このヒーラー、めんどくさい 5巻のネタバレ、あらすじと感想 | やまねこの漫画ブログ

このヒーラー、めんどくさい 5巻のネタバレ、あらすじと感想

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このヒーラー、めんどくさい 5巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

ついに魔王デルビガルの下へと辿り着いた、アルヴィンとカーラ・・。

自身を世界を統べる闇の支配者と名乗る相手に、カーラは言います。

見た目がダサい、と・・。

はたして魔王は傍若無人な自称ヒーラーのカーラを倒す事が出来るのでしょうか?

 

「このヒーラー、めんどくさい」5巻には第42話から第50話と特別編とカーラのひとりごとが収録されています。

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このヒーラー、めんどくさい 5巻のネタバレ、あらすじ

第42話 魔王

四天王を何とかしのぎ、ついに魔王の部屋へと入るアルヴィンとカーラは、巨大な体躯をした異形の魔物・魔王デルビガルと対峙します。

その姿を見たカーラは魔王を散々と酷評してしまいます。

まずどこかで見た事がある安易な風貌と、魔王が必ず言うだろう安直なセリフ。

 

そして杓子定規に従ったお行儀の良い魔王らしい退屈でありふれた姿と、出逢ったばかりに散々に酷評されてしまう魔王デルビガル。

 

魔王だからって言い過ぎだと怒られるも、その性格は面白いと気に入られ、世界の半分をくれてやろうと、手下になる事を勧められてしまうカーラ。

しかしカーラは、全部ならいいですよ、と、世界の全部を求めてきます。

カーラの無茶苦茶な要求についに怒ってしまう魔王は、交渉決裂と言い、カーラは産まれてきた事を後悔するほどの絶望を与えてやると、臨戦態勢を整えます。

 

「それ我のセリフ!」

お得意のセリフすらも盗られてしまい、営業妨害の上にヒーラーとは思えない負のオーラまで出すカーラに怒鳴ってしまう魔王。

完全に立場が逆転していました・・。

 

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第43話 候補生

デルビガルが実はメガネを掛けた可愛らしい女の子だったと、驚愕の正体を知るアルヴィンとカーラ。

魔王の大きな着ぐるみを着ていただけの彼女は、すっかりと自信を無くし、魔王をもう辞めるといじけてしまいます。

聴けば彼女は魔王候補生らしく、魔王になる為に各地で国や街に村を襲い、実績を上げて魔王協会に魔王として認定される事を知るアルヴィン。

 

魔王協会がある事に驚き、また四天王も四天王組合から派遣されたと聞き、デルビガルが魔王になれば正社員として採用してもらえる、四天王も苦労していたのだと察します。

しかし、当のデルビガルがあまりにも魔王活動に積極的ではなく、メンタルの弱さや自信の無さで、あまり実績が上がらず、仕方なくに四天王だけでも名を挙げようと頑張っていたとの事。

 

少し過保護すぎるのではと思うも、デルビガルも今の自分ではいけないと思い、必死になって魔王らしい着ぐるみを作り、侵入者を迎え撃つも、カーラによって精神的に負けてしまいます。

もう魔王をやる自信がないと言い、また魔王になったせいで親友を失ったとのトラウマも抱えていたデルビガル。

 

すっかりと落ち込んでいたデルビガルに、一肌脱ごうと世話を焼くカーラ。

また犠牲者が出ようとしています・・。

 

第44話 魔王の心得

まず魔王らしい笑い方をマスターすべきと、デルビガルの脇腹をくすぐるカーラ。

デルビガルが苦しそうに笑い苦しむ中でカーラはくすぐるのを止めず、笑い過ぎて窒息死しそうなまでに衰弱してしまう彼女。

カーラは続けて、ボールギャグを取り出し、彼女の口を塞いでしまいます。

 

さらに、獣の様な声を出せるようにすると、無茶な拘束具を付けられてしまいます。

声が出せず、口が閉じる事が出来ず、唾液が漏れてしまう姿をアルヴィンに観られてしまい、もうお嫁にいけないと、泣き出すデルビガル。

 

しかし、これはまだ序の口とカーラの魔王指導は続きます。

そんなカーラを心底恐れるデルビガル。

もうどちらが魔王だか解かりませんでした・・。

 

