異世界おじさん 6巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
アリシアとひょんな事から露天風呂に一緒になってしまったおじさん。
湯浴み着を着て入るも、何かトラブルが起きそうな予感と、たかふみと澄夏が心配する中で明らかになってしまう、おじさんの記憶消去呪文の事。
記憶を消された事を知ったアリシアは、本当の勇者はおじさんだった事に気づきます。
はたしてどうなってしまうのでしょうか?
「異世界おじさん」6巻には第28話から第32話とおまけが収録されています。
異世界おじさん 6巻のネタバレ、あらすじ
第28話
アリシアと露天風呂でうっかりと鉢合わせしてしまい、気まずい混浴となってしまったおじさん。
そんな中、実はアリシアが年上で、おじさんが年下だったと衝撃の事実が明らかになってしまいます。
でもアリシアは自分の誕生日が間違っているかもしれないと、年上である事を認めようとはしません。
何故なら彼女は幼い頃、ゴブリンの集団に攫われてしまい、ライガとエドガーの住む自警団に助けられたという過去があったのです。
唯一の手掛かりは、大好きなお姉ちゃん10歳の誕生日おめでとうと書いた、バースデーカードの 破片だけでした。
その後、親は見つからず、辺境司祭の下でアリシアの名を貰い、養女として生活し、彼女は神聖魔道士となったのです。
産まれた時の家族の記憶を持たないからこそに、記憶する事を大切にしていた彼女。
おじさんは、そんな彼女に記憶を消した事を告げます。
その事実を知ったアリシアは、おじさんに詰め寄ります。
彼女の問いかけに、おじさはどう答えるのでしょうか?
第29話
おじさんがセガサターンの警告音声を聞きたいと、CDプレイヤーを探していましたが、たかふみは持っていないと言います。
最近の音楽はダウンロードできるようになり、プレイヤーを持っている人は少ないと知るおじさん。
そんな中で唄う魔物の事を想い出し、その記憶を見る事となります。
それは温泉宿から一か月が過ぎた頃・・。
おじさんはとある街で、唄う魔物の討伐依頼を受け、それを退治に向かうのですが、その魔物の正体は、なんとメイベルだったのです。
なんで騎士になった彼女が、この森で野宿生活をしているのかと、疑問に思うおじさん。
メイベルは解雇された事を伏せながら、自分で辞めたと言い、自由な生活が性にあっているのだと、おじさんにマウントを取る彼女。
そんなメイベルの強がりに、たかふみと澄夏は不憫に思ってしまいます。
第29.5話
メイベルにニホンバハマルの事を訊ねられ、おじさんはサンタクロースの事を話します。
靴から帽子まで真っ赤と赤い服を着た異国のおじいさん。
白髪で白髭で白い袋を持ち、誰もその姿を見た事の無いおじいさん。
と、話したら、怖いと言われてしまう始末。
サンタクロースは子どもに好かれていると言うも、怖いとしか言えないメイベル。
どうやってサンタクロースを理解してもらおうかと、おじさんは悩みます。
第30話
大好きだったゲームキャラの名前を間違っていた事にショックを受けてしまったおじさん。
澄夏は名前を間違う事ぐらいと言いますが、おじさんは名前は大切だと、あいつも言っていたと言います。
あいつとは、あのツンデレエルフさんの事。
あのツンデレエルフさんに名前を教えてもらったと、重要なエピソードがあると知ったたかふみと澄夏。
おじさんにその時の映像を出してもらう事にします。
メイベルの名前ばかり呼んでと、嫉妬しているツンデレエルフさん。
少しヤンデレ要素がにじみ出て、おじさんに詰め寄り、なんで自分の名前を呼んでくれないのかと怒ります。
でもおじさんは自分の名前も、オークとしか呼ばないだろうと言い返してしまいます。
それは名乗らないからだと怒るツンデレエルフさん。
そんな彼女におじさんは名前を明かします。
自分は嶋㟢陽介(しばざき・ようすけ)だと名乗ります。
初めて知ったおじさんの名前に、ツンデレエルフさんも、自分の名前を名乗ります。
彼女の名前は・・、スザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガと。
あまりにも長い名前だった彼女。
おじさんはどうするのでしょうか?
