怪人開発部の黒井津さん 2巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
飲み会で酔い潰れてしまったウルフ君。
目覚めて見ればそこに居たのは、なんと黒井津さん!?
彼女の家にお泊りしてしまい、一緒にデパートに行く事に!!
黒井津さんの服を借りてスカート姿のウルフ君は・・。
「怪人開発部の黒井津さん」2巻には第10話から第15話と番外編が収録されています。
怪人開発部の黒井津さん 2巻のネタバレ、あらすじ
第10話 怪人企画会議
目覚めたウルフ君は困惑していました・・。
見慣れない天井に、知らない部屋で寝ていた自分。
そして傍に居たのは、なんと黒井津さん。
もしかして一線超えてしまったのかと動揺を隠せない中で、恐る恐るに目覚めた黒井津さんに事情を聴いてみます。
どうやら、あの飲み会で酔い潰れてしまったウルフ君を介抱し、自宅へと連れてきたのは黒井津さんらしく、パジャマまで着せ替え、身体まで拭いてくれたとの事。
流石に恥ずかしく抗議をするも、別に気にする事じゃないと流す黒井津さん。
自分の事を男と思っていないと落ち込むウルフ君。
そんな彼と一緒に今日は出掛けようと誘って来る黒井津さんでしたが、彼女の服を借りて出掛けるも、妹扱いを受けてしまう彼。
彼女に妹扱いをされるのではなく、男として扱われない事に悩む、ウルフ君。
彼の想いは複雑でした・・・
第11話 戦慄のバレンタイン作戦
季節はバレンタインデーを向かえ、新怪人としてバレンタイン怪人を企画に持ち上げる黒井津さん。
バレンタインは商機の全てに優先すると、会議でそう豪語し、企画を通す事に成功するも、博士は期間限定怪人の恐ろしさを知っていました。
表面上にはチョコが流れている様にしたいと、チョコを使うかどうか悩む中で、首領アカシック様によって、本物のチョコを使用する事を決められてしまう事に。
そしてバレンタインチョコは愛の塊であると説き、流石に学生では無い自分がチョコを溶かして作るのは恥ずかしいと思う黒井津さん。
そんな彼女とウルフ君にバレンタインチョコの真髄を教えると、アカシック様による手作りチョコの講義が始まり、怪人製作は思わぬ方向へと進んでしまう事に。
はたして、バレンタイン怪人は完成するのでしょうか?
第12話 カノン君の戦い
幾度なくの企画変更によって遠距離狙撃特化型怪人として開発されるも、剣神ブレイダーに瞬く間にやられてしまったカノン・サンダーバードことカノン君。
彼は今の自分に対して不安を覚えていました。
それは自分が怪人である事。
このままアガスティアに所属し、怪人として20年や30年を過ごしていく事に、これでいいのかと考え、別職種の転職を試みたのですが、結果は当然の様に不採用。
怪人は潰しが利かない仕事でしかなく、今後の自分がどうなるのかと不安を抱いていました。
そんな彼の仕事中に、アガスティアのフロント企業が経営する遊園地に、魔法少女ピリアマギアの二人組が調査に来ていました。
マギアローゼこと式島玲央ちゃんと、マギアズワルトこと日賀谷雄杜くん。
この遊園地に怪人が居ると再生怪人・ヒュドラちゃんを見つけ、先制攻撃を行うマギアローゼ。
そんなヒュドラちゃんのピンチに颯爽と駆け付けるカノン君。
自分の将来に悩むも、今、自分がなすべき事に向き合い、彼は怪人として、今はただ勤めるだけと決意し、魔法少女に挑みます。
はたして、カノン君は魔法少女に勝つ事が出来るのでしょうか?
第13話 壮絶なる大幹部の印
次元超越型大幹部である機織怪人アラクネの前に現れた黒井津さん。
次元の狭間に練り込んだ展開要塞異城へと訪れた彼女に、何ようかと尊大な態度で訊ねるアラクネに、憔悴してもなおに意気が上がっていた黒井津さんは、ハンコを求めてきました。
それは数日前の事・・。
新しい機材の申請がおり、喜んでいたのも束の間。
稟議書に大幹部のハンコを貰わなければいけないと、至る所にいる大幹部達にハンコを貰いに行く事になった黒井津さんとウルフ君。
しかし大幹部は、それぞれの独自の拠点を作り、遠出をしてハンコを貰いに行かなければなりませんでした。
ある幹部は海の底に、ある幹部は山奥の洞窟にと、苦労してハンコを求める黒井津さんとウルフ君は、無事に大幹部達からハンコを集める事が出来るのでしょうか?
