よふかしのうた 2巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
コウは幼馴染のアキラとの密会?を見られてしまい、気分を損ねた様子のナズナでしたが、誤解は解けて友達同士になります。
そんな折、コウはナズナからキスをされてしまいますが、果たして・・。
よふかしのうた 2巻 には第9夜から第18夜までが収録されています。
よふかしのうた 2巻のネタバレ、あらすじ
第9夜 なんのつもりだ七草ナズナ
夜にこっそりと家を出ることに慣れて満足しているコウ。
今夜は、彼女はどこに居るのだろうと思った時、昨晩キスをされた事を思い出しました。
そして、今夜に限って分かりやすい所に居る。
コウは直ぐには顔を合わせる事が出来ないでいました。
彼女はなんのつもりでキスをしたのだろう。
キスといえば好きな人同士がする行為のはず。
つまり、キスをするような仲ということは、自分はナズナちゃんの事が好きなのか。
ナズナちゃんを好きになったということは、吸血鬼に恋をするという目標が達成されたのではないか。としばらくの間、喜んだ時、ナズナが現れました。
どうぞ!と首を差し出すコウ。血を吸うナズナ。
吸血鬼になった?と言うコウ。
なるわけねーだろ。とナズナに言われました。
どうやら、たった1回キスしたぐらいで好きになったと思ったようでした。
第10夜 せまくない?
人は夜に寝なきゃだめなんだぞ。よふかしなんて大人になれば嫌でもするんだから。
そう学校で言われて帰宅したアキラ。
帰宅して風呂や予習など、一通り熟して夜8時には布団に入る。
そして明朝に目覚める。そんな毎日でしたがこの日にアキラが目覚めたのは、0時前でした。
着替えをして家を出ると、そこに居たのはコウ。
人は夜に寝なきゃだめなんだよ。というアキラに、その言葉そっくり返すわ。というコウでした。
アキラも一緒に遊ばない?とナズナの家に行く二人。
ギャルゲーの学校に行く選択肢で「行かない」を選択したコウに、なんでゲーム内ですらそんななの。というアキラ。
めんどくさい。と返すコウでした。
しかし、ナズナとの会話にコウが夜遊びしていることを心配していましたが、昔と変わっていない様で安心したアキラ。
ところでさぁ、もう4時だからそろそろ寝ない?というナズナに、一緒に寝てるの?と、ちょっと引くアキラでした。
第11夜 需要と供給
アキラを誘いナズナとコウの3人で遊んでいると雨が降り出し、雨が止むまでナズナの部屋に居ることになったアキラ。
ナズナがコウの血を吸う場面を間近で見たので、何故ナズナはコウの血を吸っているのか、またコウは何故ナズナに血を吸わせているのか、が気になり聞くことにしました。
ナズナはコウの血が美味いからだと言い、コウはナズナに血を吸われたいからだと言う。
つまり需要と供給だと返ってきた。
さっぱり分からないアキラは、何故コウは血を吸われたいのかと聞くと、答えは吸血鬼になりたいからだと言う。
昔から成りたいものという事が言えなかったコウにしてみたら、成りたいものが出来ただけ良かったと思うアキラでした。
第12夜 そりゃ困ったやつですね
目が覚めて時計を見るナズナ。時刻はまだ夕方。
仕方がないのでゲームをして時間を潰したり、掃除をしたり、テレビを見たり。
それでもまだ20時を過ぎた頃だった。
まだ夜には早いが外に出るナズナ。
ブラついていると野良猫を見つけたのでじゃれて遊んでいた。
満足して再び歩き出そうとしたが、野良猫を触った手はそれなりに臭ったようで銭湯に行くことにしたようだ。
番台に腕時計型トランシーバーを預けて、鳴ったら呼んでくれるように頼んだ。
身体を流すとトランシーバーのコールが鳴り、急いで外に出た。
コウと顔を合わせたが、風呂上がりで髪を縛っていなかったので、直にはナズナだと分からなかった様だ。
それよりもいつもと様子が違うナズナに、コウはトキメイているらしい。
第13夜 休憩できるお店
ナズナちゃんがお風呂に入っていたなら、自分も入りたくなったコウ。
しかし、湯船に浸かっていると嫌なことを考えてしまうらしく、頭が忙しいと思った。
コウは風呂上がりのいつもとは違うナズナを見て、今度は感情が忙しくなった様です。
そこでナズナちゃんに今直ぐ血を吸って欲しいと言いました。
血を吸われることで気持ちが落ち着くのと、吸われる事で自分が今ナズナちゃんをどう思っているのかという気持ちの確認をしたかった様です。
今直ぐ吸えというなら吸うが、腹が減っていたから加減は出来ない。と大分吸われたコウ。
ちょっと休みたい。と目の前に見えた休憩という文字に、そこで休もう。とナズナに言いました。
そこが例のホテルだということを、部屋に入って気付いたコウでした。
第14夜 天才陽キャかな?
