ながたんと青と- いちかの料理帖 – 5巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
お互いに好きな人がいる、と承知の上で家の事情のために夫婦となったいちかと周。
しかし、いちかの実家の老舗料亭・桑乃木の立て直しを協力し合って進めていくうちに、周の気持ちに変化が出始めます。
バレンタインの夜、お酒を酌み交し、ついに結婚して始めて二人は夜を共にします。
5巻では駆け落ちしたいちかの妹ふた葉から便りが届き再び、桑乃木は揺れます。
「ながたんと青と」5巻には、第21話~25話が収録されています。
ながたんと青と 5巻のネタバレ、あらすじ
第21話
一夜を共にした翌朝、いちかが朝食の準備をしていると周が起きてきます。
いちかの顔を見て、頬を染めながら朝の挨拶をする周。
いちかは純粋な周の態度に、動揺します。アレは事故の様なものだからもうせえへん!と誓ういちか。
周をよく思っていない伯母は、いちかに「いつでも別れられるよう心積もりしときや」と言います。
怒るいちか。伯母の台詞を周は聞いていました。
そんな時、いちかは母から駆け落ちしたふた葉から絵葉書が届いていたことを告げられます。
第22話
ふた葉からの絵葉書に驚くいちかと周。
絵葉書には三方五湖の風景が載っていました。
住所も消印もなくこれでは消息がつかめないと落胆するいちかに、周は「僕が探します」と言いました。
涙目で感謝を述べるいちかに、頬を染める周。
ぎっくり腰になったいちかの母の代わりに周は桑乃木のランチを手伝います。
そして、「大学を辞めて店を手伝います」といちかに言います。
言い合いになる二人ですが、いちかは自分を大事にして下さいと申し出を断りました。
第23話
周はふた葉達を探しに三方五湖に出かけていきます。
写真を手にしながらふた葉達の行方を聞いていると、なんとか二人の住んでいる場所を突き止めた周。
話し合いの末、二人は桑乃木に戻ることになります。
いちかはふた葉達が戻ったことを泣いて喜びます。
周が土産に持ち帰った「らっきょう」でいちかはおいなりさんを作ります。
食事を共にし和やかな雰囲気になるいちか達。
しかし、その夜ふた葉の夫は「店を出ていく」とふた葉に告げていました。
第24話
ふた葉が桑乃木を手伝ってくれるようになり、店もうまく回るようになります。
周は経営に集中でき、次は売り込みをしたいと思案します。
そこで以前、桑乃木の料理を記事にした女性記者に会いに行きます。
新聞の企画で料理コンテストがあることを聞きつけ、箔をつけるという意味でも参加するのはどうかといちかに提案する周。
いちかは考えます。
夜、ふた葉と共に夫の慎太郎が桑乃木を出ていくのを、周は引き留めます。
いちかの父が存命の際は、優秀な料理人であった慎太郎。いちかは共に料理コンテストに出ようと誘います。
第25話
慎太郎の作った“だし”を飲み、涙するいちか。お父さんの味がする、と感動します。
周は支援先でもある実家の「猶予」が迫っていることに少しずつ焦ります。
自分がここに残るためにも、と桑乃木の個室を改装するなど工夫をこらします。
ふた葉と二人きりになり、「いっ日ちゃんのこと好きやろ」と遠慮のない言葉に、動揺する周。
いちかと二人きりになり、思わず「落ち着く」と言葉が漏れます。
いちかに離れに移るのはどうかと聞かれ、「それっていちかさんも一緒ですか?」と聞き返します。
周がいちかに近づいたとき、慎太郎が声を掛けました。
ながたんと青と 5巻の感想
4巻では、夫婦となり初めて一緒の夜を過ごした二人。
いちかはもうせえへん!と誓いますが、周は自分の想いを自覚しいちかのそばにいたいと行動に移すようになります。
一線を越えながらも、二人の反応は互いに異なるものでした。
ですが、いちかの顔を見るや否や乙女のように恥ずかしがる周がとても可愛らしく映りました。
桑乃木の経営もいちかが料理長となり着実にいちかなりのお店に変化していくのも、読んでいてとても面白く感じます。
課題であった料理人の不足も、ふた葉の夫が加わったこともあり希望が持てるようになりました。
駆け落ちし店を出すも、失敗したことから自信を無くしている慎太郎。
戸惑いながらも料理コンテストに参加することになりますが、うまく結果が残せれば桑乃木に残ると決断してくれるのでは?と期待が高まります。
料理コンテストに出るという、桑乃木の将来の為にも大きな動きのあった5巻ですが、特に恋愛面でも気持ちの変化が大きく表れた巻でした。
いちかへの想いを自覚し夫婦として共にいたいと思うようになった周。
対するいちかは、若く優秀な周をこのまま桑乃木にとどめて良いのか、と悩みます。
狭い部屋から広い部屋に移ったほうがいいのでは?と離れを進めるシーンは、二人の気持ちの違いが顕著に表れていたシーンのように思いました。
いちかの想いは恋愛とは言わないまでも、周を大切に思うからこその提案でした。
抱く感情は違くとも、互いに大切に思っていることは同じである二人。
このまま気持ちが交差したままなのか。料理コンテストへの挑戦の結果とともに、とても次巻が気になります。
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