よふかしのうた 8巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

よふかしのうた 8巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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よふかしのうた 8巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

ナズナは生まれつきの吸血鬼であることで弱点を探す必要がなくなるも、それとは別に、もっとナズナの事が知りたいと思った様子のコウ。

丁度、ナズナも自分探しがしたいと、コウを連れて訪れたのは昔、通っていた学校。

しかも、そこに居たのは・・。

 

よふかしのうた 8巻 には第70夜から第79夜までが収録されています。

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よふかしのうた 8巻のネタバレ、あらすじ

第70夜 お話いい?

定時制の授業を覗き見していたコウとナズナ。

コウ君気付いた?と、ナズナに促されて先生の顔を見たコウは驚きます。

なんと、吸血鬼のニコが授業を行っていたのでした。

 

気付いたニコはコウとナズナに学校に来た訳を聞きます。

決してニコを笑いに来た訳ではないと、コウが今までの経緯を話します。

ナズナは人間と吸血鬼の間に出来た、生まれつきの吸血鬼であること。

最初は信じられないという表情のニコでしたが、カブラとナズナの昔のやり取りを見ていて、それはそれで納得できるものでもあると思った様子。

 

とりあえず授業を受けていけ。というニコに押し切られ、教室に入るコウとナズナ。

自己紹介をする羽目になり、ナズナは危うく吸血鬼だと言いそうになります。

 

一方のコウは、学校に通っていた頃の優等生モードにチェンジし、自己紹介をやり切りました。

しかし、授業後に他の生徒からいろいろと質問攻めに遭ってしまい・・。

 

第71夜 私をここから連れ出してくれる

教室からやっと出れたコウは、ニコとナズナが居る職員室へ向かおうと廊下を歩いていると、自己紹介の時に目が合った女性に呼び止められます。

背丈はコウよりも随分と上な女性に圧倒されますが、それよりも話をしたいと連れて来られた文芸部の部室に入るなり・・。

女性は鍵を掛け、コウに壁ドン状態で「好き」だから付き合って欲しいと迫ってきました。

 

一体、何がどうしてそう思ったのか、訳の分からないコウは女性の勢いに終始押されます。

よく知りもしない人を好きになることや、一目惚れや、何か勘違いで思い込んだのでは?と返します。

 

しかし、好きになる理由なんて理解しなくていいし、勘違いじゃないし・・。

どうして信じてくれないの?と泣き出してしまいました。

 

一方、ナズナはニコに、昔通っていた頃に居た目代ちゃんを覚えているか?と質問されていました。

目代ちゃんはナズナにとって、コウよりも前に出来た最初の友達だったはず。と言われ、そうだったかねぇ。と返すナズナでした。

 

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第72夜 夜守くんショック受けてんじゃん

文芸部の部室にナズナの過去がある。

ナズナにとって人間の初めての友達がそこに居た。と聞かされたコウ。

初めての友達は自分ではなかったのか。と頭の中でぐるぐると思いが巡る様子。

ほらぁ、夜守くんショック受けてんじゃん。でもコウには知って欲しいからと言うナズナ・・。

 

部室を調べたい。というニコでしたが、コウにいきなりアタックしてきた娘、越後リラは少々問題児な様子。

直ぐに誰かを好きになり付き合いが始まるが、長くても一週間でリラちゃんの方からフッてしまうのだとか。

 

リラは最近は落ち着いていたのに、突然の転入生としてコウが現れて、とても魅力的に映ったのでしょう。

こうなってはコウ以外とのコミュニケーションは皆無に等しいので、部室の調査はコウに任せる。

だから、リラと付き合って一週間で別れてくれとコウはナズナから言われます。

 

しかし、女の子と付き合った事のないコウは、腑に落ちないところもあり、なかなか踏み切れません。

しかしナズナに乗せられ、彼女が居たことのある男に仕立て上げられ、渋々リラの待つ文芸部の部室へとコウは向かうのでした。

 