第14話 ブラックロア哀歌
秘密結社ブラックロア・・、それはブラック企業でした。
当番宣誓から始まる朝礼50分と、意味の感じられない組織の掟の一斉唱和にと、そんなブラックロアに勤めていた怪人研究所の主任研究員である峰円小春は、焦っていました。
それは最近、怪人開発部の成績が良くなかった事。
研究結果に実戦成果なども芳しくなく、このままでは強化研修センター送りになってしまうと、震えてしまう小春。
組織内部部署にも関わらず、何故か内線が通じず副総裁が語る映像の感想文は永遠と書かされる部署と、恐怖の場所だったのです。
何としても成果を出さなければと悩む小春は、ある事を思いつきます。
それはアガスティアに共同性能比較テストで、こちらが優秀な成績を収める事でした。
ライバル企業に勝つ事の出来る怪人を作った実績を持って帰れば、強化研修センター行きを免れると、アガスティアに挑む小春。
はたして上手くいくのでしょうか?
第15話 新たなる力
剣神ブレイダーによって、またもや怪人が一撃で倒されてしまうも、これは予想された事態だったのです。
調達予算は過去最大の関係各所との打ち合わせなど数知れずの苦労を重ね、剣神ブレイダーに特化した怪人であるバンダースナッチ君は、再び起き上がりました。
窮地を迎える剣神ブレイダーは、セカンドフォームであるマスターブレイダーに変身し、バンダースナッチ君を倒してしまいます。
まさか形態を変えての攻撃とはと、予想出来たのに、まさかとうな垂れてしまう黒井津さん。
今後の開発計画も全て頓挫してしまい、うな垂れてしまう研究開発部の面々達。
剣神の肩書に、他の形態になれる可能性がある事を考慮すべきだったと、今更ながらの後悔。
改めてヒーローの底知れない力を目の当たりにします。
番外編
ウルフ君と一緒に下着を買いに来ていた黒井津さん。
しかし心は男であるウルフ君にとっては、羞恥以外の何ものでもない下着選びは、まさに逃げ出したい場でしかありません。
しかも相手は黒井津さん。
自分の下着を選んでくれると言う、彼女に押されながらも、下着を選ばなければいけない、ウルフ君は、無事に下着を選ぶ事が出来るのでしょうか?
怪人開発部の黒井津さん 2巻の感想
いやぁ今回も、黒井津さんの男前な姿が良かったですね。
ウルフ君とデートをし、彼のピンチに駆け付けてくれる黒井津さん・・、マジで男前です。
こんな彼氏なら惚れてしまうかもしれないと、黒井津さんのイケメンっぷりは、まさに眼福でした。
この漫画のヒロインはやはりウルフ君ですよね、ほんと。
そして今回のおもしろどころとなったのは、期間限定の怪人のお話。
バレンタインデーと、チョコ作りとなるお話と、ウルフ君は黒井津さんに手作りチョコを渡して良そうな雰囲気です。
それにしてもバレンタイン限定の怪人って、考えてみたら、季節のイベント事の怪人って戦隊ものには多いですよね。
クリスマスとかお正月とか・・、悪の組織も季節ごとのイベントを楽しんでいるのでしょうか?
アカシック様なら、そんなイベントを必ずやりそうですね。
そして次に、今回の新たなヒロイン枠は、やはり魔法少女のマギワズワルトこと日賀谷雄杜ちゃん・・・マジでヒロインです。
男で魔法少女になってしまうとは、なんとスペックの高いキャラなんでしょうね。
しかもマギアローゼこと式島玲央ちゃんと仲良しと、色々とツボを突いてくる彼。
今後の活躍に注目したいですね。
キャラの魅力が際立つ作品と、今後のヒロイン枠も気になります!
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