「SPY×FAMILY」 5巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
「SPY×FAMILY」5巻は、アーニャの学園生活がにぎやかに描かれているほのぼのとした巻です。
しかし、ほのぼのとした中にも、アーニャの中間考査や社会学習としての父の職場見学、アーニャの赤点回避のために学校へ忍び込む黄昏など、ドキドキワクワクさせられます。
また、最後には新しいキャラクターとして、黄昏の同僚が登場！
冷酷な女スパイの登場で、物語はまた波乱が起きそうな予感がしますね！
「SPY×FAMILY」5巻では、24話から30話までと、短編が1話収録されています。
SPY×FAMILY 5巻のネタバレ、あらすじ
第24話 MISSION：24
最近、妻(役)であるヨルの帰宅が遅いことを心配する黄昏。
さらに、帰宅が遅いだけではなく毎晩、暗く荒んだ表情で、手に大量の切り傷をつけて帰ってくるのであった。
偽りの夫婦であるが故に、深く詮索はしないが、どうしても気になってしまう黄昏。
また、未来が予知できる飼い犬、ボンドもヨルが手で顔を覆い泣いている姿を予知していた。
ヨルが毎晩大きな紙袋を抱えて向かう先、それは職場の同僚の家であった。
暗い表情でインターホンを鳴らすヨル、抱えた紙袋からは赤い液体が滲みでていた。
ヨルを出迎えた同僚のカミラは、深刻な表情で彼女を迎え入れる。
果たして中で一体なにが行われているのか…。
第25話 MISSION：25
以前、飼い犬の名前を決めていなかったために、デズモンド家の次男、ダミアンと仲良くなれなかったアーニャ。
飼い犬の名前をボンドと決めたアーニャは、再びダミアンと仲良くなれるように作戦をたてたが、その作戦もなかなかうまく行かず…。
ダミアンと仲良くなる機会を伺うアーニャであったが、なんと図工の授業で、ダミアンと同じ班になるのだった！
これはチャンスと感じたアーニャは、飼い犬ボンドを工作で作り、ダミアンの気を引こうとするが…！？
第26話 MISSION：26
アーニャの学校は、とうとう初めての中間考査の期間に突入！
いつも赤点ばかりなのに余裕綽々なアーニャ。
なぜなら彼女は、人の心を読むという超能力が使えるからであった。
テスト当日にクラスメイトの心を読めば、満点間違いなし、そう思っていたのだったが…。
アーニャの超能力には、新月の日に力が使えなくなるという弱点があり、なんと中間考査がある二週間後は、ちょうど新月の日だった。
クラスメイトの心を読めないと焦るアーニャ。
慌てて勉強をするアーニャとそれに付き合う黄昏だが、アーニャは黄昏の心の声がうるさくなかなか勉強に集中できない。
そこで、心配したヨルは家庭教師として心強い助っ人を呼ぶのだった。
第27話 MISSION：27
アーニャの中間考査終了後、娘は確実に赤点をとっただろうと考えた黄昏は、なんとかするためにイーデン校へ忍び込む。
採点前の答案用紙を書き換えるため、学校の教師に変装し、慎重に忍び込む黄昏だったが、その前方に怪しい人物が…。
イーデン校の教職員でも関係者でもないその人物は、コソコソとしながら黄昏と同じく答案用紙が保管してある建物に近づく。
黄昏はその人物が同業者(スパイ)だと気付くが、変装もせず、派手な動きをしながら潜入するその姿は、スパイとしてあまりにも粗末なものであった。
第28話 MISSION：28
学内を掃除中のアーニャとそのクラスメイト達。
掃除中でもデズモンド家の次男、ダミアンは大人気で、常に注目を浴びてクラスメイトに囲まれている。
しかし、そんなダミアンを恨めしそうに見るクラスメイトが…。
アーニャはその気配に気づき、その不審なクラスメイトを観察する。
そのクラスメイトは突然、ダミアンに殴られたふりをするのだった。
しかし、その行動が、ダミアンを退学に追い込むための嘘だと気づいたアーニャは、すかさずダミアンの助けに入る。
嘘がばれてしまったそのクラスメイトは、なぜダミアンを恨んでいるのか打ち明け、クラスメイト達の同情を買うが…。
第29話 MISSION：29
アーニャのクラスでは、社会学習として「興味のある職業」について調べる課題が出された。
アーニャは両親の職業についてインタビューしようと、父親である黄昏にインタビューする。
黄昏の裏の職業は凄腕スパイだが、表の職業は、ロイド・フォージャーという名前の精神科医であった。
アーニャに、表の仕事である精神科医の仕事について教えるため、病院へ連れていく黄昏。
しかし黄昏は、組織からの急用で、アーニャから目を離してしまう。
一人になったアーニャは、父の使う診療室で隠し通路を見つけてしまい…。
第30話 MISSION：30
黄昏がスパイとして所属する組織、WISE。
そこに所属し、黄昏と同様にスパイとして活動している夜帷（とばり）。
冷血、鉄面皮とも称される冷酷な彼女が、黄昏とアーニャの不在時を狙って、突然フォージャー家を訪れるのであった。
黄昏の職場の同僚として訪れた夜帷は、黄昏を待つというていで、ヨルと二人きりになる。
夜帷は、ヨルが黄昏の妻役にふさわしくないと思い、自分が妻役になるためヨルをフォージャー家から追い出そうとしているのであった！
そんなこととは知らずにヨルは緊張した面持ちで夜帷を迎え入れるのであったが…。
短編 SHORT MISSION：３
アニメがきっかけで、ペンギンのぬいぐるみを抱きながら眠るアーニャ。
しかし、朝起きたらペンギンのぬいぐるみがズタズタにされてしまっていた！
そんなぬいぐるみの姿を見て泣き叫ぶアーニャは、犯人であるボンドに対して、「だいきらい！」と叫んでしまうのだった。
SPY×FAMILY 5巻の感想
「SPY×FAMILY」5巻では、ほのぼのとした日常会がメインで、アーニャたちのにぎやかな毎日にほっこりとするお話が多かったです。
また、5巻ではとうとうアーニャにとって初めての中間考査が訪れてしまいました…。
勉強が苦手なアーニャだったのですが、超能力を使わず自力で赤点を回避した姿に思わず感動してしまいます。
巻を追うごとにアーニャの成長を感じられる点も「SPY×FAMILY」の魅力のひとつですね！
自力で赤点を回避し、父に褒められたときのアーニャの笑顔に、読んでいてつられて笑顔になってしまいます。
さらに、短編では4巻で大活躍だったボンドの可愛い姿が見られます。
超能力が使えて、4巻ではアーニャをずっと守ってくれていた頼もしいボンドですが、ペンギンのぬいぐるみにジェラシーを感じ、アーニャに嫌われて落ち込む姿はとても微笑ましいです。
さらに、「SPY×FAMILY」5巻の最後では、新しいキャラクターが登場！
謎に包まれた、黄昏の所属する組織。そこに所属する黄昏の同僚、夜帷。
彼女はまったく表情が動かず、冷血、鉄面皮と称されていましたが、実際は…！？
アーニャも驚きの彼女の心の中に、びっくりしつつもワクワクしてしまいました。
彼女の登場によってまた物語が動き出しそうな予感がします。
6巻も気になりますね！
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