第73夜 束の間の学園ラブコメ

部室でナズナの過去を調査することになったコウは、授業の後、束の間の恋人リラと一緒に文芸部の部室へ行きます。

そこにあったのは、30年以上前から記録があるという文芸部の部誌。

 

ここに、もしかしたら何かが残っているのかもしれない・・。

そう思ったコウは目代という人物に関する記録が載った部誌を調べることにしました。

 

目代キョウコは3年生の秋に姿を消してしまった。

母親が死に父親も失踪し、目代も姿を消したということで当時は結構騒がれたようです。

その時の事でナズナも何か知っているのでは。とニコは確認します。

ニコは、目代はナズナの初めての眷属候補だったのではないかと思っている様です。

 

部室で部誌を確認するコウは、部誌を読み込んでいるリラと共に、目代の日記を読みます。

リラの説明にあるようにネガティブな感情を的確に表現する文章に共感を覚えながら読んでると・・。

すると、そこに出てきたのはナズナとの出会いの一幕でした。

 

第74夜 おはよう先輩

部誌に、確かに書かれていた七草ナズナという名前。

本当にここに彼女が居たという確証になる。

コウはそんな事を思っていると隣に座っていたリラが聞いてきます。

 

この七草さんは、夜守君と一緒に来た、あの七草さんなの?

10年前に書かれた部誌に名前があり、同じ名前の人が現れた。

夜守君は目代さんを調べていて、七草の名前が出てくるのは目代さんの日記だけ。

これは偶然なの?

 

コウは少しだけ答えを考えてこう伝えます。

僕は確かに目代さんを調べに来たけど、理由はまだ言えない・・。

今話してしまうと君に危険が及ぶかもしれないから。と。

するとリラは、秘密を抱える王子様だぁ。と妙な納得をしてくれた様でした。

 

第75夜 お好きに。

今から10年前。

あまり人の血を吸っていなかったナズナは、本来吸血することで得る人の感情というものが欠落していたようです。

記憶するための感情が育まれないらしく、記憶がよろしくなかった様。

ニコに言われた事が全く理解できないでいたナズナ。

ニコはナズナを学校に通わせることにしました。

 

授業初日、自己紹介で名前だけ言ったら周りから笑われたナズナ。

しかし、何故笑われたのか分からない様です。

また、隣で教科書を見せてくれていた男子に、変わっている。と言われます。

 

お前は変わってないのか?の質問に、普通に居る人間だと返され、平均的で特徴がない人間ということだな。と言ってしまうほどでした。

特に面白い訳でもないが、暇だからと登校するナズナ。

早く着いてしまったナズナは、誰も居ない部屋で待とうと思い静かな部屋に入ると、ひとりで本を読む女子が居るのでした。

 

第76夜 七草さん馬鹿だから

目代に勧められた本を読み、将来は探偵になりたい。と言ったナズナに、馬鹿だから無理だと思うよ。と返す目代。

探偵なんて凄く地味な仕事ばかりだと言っていると、ナズナの中で描かれたカッコいい探偵像が崩れ、悲しい表情になります。

すると、カッコいい探偵も居ると思うよ。とフォローするのでした。

ナズナはとても純粋で子供のように何でも吸収するが、ふとした時に見せる顔はとても知的に見えました。

 

そんなある日、目代に告白する男子をコテンパンにして返してしまう様子を見たナズナは、あれは酷くないか。と言いいますが、以前、自分が取っていた態度を同時に思い出すのでした。

しかし、目代は男に対して厳しいと言うナズナ。

そんなナズナに、日々会う度に成長を感じる目代でした。

 

第77夜 そうかもね

目代先輩の家庭事情を聞いたナズナ。

二人は探偵となって目代先輩の父親の浮気調査をすることにしました。

目代の家で、まずは格好からとナズナは制服に着替えさせられました。

 

