マッシュル MASHLE 2巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
神格者になる為にコインを集める決意をしたマッシュ・バーンデッド。
しかし自分と同じく神格者を目指すランス・クラウンに、フィン達を人質に取られてしまい、コインを賭けて対決する事になってしまう。
そして新たなる生徒──ドット・バレットにも目の仇として睨まれてしまうマッシュ。
はたして無事にコインを集め、神格者になる事が出来るのでしょうか?
マッシュル MASHLE 2巻には第9話から第17話が収録されています。
マッシュル MASHLE 2巻のネタバレ、あらすじ
第9話 マッシュ・バーンデッドとお兄ちゃん
この世界では半数を占めるだろう一線魔導師とは違い、二線の膨大なる魔力を持つ魔道師であるランス・クラウンの重力魔法を喰らうも、常人離れをしたマッシュの身体力を抑える事は出来ませんでした。
マッシュは拳打を打ち込み、寸前で避けるランス。
その際に零れ落ちたペンダントをマッシュはおもむろに拾うと、それは幼い幼女が微笑む写真が収められていました。
その写真を見て、察するマッシュ。
こいつはロリコンだと、警察を呼ぶべきか迷う中、ランスは自分はロリコンでないと断言します。
そう彼は重度のシスコンだと告白したのです……
第10話 マッシュ・バーンデッドと魔法薬学の課題
ランスとの死闘を終えて、銀のコインの欠片を手に入れ、好調なスタートをきったマッシュ。
とりあえずは今日は平和だと安堵するも、フィンは大慌てでした。
魔法薬学の課題を出し忘れていたと、下手をすれば退学もののミスと大慌てな彼に、マッシュは他人事のようにしています。
そんなマッシュを助ける為に課題の手助けへと訪れたランス。
マンドラゴラという生物を使って魔法薬を生成する事になるも、魔法が使えないマッシュに当然と凶暴化するマンドラゴラ。
マッシュは魔法薬を生成する事が出来るのでしょうか?
第11話 マッシュ・バーンデッドとモテない同級生
課外授業に深い森へと訪れたマッシュ達。
そんな中でドット・バレットと名乗る、痛い性格の人物に睨まれてしまいます。
自分を人生の主人公と公言し、何やらと暑苦しい人物。
しかしレモンと仲良くしているマッシュを見て、宣戦布告してきます。
イケメンを許せず、リア充を認められない、非常にめんどくさい相手に絡まれてしまうも、森に徘徊する巨大サソリを退治しなければいけないと、二重苦な現状のマッシュ。
そして問題児であるシルバ・アイアンにも睨まれてしまい、マッシュは無事に課題を終える事が出来るのでしょか?
第12話 マッシュ・バーンデッドと恋模様
レアン寮生の美少女ローレン・キャバスと共闘する事になったドット・バレット。
今までの人生でモテた事のない彼にとって、千載一遇のチャンスと落ち着きなく狼狽えていました。
しかしローレンはシルバと手を組み、得意の魅了魔法で相手を騙し、コインを手に入れていた刺客だったのです。
しかしそんな彼女の魅了にまったく気にもしないマッシュ。
あるのシュークリームの事ばかりと、シルバの作為にも動じた様子もありませんでした。
第13話 マッシュ・バーンデッドと疑えない男
ローレンを守る為にシルバの攻撃に5回耐える事になったドット。
マッシュも同じ5回の攻撃を受ける事になるも、マッシュには耐えられないと、代わりに受けると言い、ドットはシルバの一方的な攻撃を計10回耐える事を選びます。
猛烈なシルバの攻撃に耐え、傷つきながらもローレンの為に耐えるドット。
それが騙されていると知っていても、彼女を信じてしまう彼に、マッシュは卑劣なシルバとローレンに怒りをあらわにし、戦いを挑みます。
第14話 マッシュ・バーンデッドと鉄の魔法
ドットを愚か者と笑い蔑むように馬鹿にしてくるシルバ。
マッシュをザコとして見下し、彼に向って攻撃を放つも、シルバが作り出す、鋼鉄の結晶を連続で幾度もぶつけるも、それを苦も無くに拳であっさりと破壊し、強烈な打撃をその顔面に喰らわせます。
