異世界おじさん 4巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
おじさんによって勇者になってしまった、アリシア=イーデルシア。
駆け出しの神聖魔道士だったにも関わらず、世界の命運を預けられ、深闇の迷宮と呼ばれる高難易度のダンジョンを攻略する事になってしまう彼女。
古代魔導具の救世のワンドを手に入れる為に、おじさんも協力する事になるも、またもやと色々とやらかしてしまう、おじさん・・。
はたして高難易度のダンジョン攻略は果たされるのでしょうか?
「異世界おじさん」4巻には第19話から第22話からおまけと特別編が収録されています。
異世界おじさん 4巻のネタバレ、あらすじ
第19話
5万のゴブリン大軍団を殲滅し、王国から勇者として讃えられたアリシア=イーデルシアと、その仲間達は国王の宣言に沸き出す国民達の歓声と歓喜をただ受け入れるしかありませんでした・・。
山を一振りの剣で薙(な)いだと、山薙ぎのふたつ名を手に入れてしまった、マウンテンスレイヤーのエドガー。
マッドネスバーサーカーの忘却の狂戦士ことライガ。
そして神託の勇者と称えられるアリシア。
おじさんが滅ぼしたゴブリンの大軍勢撃破の功績を押しつけられてしまった彼女達。
国を救い世界を護る為にと、超難関の深闇の迷宮へと挑む事になり、その手伝いをする事になったおじさん。
しかし初心者パーティーのアリシア達では、迷宮攻略は不可能でした。
おじさんによるダンジョン攻略。
はたしてどうなる事やら・・。
第20話
冒険者たる者、常に冷静でなければと、そう言っていたおじさん・・。
セガサターンがディスクを読み込めなくなってしまい、今まで以上の動揺を見せてしまうおじさんでしたが、たかふみによる修理で事なきを得て、再び機動するセガサターン。
ほっと胸をなでおろすおじさんは、直ってよかったと平静さを取り戻します。
気温が少し熱くなり、ゲーム機に不備が出たのだろうと言うたかふみ。
澄夏は、たかふみ達が住む部屋にクーラーが無い事を不安に思い、夏を乗り切れるのかと心配します。
最近では学校でもクーラーが取り付けられる様になったと、そんな事を言うたかふみと澄夏。
おじさんは驚き、学校教育がだいぶと様変わりした事に驚きます。
かつておじさんが青春を過ごしていた学生時代。
平気で生徒をビンタし、怒鳴り声をあげる先生が当たり前でした。
そんな先生によって、ある異世界の窮地を脱したおじさん。
その思い出が語られます・・・
第21話
リュシディオン王国軍総司令官はリカルド=マークフェルドが、悪徳司祭のゼルネガンと組んでアリシア達を陥れようと知り、おじさんは彼らの凶行を止めようとする、おじさん。
しかし彼の前に立ち塞がるのは、王国軍の正規騎士として採用されたメイベル=レイベールでした。
氷の一族の血統を利用し、騎士として就職したとメイベルは自慢してきます。
そんな事を鼻にかけておじさんにドヤ顔で自慢すると、たかふみと澄夏は、そんなウザいマウンティングを取る彼女に言葉を失ってしまいます。
そしておじさんも騎士になってみればと、口利きを申し出てくれるメイベル。
はたしておじさんはその誘いに乗るのでしょうか?
第22話
夏が到来し、おじさんとたかふみは猛暑の室内でうなだれていました。
そんな中に訪れた澄夏は、魔法で涼しくすればいいと助言し、おじさんの魔法で室内は冷気で潤います。
涼やかになる室内ですが、これには対価が必要と、牛の頭を要求する精霊。
精霊に対価を払わなければ、平野部が10年間も氷に覆われてしまうとの大問題が発生してしまいます。
人類存亡の危機と、大ごとになってしまった精霊の要求に、どう対処するのでしょうか?
おまけ
それはおじさんが異世界でまだ過ごしていた時の事・・。
寄生型の魔物が冒険者を食い殺してしまったと町で噂が上がり、その遺体を見てしまったおじさんは、ツンデレエルフとメイベルに感染していないかを調べます。
急にお腹を調べて来るおじさんに、思わず戸惑ってしまうメイベルとツンデレエルフは困惑し、どうすればと慌ててしまいます。
そんな中で、おじさんのお腹に異常が発生し、事態は想わぬ方へと進んでしまいます。
特別編
2019年9月19日・・、メガドライブミニを購入したおじさんはご満悦でした。
購入したから早速に遊んでみようと、たかふみと共にプレイをしようとするおじさん。
たかふみはせっかくだからと、動画撮影を始めます。
今日だけはYouTube喋りは出来ないと言うおじさんですが、早速にコントローラーの説明で長く細かくと熱く淡々と語り出すおじさん。
メガドライブに対する想いが既に暴走していました・・。
異世界おじさん 4巻の感想
アリシア達の登場と、おじさんによって勇者になってしまった初心者の冒険者達。
今回ものっけからおじさんが色々と異世界でやらかしていた過去が明らかになっていきます。
それにしてもふたつ名・・、実際につけられたら恥ずかしいですよね。
マウンテンスレイヤーとか、マッドネスバーサーカーなど、実際にそうつけられたら、恥ずかしくて外に出られませんよね。
赤い彗星とか言われていた、あの人も恥ずかしいと思っていたのでしょうか?
まあ異世界だからと考えたらこれが日常茶飯事なのでしょうか?
これよりも凄いふたつ名が付いている人とかいるんでしょうかね。
そんな仲間を持つ事になってしまい、勇者になってしまったアリシアちゃん・・。
ツンデレエルフさんに、メイベルとは違ったベクトルの彼女。
極めていい子なのですが、おじさんによって記憶を消される不遇な子です。
でも、物語を見れば消された様子が無い様子と、今後の物語に大きな影響を及ぼす雰囲気が漂っています。
さて、それにしてもメイベル・・。非常にウザい様子を見せてきました。
就職したと喜んで、おじさんに自慢する姿・・。
あまりにもウザ可愛いのですが、その後があまりにも酷い結末でした。
母親もろくでもない様子と、家族や生活に恵まれないメイベル。
次巻以降、今後の彼女に幸があればと願います・・。
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