第31話
壊したら災いが起こるとされている神秘の祠を一瞬にして壊してしまったおじさん。
荒ぶる神の力が放出されてしまい、膨大な魔力を持った巨大な精神体が姿を現し、おじさんとメイベルにツンデレエルフさんは大ピンチを迎えていました。
そんな過去の映像をストップさせ、おじさんを問い詰めるたかふみと澄夏。
なんで壊してしまったら、災いが起きると言われているモノを壊してしまうのかと、二人に怒られてしまうも、おじさんには考えがあったからだと言います。
自分を異世界に連れてきた大きな力があれば、その力を壊す事が出来たら、先に進めるかもしれないと、そう考えての事。
しかし、相手を倒す事でしか先を見いだせない、そんなおじさんの思考を雑と考えてしまう、たかふみと澄夏。
澄夏は、もしかしたら神様の力が手に入るかもしれなかたっと言いますが、おじさんはそれは罠だと言い切ります。
神を信じないおじさん。
異世界に送り込まれ、人生を弄ばれたおじさんにとって、もはや神は敵でしかないのです・・。
第32話
荒ぶる神の力によって操られてしまったおじさん。
駆け付けたアリシアとエドガーにライガの加勢によっておじさんの意識を取り戻す事に成功します。
しかし、未だに力が衰えない荒ぶる神の力。
圧倒的なまでに回復魔法で再生する荒ぶる神の力を、魔炎竜の精神体をぶつけ、神の力を相殺しようと、おじさんは考えます。
・・しかし、魔炎竜は荒ぶる神に力で蘇生してしまい、事もあろうに荒ぶる神の力すらも吸収してしまい、もはや手の付けられない化け物と化してしまいます。
おじさんの共食い作戦は見事に失敗し、事態は悪化してしまいます。
メイベルが持つ凍神剣があればなんとかなると、微かな希望を抱くも、圧倒的な化け物の前に戦意喪失してしまいます。
ヘタレてしまうメイベル。
はたして勝機はあるのでしょうか?
おまけ
それはおじさんがアリシア達と共に旅をしている頃のお話・・。
果樹系の魔物を倒し、大量の樹の実を手に入れたアリシアは、スカートをたくし上げ、樹の実を拾い集めていました。
そんな中で訪れたおじさん。
慌ててアリシアはスカートを戻すも、集めた樹の実を全て落としてしまいます。
そんな彼女の落とした樹の実を拾おうとしたおじさんですが、慌てた彼女の転倒に巻き込まれ、一緒に転んでしまいます。
そんな過去の映像を見ていた、たかふみと澄夏。
何とも言えない顔をしていました・・。
異世界おじさん 6巻の感想
アリシアさんのヒロインポジションが半端ないなと、ツンデレエルフさんのピンチな内容となりそうな6巻・・。
おじさん・・、異世界でモテモテだったんじゃないですか!!
メイベルやアリシアやツンデレエルフさんと、美少女に想いを寄せられていた、おじさん。
鈍すぎるのではなく、人間不信になってしまったが為に、こんな事態になっていたのだと、ある意味で不憫なのですが、なんとも言えない状況だったのですね・・。
それにしても今回驚いたのは、ツンデレエルフさんの名前が明らかになった事。
名前が・・、スザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガと。
この名前は大変なので、これからもツンデレエルフさんと呼んでいきたいと思います。
まあツンデレエルフさんも、時々に精神状態がヤバそうですが、デレる時は可愛くなると、ギャップがあまりにも激しいです。
それだけにおじさんの事を好いているのでしょうね・・。
本当に不憫な子です。
そんな彼女の強力なライバルになるそうなアリシア。
おじさんに対する好意を寄せているフラグが乱立しています。
このままではツンデレエルフさんが危ないかもと、今後のこの二人の展開も気になりますね!
メイベルは・・。まあ、色々と更生してほしいですね。
次巻が楽しみです。
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