マッシュル MASHLE 5巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
七魔牙との死闘を制し、囚われていた仲間を解放し、コインを無事に手に入れたマッシュ達。
シュークリームパーティを開こうと、珍しくはしゃぐマッシュ。
しかし喜ぶのも束の間。
無邪気な淵源の刺客が殺意を持って忍び寄っていたのです。
敗北したアベルを排除し、マッシュを探し求めていた者と、笑みを浮かべる刺客の悪意。
はたして無邪気な淵源が探す者とは? そしてマッシュの秘密とは?
マッシュル MASHLE 5巻には第36話から第44話が収録されています。
マッシュル MASHLE 5巻のネタバレ、あらすじ
第36話 マッシュ・バーンデッドとシュークリームパーティー
アベルを始めとする七魔牙との死闘を終えたマッシュ達の前に、新たなる敵──無邪気な淵源のセル・ウォーが来襲します。
協力関係にあったアベルの敗北を知り、もう用済みとして処分を決行するセル。
絶体絶命のアベル。
しかし彼の危機を寸前に救ったのは瀕死のアビスでした。
自分の命を身代わりに致命の一撃を受けてしまうアビス。
マッシュにこれまでの事を詫び、アベルの身だけを案じるアビスの行動を、実に愚かとあざけ笑うセルに、マッシュは静かに怒りを燃やします。
そしてついに無邪気な淵源との死闘が幕を開けるのです!
第37話 マッシュ・バーンデッドと黒い雨
制限時間は30分と、重症のアビスを救う為に無邪気な淵源のセルへと挑んだマッシュ。
炭素を操る魔法を前に苦戦を強いられるも、マッシュは反撃と防御を繰り返しながら、一撃の好機を狙っていました。
しかし絶望に沈むアベルは、自分こそが弱者だと、セルの殺意にすっかりと心を折られてしまいます。
もう助からないと身を挺して守ったアビスを何故に自分を守ったのかと問い詰める中、答えられない彼の代わりにマッシュが答えます。
寂しいからこそ、生きているのが辛いからこそ、必要とされて嬉しかったのだと。
自分を必要としてくれる優しさに、かつての母親の言葉を思い出し、闘志を息吹かせ反撃に出るアベル。
セルにマッシュの怒りの一撃が見舞われます。
第38話 マッシュ・バーンデッドと魔法の鏡
マッシュの一撃を顔面に喰らい、生まれて初めて自身の表皮を破られてしまったセル。
やはりと、マッシュの魔力に対抗する為にセルは、ある魔法具を取り出します。
ドットがそれを見て驚愕します。
それはあらゆる魔法を跳ね返し、どんな強靭な魔法も相手に跳ね返してしまうと言う魔法具──魔返しの鏡だったのです。
もしマッシュがあれに魔法を使えば、そのまま跳ね返されてしまうだけだと言い、もし攻略をするならば、魔法を使わないで対処をするしかないとドットは苦悩します。
魔法を使わないで戦う事など不可能。
セルもそれを読んでの行動だったのですが、マッシュは最初から魔法を使っていない事を知らないでいました。
第39話 マッシュ・バーンデッドと祝福パーティー
無邪気な淵源の本拠地にてセルは、お父様と呼ばれる人物に報告をしていました。
かつては失われてしまい、二度と手に入る事が叶わないと諦めていたモノが、ようやくに手に入ると知ったお父様と呼ばれた人物は、セルに命じます。
捕まえに行け、と。
無邪気な淵源に狙われる事になったマッシュ。
しかし彼はそれどころではありませんでした。
魔法が使えないことが学園にバレてしまい、流石のマッシュも気が動転している様子。
そんな中でフィン達によるシュークリームパーティが開かれ、一応に冷静さを取り戻しますが、はたしてどうなるのでしょうか?
第40話 マッシュ・バーンデッドと蝋燭の火
神格者……それは神に選ばれし魔法界を統べる統制者達を指す地位であり、社会を乱す悪から世界を守る武力の代行者としての役割を担う者達として知られていました。
そんな候補生となったマッシュは、異端として扱われ、魔法局へと呼び出されてしまいます。
魔法不全者にも関わらずとその事実を隠匿し、魔法学校へと入学、そして神格者候補にまでなってしまうと、前代未聞の事件として扱われてしまいます。
魔法を持たない者は、この世界において不完全な人間であると告げる魔法局の冷淡な一言。
マッシュはこの事態を乗り切る事が出来るのでしょうか?
