よふかしのうた 15巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

よふかしのうた 15巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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よふかしのうた 15巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

マヒルとキクの行き先は北海道ではないかと思ったコウ。

修学旅行の行き先が北海道だと分かると、登校し修学旅行に行く事に。

ナズナや探偵たちも一緒に北海道へと向かいます。

ナズナたちとは一旦別れ、昼間は北海道観光に出たコウは、観光地で地元の吸血鬼と思われる人に出会うのでした。

 

よふかしのうた 15巻 には第140夜から第149夜までが収録されています。

 

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よふかしのうた 15巻のネタバレ、あらすじ

第140夜 遅くなるかもしれないから

この感じ、こいつは吸血鬼だ。何という決定項はないが雰囲気で分かる。

そう思った時、そいつは急に砕けた感じで冗談だと言い出しました。

観光に来た人に話すことが好きだから。と、先程撮った写真はタダであげるとサキに手渡します。

 

その時、写真を貰ったサキの様が少しおかしかったとコウは思いました。

旅館に着き、ひとまずは部屋に入ったコウ。
マヒルを探す行動を起こそうと思い、旅館から抜け出すために部屋の外の様子を見に出かけます。

 

少しすると探索先でアキラたちが何か騒いでいました。

風呂から戻ると、ひとり残っていたサキが居なくなったのだといいます。

嫌な予感がしたコウはサキの荷物をあさり、さっきの写真の裏に、住所を見つけるのでした。

 

第141夜 ハルカ

写真の裏に書いてあった住所をもとに、サキが辿り着いたのはカクテルバーと書かれた店でした。

ためらいながらも中に入るサキ、出迎えたのは例の彼でした。

中で温かい物でも飲みながら話をしよう。そう言われてカウンターに座るサキ。

 

彼の名はハルカというらしく、サキのことを持て囃(はや)します。

しかし、ハルカはサキに催眠術のようなものをかけ、サキは気を失ってしまいました。

 

丁度そこへコウが入って来ます。

サキは気付くとコウに背負われていました。

サキは何があったのか分からないようです。

コウも余り詳しくは説明せず、旅館へと戻るのでした。

 

コウはサキを無事に連れ帰ったので問題は無さそうに思えました。

しかし、アキラはコウの様子が少しおかしかったので話を聞くと、あいつ…とコウは話し出すのでした。

 

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第142夜 お返し

店に入るといきなりボディーブローを仕掛けたコウ。

ハルカに吸血鬼かと聞かれたコウは、半吸血鬼のコウだと名乗ります。

吸血鬼でないならこのまま帰す訳にはいかないと、殴り合いが始まるのでした。

 

その頃、ナズナたちは吸血鬼の情報を集めるためには地元の吸血鬼に聞くのが早いと、吸血鬼が居ると思われる所へやって来ました。

ドアを開けると、そこには喧嘩をしているコウが居ました。

様子を伺っているとコウは相手にあしらわれているようです。

 

名前を教えろと言うコウに、マグレではない一発が入ったら教えてやる。と言われています。

すると、ハルカは探偵達に気付いたのですが、隙を狙っているコウは気付かなかった様です。

ナズナを見たハルカは気が逸(そ)れ、その隙にコウはハルカにブローを食らわすのでした。

 

第143夜 卑怯じゃない

卑怯くさいぞ。との言葉に、ナズナ達がそこにいることに始めて気付いたコウ。

ハルカは起き上がりコウに卑怯だぞと言ます。

しかし卑怯じゃない。と返すコウでした。

 

そのまま喧嘩の続きになるかと思いましたが、ススキとアザミに止められるのでした。

落ち着いたところでコウの相手に名前を尋ねると、ハルカと名乗り、こっちも聞きたいことがあると言います。

しかし、聞こうとする度にハルカのスマホには女の子からの着信が入り、電源を切らせてようやく話をすことができるのでした。

 

自分は便宜上「七草ハルカ」と名乗っていること、そしてナズナの母親であるハルの眷属だと言いました。

ハルカはナズナを見て、ハルが会いに来てくれたのだと思ったのでした。

 

第144夜 身辺整理

修学旅行に行く前、アキラに別れを告げたマヒルはキクの拠点の一つである廃ホテルに居ました。

街を出て行く前に、吸血鬼になったあとに弱点となりそうな、思い入れのある物を処分しようと身辺整理をするようです。

大して思い入れのあるものなどないと思いながらも…。

 

書きかけの日記では久しぶりに会ったコウのことが書いてあったり…。

中古で手に入れたゲーム機では、それをコウに自慢したことなどをマヒルは思い出すのでした。

それでもそれらを火に入れていくマヒル。

最後にスマホをと、電源を入れ撮った写真を見ると、コウとアキラと3人で撮ったものが目に止まりました。

 

キクに声を掛けられると、とっさにスマホをズボンのポケットに入れるマヒル。

そのまま今夜はキクの好きな映画を沢山見ようと、キクに話しかけるのでした。

 

第145夜 お前の目的のためだろ

サキを無事に旅館まで連れて帰った後、アキラに事の顛末を話すコウ。

ナズナの母親の眷属のハルカがここに居る。

めんどくさい話だと言うアキラに、めんどくさいヤツだと答えるコウ。

ハルカの事は何故か呼び捨てにするコウを珍しいと思うアキラでした。

 

