マッシュル MASHLE 7巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
神覚者候補──カルパッチョ・ローヤンの痛みを知らない残酷な攻撃を前に、苦戦を強いられるマッシュ。
自分を庇い激痛に耐えたフィンの友情に応える為に、マッシュは静かに怒りを滾らせる。
痛みの意味を思い知らせるマッシュの渾身の一撃は、カルパッチョを倒せるのか?
マッシュル MASHLE 7巻には第54話から第62話が収録されています。
マッシュル MASHLE 7巻のネタバレ、あらすじ
第54話 マッシュ・バーンデッドと暴走の庭球
カルパッチョ・ローヤンの痛みを相手に跳ね返す魔法を前に、力業で押し切ろうとするマッシュ。
初めての強敵を前にカルパッチョは高揚する気持ちを昂らせながら、マッシュをジワジワと追い詰めていきます。
自動でマッシュを追い詰めていく女神像の猛攻を回避しながらも、反撃を試みるマッシュは、ついに杖を取り出します。
魔法が使えないマッシュに杖と、動揺するカルパッチョ。
マッシュは杖の先端を掴み、それを飴細工の様に引き延ばし、指の圧力で平たく加工し、一本のテニスラケットを創り出してしまいます。
この手作りのラケットで、マッシュはカルパッチョに、どう立ち向かうのでしょうか?
第55話 マッシュ・バーンデッドと2人の試験者
カルパッチョを倒し、勝利を手に入れたマッシュ。
番狂わせなマッシュの勝利に、彼を魔力無しと馬鹿にしていた面々は驚くしかありませんでした。
敗北し、フィンの痛みに耐えた勇気の重さを知ったカルパッチョは、敗北を認め、マッシュとフィンの勝利を薄れゆく意識の中で讃えていました。
そんな中、マカロンは対峙していた二人の魔法使いを見て、下から二番目の強さだと分析し、水晶を置いて立ち去れと告げてきます。
それに怒る二人は同時にマカロンを攻撃します。
二人掛かりならばと勝利を確信するも、マカロンの底知れない圧倒的な強さを前に蹂躙されてしまいます。
第56話 マッシュ・バーンデッドと炎の神格者
カルパッチョを撃退し、無事に次の試験に進む事が出来たマッシュ。
そんな彼の健闘を称えるマカロンに、底知れない何かを感じたマッシュは、珍しく警戒心をたかぶらせていました。
マッシュの活躍を見守っていたウォールバーク校長。
その隣には神格者の一人カルド・ゲヘナがおり、マッシュとマカロンの対決を冷静に分析していました。
前回の選抜試験でレインが神格者となれたのは、マカロンが出場していなかった事を理由に上げ、もしマカロンが出場していたのなら、レインに勝ち目が無かったと考えます。
そして今、最も神格者に近いのはマカロンと予想し、魔法を持たないマッシュには勝てないだろうとカルドは思うも、ウォールバーク校長はマッシュの可能性を信じている様子。
カルドはマッシュを試してみようと、好奇心から行動を開始します。
第57話 マッシュ・バーンデッドと危ないアッチ向いてホイ
カルドに試験免除をチラつかされ、彼の提案にあっさりと飲んでしまうマッシュ。
そんなカルドからの提案は、アッチ向いてホイで、自分が指さす方向を向かなければ勝ちと、非常に簡単な試験内容でした。
しかしマッシュの足元に刻まれた円形から出てはいけない事が条件で、移動する事を禁じられるも、マッシュに有利な条件が多すぎると、フィンは警戒してしまいます。
カルドとのアッチ向いてホイが始まりますが、やはり簡単なゲームではありませんでした。
指をさした方向から剣による攻撃が出現し、寸前のところで身体を逸らして避けるマッシュ。
円形から出てはいけないと、身動きの取れに制限のかかったアッチ向いてホイの中で、マッシュは剣による攻撃を素手ではじき返します。
マッシュの健闘を称えるガルド。
彼は少し本気を出すと、黒炎の魔法がかけられた剣を取り出し、マッシュに向かって斬撃を繰り出していきます。
斬られれば死ぬまで燃え続ける黒炎の斬撃。
マッシュはどう切り抜けるのでしょうか?
第58話 マッシュ・バーンデッドと最終試験
ガルドとのゲームを無事に引き分けにし、マカロンとの試合に臨むマッシュ。
しかしマイペースにマッシュはシュークリームを食べて栄養補給を行いますが、マカロンも栄養補給と、エビフライを取り出していました。
そしてタルタルソースをべっとりと付けたぐるマカロンに、つけ過ぎたらエビフライの味がとマッシュは言うも、タルタルソースの味を楽しむ為に、エビフライが存在していると告げるマカロン。
マッシュは強敵の予感と警戒します。
そんな二人のやり取りを見ていたカルド。
オーダーがマカロンをマッシュ暗殺に選んだのは、その実力の確実性からだと分析し、圧倒的な実力差があると考えます。
そして始まる試合。
マッシュはマカロンに勝つ事が出来るのでしょうか?
