よふかしのうた 10巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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よふかしのうた 10巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

ナズナは探偵・目代キョウコに吸血鬼を殺すことを止めさせようとします。

目代には本当の目的があるのではと疑い、解決方法があるのではと…。

しかし、コウを殺すと言われたナズナは本気にならざるを得ません。

 

よふかしのうた 10巻には第90夜から第99夜までが収録されています。

よふかしのうた 10巻のネタバレ、あらすじ

第90夜 夜守くんへ

夜守くんへ。私を捜すな。吸血鬼を信用するな。

コウの元へ届いた探偵こと目代キョウコからのメールはこう始まり、コウが吸血鬼に心酔していることを心配している様な内容でした。

学校に居る事は書いていなかったにも関わらず現れたコウに驚いた探偵でしたが、すぐに銃を向けました。

 

咄嗟に探偵の腕を反らすナズナ。

しかし、蹴られて飛ばされてしまいます。

ズルいだろ。と叫び探偵へと向うナズナでしたが、コウが探偵を庇うようにしがみつきました。

 

殺しちゃダメだ。と言うコウ。

探偵さんは始めから…。

その声を遮るように叫びながら、コウを引き剥がし、銃を向けました。

 

コウに謝るナズナ。

自分が探偵を殺すことが出来なかったから、こんな事になったと言いました。

しかし、コウは大丈夫だよ。この人には殺す気はないから。と言いました。

 

第91夜 せめてお前に

吸血鬼を殺せるならどんな方法でもよかった…。

コウが思った通り、探偵は吸血鬼に殺されるつもりで今夜のことを仕掛けた様でした。

 

吸血鬼は死ぬと灰のようになって消えてしまい存在を証明するのが難しい。

だから、自分が吸血鬼に殺される映像が欲しかった。と探偵は言いました。

今まで吸血鬼を殺すことだけを考えて生きてきた。

少しばかりは殺せたが、全員を殺すことは無理だと思った。

 

だったら勝手に死んでもらうしかない。

吸血鬼の存在を世に知らしめ、夜に人が出歩かなくなれば血を吸えなくなる。

そしていつか絶滅する。

 

そんなにうまくはいかないだろうが、静かな夜を作りたかった。

しかし、バレちゃおしまいだね。と言い、殺されるんなら、せめてお前にと思ったんだ。と探偵はナズナに言うのでした。

 

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第92夜 服を脱ぎなさい

自殺しようとした探偵を止めに入ったコウでしたが、はずみで拳銃が発砲してコウの腹に当たってしまいました。

部室に後から飛び込んできたナズナは、探偵がコウを撃ったのかと一瞬、疑問に思いました。

探偵の動揺する姿や自分を止めようとしてこうなった。という言葉でそれが真実だとすぐに分かりました。

 

とにかくカブラの病院へ連れて行こうとした時、コウは起き上がっているのでした。

病院のベッドで気が付いたコウでしたが、カブラに服を脱がされるまで何故自分がここに居るのか分かりませんでした。

 

お腹に包帯が巻かれているのを見て、そういえば拳銃で撃たれたのだと思い出しましたが、酷く眠くなり寝てしまいました。

目を覚ますと、ベッド脇の椅子に探偵が座っているのでした。

 

第93夜 まぁ言うなればそうだな

探偵の話によると、撃たれて倒れていたはずのコウは、気付くと立ち上がっていて、探偵が無事なのを確認すると気を失ってしまったようでした。

自分は吸血鬼になったのでは。と思ったコウ。

 

しかし、探偵は脈を計ったら脈が取れた、吸血鬼には脈がないから人間だよ。と言います。

撃たれた痛みも傷も無いことなど、いろいろと説明がつかなくて不満だろうが、そんなことはどうでもいい。君のせいで死ねなかった。とまで言うのでした。

続けて、吸血鬼を殺すことばかりを考え、吸血鬼を恨むことを生きる糧としてきたが、それが無くなってしまった。

残ったのは空っぽの歳だけとったつまらない女だ。

どうか、夜守くんにはこうならないでほしい。と探偵は言うのでした。

 

第94夜 んちゅ

病院のコウの様子を見に来てくれていたニコに、今回の探偵のとった行動の本当の理由を話しました。

十年をかけて吸血鬼を全滅させるというのは余りに無茶過ぎだと思うというニコ。

当の探偵も分かっていたと告げると、ほんとに時間を掛けた自殺がメインだったのかも。と言いました。

 

コウは、自殺したかった人間を止めてよかったのか。と思っていることを話します。

ニコは本当に死にたいだけならとっくに死んでる。今はそれで納得するしかない。と言うのでした。

続けて挨拶しなきゃいけない奴が居るだろうから、あと一回は学校に来いよ。と言い残して病室を出ようとしましたが、扉の外に誰かが居たのか騒がしく帰って行きました。

 

コウは、探偵に死んで欲しくなかったのは、ナズナちゃんが悲しむ顔が見たくなかったからだ。

そう思いながら、ナズナはどうしてるのかとトランシーバーのブザーを鳴らすと、扉の外から応答のブザーが聞こえるのでした。

 

第95夜 髪切った?

