僕の心のヤバイやつ 4巻のネタバレ、あらすじと感想 | やまねこの漫画ブログ

僕の心のヤバイやつ 4巻のネタバレ、あらすじと感想

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僕の心のヤバイやつ 4巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

学校一の美少女山田とゆっくり距離を縮めてきた市川。学校の終業日、市川が借りる予定だった漫画を山田が忘れます。

いつでもいいと言う市川ですが、クリスマスイブの日に山田と待ち合わせて漫画を受け取ることに。

3巻でようやく連絡先を交換した二人が、初めて学校の外で休日に会います。

 

『僕の心のヤバイやつ』4巻には、第45話~57話+おまけが収録されています。

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僕の心のヤバイやつ 4巻のネタバレ、あらすじ

カルテ45.僕は待ち合わせをした

山田から漫画を借りるため、待ち合わせの渋谷に着いた市川。

そこには、予定の時間より早く着いた山田が立っていました。

いい匂いのする山田にドキドキする市川。

漫画を借りようとする市川に、山田は行きたいところがあると市川を誘います。

山田についていくと、そこはパンケーキカフェでした。デートみたいだとどぎまぎしながら、市川は店に入ります。

カルテ46.僕は連行された

山田とおしゃれなカフェで並ぶことになった市川。

階段やエスカレーターは男が下になるとステキだと聞いたことを思いだし、階段下の山田の前に移動しますが、山田が嫌がったため、市川は結局列に戻りました。

パンケーキの値段の高さに市川は驚きます。

コーヒーを注文することにしますが、慣れない注文に四苦八苦してしまいます。

いい所を一つも見せていないと市川は落ち込みます。

 

カルテ47.僕は可愛いが言えない

山田のショッピングに付き合う市川。

漫画を借りるだけの予定が変わっていることに気づきます。

市川は山田からどちらの服が可愛いと思うか聞かれ、色合いが落ち着いている服を指しました。

 

試着室の前で山田の着替えを待つ市川は、山田が着替えるのを想像して居たたまれなくなります。

その時、自分の姉が店に入ってきたのが見えました。

山田が挨拶したいと言いますが、思わず今じゃないと答えます。

 

カルテ48 . 僕らはゆっくり歩いた

山田からいろいろ連れまわしてゴメンと言われ、山田が反省していることに驚く市川。

市川は自分のことばかり気にして、山田に気を遣わせていたのかもしれないと気づきます。

市川は思い切って、今日は楽しかったんだと思う、と自分の気持ちを口にしました。

 

一緒にイルミネーションを見た後、電車に乗ると人ごみに山田の姿を見失います。

はぐれない様、二人は手を繋ぎます。

電車から降りた後も、二人は手を繋いだままゆっくり歩きました。

 

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カルテ49.  僕はモヤモヤする

クリスマスイブの日のことを反芻して、市川はモヤモヤしました。

ああしておけば、こうしておけばよかったと後悔がつきません。

別れ際手を繋ぐことが出来たことで、山田との可能性を想像してしまいます。

山田から電話があり、飛びつく市川。

山田との通話を終えると、モヤモヤが消えていることを市川は実感します。

 

カルテ50.  僕は高揚している

年末、市川は一家で秋田へ帰省していました。市川は姉と同室です。

クリスマスイブの日、市川は秋田の写真を送ると山田に約束をしていました。

冬景色を撮るため、山道を歩き、市川は足を踏み外します。

姉に見つかりますが、骨折してしまいます。

気分が高揚している市川は包帯姿を山田に送りました。

 

その夜、山田からのビデオ通話があり市川は驚きます。

部屋着の山田に悶絶しながら市川が話していると、姉が映りこみ絶句します。

 

カルテ51.僕には難しい

姉の映り込みに、思わず山田との通話を終わらせる市川。

慌てながら友達だと山田のことを姉に話しますが、姉は考え込んだ後、そのまま寝入ってしまいます。

市川が骨折をしたため、帰省を取りやめて帰路につく市川家。

車の中で、姉が女は顔ではなく愛嬌だと市川へ心配のまなざしを向けます。

絶対にかなわない恋をしていると思われている、と市川は気づきます。

 