第59話 マッシュ・バーンデッドと音の魔法使い
マカロンの圧倒的な実力に苦戦を強いられるマッシュ。
防御をするも内臓を響かせる音の魔法を受け止めきる事が出来ず、ジワジワと追い詰められてしまいます。
殴っても効かない音の魔法に反撃できないまま、いつしか防戦一方となってしまうマッシュ。
残念そうにしながら追い打ちをかけていくマカロン。
自分が望んでいた強敵では無かったと、無数の音の振動をマッシュに目掛けて振り下ろし、最大の攻撃でマッシュを音で粉砕します。
音の爆煙が立ち込め、周囲が煙に包まれる中、勝利を確信するマカロン。
はたしてマッシュは敗れてしまうのでしょうか?
第60話 マッシュ・バーンデッドと罪な突然変異
マッシュとマカロンの激闘が続く中、魔法局は騒然としていました。
無邪気な淵源が動き出し、その中心人物であるお父様と呼ばれる存在が、マッシュを狙い組織を総動員し、彼の下へと向かっていたのです。
そんな事態を知らずにいるマッシュは、真の力を解放したマカロンと対峙します。
魔力を解放し、小柄な美少年へと変貌したマカロン。
しかしその実力は本物で、マッシュが知覚できない程の速さで攻撃を加えていきます。
音の存在となったマカロンの音速攻撃を前に、手も足も出ないマッシュ。
彼に勝つ秘策はあるのでしょうか?
第61話 マッシュ・バーンデッドと音速鬼ごっこ
マカロンの音の攻撃を壁の反射で見切り、異次元の反射神経で攻撃を加えたマッシュ。
しかし依然として一進一退の攻撃と攻防は続き、固唾を飲んで見守るフィン達。
ランスはこの戦いはどう転ぶか予想できずにいましたが、依然としてマカロンに有利があると見抜いていました。
その予想は当たり、マカロンは最大の魔法であるデスコングを召喚します。
黒い大きな鐘がマッシュとマカロンの頭上に現れ、この鐘の音を聞いたものは必ず意識を失うとされた攻撃魔法。
この攻撃を阻止するには、自分が持つ杖を奪うしかないと、マカロンに挑発されてしまいます。
制限時間1分。
その間にマカロンを捕まえ、杖を壊さなければ、勝利できないと確信するマッシュ。
今、魔法の音速と筋力の音速の戦いが行われようとしていました。
第62話 マッシュ・バーンデッドと最大の危機
マカロンにかろうじて勝利したマッシュ。
ようやくに決着がついたと安堵するも、マッシュの前に無邪気な淵源の首領であるお父様が姿を現します。
マッシュを見るや否や、お父様は試験会場の時間を停止させてしまいます。
全てが静止した時間の中で、長年探し求めていた息子の姿に安堵し、完璧な人間になる為の存在と、マッシュを渇望していたお父様。
そのまま彼を連れて行こうとするも、それを止めたのはウォールバーク校長でした。
時間停止魔法を無力化し、一人で動くウォールバーク校長。
無邪気な淵源の小者が一人、ウォールバーク校長を襲おうと構えますが、動きを読まれていた小者は、彼の一睨みで圧倒させてしまいます。
お父様と呼ばれる男とウォールバーク校長の久方ぶりの思いがけない出会い。
激戦は避けられない雰囲気となっていました。
マッシュル MASHLE 7巻の感想
痛みを相手に跳ね返す魔法使いカルパッチョに、戦闘狂の神覚者候補の一人であるマカロンとの死闘などと、マッシュは連戦に次ぐ激闘を迎えていく7巻。
フィンを徹底的に痛めつけたカルパッチョを撃退し、無事に勝利を収めるマッシュですが、まだ予断は許されない状況と、緊張が抜けない選抜試験。
辛くも勝利を手に入れたマッシュですが、次なる相手は、あのレインですら手こずった神格者候補の一人、マカロンと油断のならない相手が待ち構えています。
流石のマッシュも緊張していた中で、来訪してきた魔法局の神格者のカルド。
マッシュの実力を見て、何やら彼を引き込もうとする動きを見せていると、今後の展開に大きく関わりそうな予感がしますね。
そして始まる今回の見せ場となるマカロンとマッシュの戦い!
のっけから好物自慢と、シュークリームにこだわるマッシュを驚かせる、マカロンのタルタルソースのこだわり。
エビフライを味わうのではなく、タルタルソースを味わうが為にエビフライを使っているのだと、マッシュすらも引かせてしまう名言に驚きます。
そんなやり取りの後に、一進一退の攻防戦と、流石は最有力の神格者候補とも言えるマカロンの音の攻撃に、いつもの攻撃が通用しないと逆境に追いやられてしまうマッシュ。
物理的な攻撃が効かない相手に、どんな攻撃を見せるのかと、追い詰められるマッシュの反撃展開も見どころですが、ウォールバーク校長と無邪気な淵源のお父様との関係なども注目ですね。
マッシュル MASHLE 7巻は無料試し読みすることができます。
ebookjapanで無料試し読みができるのでぜひ読んでみてください。
※気に入ればクーポンでお得に買える!
単行本で読みたい方はこちらがお勧め!
↓↓↓
【TSUTAYAコミックレンタル】はこちら>>
【関連記事】
マッシュル MASHLE 8巻のネタバレ、あらすじと感想
fam8