聖女の魔力は万能です 4巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
ついに「聖女」として確定してしまったセイ。恩賞として受け取った禁書庫の閲覧許可は今の行き詰った研究の進展に参考になる文献を探す為に。
魔法の講師と、この国の事を学べる講義は将来の為にと、前向きです。
「聖女の魔力は万能です 第4巻」には、第13話から第18話+番外編が収録されています。
聖女の魔力は万能です 4巻のネタバレ、あらすじ
第13話 訓練
より実践に近い形で魔法を使えば上達するのではないかと所長に相談するセイ。
所長は第三騎士団に話をつけてくれる事になりました。
久々の第三騎士団でホーク団長の対応にドギマギするセイでした。
第三騎士団の訓練中に怪我や体力の消耗した人へ、速さと魔力操作の上達の為に次々と回復魔法をかけて訓練をするセイ。
講義の後に通い続けること1週間。魔法の講義では師団長に上達を認められました。
が、セイが思っていた事と師団長の思惑がズレていたことに気づきます。
第14話 淑女の日
淑女の日とは、その日の講義にダンスやマナーなどを習うのですが、講義を受けるにあたり普段からドレスに慣れることも大事だと、侍女達がセイを着せ替え人形の様に化粧をしてドレスを着せるのでした。
午前のマナーの後、午後のダンスのレッスンの終わり際にホーク団長が様子を見に現れます。
すると、ダンスの先生が、「たまには違う相手と踊るのも勉強」とホーク団長と踊ることを勧めます。
照れながらも一緒に踊るとホーク団長が、これから社交シーズンになるのでセイも招待されるだろうと、そしてその時に自分にエスコートさせて欲しいとセイにお願いするのでした。
第15話 お茶会
週に1回の淑女の日でしたが、いつもと違いダンスの講義がお休みに、代わりにマナー講師から課題が出されました。
家紋付きの封書を受け取り中身を確認したところ、侯爵令嬢から王宮にてお茶会の招待状が入っているのでした。
午前の講義を受けた後、お茶会の会場に向かったセイ。
そこにはリズが待っていました。
最近は講義で忙しく、なかなか図書室で出会う機会がなかったので講義の課題でお茶会の話を先生から伺ったリズは喜んで引き受けたとのこと。
リズがアシュレイ候侯爵令嬢だと初めて知ったセイ。
話題は一緒に召喚されたアイラの事になり、そのアイラの件で悩みを相談されるのでした。
第16話 もう一人の聖女
御園愛良は召喚された時、16歳の高校生だった。
召喚された際に後ろにいたセイに気づかなかった事で、彼女はたった一人召喚されたものと思い、異世界にて頼れるのはカイル殿下のみとなっていくのでした。
カイル殿下に、聖女として魔法を学ぶように王立アカデミーに通うことを勧められたアイラは順調にその能力を伸ばしていきます。
また、愛良の身の安全を考慮したカイル殿下の指示で、常に周りに側近の誰かがついていました。
しかし、その状態が周囲から問題であると見なされていることをカイル達は思い至ることが出来ずにいるのでした。
愛良がアカデミーにも慣れてきた頃、稀に一人でいる時を狙っていたかのように、カイル殿下に付き纏うな。などと声を掛けてくる者がいる中、エリザベスは・・・。
第16.5話 エリザベス
愛良の事を良く思っていない周囲などの現状をどうにか出来ないものかと、エリザベスと第二王子のレインは手を尽くそうとするのですが、すべてカイルによって阻まれるのでありました。
エリザベスはセイと仲良くなったように愛良ともそんな風になれたら・・と思うのでした。
第17話 薬草
久しぶりに図書室に足を運んだセイは、一目散に禁書庫に向かうのでした。
目的は上級ポーションに使われる薬草よりも、効果の高い薬草に関する記述があるかもしれないと予想していたからでした。
夢中になって読んでいたので、師団長が来ていたことに気付かなかったセイ。
読んでいた本の内容から目的を聞かれ説明をしたところ、植物にも魔力があることを教えてもらいます。
ポーションの作成時に製作者の魔力が影響していることから、薬草にセイの魔力を持たせることが出来たらと提案されますが誰もその方法は知りませんでした。
薬草がダメならと、水に魔法付与を試すセイでしたが、ふと元の世界のゲームで使った「聖水」を思い出します。
この世界にも聖水があれば可能ではないかと思い、師団長に相談するのですがそこで知ったのは・・・。
第18話 片鱗
セイの魔法「聖女」の術が薬草にも使えればと思いますが、誰もその発動方法は知りませんでした。
試しに回復魔法を掛けてみますが、思った効果は得られませんでした。
行き詰って机に向かっているところに所長が現れ、今までの経緯を話していたところ、植物には水属性、土属性の魔法も影響を与え薬草の管理をしてきたとのこと。
回復魔法も影響を与えられるのなら聖女の術もと思ったのですが発動方法は分からず、むしろ文献に残せないものではないかとの事に。
夜の研究所の畑で星を見ながら物思いに耽るセイ。
その時、セイの中から今までとは違った魔力が溢れ出てくるのでした。
あたり一帯が光に包まれ、輝くことに。
一体これは・・・?
番外編 真夏の涼み方
真夏に涼もうと桶に水を入れ足を浸そうとするのでしたが、この世界では人前で素足を出すのは恥ずかしい事らしく、前回はキッチンで団長に見られたので、今回は自分の部屋でと思ったのですが・・・。
聖女の魔力は万能です 4巻の感想
この世界で生きていく為に講義を受けたり、魔法の使い方を学んだりと、常に前向きに進んでいくセイの姿勢には、読んでいるこちらも勇気づけられるものがあります。
日本からこの異世界に召喚されて、優しい人たちに囲まれて生活するうちに、この世界が今の居場所になっていったセイ。
その想いからセイは遂に「聖女」の術?の発動をするのですが、自分でもまだコントロールが出来ないでいます。
この巻ではセイは魔法の訓練だけではなく、ダンスやマナーなどの社交術を学んだり、着飾ってお茶会に参加するシーンがありますが、そうしたセイの姿も素敵です。
またセイと一緒に召喚されたアイラの話も登場します。これまで謎に包まれていましたが、人となりを知ることが出来ました。
アイラの今後の活躍についても期待したいですね。
さて、夜の研究所の畑で星を見ながらかけたあの魔法は本当に聖女の術なのか、また別の魔法なのか、どうしたら発動できるのか?
次巻が楽しみです。
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