カルテ52.僕らは少し似ている

秋田の土産を手に、市川は山田と会いに行きます。

途中、犬を連れながらランニングをしている山田と鉢合わせしました。

犬はわん太郎という名前で市川が手を伸ばすと恐ろしい顔で吠えます。ビビる市川。

謝る山田ですが、包帯巻きの市川の腕を見て、本能が働いたのかもとフォローします。

市川は秋田で買った、秋田犬のストラップを渡すと山田は喜びます。

山田はストラップに秋田けんたろうと名付けました。

 

カルテ53.僕は声が聞きたい

コンビニに行くと、ナンパイ先輩に出会った市川。そのままファミレスに連れていかれます。

そこには、山田の友人の関根がいました。

山田のLINEを知っているかと聞かれ、市川は返答に迷います。

すると、丁度山田からLINEがきました。その画面をナンパイこと南条先輩に見られてしまいます。

困った市川に、関根が助け舟を出しました。

 

帰り道、関根から山田への気持ちを聞かれます。好きだと市川は答えます。

市川は山田の声が聞きたくなり、電話します。

 

カルテ54.  僕は参拝した

新年、市川は家族と初詣に来ていました。

参拝後、山田と合流する予定です。

しかし、待ち合わせ場所に、予定の時間より早く山田の姿がありました。

山田は市川家に気づきます。市川の両親に挨拶した山田は、一緒に参拝してもよいかと尋ねます。

山田と市川家が一緒に参拝することにどぎまぎする市川。

一旦、山田と別れ理由をつけて合流しようと市川は考えていましたが、姉が突然山田を家に誘います。

 

カルテ55.  僕は開示された

初詣の後、山田は市川の家に行くことになります。

市川の姉が山田にお雑煮をよそうと、山田は喜びます。

喜んでお雑煮を食べる山田を見て、姉がかわいいと褒めます。

心のスピーカーなのかと驚く市川。

 

姉は嬉しそうに山田に、市川の卒アルを見せました。

市川の過去に盛り上がる二人。

空気を読んだ姉は、途中で約束があると外出しました。

 

カルテ56.  僕は探られた

姉が外出し、山田と市川は家に二人きりになります。

市川が部屋にアルバムを戻しに行くと、山田がついて来ます。

はからずも、山田が自分の部屋にいる状況に驚く市川。

 

市川がもらった賞状を嬉しそうに山田は眺めます。

そして、殺人鬼についての書かれた本を見た山田。動揺する市川に、心理学の本でしょうと無邪気に問います。

引かれるかもと考えていた市川は、山田の反応にほっとしました。

 

カルテ57.僕は僕を知ってほしい

腕を怪我した市川は母親と姉に車で送迎されます。学校の前で市川が車から降りると、山田がいました。

一緒に登校していると、市川からもらったストラップをつけていることを山田がアピールします。

市川は、顔が赤くなります。

市川は山田に、一年生の時クラスメイトと馴染めなかった頃の話を打ち明けます。

山田のおかげで学校が今は嫌いじゃない、と気持ちを吐露する市川を、山田は抱き寄せました。

 

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僕の心のヤバイやつ 4巻の感想

3巻にて、ようやくLINEを交換した山田と市川。

お互いを想い合っているのは明らかなのに、タイプが異なるゆえに距離が縮まるのも時間がかかった二人の、小さくも大きな一歩でした。

4巻では、この小さくも大きな進展により、山田と市川の距離があと一押しと応援したくなるほど、ぐっと近づきます。

 

今まで徐々に互いの距離を縮めてきた二人が、外で会う約束をし、頻繁に連絡を取り合う姿は、1巻から二人を見守る読者としては純粋にうれしく微笑ましく思いました。

市川の家族とも交流し、市川の姉ともすぐに打ち解けた山田の天真爛漫さには頼もしさすら感じます。

 

巻数を重ねるごとに、進展する恋愛模様も魅力ですが、中学生という未成熟な二人の成長を実感できるのも僕ヤバの魅力です。

市川は、少しずつ自分の気持ちを山田に素直に打ち明けるようになり、そんな市川に山田は自分の想いを押し付けることなく市川のペースに寄り添い、受け入れます。

 

お互いを尊重しあい理解を深めていく二人に、告白していないだけのカップルだと言ってしまいたくなるほど。

本当にあと一押しという距離で、友達以上恋人未満の関係が続く二人。

山田と市川の両親が対面を果たしたので、次回は市川と山田の両親の対面だろうかと予想しながら、まだ微妙な二人の恋愛模様の行く末を追っていきたいと思います。

 

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