「SPY×FAMILY」 7巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
この巻では、ついに黄昏とデズモンドが直接対峙！！
この任務の最重要人物であるデズモンドを前に、黄昏は一体どのように振る舞うのでしょうか…？
また、7巻ではずっと謎の人物だったヨルの殺し屋としての上司「店長」の姿も明らかに…！
「SPY×FAMILY」7巻では、第38話から第44話と短編1本が収録されています。
「SPY×FAMILY」7巻のネタバレ、あらすじ
第38話 MISSION：38
デズモンド家の次男、ダミアンを利用して、ついに政治家デズモンドと直接顔を会わすことになった黄昏。
このミッションの対象であるデズモンドを前にして、凄腕スパイは冷静に、アーニャの父親として、アーニャがダミアンに行った非礼を詫びる。
後日お詫びの品を…と黄昏が切り出すも、デズモンドは今までの無表情を崩し、「子供の喧嘩だろう」とにっこり笑みを浮かべてその申し出を断るのだった。
これ以上の深入りを諦めようとする黄昏。
その会話を聞いていたダミアンが、なぜ父は息子が殴られたことに対して怒ってくれないのかと、不満を抱く。
そのことに気づいた黄昏は…
第39話 MISSION：39
前回、憧れだった父親と対峙し、頑張りを認めてもらえたデズモンド家の次男、ダミアン。
彼は父親に褒められた事がよっぽど嬉しかったらしく、以前にもまして勉強に力を入れるようになった。
しかし、夜遅くまで勉強をしすぎて寝坊をしたり、休日にも関わらず寮に引きこもって勉強するというダミアンを見て、友人は心配する。
また、そんなダミアンと友人を見て、寮長はとある提案をする。
第40話 MISSION：40
フォージャー家の番犬、ボンド。
彼は未来を予知する超能力が使えるのだが、とある夕方、彼の脳裏に突然浮かんだ未来は、不思議なものであった。
それは一面真っ暗な視界。
彼はその光景を、自分の死と捉え、家にいたアーニャやヨルに別れを告げようとする。
しかし、言葉の喋れない彼の思いが通じるはずもなく、宿題中のアーニャには冷たくあしらわれてしまう。
さらにヨルからは、ドックフードを切らしてしまったから、今日の晩は自分がボンドの夕食を作ると言われてしまう。
ヨルの手料理の恐ろしさを知っているボンドは、自分の死因がヨルの手料理だと思うのであった。
第41話 MISSION：41
ヨルの弟、ユーリ・ブライア。
彼は日々、東国の平和を守るために、また姉の平和な暮らしのために国家保安局にて激務に追われている。
そんな彼の次の仕事は、東国を揶揄するような記事を書いたライターを排除すること。
姉の住む国の平和を守るために徹夜で仕事に励むユーリ。
ライターの私生活を盗聴し、記録、怪しい動きがないかを観察し続けるユーリ。
そんなライターの元に、アパートの大家さんが家賃の取り立てに来る。
どうやらお金に困っているらしいライターはとうとう、東国を揶揄する記事を書こうとネタ探しのため街に繰り出す…。
第42話 MISSION：42
アーニャの通う学校、イーデン校には「知恵の甘味」と呼ばれる伝説のデザートが存在していた。
元宮廷料理人が作るデザートで、味はもちろんのこと、食べた者は必ず「インペリアル・スカラー」になれるという噂が流れており、イーデン校の生徒はみなそのデザートを食べたがっていた。
そんな「知恵の甘味」がとうとう食堂に現れたとのニュースを聞きつけたアーニャとベッキー。
父の任務のため「インペリアル・スカラー」になりたいアーニャは食堂へ駆けるが、ライバルはたくさんいて…！？
第43話 MISSION：43
黄昏の同僚であるフランキー。
黄昏の活躍を日々影ながらサポートするフランキー。
ある日、そんな彼から日々のサポートの礼として、仕事の手伝いをして欲しいと言われる黄昏。
仕事の内容はなんと迷い猫の捕獲。
どうやらフランキーの行きつけのカフェで働く「ケイシーちゃん」の飼い猫らしく、彼女との恋路のためになんとしてでもこの猫を捕獲したいとのこと。
あまりのくだらなさにその依頼を華麗に無視して帰ってしまう黄昏。
そんな黄昏に悪態をつきながら、フランキーは一人で捕獲を成功させると決意するのであった。
第44話 MISSION：44
表の顔はフォージャー家の良き妻であり母であるヨル・ブライア。
しかし、裏の顔はなんと「いばら姫」と呼ばれる殺し屋であった。
ある日、「店長」から呼び出しを受け、店長の家へと足を運ぶヨル。
ヨルは、いつも通り悪人を殺す業務の依頼だと思っていたが、なんと今回の依頼はとある人物の護衛とのこと。
その人物が船で移動する間の護衛を依頼され気合を入れるヨルだったが、帰りの電車でふと、自分が殺し屋の仕事をしている意味を考えてしまう。
一方その頃、アーニャは福引でヨルが仕事で乗る船と同じ船でのクルーズ旅行を当ててしまう。
図らずも、家族三人で同じ船に乗ることになってしまったフォージャー家。
果たして船上では一体どんな事件が待ち受けているのか…。
短編 SHORT MISSION：5
シルヴィア・シャーウッド。
彼女は黄昏の頼れる女上司である彼女は、与えられる仕事を完璧にこなし、一切の隙もないその様子から「鋼鉄の淑女」と呼ばれ、畏れられていた。
そんな完璧な彼女の見せる一瞬の隙とは…。
「SPY×FAMILY」7巻の感想
「SPY×FAMILY」7巻では、ついに黄昏とデズモンドの直接対決…！！
ずっと追ってきていたターゲットを目の前にした黄昏を見て、読んでいる方も思わず手に汗を握ってしまいます。
しかし、そんな緊張する場面でも黄昏はものともせずに堂々とデズモンドと対峙、いい距離感を保ったままデズモンドに良い印象を残します。
デズモンドとの会話の中で臨機応変に立ち振る舞うその姿はまさに凄腕スパイ！
いつも余裕そうな黄昏の、本気を見ることが出来ます。
さらに、アーニャのクラスメイトであり、デズモンド家の次男ダミアンの様子もこの巻では垣間見ることができます。
いつもアーニャにつっけんどんな態度をとるダミアンですが、父親に褒められて喜ぶ姿や、それが原因で頑張りすぎてしまうところなど、とっても年相応で可愛いです。
また、「SPY×FAMILY」7巻ではずっと謎だったヨルの「店長」もついに登場！
穏やかな物腰ですがどこか怪しげな彼の正体とは…？
また、ヨルに与えられた船上での護衛の任務ですが、なんと偶然アーニャと黄昏もその船に同乗することに。
一体どうなってしまうのでしょうか！
ヨルは果たして、この仕事を最後に殺し屋の仕事をやめることになるのでしょうか？「SPY×FAMILY」8巻もとても気になりますね！
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