はるかリセット 5巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
今日もまた締め切りに追われてしまいギブアップ。もう自分には才能が無いと落ち込む、はるか。
そんな彼女に頑張れと励ます担当の声に、思い立ったのはリセットする事。
密かに買ったメイド服を着て、はるかは・・。
「はるかリセット」5巻には第33話から第40話が収録されています。
はるかリセット 5巻のネタバレ、あらすじ
第33話 ときめきのお掃除術
今日もヒイヒイと言いながらに原稿を書き上げていた、はるか。
でもメンタルがついに尽きてしまい、自分はもう駄目だと落ち込んでしまいます。
〆切まであと少しと、このまま落ち込ませてはいけないと、必死に応援をするマリコさん。
息抜きを進め、とりあえずリセットさせようとすると、はるかは何を思ったのか、メイド服を着こんでしまいます。
そしていきなりに、キッチンの掃除を始めてしまう、はるか。
この忙しい時に何を言っているのかとマリコさんの声を無視し、溜まった食器を洗い始めるはるかは、これは現実から逃げているだけではと、考えます。
しかしそうではなくと、これは再度、現実に向き合う為のリセットなのだと、本格的に食器を洗い始める、はるか。
汚れ切った食器を洗剤に付けていきます。
はたして、原稿は間に合うのでしょうか?
第34話 近くて遠い温泉旅行
仕事が無事に完了したと、ようやくに自由になった、はるか。
あと一件と、このまま終わらせようと応援するマリコさんの声援に、やる気を見せる、はるかでしたが、ここで気力が尽きてしまいます。
面倒くさい、仕事したくない。温泉に行きたいけど、遠出したくないと、虚ろに呟き出す、はるかに、マリコさんはある提案を出します。
埼玉県最強の温泉へと出かける事となります。
源泉が売りの温泉施設へと訪れ、景色に旅情、食べ物などではなく、泉質に身を任せる事にする、はるか。
良質な温泉の水質に身を任せながら、ゆったりと時間を過ごす事になる、はるかは、心のリセットが出来るのでしょうか?
第35話 国境の長いトンネル
今日はレンタカーを借りて、久しぶりにドライブへと出かける事にした、はるか。
日帰りで新潟へと出かける彼女は、雪を見に、車を走らせていきます。
マリコからは雪道を走った経験はないのだから、新幹線で行った方が良いと言われるも、やってみたいとの好奇心を抑えきれず、高速道路を新潟へと向かいます。
昔の、子どもの頃の探検した気持ちを思い出しながら、車を走らせていくと、見えてくるのは上越国境谷川連峰。
圧巻的なまでの冬山の景色に見惚れ、関越トンネルを越えて、新潟へと訪れた、はるか。
雪の匂いでむせ返るような白銀の世界に、心を躍らせます。
第36話 米と雪が作った土地
新潟への日帰り旅行も終わり、レンタカーを無事に返却し、帰路へと着く、はるか。
そんな彼女を迎えてくれたのは、観音さんでした。
新潟は湯沢まで行き、地元のスーパーで買い物をした、はるかをしっかりとGPSで追跡し、待ち受けていた彼女。
作家がどこかへと逃げない様にしていると、編集者の用意周到さに驚きながらも、新潟の土産話をする事に。
その地方でしか出回らない納豆に、新潟名物のお酒と、そして、今回の旅の目的である、塩漬けの鯨の皮を見つけたと自慢する、はるかは、それを振る舞う事にします。
はたしてお味は?