第45話 酒場にて

兎にも角にもと、魔王の調査を終えたアルヴィンとカーラは、酒場で打ち上げの約束をし、アルヴィンは、ひとりギルド長に事の顛末の報告へ向かっていました。

そんな中で受付嬢のユウリと出逢い、今回の依頼を進めたのが彼女と想い出し、訊ねてみるアルヴィン。

気まずそうな彼女は、カーラちゃんを待たせてはと、アルヴィンに酒場に急ぐように勧めます。

 

はぐらかされたと、一人酒場へと向かうアルヴィン。

カーラがまた誰かとトラブルを起こしていないかと不安でしたが、奇跡的に問題を起こしていないと、神に感謝し、思わず信じたくなってしまったアルヴィン。

しかし、彼女を警戒する冒険者達がいました・・。

 

ヒーラーの格好をした銀髪のダークエルフ、またの名を「ロード・オブ・ディザスター」。

妙にカッコイイふたつ名を持っていると感心するアルヴィン。

 

しかし、彼女は他の冒険者から危険視されていました。

喧嘩自慢のブリガンが入院し、正体が悪魔だと言われ、口から毒を吐き、発する言葉は人の精神に影響を与えると、アルヴィンは否定の出来ない、迷うごとなき事実に納得してしまいます。

彼女に対する悪評は多く、そんな言葉を遮るようにアルヴィンは彼女のテーブルへと向かいます。

向かい側に座るアルヴィンは、彼女に何を言うのでしょうか?

 

第46話 マンドレイク

オルテガイアと共に薬草採取のクエストに参加したアルヴィンとカーラ。

カーラはマンドレイクの群生地を見つけてしまいます。

 

マンドレイク・・、薬剤として高級な品物として取引される代物であるも、引き抜いた時のその叫び声を聞けば、発狂してしまうという危険な代物。

それを採取するのは危ないのではと怯えるアルヴィン。

 

しかしカーラは、マンドレイクを獲るコツがあると、カーラはアルヴィンの目の前でマンドレイクを採取します。

はたしてその採取方法とは?

 

第47話 泉の女神

マンドレイクの採取も終わり、休憩しようと場所を探していて、泉を見つけるアルヴィンの一行。

手を洗っていたカーラでしたが、うっかりと足を滑らせ、泉へと墜ちそうになってしまいます。

 

慌てて助けようとするアルヴィンは、手を差し伸べ、彼女を掴もうとしますが、何故か彼女に蹴られてしまい、兜を泉へと飛ばされてしまいます。

湖面にちゃぷんと沈んでしまう兜。

その時・・、泉が荒れだし、水面から誰かが姿を現します。

 

それは聖なる泉の女神でした。

しかし、自分を聖なる女神と名乗る女はロクなもんじゃないと、カーラはアルヴィンに警戒する様に言います。

はたしてこの女神は大丈夫なのでしょうか?

 

第48話 新しい服

泉の女神になんとかとヘルムを返してもらうも、気づけば何故か樹に荒縄で括りつけられていたアルヴィン。

なんでこんな事にと、疑問符を浮かべる彼に、カーラは覚えてないのかと訊ねます。

 

そして想い出すのはカーラが濡れてしまった服を着替えるからと、背後から気を失う一撃を喰らわされた事。

気絶させたのはお前かと、問い詰めるアルヴィン。

着替えるのを見られたくないから気を失わせてはいけないのかと、驚くカーラ。

 

ご法度だと、怒鳴るアルヴィン。

そんな二人にオルテガイアは呆れていました・・。

 

第49話 再開

1万31・・・と、1万32・・・と、腕立て伏せをしていたアルヴィン。

しかしオルテガイアは、なん^_^で一万から始めたのだと訊ねてきます。

 

アルヴィンは累計で数えるタイプだと気まずく言い返すも、オルテガイアは3万から始めるのを見たと言ってきます。

気まずくなったアルヴィンは、カーラの様子を見に行こうとトレーニングを切り上げますが、濡れた服を乾かしていたカーラは、禍々しい炎を呼び出していました。

 

普通の焚火だったのにと、目を離した隙にこれだよと、うなだれるアルヴィン。

しかしこれは呪いの炎ではなく、ただの狼煙だと言うカーラ。

 

誰の狼煙だと言うアルヴィンを指さすカーラは、彼の背中の人物を呼ぶ為の狼煙だと言います。

背後にいたのは・・、禍々しい程に恐ろしい怨霊でした。

 

