異世界おじさん 2巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
YouTubeでの収入が無くなってしまう・・と、今日中に登録者数を1000人にしなければ無職になってしまうおじさん。
しかし、コメントの煽り耐性が無く、つい反論コメントで返してしまうおじさんでは、今日中に登録者数を増やすのは難しいと頭を抱えるたかふみ。
はたしておじさんは、このピンチを乗り越えて、YouTubeを続けられるのか?
「異世界おじさん」2巻には第8話から第13話とおまけが収録されています。
異世界おじさん 2巻のネタバレ、あらすじ
第8話
おじさんが異世界帰りと知った、たかふみの幼馴染の藤宮澄夏(ふじみや・すみか)が、とりあえずはと自宅へと帰り、まったりと落ち着いていた最中。
YouTubeからメールが届いていました・・。
内容は、パートナープログラムの改正でした。
加入者1000人にチャンネル登録者を増やさなければ、広告収入料を得る事が出来ないと、収入の道が絶たれてしまう、おじさんとたかふみ。
視聴回数は増えているのに、未だに登録者が812人。
頭を抱えるたかふみでしたが、原因はすぐに解りました。
それは、おじさんの反論コメントに原因があったのです。
披露する魔法が特撮や加工だと思われている事に腹を立てたおじさんが、コメントで相手に反論してしまい、結果、登録者が伸び悩んでしまう事に。
しかし今日中に登録者を増やすのは不可能と、絶望的な状況に頭を抱えるたかふみ。
おじさんはこの状況は、かつて異世界の封印都市ルパルドラムの防衛魔法が破られ、伝説級の魔獣が100匹も襲い掛かって来た以来だと言います。
どんな状況だったのかと気になる、たかふみ。
疼く好奇心を抑えきれず、とりあえず、その状況を視聴する事に。
はたして、そのピンチとはどんなものだったのでしょうか?
第9話
たかふみが自宅へと戻ると、そこには澄夏と見知らぬ美少女がいました・・。
メガネを掛けた金髪のエルフ耳の美少女・・、それはおじさんのトラウマであるツンデレエルフさんでした。
たかふみが少し出掛けていた間に何が起こったのか?
それは45分前に遡ります・・。
おじさんは澄夏がたかふみに想いを寄せている事を知り、相談に乗ろうとするも、上手くはぐらかされてしまうおじさん。
おじさんでは相談できないかと察し、追い詰められた時だけの使用としていた禁断の変身魔法で、ツンデレエルフさんとなり、たかふみの叔母として澄夏の恋の相談に乗ろうとしていたおじさん。
たかふみは、そんな美少女になったおじさんを見て、すぐにゲーム実況動画を撮ろうとします。
第10話
ツンデレエルフさんに変身し、20万の再生数を獲得し、思わぬ収入を得たおじさんは、メガドライブを購入してご満悦。
セガのゲームソフトも購入し、それなりの出費でしたが、満面笑顔のおじさん。
そんな嬉しそうなおじさんに何も言えず、とりあえず、またツンデレエルフさんに変身してほしいと頼むも、おじさんはそれを拒否します。
おじさん曰く、あの変身魔法は精神汚染も酷く、解除後も女性らしさが抜けなくなってしまう後遺症があるらしく、変身しての動画撮影はあまり乗り気では無い様子。
おじさんにとって今はメガドライブのプレイが大切と、青春時代を過ごしたゲームハードに夢中でした。
メガドライブをプレイしていたおかげで、異世界である窮地を脱する事が出来たと告げるおじさん。
はたして、その窮地とは?
第11話
澄夏とたかふみの小学生時代の想い出を映像化し、小学校時代のたかふみが澄夏に助けてもらっていたシーンを見て、あまりにも男前な澄夏におじさんは驚きます。
しかし彼女にとって小学生時代は、忘れたい黒歴史!