第41話 マッシュ・バーンデッドと神格者たち
無事に持ち前の力で乗り切れるかと思いきや、マッシュの下に魔法局に所属する現在の神格者達が集まり、マッシュの処分を再度通告してきます。
その中のリーダー格であるオーター・マドルは、マッシュの処刑処分を推し進めてきます。
例外を許せば世界に混乱を招くと、マッシュを認めようとはしないオーター。
絶体絶命と追い込まれてしまうマッシュでしたが、無邪気な淵源の刺客の強襲によって魔法局副局長──ブレス・ミニスターが、寄生魔法蟲に侵食されてしまいます。
容易に除去できない寄生生物と、マッシュを執拗に付け狙う無邪気な淵源とマッシュを敵視する魔法局の神格者達と、権力者達の対立に巻き込まれてしまう彼は、この窮地を脱する事が出来るのでしょうか?
第42話 マッシュ・バーンデッドと砂の神格者
魔法局副局長の危機を救ったマッシュでしたが、オーター・マドルは彼の身を挺した奮闘を認めようとはせず、処分を下そうと彼を抹殺しようとします。
しかしその寸前のところで処分を止めに入ったのは、ウォールバーク校長とレイン。
かつて神格者として無邪気な淵源と渡り合った伝説の人物と、彼の凄さをようやくに知るマッシュ。
しかし魔法を持たず、まして魔法以上の力を持つマッシュを危険な存在として処分を下そうとするオーターに、頭を下げ直談判をするウォールバーク校長のとりなしで、処分は見送られます。
可能性があるマッシュを守ろうとする校長とレイン、そして命を助けられた魔法局副局長の願いは通り、神格者選抜試験へと参加を許されたマッシュ。
しかし不穏な空気は未だに立ち込めたままです。
第43話 マッシュ・バーンデッドと杖の店
とりあえずは窮地を脱し、魔法局の処分は一時保留となったと安堵していたマッシュ。
ドットの提案によって、気分転換に遊びに行こうと、繁華街のマーチェット通りへと繰り出します。
久しぶりに戦いの緊張感を忘れ、遊びに興じていくマッシュ達。
しかしランスは神格者選抜試験が近いと、今後の事を考えて魔法の杖を購入すべきとマッシュに進めてきます。
杖とは魔法使いにとって最も大事な装具であり、魔法を使う上で外せないアイテム。
そして店へと訪れるマッシュ。
はたして理想の杖を手に入れる事が出来るのでしょうか?
第44話 マッシュ・バーンデッドと実家
神格者選抜試験が近づく中、気持ちを落ち着かせる為に、育ての親であるレグロの実家へと帰る事になったマッシュ。
フィン達も同行する事となり、友達と共にマッシュは久しぶりの実家へと戻ります。
しかしその裏ではオーターの暗躍が蠢いていました。
マッシュを神格者と認めないオーダーは、神覚者候補の一人であるマーガレット・マカロンに、彼の殺害を依頼してきたのです。
魔法を使えないにもかかわらず、神格者として選ばれ、幾度なくに強敵を倒してきたマッシュに興味を示すマーガレット。
忍び寄る悪意にマッシュは立ち向かえるのでしょうか?
マッシュル MASHLE 5巻の感想
マッシュがついに魔法が使えない魔力無しと知られてしまい、魔法局に呼び出されてしまうなど、急展開を見せる第5巻。
マッシュが魔法を使えないと知り、動き出す魔法局。この世界が改めて魔法を使えない人間にとっては、非常に住みづらい世界だと言う事が浮き彫りになっていきます。
マッシュの処刑を決定し、神格者の無慈悲な通告の中でもひときわマッシュを敵対視するオーター・マドル。今後にも大きな影響を及ぼしそうな相手で、実に強敵な雰囲気を醸し出しています。
追いつめられたマッシュを守ってくれたウォールバーク校長は、この作品の中で唯一に魔力無しのマッシュを認めてくれている御仁。
かつて無邪気な淵源と対峙した過去があり、今後のマッシュの事に大きく関わりそうな予感がしますね。
そしてフィン達やマッシュを友達として慕う彼らの存在も、今回の一番の和みどころと言えます。
直近の巻は息もつかせぬアクションが多かったので、久しぶりに心が休まるマッシュと、休息な雰囲気でした。
しかし、オーターの放った刺客と、またもや危険そうな人物が登場するなど、今後の展開も油断できない感じとなっています。
新たなる敵マーガレット・マカロン、実にヤバそうなオカマ口調の戦闘狂、神格者選抜試験はどうなっていくのか、今後の展開に注目したいですね。
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