銃で撃たれたはずのコウでしたが、傷は無く傷跡も全く見当たらなかったので即退院となりました。

いったい自分に何が起きたのか。こんな事に答えられそうな人といえば探偵しかいない。と話を聞くことにしたコウとナズナ。

 

立ち話もなんだからと入った居酒屋。

ナズナは初めて先輩である探偵と酒を飲む状況に嬉しく思いましたが、探偵が頼んだ飲み物はオレンジジュースでした。

折角大人になって再会と仲直りをしたのに…。とグチると、生ビールを頼んでくれた探偵。

 

ところで、何か変わったことに気付かないかね。と探偵が言います。

実は会った時に髪を切った事に直ぐに気付いていたのですが…。

そのことに触れていいものか悩み、言うタイミングを逃していたのでした。

この局面をどう乗りきるのがベストか考えたコウ。

髪、似合いますねぇ。

その言葉に照れる探偵でした。

 

第96夜 私は酔っていない

身体の傷も無いし分からないことだらけで、詳しいのは吸血鬼を追った探偵さんだろう。と呼び出した理由を話したコウ。

感情というものについて話そう。君は人間だよ。今はね。と探偵は言いました。

 

何故、傷口が塞がったのか。

一瞬だが、なりかけたんだよ。吸血鬼に。

 

探偵は、プルチックの感情の輪という難しい話しを始めました。

なんでも、人間には8つの基本感情というものがあり、基本感情同士から混同された感情というものがあり、それを二次感情というらしいです。

 

そして、コウはあの時、信頼と喜びの感情が爆発して愛になったのではないかと、感情のバグが起きて一瞬ナズナに恋をしかけた。のではないかと説明しました。

コウはまた、ただの勘違いなのかと思ったようですが、探偵はそれを否定して、君にも恋愛感情があったのだよ。と言うのでした。

 

第97夜 失敗したいな

酒が弱いと言っていた目代先輩こと探偵は、自己申告通りジョッキを2杯も空けずに酔っ払ってしまいました。

目代先輩を介抱するために、ナズナの住処に連れて行きベッドで休ませることに。

水でも買って来ようと二人で出掛けようとすると、体調が悪く不安な私を一人きりにするつもりか。と目代先輩はコウを残すように言いました。

 

渋るナズナに、これで足りるか?添い寝屋。と万札をちらつかせた途端、ナズナはコウを置いて元気良く買い物に出ていきました。

どうしたものかと思うコウ。

目代先輩は、気が紛れるから話しをしてくれないか。と言いました。

 

コウはナズナと出会い夜遊びを始めたことで、普通に暮らしていたら出会わなかった人達と出会った。

いろんな大人がいるけど、はっきりと子供とは違う大人ではなく、今の自分達の延長がいるんだ。

コウはそのように思ったことを話しました。

 

第98夜 難しいな女って

とりあえず、自分探しが終わったナズナ。

コウと二人で学校に最後の挨拶に行きました。

ナズナが教室で挨拶をし終わり教室を出たところで、リラに呼び止められました。

 

ナズナさんて夜守くんの事が好きなの?

まぁ、そういう話しになるか。とナズナ。

コウくんは友達だよ。と返しました。

 

リラが部室へ行くと、そこでコウが待っていました。

ハロウィンの時のことを聞かれ、人助けだとか死にかけたとか、その言葉に妙にハマったようなリラでしたが、コウと散歩がしたいと学校から出るのでした。

普段は部屋でボーっとしてるか本を読んでいると言ったリラ。

 

どんな本を読んでいるのかとコウが尋ねると、リラは絵本だと答えました。

笑わないでね。と言ったそばから笑い出すコウでした。

趣味を笑ったんじゃなくて、イメージが合ってて面白いなと思った。と謝るコウでした。

 

第99夜 普通に生きるって難しいな

探偵さんの10年を無駄にしたくない。

コウとナズナは行動に移しました。

 

探偵こと目代先輩が住んでいるというホテルを訪ね、話を聞き始めました。

探偵さんのお父さんを吸血鬼にした者…。

それを聞いてどうする。と聞き返されると、その吸血鬼と話がしたい。というコウでした。

 

今更何かが分かっても、過去は変わらないから無駄なことだ。と返す目代先輩にナズナは、先輩がやってきた事が無駄なことだってんじゃないの?と突っ掛かります。

そうだ。と返す目代先輩。

すると、だからそれを無駄にしない為にも、その吸血鬼を殺した方がいいんじゃないか。と言いました。

 

殺すとかじゃなくても、目代先輩を泣かせた奴はぶん殴らないといけない。と言うナズナ。

コウとナズナはそんな気持なので教えて欲しいと、改めて聞きました。

 

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よふかしのうた 10巻の感想

吸血鬼を殺す探偵こと目代キョウコは、10年前にナズナの初めての人間の友達で眷属候補でした。

対峙したナズナは探偵が吸血鬼を殺そうとする行動をなんとか止めようとしますが、探偵はナズナを挑発して自分を殺す様に仕向けます。

しかし、その真意を探偵からのメールで気付いたコウは、二人の間に入って止めました。

 

探偵の真の目的は自殺。それを持って長い時間を掛けた吸血行動の阻止。そして吸血鬼の絶滅。

その事がバレた探偵は一人自殺を図ろうとしますが、またしてもコウに止められました。

しかし、その時誤って銃で撃たれてしまったコウ。

その後は不可思議の連続でした。

 

銃で撃たれたはずの傷が無くなり、吸血鬼化したのかと思えば、そうはならなかったのです。

そんな事がありえるとはとても思えませんが、その後の探偵の話によれば、感情の高まりから発したバグとのこと。

 

コウとナズナの間で唯一吸血鬼となりえない条件の、吸血鬼に恋をする。というものが一瞬発動したということですが、一瞬でも発動したらそのまま吸血鬼になるような気もしないではないですが…。

それでも元の人間に戻ってしまった様です。

この先、本当にコウはナズナに恋をすることが出来るのか、少々不安になりますが。

 

さて、探偵さんの10年を無駄にしないための行動を始めようとするコウとナズナ。

そこには星見キクと、キクを好きなマヒルが絡んできます。

キクとはいったいどの様な気持ちでマヒルと居るのでしょうか、次巻へと続きます…。

 

 

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