目代先輩が言うところでは探偵は普段の生活に溶け込まないといけないからだそうですが、目代先輩は探偵らしい格好をするのでした。

もちろん冗談だと言います。

そして浮気調査を開始する。と言い、父親の部屋へ入ります。

 

両親は遅くならないと帰ってこないから大丈夫。

パソコンの電源を初めて入れた様子のナズナ。

ログイン画面に目代先輩はパスワードをと、まずは父親の誕生日を入れましたが違うようです。

 

次は母親の誕生日を入れますがこれも違う。

最後に自分の誕生日を入れるとログイン出来てしまうのでした。

頭を抱える目代先輩。

複雑な心境の様です。

 

第78夜 浮気ってなんでだめなの?

探偵といえば張り込みと、丁度都合良く父親の職場の向かいにある喫茶店に居るナズナと目代。

つかぬことを聞くが、とナズナは浮気がなぜだめなのかと目代に聞きました。

結婚とは契約であり、家族というルールから外れてはいけないだろう。と言います。

 

また、ルールを外れたら慰謝料を取られたり、社会的地位を失うかもしれない。と言います。

しかしナズナは、その覚悟があればしてもいいんだ。と言います。

 

いや、それは法の下の正義の話しであって、単に自分が嫌なんだよ。と目代は言いました。

自分は家族が大好きだった。

だから、父親が外の女を大事にされたり、それで両親の仲が不仲になるのも、裁判になるのも、とても嫌な気持だと。

 

それを聞いたナズナは、先輩が嫌な思いをするのは許せない。

この探偵ごっこで先輩の居場所を取り戻そう。と言うのでした。

 

第79夜 相手があたしでも?

目代の父親がタクシーに乗って移動し始めたので、吸血鬼の身体能力で後を追おうとしたナズナ。

しかし、途中で誰か、多分他の吸血鬼とぶつかりはずみで手に怪我をしてしまいました。

目代のところへ戻り、手を見た目代は終電ということも重なり、近くで宿を取りナズナを治療しようとしますが、酷かったはずの傷が殆ど治っていることに驚きました。

 

そうなるよなぁ。と目代の反応に自分は人間ではないらしい。と話します。

では、何なのだ?と聞かれたナズナはフザけた感じで吸血鬼だと打ち明けるのでした。

理解に苦しむ目代でしたが、そもそも人間と何が違う?とナズナに質問していきます。

 

私もなれるのか?との質問に、条件をクリアすればなれる。

しかし、先輩には恋という感情が無さそうだから無理だな。と言うナズナ。

目代も自覚した様に言いますが、相手があたしでも?とナズナは目代に言うのでした。

 

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よふかしのうた 8巻の感想

ナズナの自分探しの旅と称して、コウを連れてきたのは定時制のある高校でした。

そこで教鞭を取っていたのは、あのニコです。

今から10年前、ナズナはこの定時制に来ていた様です。

それも、ニコが学のないナズナを心配してのことでした。

 

物語の様子では、まともに授業を受けていたような感じはしませんが、目代と仲良くなり勧められた本を読み、人と会話をすることによってナズナの成長が覗えます。

でも、前にナズナの年齢が30歳~40歳辺りだとあったので、10年前といえば20歳~30歳前後になるわけです。

その頃、人としての成長がなかったというのは、正直怖いと思ったのは筆者だけでしょうか・・。

 

とりあえず、学校に通う事でそれなりになったのはよかったのではないかと思います。

目代に勧められた本がミステリー本で、登場する人物が探偵だったこともあり、目代の家庭事情を聞いたナズナは本の中の探偵に憧れ、浮気調査をすることになるわけです。

しかし、尾行に失敗して怪我をしてしまい、それが元で吸血鬼だということを目代にバラします。

 

つまり、それほど心を許せる相手だったのでしょう。

しかも眷属になるための条件まで話す訳ですから。

さて、巻末で目代に眷属にと話をするナズナ。

果たして目代はどうするのでしょう。

次巻でのお楽しみです。

 

 

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