【おじさまと猫】2巻のあらすじ・ネタバレと感想 | やまねこの漫画ブログ

おじさまと猫 2巻のあらすじ・ネタバレと感想

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ペットショップで売れ残ってしまっていた一匹の成猫。

その猫を気に入り、買ってくれた素敵なイケメンのおじさま。

おじさまと猫 2巻は、素敵なおじさまと猫・ふくまるとの生活を描いた物語です。

おじさまと猫 2巻のあらすじ・ネタバレと感想を紹介します。

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おじさまと猫 2巻のあらすじ・ネタバレは?

おじさまと猫の第2巻はおじさまの亡くなった奥さんとの思い出から始まります。

昔、奥さんはおじさまの左薬指の指輪はピアノを弾く邪魔になるからと代わりにネックレスにして身につけれるようにしました。

大切な思い出のあるネックレスですが、猫のふくまるはおもちゃでしかなく壊してしまいます。

しかし、おじさまはそんなことにはお構いなしにふくまるを可愛がります。

 

おじさまの可愛がりようはエスカレートしていきます。

にゃーにゃーという鳴き声さえも自分に都合の良いように、ふくまるは私のことが大好きななんだね、と解釈してしまうほどです。

おじさまはふくまるを撫で撫ですると、それに応えるようにふくまるはおじさまにスリスリするのでした。

 

ある日、ふくまるはタンスの上から神棚に飛び乗りまが、下を見ると怖くて降りられなくなります。

ふくまるはもともとママさんっ子で、思わずママさん助けてと叫びます。するとおじさまが気がついて神棚からおろしてくれました。

ほっとしておじさまに抱きついて泣きくずれるふくまるでした。

 

おじさまはふくまると暮らしてから猫柄の雑貨が気になりだしました。

雑貨店で猫柄のカップを手に取ると過去にも似たことがあったことを思い出します。

 

昔、奥さんがお店で猫柄のマグカップを可愛いいと言っていたことがありました。

そのとき奥さんは外で待っていてと言って何かを買ってきました。

 

おじさまは、その時の品物を奥さんが押し入れの奥にしまっていたのを思い出して探し出します。それはピアノの柄のマグカップでした。

それを見たおじさまは奥さんが昔、「あなたの弾くピアノ、私は大好きよ」と言ってくれたのを思い出して思わず涙ぐみます。

 

ふくまるは、おじさまが時々そうやって奥さんのことを思い出して泣いていることを知っていました。ふくまるは、何か力になってあげたくておじさまのそばに寄り添うのでした。

おじさまは奥さんが亡くなって以来、夜よく眠ることが出来なくなりましたが、ふくまるが来てからは毎日眠れるようになり、調子が良くなりました。

 

しかし、おじさまは最近、職場の人たちが何かよそよそしい感じがして、もしかして嫌われているのでは思い、親友の小林に相談します。

小林は、こちらから話しかけて歩み寄れば良いとアドバイスします。

 

ところが、実際はまったく異なり、おじさまは職場ではアイドル的存在の人気者でした。

おじさまは最近、毎日一目散に帰り、スマホを見てニコニコしているので彼女がいるとうわさになり、皆はガッカリしていたのです。

 

そんな中、おじさまから職場の人たちに話をしたいと切り出すと皆は何事かとざわつきます。

おじさまは、実は猫を飼ったんです、うちのふくまるですと写真を見せると皆の心配は一件落着となりました。

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おじさまとふくまるの楽しく幸せな日々は続きます。

それでもふくまるはおじさまがピアノに夢中になることが面白くなく、ピアノの上に乗って自分の方がピアノより偉いんだと勝ち誇ります。

そんなふくまるをおじさまはピアノから降ろしますが、ふくまるはピアノへの対抗心からか背の高い棚の上にも昇れると言ってジャンプします。しかし、力が足りず棚の上までは届きません。

空中を手足をバタつかせて床に落ちる途中おじさまが気がつき、ふくまるを助けますが、手足が棚に当たりおじさまの演奏のCDが床に落ちて割れてしまいました。

 

