十字架のろくにん 1巻のあらすじ・ネタバレと感想! | やまねこの漫画ブログ

十字架のろくにん 1巻のあらすじ・ネタバレと感想!

青年
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この漫画は、小学生時代に同級生から壮絶ないじめにあい、家族まで奪われた主人公 漆間俊が相手に復讐する物語です。

十字架のろくにん 1巻は、復讐という大義に立ち向かう俊の姿が描かれています。

十字架のろくにん 1巻のあらすじ・ネタバレと感想を紹介します。

十字架のろくにん 1巻には第1話から第4話が収録されています。

 

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十字架のろくにん 1巻のあらすじ・ネタバレ

第1話 実験体Aの変革 あらすじとネタバレは?

小学6年生(12歳)の漆間 俊(うるましゅん)は”実験体A”と呼ばれ、同級生の5人から陰湿ないじめを受けていました。

同級生の5人の名前は、久我 大地、右代 悠牙、円 比呂、千光寺 克美、そしてリーダー格の至極 京です。

ある日、俊は同級生からのいじめを受けておしっこを漏らしたことがバレるのを隠すために学校からの帰り道に川に入ってズボンを洗います。そのときに子猫を見つけて隠して持ち帰ります。

家で子猫を弟の翔(かける)に見せると飼いたいと言うので、川の橋の下に段ボール箱を置いて二人だけの秘密で子猫を飼います。

しかし、その場面を同級生のいじめグループに見られてしまいます。

 

子猫に餌をやりに来た翔の前に5人組が現れます。

リーダー格の京は、子猫を山に捨てたので早く見つけないと動物のエサなると言います。

京の狙いは、恐ろしいことに”実験体A”の俊を殺すこと、それも何の理由もなく、精神的に追い詰めて自殺させることです。

 

俊は子猫を探しに山に入りますが迷ってしまいます。

しかし、運よく狩猟に来ていた祖父のおじいちゃんに助けられます。

祖父ここは危ないからと俊を家まで送ります。

 

家に戻ると俊は母親からおじいちゃんに近寄ってはいけないと叱られます。

俊は部屋で泣いている姿を弟の翔に見られます。弟はすべてを知っていて俊を抱きしめます。

そして俊はいじめられていることを両親に打ち明けます。家族は俊の心のよりどころです。

 

両親はすぐに動き、俊は1か月後に転校することになります。その間、学校を休みです。

しかし、京たちの行動はさらにエスカレートします。

 

京たちは俊の親がいつも自動車で通る通る峠道のことを知っていてある日、その自動車が近づくと京は比呂を崖の上から峠道に突き落とします。

俊の母親が運転す自動車は目の前に落ちてきた比呂を避けようとハンドルを大きく切り、車は崖下へ落ちます。

両親とも息はありません、かろうじて意識のあった弟の翔に対して京は石で殴りつけ、そして車に火をつける残虐さです。

結局、弟の翔は助かりますが、ひどい火傷と怪我で一生寝たきりかもしれない重症です。

 

俊は祖父のおじいちゃんの家を訪ね、そこで暮らすことになります。

ある日の夜、俊は蔵から猟銃を盗もうとして祖父に見つかり、ダメだといわれると、俊は両親を殺し、弟をひどい姿にした奴らを殺してやると叫び、祖父はその事件のことを知ります。

祖父の警察へはという言葉を遮るように俊は、「この復讐は誰にも渡さない」と言います。

事の重大さを知った祖父は、猟銃を使ったら全員殺す前に警察に捕まり、殺した罪悪感にも一生苛まれる、確実に苦しみを与え復讐できるように鍛えてやると俊に言います。

祖父はかつて第二次世界大戦中に発足した日本軍の秘密部隊、通称”北山部隊”にいて人の殺し方を叩き込まれた経験があるのです。

そして4年が経ちました。

 

第2話 最後の試験 あらすじとネタバレは?

高校生になった俊は明関高校に通います。

同じクラスの東千鶴は俊のことが気になる様子です。

かつてのいじめグループの久我大地、千光寺克美は同じ高校です。

相変わらず久我は俊のことをいじめます。

 

千鶴は俊がいじめられることが気になり、もしあれだったら私から先生に…と言うと、俊の表情が変わり、やめてくれ久我より迷惑だ、と言われてしまいます。

授業が終わった後、千鶴はクラスの女子と話し込んでバスに乗り遅れます。

次のバスまで30分もあるので駅まで歩くことにします。

千鶴は途中、俊が前方にいるのに気がつきます。

いつの間にか俊の姿が見えなくなり、千鶴の目の前に不審者が現れます。

不審者は千鶴を倒して口をふさぐので千鶴はその手を払いのけて叫ぼうとします。

すると不審者はナイフを目の前に突きつけ、叫んだら殺すと言います。

そして千鶴の服を剥いで犯そうとします。

 

そのとき、どこからともなく俊が現れ、不審者を顔面を蹴飛ばします。

不審者は刃物を手にして殺すと俊に向かいますが、俊は鍛えられた体さばきで不審者を取り押さえます。

恐怖で震えている千鶴に対し、俊は不審者は警察に届けるので任せてほしい、今見たことは誰にも言わないでとお願いします。

服が破れてしまった千鶴に俊はシャツを脱いで着てと渡し、別れます。

千鶴は俊の弱そうなイメージとは異なる面を見て不思議に思います。

 

千鶴が帰ったのち、俊は不審者の腹をナイフで突き刺し殺します。

そして、「おじいちゃん 僕…いける 人を殺せる」と呟くのでした。

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第3話 一途な思い あらすじとネタバレは?

