薬屋のひとりごと 5巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
後宮から花街へと戻り、また王宮に戻る事になった猫猫。
妓楼の三姫達に盛大に見送られ、壬氏のお付きの下女となり、外廷での雑用を賄う仕事に就くも、彼に焦がれる女官達に睨まれ、早速に難癖をつけられてしまいます。
そんな中で、猫猫を警戒する様に見ていた、ただならぬ雰囲気と隙の無い存在感の女官の翠苓。
そして、少し風変わりな雰囲気の新しい妃・楼蘭妃との出会いや、倉庫のボヤ騒ぎなどもあり、猫猫の新たな勤め先での日々は慌ただしくなりそうです。
「薬屋のひとりごと」5巻では、第22話から第26話が収録されています。
薬屋のひとりごと 5巻のネタバレ、あらすじと感想
第22話 外廷勤務
再び壬氏の元で働く事になった猫猫は、女官の試験に落ちてしまい、やむを得ず外廷下女として働く事になります。
しかし美貌の宦官である壬氏の下で働く下女という事で、彼を慕う女官達に難癖をつけられる。
猫猫は、持ち前の機転と妓楼で学んだ演技力でその場を切り抜けるも、女官の翠苓に睨まれます。
ただの女官とは思えない存在感のある翠苓の正体とは?
第23話 後宮教室
梨花妃の推薦で上級妃達に妓楼の秘伝を教える事になった猫猫。
他言無用の女の秘術の講習会となり、仕方なしに講師を務める事となる猫猫。
阿多妃と入れ替わりで後宮へと入った新しい上級妃の楼蘭妃と顔を合わせてしまう。
阿多妃とは違い、個性的な雰囲気を放つ楼蘭妃。
元の目の形が分からないほどの濃い化粧を施し、異国の奇妙な衣装に身を包む彼女。
妓楼の秘術を前にしても顔色を変えない、独特の雰囲気を持つ彼女に、奇妙な感覚を覚えながらも、上級妃に秘伝を伝えていく猫猫。
はたしてその成果は如何に?
第24話 煙管
多忙を極める宦官である壬氏の元で下働きをしていた猫猫は、作業中に李白と久しぶりに出会います。
李白は、ちょうど倉庫で起きた不審火を調べており、放火の疑いもありそうです。
猫猫は外出の際の恩もあり、捜査を手伝う事となります。
燃え落ちた倉庫の中を調べてみれば、燃え残った煙管の欠片を見つけ、倉庫に収められていたそば粉や小麦粉などを見て、発火の原因を知ります。
はたして、不審火の正体は?
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第25話 膾
高順からある事件の捜査を依頼されてしまう猫猫。
事の発端は美食家の高級官僚が膾(なます)を食べて食中毒を起こし、そのまま意識不明の昏睡状態になった。
昏睡状態になる毒は河豚の肝と相場が決まってはいるも、河豚の肝は出されてはおらず、膾に使われたのは海藻と謎は増すばかり・・。
果たしてこの事件は解決できるのでしょうか?
第26話 鉛
壬氏の下へとある依頼を頼みに来た官僚の軍師・羅漢。
世が世なれば太公望との器があるも、言動と行動に問題があり、稀代の才人であるも、稀代の奇人として敬遠されている羅漢。
そんな問題多き男に猫猫の事を問われてしまう。
かつて羅漢もある妓女に入れ込み、人生をかけて惚れ込んだのだと話を聞く壬氏。
頭の回る女性だと語り、そんな彼女のように何か閃く才能を持つ猫猫にと、とある彫金細工師の秘伝捜索を依頼されてしまいます。
王宮御用達の調度品を手掛けた名工の秘伝を調べる為に、細工師の工房を調べる事となる猫猫。
羅漢の思惑は静かに動き出します。
薬屋のひとりごと 5巻の感想
妓楼の女になるかと思いきや、壬氏に身請けをされて再び王宮へと戻ってきた猫猫。
そんな彼女の新しい職場は外廷の下女と、慌ただしい日々が注目な新展開となっています。
王宮に戻るなりに壬氏を慕う官女達に睨まれてしまうと、災難な目に合いますが、奇抜な奇策と演技力で抜け出すと、相も変わらずに抜け目のない猫猫です。
そんな猫猫を警戒する様に見つめていた新登場の翠苓。
凛とした顔立ちに、何やらただならぬ雰囲気を携えていて、今後の展開に大きく関わりそうな予感がします。
そしてそんな中で、新しい上級妃である楼蘭妃の登場と、新キャラクターが続きます。
気位の高そうな雰囲気のある女性なのですが、心内は何を考えているのかが解らない様子で、この上級妃の存在にも注目していきたいところですね。
そして今回の一番の注目となる相手は、猫猫と何か因縁のありそうな男、羅漢の存在です。
片眼鏡を掛け、何やらと悪の幹部みたいな雰囲気のある男と、猫猫とどんな因果かあるのでしょうか。何やら過去に因縁がありそうな予感がします。
壬氏との関係に大きく関わりそうな羅漢と、今後の展開がさらに気になります。
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