編
それは宿屋に泊まっている時のメイベルとツンデレエルフさんのお話です。
指輪を付けて危なくないかと訊ねるメイベルに、盗まれても収納魔法が発動するからと余裕なツンデレエルフさん。
メイベルの凍神剣も収納魔法で隠すように言い、浴衣を脱がしに掛かります。
そんな大騒ぎの中で、おじさんが静かにしてくれと訊ねてきます。
半裸のメイベルを前にして気まずい空気が流れる中、一体どうなるのでしょうか?
特別編
メガドライブミニ2が発売され、おじさんとたかふみは早速にエイリアンソルジャーをプレイしていました。
しかし、あまりの難しさに一面をクリア出来ないと、難しすぎるゲームだと呆れてしまうたかふみ。
でもおじさんはお客様感覚はよせと言い、おまえはエイリアンソルジャーだと言い切ります。
なった覚えの無い職業責任を押しつけられるたかふみ。
はたして一面をクリア出来るのでしょうか?
おまけ
メイベルとスケートをする事になったおじさん。
しかし運動はからっきりと、氷上でバランスを取ることもままならないおじさんに、メイベルは、ここぞとばかりに揶揄(からか)います。
そんなメイベルに負けまいとするおじさんは、魔法で滑ろうとしますが、制御できずにメイベルに突進してしまいます。
ツンデレエルフさんが割って入り、自分も滑ると言い出す始末。
はたしてどうなることやら・・・。
異世界おじさん 9巻の感想
今回の新キャラクターのオートムとシャリオンは良い雰囲気のコンビでしたね。
特にシャリオンが今はやりに目隠れ美少女とは、良いポイントを突いてきています。
そんな彼女に惚れられているオートム君…。
自分に好意を寄せているシャリオンに意識は持っているも、仲間以上の感情を抱かないようにしている様子など、中々に良い雰囲気の二人です。
二人の恋を応援する決意をするツンデレエルフさんですが、この人も恋愛経験が不足していると思うのですが、大丈夫でしょうか?
まあ案の定、おじさんの好感度を下げてしまっていましたが…。
このポンコツっぷりがまた可愛いツンデレエルフさんなのですが、おじさんもいい加減に気づいてやって欲しいです。
普通にただポンコツなだけなのに、全然におじさんにおじさんに気づいて貰っていないと、あまりにも不憫ですね。
そんな中でツンデレエルフさんの大ピンチとなってしまい、屍の王に取り憑かれてしまう事にと、はたしてツンデレエルフさんを助ける事は出来るのでしょうか?
たかふみが思わず停めてしまった気持ちも解ってしまいます。
最近のファンタジーは平和に見えていても、途中からハードモードで始まっていく展開も多いですからね。
おじさんの事ですから、また無茶苦茶な解決方法で事を収めてくれたと思うのですが、おじさんお無茶苦茶な解決方法がどんなのかと、次回が気になりますね。
今回のおまけで紹介されたエイリアンソルジャーは確かに難しかった記憶があります。
セガのゲームはガチンコのプロ仕様かと思えるほどに難しいゲームが多かった記憶があります。
たかふみも驚くのは無理は無いですね。
セガ愛もしっかりと語られていますが、次巻でもセガ愛が語られているのかと楽しみです。
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