SPY×FAMILY(スパイファミリー)1巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
「SPY×FAMILY」は、スパイ、殺し屋、超能力者が互いに秘密を抱えつつ家族としてお互いの利益のために暮らしていくうちに打ち解けていく物語です。
「SPY×FAMILY 」1巻は、凄腕スパイの『黄昏(たそがれ)』が政治家デズモンドに接近し動きを探れという任務を依頼されるところから始まります。
デズモンドと接触するために、子どもと妻が必要になった黄昏。
しかし、彼に家族はいなかったため、任務のために急ごしらえで家族をつくることになります。
「SPY×FAMILY」1巻では、第1話から第5話までが収録されています。
SPY×FAMILY 1巻のネタバレ、あらすじ
第1話 MISSION:1
百の顔を使い分ける凄腕スパイの「黄昏(たそがれ)」。
彼に託された次の任務は、政治家デズモンドに近づき、不穏な動きを探ること。
しかし用心深いデズモンドは、めったにその姿を表すことはない。
そのため、黄昏はそんなデズモンドが唯一保護者として参加している、学校の懇親会へ潜入することとなった。
懇親会へ参加するため、黄昏は里子をさがすが、そこで出会ったのはなんと人の心が読める、超能力者の女の子であった。
そんなこととは露しらず、超能力について「知能が高く、学校に入学できそう」と判断した黄昏は、里子であるアーニャを引き取り、共に新生活をはじめる。
慣れない子育てに珍しく苦戦する黄昏。
ある日、黄昏の外出中に退屈になってしまったアーニャは、黄昏のスパイ道具を勝手に使い、敵組織にでたらめな暗号を送ってしまう。
第2話 MISSION:2
苦難の末に、名門イーデン校の筆記試験を突破したアーニャと黄昏。
しかし、2次試験は父母揃っての参加が絶対条件の三者面談であった。
母役が必要になった黄昏は、婚活をはじめるもなかなか良い条件の女性が見つからない。
そんな中、アーニャの服を仕立てに入った店で、不思議な女性と出会う。
凄腕スパイである黄昏の背後をとり、彼の視線を気取る女性。
彼女の裏の顔はなんと、「いばら姫」と呼ばれる凄腕の殺し屋であった。
超能力でそのことに気づいたアーニャは、なんとか父である黄昏とヨル・ブライアを名乗るその殺し屋の女性との仲を、好奇心からとりもとうとする。
一方ヨルも、週末にあるパーティーのために男性のパートナーをさがしていたところであった。
ヨルは、黄昏に妻がいないことを知り、黄昏にパーティーの間恋人のフリをしてほしいと頼む。
また黄昏も、アーニャのために面接時に妻のフリをしてほしいと頼み、二人は契約関係となったが…
第3話 MISSION:3
超能力で人の心が読めるアーニャ、殺し屋のヨル、そして凄腕スパイの黄昏。
お互いに秘密を持ちながら、アーニャの入学試験突破に向けた共同生活が始まった。
しかし、アーニャもヨルも面接に慣れておらず、面接練習が思うようにうまくいかないなか、黄昏はせめて、上流階級の一般常識を身につけるために町へ繰り出す。
オペラや美術館、高級レストランに足を運ぶも、アーニャとヨルにはあまり向いておらず、ふさわしい振る舞いができない。
絶望する黄昏だったが、そんな黄昏を気遣い、ヨルは自分がよく行く町外れの公園へ黄昏とアーニャを案内する。
穏やかな雰囲気に心が和む3人だったが、突然、老婆を狙ったひったくりの現場を発見してしまう。
第4話 MISSION:4
ついに入試試験の面接本番。
ヨルとアーニャと黄昏は上流階級の家族として、面接会場であるイーデン校へ向かう。
しかし、アーニャの受験するイーデン校は国内でもトップクラスの名門校。
学校へ足を踏み入れた途端に三人は教職員からの視線を感じる。受験はすでに始まっていたのであった。
面接会場へ向かう際の一挙手一投足まですべて採点されている中、黄昏たち三人は”エレガント”に振る舞い、順調に足を進めていく。
道の途中で試験の課題として、ドブにはまった少年の救出や、飼育舎から逃げ出した動物が暴れるなどのトラブルに見舞われる。
黄昏のスパイとしての鮮やかな身のこなし、ヨルの殺し屋としての圧倒的な武力、そしてアーニャの超能力で、”エレガント”に解決していく三人であった。
第5話 MISSION:5
トラブルを乗り越えついにたどり着いた面接会場。
しかし、名門イーデン校で行われる面接はやはり厳しいものであった。
先に面接したであろう少年が泣きながら部屋を退室していく様を見て、三人は緊張しながら自分たちの順番を待っていた。
面接本番、黄昏は事前に面接官の情報を手に入れていたため、スマートにかつ面接官ウケのいい返答を難なくこなし、ヨルも練習通りに面接官の質問に答え、面接は順調に進んでいた。
しかし、ヨルが料理をしないことを面接官につっこまれ、馬鹿にされてしまう。
面接官のうちの一人が、おしどり夫婦(に見える)ヨルと黄昏をねたんで、私的な感情で2人を不合格にしようと画策していたのだった。
ヨルやアーニャに対し嫌味な質問をぶつける面接官。黄昏は、任務のためだと割り切って落ち着こうとしたが…
SPY×FAMILY 1巻の感想
漫画「SPY×FAMILY」1巻は、黄昏はスパイということ、アーニャは超能力者であること、ヨルは殺し屋であること。
それぞれを互いに隠したまま、自分の利益のために一緒になった三人が、それでも家族として暮らしていき、徐々に打ち解けていくといった、ハートフルな物語です。
読んでいると、いつ秘密がばれてしまうのかとドキドキしながらも優しい気持ちになれます。
それでいてアクションシーンも鮮やかに、かっこよく描かれていて、「SPY×FAMILY」は、少年漫画としてもばっちり楽しめます。
「SPY×FAMILY」1巻では、入試に苦戦する三人の姿が描かれていますが、スパイ、殺し屋、超能力者の三人がそれぞれの思いを抱えながら、協力して困難に立ち向かう姿は、とてもかっこよくて魅力的です!
特に、冷酷な黄昏がヨルとアーニャに対して徐々に心を開いていく様子、そして、依頼が完了したらこの三人の関係も終わってしまうということに葛藤する様子がすごく印象的です。
ぜひ読んでみてくださいね。
また、今後はどのような物語が展開されていくのか、また三人の秘密はいつか明かされてしまうのか、2巻も楽しみです。
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