おじさまは以前は有名な演奏家でCDを何枚も出していたようです。

ふくまるは大切なCDが割れたことをおじさまが怒っていると思い覚悟します。

しかし、おじさまは「危ない、怪我をしたらどうする」とCDよりもふくまるのことを想って怒ってくれたのです。ふくまるはありがたくて思わず涙がこぼれます。

おじさまは、壊れたCDを心配するふくまるに、これはひとりでは行けなかった世界だ、妻がいたから行けたんだ、とつぶやきます。

ところでおじさまが勤める音楽教室のギターの先生の森山良晴には、 雅人という3歳年下の弟がいます。

良晴は子供の頃はピアノが得意でした。

 

しかしある日、弟の雅人がピアノを弾きたいと言ってきて弾かせたところ愕然とします。

良晴と弟の雅人ではピアノの才能に格段の差があり、弟にはかなわないと挫折を味わいます。

そのことがあって良晴はピアノを嫌いになり、雅人との関係もぎくしゃくします。

弟の雅人は両親から大切に扱われ、将来に期待をかけられます。

 

ピアノには良い思い出のない良晴ですが、おじさまの弾くピアノの音色には心を動かされます。

良晴はおじさまのピアノを聴き、俺の世界が変わると感動して涙を流します。

 

おじさまは日々の出来事などを日記を書いて仏壇の奥さんに供えます。

奥さんのことを何度も思い出すこと、猫を飼い始めたこと、猫に夢中になっていること、ふくまるに毎日癒されていること…。

おじさまはもともとは猫には興味がありませんでした。一方、奥さんは猫が好きでした。

そんな奥さんに、子供たちも巣立ったたし、次の仕事から帰ってきたら約束通り猫を飼おうと言うと奥さんは喜びました。

しかし、そのことが叶う前に奥さんは亡くなったようです。

おじさまはそのことを思い出して悲しくなりました。
するとふくまるがそばにきてくれます。おじさまはふくまるを抱きしめます。

 

おじさまの少年時代の話も出てきます。おじさまの母親は極度の動物嫌いでした。

おじさまは子供のころからピアノのコンクールを総なめにしてきた天才でした。

おじさまは母親からはあなたは特別な人、一般の子供たちと遊ぶと悪い子になってしまう、友達は選ばなくてはいけないと言われてきました。

 

しかし、おじさまは、同じ年頃の子供たちからは仲間にされず、孤独でした。

学校の帰り道、近づいてきた子犬に手を差し出すと犬は逃げていきました。

少年時代のおじさまは、僕は選ばれる側でもあるのだよとつぶやくのでした。

 

その出来事があって以来、おじさまは動物に触れようとは思わなくなっていきました。

親友の小林の愛犬の茶子ちゃんであってもです。

でもおじさまは、初めてふくまるを見たとき、思わず抱きしめたいと思ったのでした。

独りぼっちになったおじさまと独りぼっちのふくまると境遇が似ていたからでした。

 

おじさまはふくまると出会ってからは、小林の愛犬の茶子ちゃんにも触れることが出来るようになりました。

おじさまが茶子ちゃんの顔を撫でながら可愛いと言うと茶子ちゃんもなついてきました。

おじさまと小林で茶子ちゃんを撫でながら可愛いと言い合っていることろで2巻は終わります。

 

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おじさまと猫 2巻の感想

おじさまとふくまるが仲良く生活しているところやおじさまの親バカぶりは読んでいて楽しくなりました。

ふくまるに着せるスーツを買ってきて実際に着せるところ、ふくまるが家の中の鏡に映る猫を侵入者と思い込み、威嚇する姿などは面白くて思わず吹き出しそうになりました。

2巻も奥さんとの思い出が出てきますが、奥さんはおじさまのことを愛し、尊敬していることが良く伝わってきて素敵だなあと思いました。

 

おじさまもピアノの演奏の世界でCDを出せるまでになったのは、自分ひとりの力ではなく、奥さんがいてくれたからこそ行けた世界なんだと謙虚に奥さんに感謝するところも夫婦愛が感じられて素敵でした。

おじさまとふくまるの物語の中におじさまと奥さんとの思い出話がうまい具合にちりばめられて、ストーリーに変化と感動をもたらせてくれているように感じました。

 

同じ音楽教室のギターの森山先生の弟・雅人とのピアノをめぐる子供の頃の事件、おじさまの子供の頃の思い出話なども興味深く、いろいろな出来事がバラバラのようで繋がっていたりと興味深く読むことが出来ました。

今後のストーリーの展開が楽しみですね。

 

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