風呂に入りながらハルカの事をブツブツ言いながら、空になったコンディショナーのポンプを押していると、こっちの使えよ。と声を掛けてくる人が居ました。

礼を言いながら顔を見ると、何とアザミが居るのでした。

同じ旅館に泊まっているとは知らなかったコウは驚くと、またまた声を掛けてくる人がおり、そちらを振り向くと、今度はハルカが居るのでした。

同じ頃、女湯の方ではナズナや探偵と顔を合わせるアキラがいました。

 

第146夜 生きてる実感

ハルカが知っているハルとキクの事。

ハルとキクは人間に戻れる方法を真剣に話し合っていました。

そもそも吸血鬼とは何なのか。

そんな事から話し合っている二人に、ハルカは何で戻りたいのか聞いてみます。

 

人間にはタイムリミットがあるから生きているという実感があるが、不老の吸血鬼にはそれがないので実感したいのだ、とハルは答えました。

キクはハルカに戻れる方法があると思うかと聞きます。

ハルカは知らないとは答えず、吸血鬼伝説について検証してみようと言いました。

 

例えば十字架は苦手なのかとか、ニンニクはどうだとか。

どうしてそのような伝説になったのかを紐解いていくのでした。

そんな事を大真面目に考えている二人を見て、人間にしか思えない。とハルカは感じるのでした。

 

第147夜 曲はいい

もうすぐ、私の夢は叶う。そう思う反面、不安になるキク。

人を好きになることで人間に戻れるかもしれないと思っているキク。本当にマヒルの事を好きになっているのかと…。

今まで何百年も人を好きになったと思ったのに失敗してきたキクは、自分を選んで一緒に来てくれたマヒルのことを本当に好きなのか自信が持てないようでした。

 

キクはそんな事を考えていると、心配そうにマヒルが聞いてきました。

何でもないと答えると、心配になるからちゃんと言って欲しいと言ってきます。

吸血鬼だから、マヒルが自分を好きな事は分かるなんて話しをしたら怒るのだろうか。

キクはそんな事を思いながら、マヒルに嫌われたくないから。と答えると、素直に喜ぶマヒル。

そんなマヒルの事を好きだと思うはずなのに、キクは自信がもてないようでした。

 

第148夜 しおりでも作るんだったな

朝になると夜更かしをしても目覚めてしまうマヒルは、健康なことを呪うと思っている様子。

キクに気を使い食事は一人で取ってきたマヒル。

朝ごはんを食べながら昨日の夜にキクから言われた事を思い返していました。

 

君の血を吸いたい。だから明日1日時間をあげる。

人間でいられる最後の1日として、修学旅行をしておいでと言われたのでした。

 

食事を終えたマヒルは考えます。修学旅行とは何をするのだろう。

観光だとしたら、しおりでも作るんだったな。そう思いながらバス停の時刻表を見て思いました。

移動がほとんどで何も見れない。それが修学旅行かと。

そんなことでも友達となら楽しいのだろうと思いましたが、コウに絶交だと言ったのは自分だと気が沈むのでした。

すると聞き覚えのある声が聞こえてきました。

 

第149夜 しかも2本

マヒルを見つけた探偵は、コウに連絡をしました。

探偵は、電話口で慌てるコウに何とかするから落ち着くように言いましたが、コウが到着すると、あっちへ走って行ったと言いました。

何で追いかけないの。と聞くコウに、私は走るのが苦手なんだよ。と探偵は返します。

 

この広い北海道で見つけることは苦労するだろうと思っていたら、目の前に居たのでテンションがあがってつい声を掛けてしまった。と言う探偵。

ちょっとアホっぼくなってないですか。と言うコウに、可愛げが出てきたと思っておくよと返してきました。

 

マヒルを追いかけると言うコウですが、何故か木刀を持っています。

それは何だと聞くと、お土産だと言いました。

マヒルに追いついたコウですが、木刀を持っていたためにマヒルは必死で逃げるのでした。

 

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よふかしのうた 15巻の感想

マヒルのヒントから、キクと二人の行き先が北海道だと当たりを付け、修学旅行へと参加したコウ。

着いた北海道で、いきなり吸血鬼と思われる人物に遭遇します。

しかも、同じ班として行動しているサキが狙われてしまい、助けようと乗り込んでいきました。

 

いきなり殴り合いを始めるコウですが、偶然にも地元の吸血鬼を探していたナズナたちと遭遇し、喧嘩は一旦おあずけになります。

しかし、その相手は自分を七草ハルカと名乗り、ナズナの母親のハルの眷属だという事が分かりました。

この場合、人間に例えると血縁関係とでもいいましょうか。

ナズナとハルカ、そしてコウは七草一族になるのではないでしょうか…。なんか複雑です。

 

そしてハルカからの情報で、ハルとキクがごく真面目に人間に戻る方法を探していたことが分かりました。

ここで少し思ったのは、ハルはどうだったのでしょう。

人間に恋をしてナズナを産んでいるのです。

ですが、最期は血を吸わなくなり亡くなった。という事になっています。

 

この時、キクはこのことを知らないはずはないと思うのですが…。

知っていてマヒルに恋をすることで自分は人間になれると信じて行動しているのか、それとも知らないのでしょうか。

キクはマヒルの言葉に好きという感情を確認したようで、マヒルに人間としての最後の一日を与えます。

丁度そこでコウと再会することとなりましたが、果たして二人はどうなるのでしょうか。

次巻が楽しみです。

 

 

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