慌ててカーラの手を引っ張り逃げるアルヴィン。

しかしそんなアルヴィンを片手一つで軽く投げ飛ばし、落ち着く様に言うカーラ。

その怨霊は、かつて出逢った事のあるネクロマンサーのマリアの妹であるエリーだったのです。

久しぶりに再会したデスフレイム姉妹・・、何か事件が起きそうです。

 

第50話 墓地

首なし死体の戦士のゾンビが出ると、とある墓地へと赴く事となるアルヴィンとカーラにデスフレイム姉妹とオルテガイア。

改めて見れば、どんなパーティーだと、バラエティー豊か過ぎる面々。

マリアはそんなパーティーが心強いと言い、カーラは怖いものなど無いと自信げに言うも、アルヴィンは不安で一杯でした。

 

泉の女神から貰った生首二つ・・、それがこの墓地を彷徨う戦士二人の首かもしれないと、非常に気が重いアルヴィン。

友達と一緒に墓地に来るのが夢だったと、浮かれていたマリアに何も言えなくなってしまいます。

霧が深く立ち込め、先が見えない墓地の中。

はたして目的の彷徨う戦士二人を見つけられるのでしょうか?

 

特別編 新しい武器

アルヴィンに相応しい武器は何かと、読者に応募した結果に浮かれていたアルヴィン。

どんな武器が自分の武器になるのかと、期待していた彼に手渡されたのは・・、パンでした。

出来立てから時間が経ち、硬くなった長いパン。

 

フレンチ・ザ・ブレードとカーラは言うも、ブレードではなくブレットと、冷静にツッコむアルヴィン。

はたして彼に合う武器とは?

 

特別編 聖水

彷徨う死体に聖水を掛けるカーラは、手が滑ったと言い、早く帰った方が良い、土に帰れと、彷徨う死体を自然と煽っていました。

怒りだすゾンビに、聖水をもう一本と、今度は酒場の乱闘みたくに瓶を脳天に叩き込むカーラ。

流石の行動にゾンビもたじろぐも、カーラの挑発は収まりません。

はたしてこの対決の行方は?

 

カーラのひとりごと

瀕死のアルヴィンに告げるカーラの言葉・・、土葬と火葬のどちらにしますか?

争う相手を前に、話し合いましょうと言い、拳でと、戦闘態勢を整えるカーラ。

今にも死にそうなアルヴィンに回復魔法を掛けようとするカーラは、その程度の怪我ならば死んで回復させた方がコスパが良いと言い、回復をしようとします。

とりあえず、これがカーラが何気に言う、いつもの普通の一言でした・・。

 

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このヒーラー、めんどくさい 5巻の感想

今回もカーラの土壇場となってしまいます。アニメも放映され、傍若無人な活躍が目立ち、そんな彼女に振り回されてしまうアルヴィンと、今回も色々とやらかしてくれます。

三人の四天王との死闘を終え、ついに魔王との戦いかと思いきや、カーラの一言で撃沈してしまう魔王・デルビガル・・。

その正体がまさかメガネっ娘だったとはと、驚きの展開でした。

 

根は真面目そうな、とても良い娘なデルビガルは、相手にしたのがカーラだったが故に、悲惨な目にあってしまいましたね。

まあカーラの方が魔王と言うより、邪神みたいなものですから、勝つのは難しいことでしょう。

しかしカーラっていったい何者なのでしょうか?

 

改めて普通のヒーラーではないと解るのですが、まさか本当の魔王だったりしてと、今回の件で改めてその疑いが濃くなってきた彼女・・。

今後に彼女が魔王だったと急展開があっても、アルヴィンはあっさりと受け止めそうですよね。

 

そんなカーラに魔王とはと教え込まれたデルビガル。

今後どうなるのかと気になります。

まあ、また出てきてもカーラに振り回されてしまいそうな気がしますね。

 

そんなカーラなのですが、やはり冒険者から危険視扱いされていたらしく、色々な悪名を流していた彼女。

そんな彼女を慰めるアルヴィンと、彼も弱いですがイイ男ですね。

少しは強くなって欲しいのですが、メンタルとツッコみだけが強くなっていくと、次巻以降の彼の成長も気になる所です。

 

 

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