最果てのパラディン 9巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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最果てのパラディン 9巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

ヴァラキアカを討つ。と決めたウィルたちは灯火の河港(トーチポート)から鉄錆山脈へ向けて出立します。

途中、トニオに頼んで用意してもらっていた船と「はったり屋」の人たちと入れ替わり、デーモンたちを攪乱させて、待ち伏せているであろう裏側から乗り込もうとしているのでした。

 

最果てのパラディン 9巻には第40章から第44章までが収録されています。

最果てのパラディン 9巻のネタバレ、あらすじ

第40章 故郷

あれだけ派手に出立すれば、デーモンたちが待ち伏せているかもしれない。

そう思ったウィルはデーモンたちの裏をかくために影武者を用意し、川を反対方向へと船を進めています。

その先にはウィルが育った湖岸都市があるのでした。

湖岸都市には歴戦の冒険者すら手を出さないという「魔法の霧」がかかっている。

そこを通って行こうとするとは素晴らしい勇気です。とルゥに言われ、戸惑ったウィルは、そこで初めて自分の育った環境をメネルたちに話すのでした。

 

話しているうちに濃い霧に包まれていきます。

「迷いの霧(メイズフォッグ)」。

魔法使いたちのアカデミーを守る「迷いの路地(メイズアレイ)」の上位魔法にあたり、メネルの故郷である大森林の千年生きるエルフの長老が使っていたといわれる最上位の魔法を、ガスが仕込んでいるのでした。

 

今、抜け道を作るから待ってて、そう言ってウィルはガスが仕込んだ魔法の解析をします。

メネルが感心して言います。よくもまぁスルスル解けるな。

するとウィルは実家のドアの鍵を開けるようなものだよ。と言い抜け道を通り抜けていきます。

すると霧が晴れ、ウィルには懐かしき湖岸都市が姿を現すのでした。

 

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第41章 休息

懐かしの住処へと帰ってきたウィル。

メネル達としばしの休息をとるためにガスと共に神殿へと案内します。

ウィルは以前使っていた部屋に入り、懐かしい光景を思い浮かべるのでした。

 

皆に休憩を取ってもらっている間にひとりガスの元へ行くウィル。

ガスがヴァラキアカについて何か情報を持っていないかと尋ねるのでした。

しかし、彷徨賢者と呼ばれたガスでもヴァラキアカとの接点は無く、具体的な情報は得ることはできませんでした。

 

古き竜ともなれば人より言葉の真理を知っている以上、魔法戦は不利になり、強靭な鱗は刃を通す事は叶わず、体格からくる力は筋肉で負ける。

戦うとなれば、周到な用意の上で相手の隙をついた奇襲が常套手段であろう。

 

恐らくは神々にも警戒されている邪竜ともなれば、泳ぎ続けなければ生きられない魚のごとく、世を荒らして神々の目を眩ませなければならず、竜との交渉の余地はないだろう。

そうウィルとガスの意見の総意があるのでした。

それでもヴァラキアカと戦うことを選んだウィルに、死ぬかもしれないという覚悟を見たガスは致し方ない気持ちに苛まれるのでした。

 

そんな時、ウィルはビィが歌ったワイバーン殺しの三英傑の話をします。

その時、ガスたちが救ったハーフエルフの子供が老婆となってもガスたちを待っているので、ガスの代わりに自分が行くことの許しをもらいます。

死ぬつもりはないことを確認するかの如く、ガスと共に前向きにとらえるのでした。

 

第42章 追想

ハイキングの討伐に挑んだ戦士たちの遺品であるが武器としての名品を保管してあると、ガスが武器庫へ案内しました。

ヴァラキアカ討伐へ挑むウィルたちに、少しでも勝ち目を持たそうというガスの計らいです。

武器庫は納屋の床に惑わしの魔法で封じた地下への扉から入っていきます。

 

それはウィルも知らない事でしたが、幼い頃にマリーの事で無理をしたウィルの為に隠していたとのことでした。

元は神殿で酒の醸造をしていたらしく、それで地下があるのだとガスが説明してくれるのでした。

地下へ降りるとそこには数多くの武具が綺麗な状態で収納されています。

 

これはブラッドが管理していたのだと気付くウィル。

ガスの話では、埃を被せるには忍びないと定期的に整備していたとのことでした。

ウィルが着ているミスリルの鎖帷子も、元の持ち主はハイキング討伐の時に亡くなったエルフの戦士の物だとガスが戦士の名を「テルペリオン」だと語ります。

すると、メネルは自分と同郷のエリンの大森林の出で、メネルとは血族ではあるがテルペリオンは族長筋の血筋の高位の者だと説明するのでした。

 

