ワンダーランド 2巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
朝目覚めると、主人公の由希子や街の人々が原因不明ながら身体が小さくなっていた。
由希子はコンビニで知り合った謎の外国人少女・アリスとペットのポコを連れてショッピングモールへと移動するが、沢山の野良猫達に居場所がバレてしまい・・。
「ワンダーランド」２巻には、第１０話から第１８話までが収録されています。
ワンダーランド 2巻のネタバレ、あらすじ
第１０話 トモダチ
人間の居場所が分かった猫達は一斉にショッピングモールへと突撃します。
ポコを助けようとした由希子ですが、野良猫の襲撃に耐えられずに逃げてしまいます。
しかし小さくなってしまった為に、思うように逃げられずに野良猫達に囲まれてしまいます。
しかし、小さな警備員が現れて由希子を救出します。
その後、警備員からはショッピングモールで起きていた集団のいやがらせ行為の発端の話を聞かされます。
第１１話 作戦開始
その頃、隣の県の学校では一部の地域の電波が通じないということから、「サリン事件」や「テロ」などの噂が広まっていました。
そこには由希子の友人のタクヤが通っている学校があり、ラインで通話をかけたり、メッセージを送りますが返事はありません。
一方、由希子達は野良猫に対する対策を考え、皆で実行しようとする所でした。
第１２話 混乱
ある事が原因となり、ショッピングモールへ自衛隊が押し寄せてきて、由希子達は絶対絶命の危機に晒されます。
由希子達はなんとか自衛隊に見つからずに済みますが、他にショッピングモールにいた人達は自衛隊に捕まってしまう事に。
そんな状況のもと、由美子は監視カメラの部屋にいましたが、アリスはある画面に注目しており、突然「逃げて」と言われます。
そこには何故か「普通のサイズ」である少年が立っていたのでした・・。
第１３話 少年
突然現れた少年はショッピングモール中に入って来てしまい、アリスは危険だと由希子に必死に伝えます。
しかし集団グループはその少年に皆で立ち向かえば勝てると思い込み、少年の周りを仲間同士で取り囲みます。
そして少年はある行動を起こすのですが、次の瞬間ネズミの大群が現れてしまい・・。
第１４話 地下水路
その頃、アリスの言葉に従い船を使って地下水路に逃げた由希子達でしたが、ネズミの大群は迫って来ます。犬のポコだけ船に乗れずに離れてしまい、由希子は悲しみに暮れてしまいます。
地下水路である為に突然汚水が襲い掛かってきて、由希子達はパニックに陥ります。
その後、ようやく一息ついた由希子達でしたが、これからどうなるのかと途方に暮れるのでした。
第１５話 覚醒
アリスは地下水路にいる時にある出来事を思い出します。
それは由希子がまだ小さく縮む前のこと、アリスは自衛隊の仲間と思わしき人達の車に乗っていました。
「ヨシフ」という人物が街に到着したと伝えられたアリスは「会いたくない」と強く拒否した為に鎮静剤を打たれそうになります。
しかし、アリスがある事をすると、街の人々が一斉に小さくなってしまったのでした。
第１６話 兵器アリス
自衛隊が「対象」として探していたのはアリスであり、彼女は兵器とも呼ばれているような少女でした。
その事を知らない由希子は、アリスと共にまずは地下水路からの脱出を試みていますが、ネズミに遭遇したりと中々思うように進まない状況でした。
しかし、ようやく明かりが見えてきてその先を見ると、衝撃的な光景が広がっていたのです・・。
第１７話 追跡
地下水路からようやく出られた由希子達を待っていたのはとある駅の中です。
そこには予想もしていなかった光景が広がっていた為に、またもや由希子達はパニックに陥ってしまいます。
その頃、由希子の友達であるタクヤは由希子を心配して異変が起きている街へと足を運びます。
しかし、街は完全に封鎖されて自衛隊による放送が流れているという異様な雰囲気です。
タクヤはもう一度由希子に電話を掛けますが、繋がらない為に明らかに何かがおかしいと感じるのでした。
第１８話 携帯電話
タクヤがいる街では、他のクラスメイト達も現在起きている謎の現象について積極的に調べるようになっていました。
その頃、由希子達は街で隠れながらもこっそりと食料を漁っていたりしていました。
その時、一緒にいた警備員のおじさんが携帯電話を発見し、更に電波が通じている事を確認します。
それを見て由希子はタクヤに電話を掛けようとするのですが、番号が分からずに困ってしまいます。
一方、タクヤがいる場所では川沿いを歩いていると、一匹の犬が川から出ようと必死になっていました。
その犬は「普通サイズ」に戻った由希子のペットであるポコでした・・。
ワンダーランド ２巻のまとめ
２巻では由希子達の身に起こっている謎の現象が、少しずつ明らかになっていく内容になっています。
由希子は自身が小さくなった事を受け入れ、目の前にある障害物をどうにか避けていくといった状態ですが、アリスは自衛隊から逃れる為に前へ進んでいるという二つの視点が描かれ、面白く感じました。
更にアリスには特殊能力があるように描かれていて、話の途中で現れた謎の少年ヨシフと同じ仲間なのかなとも考えさせられました。
しかしアリスはこの現象が起きる前に、ヨシフが日本に来たという事に対して会いたくないと言っていたり、その反応を見て自衛隊の仲間らしき人がアリスに鎮静剤を打とうとしたシーンでは、二人には何か関係があるのではと感じました。
その時にアリスが使った能力で街の人々が小さくなってしまいましたが、詳しい内容は２巻には描かれていなかった為にとても気になりました。
更に由希子の友達のタクヤも登場するシーンが多く、これから重要な役割を担う可能性が大きいと感じました。
最後のシーンでは、由希子達が偶然発見した携帯のおかげでタクヤに電話を掛けるシーンで終わっていますが、今後どのような展開になるのかが気になります。
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