祖父は、「改心した者は見逃すこと」という約束を覚えているかと俊に問います。

祖父は、罪を認め反省すること、そしてそれを許すことができるのは人間だけ、しかし何も変わっていなければそいつは人でないので叩き殺せ、と言います。

俊は5人の写真を見て誰からやるんだと祖父に言われます。

5人のうち、円比呂、右代悠牙、至極京の3人は県下第一の進学校である帝星高校、千光寺克美と久我大地の2人は同じ明関高校です。

一人目に俊が選んだのは千光寺でした。

しかし、祖父との約束に従い、千光寺が改心しているかを確かめなくてはなりません。

入学から2週間がたち、どうやって確かめようかと思っていると千光寺の方から「僕のこと覚えていますか」と話しかけてきました。

俊は覚えていると言うと、千光寺は喜び、今度の日曜日に一緒に遊んでくれませんかと言うので遊びます。その後も俊は千光寺と仲よく遊びます。

 

俊は千光寺に対して何かおかしいと感じます。

かつて感じた悪意ではなくひょっとして好意を持っているのかと俊は思いますが、疑問は残ります。

 

あるとき、俊は千光寺に小学生の時に僕にしたこと覚えているよね?あれに触れずにこんな関係を築くのはおかしいと思うけれど、どう思っているのか?と聞きます。

すると千光寺は、土下座してすみませんでしたと謝ります。

そして道路で自動車にひかれそうになった子猫を自身を顧みずに飛び込んで助けた姿を見て、俊は千光寺は改心したに間違いないと思います。

 

そのとき、千光寺は俊のスキを見抜いたのか表情が変わり、今ですと言います。

俊の背後からは千鶴が抱きついて来ます。

千光寺は大きな石を手にして俊の頭部を狙って打ちつけます。

 

俊は気がつくと廃屋の中で椅子にロープで縛りつけら身動きができない状態で                        す。見ると千鶴も一緒です。

千光寺は俊に、小学校のときに殺さなかったことをずっと後悔していた。

至極京のものだと思ってあきらめていたが、もう狙った獲物は逃さないと不気味なことを言います。

 

第4話 漆間解剖純愛歌 あらすじとネタバレは?

千光寺は”留り縄”という罪人の縄抜け防止のために考案された方法で俊を縛り、念入りに何かあった時にはスイッチ一つで部屋にまいた灯油に引火して全焼するようにしていました。

千光寺は、愛しい俊をこの手でなぶってなぶって苦しむ顔をどんどん見る、やめるときは俊が死ぬとき、と言って俊を拳で殴り続けます。

 

千鶴は、やめて千光寺くん、と叫びますが千光寺は続けます。

俊は、大丈夫だよ、この程度どうってこともない、と言います。

すると千光寺はガスを使ってくぎを打ち込むネイルガンを使って今度は千鶴の身体近くに打ち込み、怖がる姿を楽しんでいます。

 

俊は、僕は…こいつらの底無しの悪意を見誤っていた、と気がつきます。

千光寺はネイルガンを俊に向けて打ち込みます。

しかし、俊は顔色一つ変えません。

不思議がる千光寺に対して俊は、4年前のお前たちのおかげでこの程度の痛みは慣れた、と言います。

 

そして俊は、「人の死を肌で感じるのは怖いか?だから昔から道具を使っているのか」と千光寺を挑発します。

すると千光寺は、そんなに言うならこの手で殺してあげると俊の首を両手で絞めつけます。

 

俊は、この瞬間を待っていたと縄をほどき、自由になった手で千光寺を投げ飛ばし、灯油に火をつけるスイッチを奪います。

どうやって縄を?と不思議がる千光寺に、俊は全身の関節を自由に操ることができる、首の絞め方はこうやるのだと今度は逆に首を絞めると千光寺は意識を失います。

俊はまだ死なせないとつぶやきます。

 

場面は変わり、千光寺は気がつくと裸の姿で天井から両手を鎖で吊るされています。

俊は、おめでとう!お前が一人目だ、ようこそ、終わりの始まりへ、と千光寺に告げます。

第1巻はここで終わります。

 

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十字架のろくにん 1巻の感想

主人公の漆間 俊が小学生6年生の時から同級生の5人組に壮絶ないじめを受け、さらには自動車事故にかこつけて両親を殺され、弟も一生寝たきりかもしれない重症となってしまいます。

そうした残酷なシーンは壮絶で読むのが苦しくなるほどでした。

俊は自分だけでなく家族をも巻き込めていじめを行う5人組に復讐を誓い、日本軍の秘密部隊”北山部隊”仕込みの人の殺し方を祖父から教わり、反逆ののろしを上げます。

祖父は俊に人の殺し方を教えますが、その中で「改心した者は見逃すこと」ということを俊に約束させます。

残酷なストーリーの中にも「人としての道」を忘れることのないようにとの教えがどこか救われる気持ちがしました。

さまざまないじめのシーンは残酷なシーンが多くありますが、一方で俊の家族の昔の仲睦まじい様子や明関高校での生徒同士の日常会話のシーンなどもところどころあります。

そういった明るい「光」の部分と、残酷ないじめなどの「」の部分が対比され、それぞれが強調されているように感じました。

 

悪の5人組への復讐という大義を掲げて、一歩一歩進める俊ですが、今後どのような試練があり、それをどうやって切り抜けていくのか?

今後の展開が楽しみです。

 

 

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