なんか面白い遊びを考えろ。
ナズナからそう言われたコウでしたが、大した事は思い浮かばず何となく言ってみたのがナイトプールだった。
その言葉にテンションが上がったナズナは準備をして直ぐに行くと言うのでした。
初めて訪れたナイトプール。
コウはその光景に大人の世界だと思いました。
着替えて来たナズナの姿は、いつもとあまり変わらないながらも、Tシャツに水着は何となくエロく感じるのでした。
飲み物を取ってくる。と離れたナズナは、周りから可愛いと注目を浴びます。
吸血鬼とは顔が良いものなのだとナズナが言っていたのを思い出すコウ。
そのうちナンパされてしまいました。
その光景が、よく分からないながらも嫌な気持ちになったコウは、ナズナを連れ戻しに行くのでした。
第15夜 これが労宮というツボです
ナズナが自分の血を美味いと言うことは、他の人の味を知っているから・・。
今まで誰の、何人の血を吸ってきたのか、知りたいようで知りたくないような、そんな気持ちになっていたコウ。
夜の町で血を吸ったことのある人を言われたら嫌だなぁ。と思っていた時に、まさにナズナがそれを言うのでした。
ナイトプールの時から自分は嫉妬深いということに気付いたコウでしたが、ナズナの事をもっと知りたいという気持ちも強くなっているようです。
話の流れで、ナズナが今までどうやって血を吸う相手を獲得していたのか、最近はコウが居たからやっていなかったと言い、見せてくれたのは添い寝屋というものでした。
マッサージなどをして眠くなった客の血を吸っていた様です。
お金は要らないよ。と、メニューを渡されたコウが選んだのはマッサージコースでした。
第16夜 会社の飲み会 これが良くない
就職して2年の白河は、会社の飲み会の帰り、タクシーを降りて夜道を歩きながら思うのでした。
会社の飲み会、これが良くない。と。
仕事はやりがいもあって悪くない。
しかし、飲み会を楽しいと思ったことは無く、早く帰るか仕事をしていたいと思っている。
下品な上司の態度に腹が立ち、少しでも品を持ってくれと思っている。
タクシーを途中で降りるのも、家の場所を知られたくないからだ。
ただ、夜道の静けさは好きでその点だけは良いと思っているようでした。
あそこ、まだやってるかなぁ。
そう思ったのは、半年ほど前にナズナに声を掛けられ、添い寝屋で彼女にマッサージをしてもらったことだった。
今夜は良く寝たいと、行ってみることにしたようである。
第17夜 あんたにはよふかしをしてもらう
ナズナがうっかりと外の看板をしまうのを忘れていたおかげで、白河が来た添い寝屋。
ナズナに給料とキスの対価として代わりに施術することになったコウ。
ナズナの見様見真似で施術を始めました。
白河に年齢を聞かれて素直に答えたコウ。
なぜ働いているのか聞かれ、お金の為と、やりたいことの為と答えました。
やりたいこと、それは初めて夜の世界に出た感覚を忘れてしまわない為。
その話をしていると、自分もその感覚を忘れていた。と話しながら涙を流す白河でした。
白河のスマホが鳴り、会社に戻ると言う彼女に、不登校となった自分を重ねたコウは白河を会社に行かせてはいけない。と思い、ナズナを呼ぶのでした。
第18夜 楽しい方がいいよ
仕事で疲れ、飲み会で疲れ、マッサージを受けていたら窓から放り出されてしまった白河。
訳の分からないまま死んでしまうのか・・。
そんな事を思っていたところに上からコウが手を掴んで言いました。
大丈夫。死なない。ナズナと一緒に地面に着地すると、どうしても行かせてはいけないと思ったから。とコウが言いました。
泣くほど嫌なことはやらない方がいいよ。
しかし、白河は答えます。大人は嫌なことでもやらなきゃいけないの。
するとコウは、僕は吸血鬼になりたいのだと言いました。
まともじゃないのかもしれないが、こんな夜中に呼び出す上司はもっとまともじゃない。
同じまともじゃないなら楽しい方がいいよ。
白河は思います。なんて馬鹿げた話だろう。
しかし、心がとてもほぐされたのでした。
よふかしのうた 2巻の感想
恋愛感情が乏しかったコウですが、何気に行く事になったナイトプールで、ナズナがナンパされている光景に、恋心が少々目覚めてきた様です。
自分の彼女がナンパされている光景は、自慢出来る部分と思っていましたが、ナンパに付いていこうとされると、確かに嫉妬しますね。
その前に多少の変化があったからなのかもしれませんが、いつもとは違う、風呂上りで髪を縛っていない姿にちょっと惹かれた様です。
特に、吸血鬼は可愛く視える様であり、ただでさえ可愛い上に、風呂上りで髪を縛っていない姿は、コウには刺激が強かったのかもしれません。
そして、好きな人の過去が気になる辺りは完全に恋心を抱いているのではないかと思います。
ここまでくれば、眷属になる為には吸血鬼に恋をしなければいけない。という問題も解決するのでは?と思いましたが、作品中では、まだまだの様です。
ナズナが今までどの様に食事をしてきていたのか?
その話の流れで、添い寝屋という何ともいかがわしい商売に辿り着く訳です。
そこで客として来た白河の大人の事情に触れる事で、コウは結構人情に厚いのだという事が分かりました。
この先、それが元でいろいろな人と関わっていくようですが、それは次巻からのお楽しみです。
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