そして、メネルはそのテルペリオンの遺品である弓を手にします。

レイストフは逆にここに眠る武具には手を触れず、その理由として近接戦闘において使い慣れた武器が一番だと言うのでした。

その代わりにガスに、今使っている武器に”しるし(ことば)”を刻んで欲しいと願うのでした。

ゲイレルズは「つるぎ砕きのバヴォール」と言われたドワーフの戦士の装備一式を、ルゥは「金剛力のユーイン」と言われた戦士の長柄の斧を手に取るのでした。

 

第43章 花の国(ロスドール)

ウィルの故郷を後に、一行は再び竜を討つ旅に戻り、昔の地図を頼りに支流を西へと入っていきます。

デーモンの大乱においての大崩壊以降の地形の事は、ゲイレルズにもガスにも分かりませんでした。

 

くろがねの国の西側には、以前はエルフの森があったそうです。

その森の名は「ロスドール(花の国)」といい、メネルの故郷に伝わる旅の歌にも出てくるということでした。

ゲイレルズが語るところ、ロスドールのエルフと、くろがねの国のドワーフはあまり良い仲ではなかったが、互いの産物を仕入れて生活していたのは間違いなく、互いに敬意を抱いていたといいます。

 

大崩壊の時、森に籠って抵抗を行ったことまでは知っているが、その後、姿を見た者はいないそうです。

そう話しているうちに、ロスドールがあったであろう場所まで来ました。

二百年もの間に流れが変わっているようで、森だったところが川になっている様でした。

 

周りの木々は枯れ果てています。

枯れた木々、淀む水を見るかぎり、デーモンたちが「忌み言葉(タブー・ワード)」で呪いを掛けた様でした。

人どうしの戦いと違い、デーモンは道義も何もなく、ただ浸食と制圧を目的に戦うものだと改めて認識し、ウィルは滅ぼさないといけない。と気持ちを引き締めるように言うのでした。

 

第44章 水底

水蛇に囲まれ、ウィル目掛けて突っ込んできた水蛇に船から落とされて沈んでいくウィル。

川底は水が淀んでいて視界が悪く、咄嗟に清めの祈りで水を浄化します。

視界が開けたところで向かって来た水蛇を掴み引き裂いて放ち、自分に噛みついている水蛇をナイフで切り放つと、周りの水蛇は傷ついたものを襲うように群がっていきます。

 

その隙に船に向かって泳ぐウィルでした。

船に上がると水中に向かって破壊の言葉を放ち、船の周りに群がっていた水蛇を一網打尽にしました。

 

さっき急に水が綺麗になったのですが・・・。というルゥに、ただの清めの祈りだよ。と答えるウィル。

ルゥの知っている常識では、清めの祈りは瓶一つや池一つくらいがせいぜいなのですが、川一つとなると常識を外れている様です。

メネルにウィルは蛮族なみのゴリ押しなのだと言われ、僕は蛮族以上のゴリ押しだよ。と答えるウィルに、冷ややかな視線を浴びせるメネルとルゥでした。

 

地形変動から森が川になってしまっている状況で方向を見失わないように、何か見覚えのあるものはないかとゲイレルズに尋ねるルゥ。

水に呑まれてしまっている森に、これでは何も・・。と答えるゲイレルズでした。

ルゥが川面に建造物の跡を見つけると、昔の地図を頼りに大体の位置を把握出来るのでした。

しばし進むと何かが水底から現れる気配を感じるウィルでした。

 

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最果てのパラディン 9巻の感想

ヴァラキアカを討つべく、鉄錆山脈をデーモンたちの思惑の裏をかこうと、船を乗り換え向かう方向を逆に変えていきます。

行く先にはウィルの生まれ育った故郷、湖岸都市がありました。

 

久々の里帰りのウィルは、三英傑と言われた彷徨賢者ガスにヴァラキアカを討つヒントを求めますが、さすがのガスにも古の竜と対峙した経験は無く、常套手段と武具の手ほどきを受けます。

武具やヒントよりも精神的なケアが出来ただけ、必ず生きて帰って来るのだという強い意志が生まれたのではないでしょうか。

 

故郷を後にしたウィルたちは、かつてエルフたちが構えていたロスドールという国に入ります。

そこはデーモンとの戦いがいかに悲惨なものだったかを物語るように、大森林だった森の木々はデーモンたちの忌み言葉によって枯れ果て、地形変動によって川の底となっているのでした。

川は澱み、水蛇が獲物を求めて襲ってくる最中、清めの祈りで川を浄化するウィル。

 

かつて隣人だった者たちの生き残りが居て欲しいと願うゲイレルズの願いは届かず、悲しい気配は水底から現れるのでした。

浄化された川から現れる悲しき気配は、まるでこの苦しみからの解放をウィルに願っている様です。

ウィルはこの悲しきエルフたちを、救ってあげられるのでしょうか・・。

次巻が楽しみですね。

 

 

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