あまりにも可愛くはない、過去の自分の姿に辟易してしまう澄夏。
彼には過去の自分ではなく、今の自分を見て欲しいと願う彼女。
中学生頃は女性らしくなっていると、たかふみにアピールするも、彼の反応はいまいち。
どうしたら、たかふみは自分を意識するのかと澄夏は悩んでしまいます。
第12話
澄夏が二十歳を迎え、たかふみとお祝いをしていたのを見て、何かプレゼントはと、流石に現金はダメだと思うおじさん。
そんな彼女に送るのは、座右の銘と、異世界で学んだ人生経験を語ります。
外側からどうしようもない力が押し寄せ、窮地に立たされるも、その向かう力の向きを変えれば、簡単に窮地から脱する事が出来ると言います。
「ピンチはチャンス」
と、どんな逆境でも諦めずに、どれだけ無様でも、最後まであがく事が大切だと熱く語る、おじさんの金言。
異世界帰りのおじさんが語る言葉に、すごい重みがあると、感心するたかふみ。
そんなおじさんは、異世界でお酒を飲んだ頃の想い出を映像として映し出していきます。
・・・しかしその映像には、おめかしをしたツンデレエルフさんが登場します。
おじさんの事を意識して着込んでいたツンデレエルフさん。
はたしてその想いは通じるのでしょうか?
第13話
おじさんの能力の凄さを知り、澄夏はある事を提案します。
それは・・、おじさんの能力で野球選手になってみればどうかとの事でした。
野球選手の謎の覆面選手になれば、年俸で稼げると言うも、野球選手の努力を汚す真似はしたくないと言うおじさん。
おじさんもまた小学6年生から高校2年生まで、エ〇リアンソルジャーに打ち込んでいたと、その汗の重みを知っていると語るおじさん。
ゲームと野球の努力を一緒にするのは、どうかと思うも、それ以上は何も言えない、たかふみと澄夏。
そして何気に野球には物騒な言葉が多いと、死球や補殺などの言葉があると想い出す中で、おじさんは異世界で、暗殺されかけた過去を語ります。
ある日、自分の前に現れた暗殺者。
それは・・・氷の一族の末裔であるメイベル=レイベールでした。
おじさんのおかげ──もとい、せいで封印する役目から解放され、安心と安全なニート生活を打ち切られてしまい、根無し草の冒険者へとなってしまった彼女。
その恨みは計り知れないものでした・・。
おまけ
それはおじさんがツンデレエルフと共に、あるダンジョンに挑んでいた時のお話・・。
毒は脅威となると、おじさんの異世界での過去の記憶を見ていた、たかふみと澄夏。
ツンデレエルフさんがダンジョンに仕掛けられたトラップの毒矢を受けてしまい、それを何とかしようとするおじさん。
でも簡単に解毒が出来ないので、口で毒を吸い出し始めるも、毒は媚薬だったらしく、ツンデレエルフさんはおじさんに情欲を沸かせてしまうとの大問題。
はたしてどうなるのか?
異世界おじさん 2巻の感想
澄夏と、新しいキャラクターも登場し、おじさんの異世界での生活を知る仲間が出来たと、たかふみにほのかな想いを抱く彼女と、今後の二人の関係にも注目な2巻・・。
おじさんのYouTube生活がピンチになってしまうと、のっけから大変な事が起きそうになってしまいます。
確かにこの頃のYouTubeは規約が増えて、多くの配信者が引退してしまうきっかけにもなった時期ですから、おじさんもその煽りを受けて大変と、動画配信者の苦労がしのばれます。
YouTubeもある意味で大変な仕事ですね。
そんなピンチも何とかネットの善意で切り抜けたおじさん。
しかし、おじさんがまさかツンデレエルフさんに変身できるとは、驚きを隠せません。
この美少女の姿で動画配信をすれば、間違いなくYouTubeで大成功できる筈なのですが・・。
変身すれば女性みたくなってしまうとの問題がある為、下手をすればオネエみたくなってしまうと、色々と問題がありそうですね。
おじさんのオネエ姿はあまり見たくないかも。
それにしても澄夏ちゃん・・、彼女も不憫な子です。
おじさんの一族は鈍すぎると、たかふみも同じ様に鈍い神経の持ち主かと思えば、色々と奥手な男子みたいですね。
今後の経過では、二人の中も発展するかもしれないと、ある意味で注目していきたいです。
そしておじさんの異世界での生活記憶・・、これよりもひどい事があるのかと、おじさんの心の傷が癒される事を願うばかり。
本当に良く生きて戻って来れましたよね。
続きが楽しみです・・。
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