金のコインを二枚も手に入れた実力者である自分を殴り倒したと、マッシュの力を前にうろたえるシルバ。
怒りにまかせた反撃を喰らわせるも、無数に襲い掛かる結晶を全て破壊し、シルバの腹部に一撃を喰らわせるマッシュ。
完全に戦意喪失したシルバを見下ろしながら、マッシュは攻撃の手を止めるつもりはありませんでした。
第15話 マッシュ・バーンデッドと巨大森サソリ
ドットにした10回の攻撃に耐えられるかと、マッシュの渾身の一撃を喰らわされていくシルバは、ただ絶望を抱くしかありませんでした。
このままでは殺されてしまうと、なんとかしてこの現状を打破しなければと策を練る中で、森の奥から巨大な森サソリが姿を現します。
シルバは千載一遇のチャンスと、このサソリとマッシュを戦わせている間に逃げればと考えますが、マッシュは蚊でも払う様に巨大なサソリを叩き飛ばしてしまいます。
その光景に唖然とするシルバ。
マッシュに殺されると覚悟をするも、可哀想だからと許されてしまいます。
完全に敗北を喫したシルバを前に、ローレンはマッシュに取り入ろうとするも、男女平等のジャーマン・スープレックスを喰らわされてしまいます。
あまりの強さに言葉を失うトッド。
ただ無茶苦茶としか呟けませんでした。
第16話 マッシュ・バーンデッドとユニコーンの骨
貴族関係者で構成されている血統主義を重んじるレアン寮が本格的にコイン収集に動き出したと、監督生アベル・ウォーカーの率いる七魔牙(マギア・ルプス)が動いたと知ります。
しかしそんな設定を12歳の時に考えていたと懐かしみ、まるで動じた様子の無いマッシュ。
とりあえずはランスからはこれからの行動には気を付けた方が良いと忠告されたのですが、授業の教室を間違えてしまい、うっかりと七魔牙の部屋へと訪れてしまいます。
アベルと対面し、一触即発な状態。
マッシュは無事に抜け出せるのでしょうか?
第17話 マッシュ・バーンデッドと人形の魔法使い
ただ教室を間違えただけと、言い訳も出来ない状況でアベルと対面する事になったマッシュは、彼から問われてしまいます。
何故に神格者を目指すのか? と。
マッシュは家族と平和に暮らす為だと、本心をありのままに言うも、それは間違っていると切り捨てられてしまいます。
アベルは神格者は世界を創り出す役目を持つ人物と説き、世界を本来の姿に戻すと告げます。
弱者を搾取していたからこそに、この世界は繁栄したにも関わらず、今の世の中は弱者を保護し、平等をうたい、慈悲の心を持てと言う始末と、それらを全てたわ言と片付けます。
しかしそんな難しい話を理解する気も無いマッシュは、アベルも平和に暮らしたいのだと察し、それを敵対行動だととらえるアベル。
逃れられない対決が始まろうとします。
マッシュル MASHLE 2巻の感想
マッシュ以外の濃いキャラクターが次々に登場していく2巻は、ライバル臭のするランスの登場に身構えてしまいます。
しかし、実は重度のシスコンだったと、相も変わらずにシリアスがすぐに休んでしまう、通常運転な今回であります。
マッシュ以上にマイペースな登場人物の中でも、最も濃いキャラクターとなったドット・バレットは、悲運のキャラクターでした。
当初は主人公になる筈だったキャラクターにも関わらず、担当によって配役が変更されてしまい、すっかりと痛いギャグキャラクターとなってしまいます。
世界の主人公と、イタイセリフを叫び、男気を見せてくれ、実に美味しいキャラクターをしています。
鬼畜な悪役であるシルバの攻撃に耐え、騙されているにも関わらず、ローレンを守ろうとする姿は、まさに主人公と言うべき姿なのですが、後半はすっかりとギャグキャラへと変貌してしまいます。
マッシュの活躍も相変わらずにマイペースに無双し、まるで負け知らずな彼ですが、中二病な組織な七魔牙(マギア・ルプス)との死闘と休まる間はありません。
過去に何かあったような、人形を母さんと呼ぶ変人な雰囲気のアベルの登場と、底知れない七魔牙との抗争と、コインを巡る戦いも今後、盛り上がりそうな予感がします。
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