第37話 いきつけの場所
原稿を仕上げていた、はるか。
でも思うように進捗がはかどらず、観音さんに謝っていた、はるか。
打ち合わせがてらに、行きつけの蕎麦屋に行かないかと訊ねられます。
観音さんのお勧めするお蕎麦屋さんとは、落ち込み具合もどこへやら。
すっかりとハイテンションになる、はるかは、マリコさんと共に蕎麦前を食べに向かいます。
蕎麦前は昔からの憧れだったと言う、はるか。
蕎麦前とは、蕎麦を食べる前に酒とつまみを嗜み、締めで蕎麦を食べると言う、蕎麦屋のフルコースでした。
池波正太郎の小説を読み、蕎麦前に憧れていたと、その夢がかなう事に喜ぶ、はるかは、観音さんの下へと向かいます。
第38話 中華街でトリップ
今日も締め切りに追われ、テンションを下げてしまっていた、はるか。
どこか遠くへと行きたいと、せがむ彼女を横浜中華街へと一緒に行かないかと誘う、夏美さん。
お菓子の買い付けに行く、如水くんも付いて行くと聞き、はるかも参加します。
そして横浜へと行き、中華街に向かう、はるか達。
異国情緒の色彩に溢れた、極彩色の街並みが広がっていました。
赤と黄色の中国語の表記。
多くの占いの館と、情報量の多い中華街に辟易していた、はるかに、占いを勧めてくる夏美さん。
はたして、占いの結果は、どんなモノが出るのでしょうか?
第39話 桜の木の下には
季節は春となり、陽気に誘われて、今日は外でリセットをする事に決めた、はるか。
淹れたてのお茶を水筒に注ぎ、桜の散策へと向かいます。
冬の寂しい色に染まっていた街の色が、春の色に染まり、容器の光に満ちていな中を進む、はるかは、稲荷神社で川桜を眺めます。
水面に浮かんだ桜の花びらの花筏を見ながらに、桜の記憶を思い出す、はるか。
子どもの頃に観た堤のサクラや、学生時代の入学式の桜などを想い出していきます。
そして学生時代に初めてお酒を飲んだ桜に、就職した通勤時で見た桜など、想い出していく中で、失恋した桜を想い出す、はるか。
桜の想い出に、彼女は記憶を辿ります。
第40話 モーニングはお好き?
珍しく早起きしてしまったと、朝から手持ち無沙汰になってしまった、はるかは、とりあえず朝食を食べようとするも、ご飯は炊いてありませんでした。
今から焚いて、一人で食べるのも味気ないと、とりあえず外に出ようと、着替えて外に出掛ける、はるかは、仕事場へと向かう通勤客が目に入ります。
かつて自分もあの中にいたのだと感じながら、歩いていると、喫茶店のモーニングに目がいってしまいます。
コーヒーと朝食のメニューに心を躍らせる、はるか。
小倉トーストセットに、無料のサービスセットと、目移りするメニューの数々。
はるかは何を食べようかと迷います。
はるかリセット 5巻の感想
はるか先生のメイド姿が眼福な5巻・・、はるか先生のコスプレ姿は実に魅力的です。
着物姿も良いですが、コスプレした姿も非常に良いですね。
個人的にはジャージ姿のはるか先生も推しなのですが、やはりコスプレして色々な姿を披露してくれるはるか先生が魅力的です。
さて今回の第1話の掃除でリセットする話・・。
人はそれを現実逃避と言いますが、何故か忙しい程に掃除をしたくなってしまうのは、なんでなんでしょうね?
勉強や試験の際も、まずは掃除から始めてしまうと、そんな想いの人もいます。
はるか先生も、過去の中でそんな想いをした事があるのでしょうか?
何故にそういう時に限って、変に汚れが気になってしまうのでしょうか?
普段は掃除なんてやる気も出ないのにと、何故か共感できる内容でした。
そして今回の見どころとなるのは、やはり、はるか先生の温泉の過ごし方。
いや、本当にはるか先生は温泉が似合うヒロインですね。
遠くの温泉よりも近場の簡単に入れる温泉。
確かに良いチョイスだと言えます。
遠くの格式の高そうな温泉宿に行くよりは、身近な温泉で楽しく気楽に過ごす一時。
おっさん臭いとは言わず、温泉を嗜むはるか先生は非常に良い絵になっています。
お湯につかる事で、癒されていく身体を心と、そして次の活力を満たす為のリセットと、5巻も心を潤わせてくれます。
次巻も楽しみですね・・。
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