マッシュル MASHLE 13巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
ついに始まるイノセント・ゼロの進行。
襲われる街を救う為に立ち向かう神格者達。
しかし圧倒的なまでのドゥウムと兄弟達の力の前に為す術もなく倒されてしまう事に!
未だに目覚めないマッシュ。はたしてイノセント・ゼロの野望を食い止める事が出来るのか?
「マッシュル-MASHLE-」13巻には第110話から第118話が収録されています。
マッシュル MASHLE 13巻のネタバレ、あらすじ
第110話 マッシュ・バーンデッドと悪の軍団
ガーゴイル族の軍勢に一人立ち向かっていた神格者の一人である知の神杖のソフィナ。
知の魔法を使い、ガーゴイルに自身の命を終わらせる様に命じ、あっさりと倒します。
氷の神杖であるツララは、ケンタウロス種族の軍勢を瞬く間に凍らせ全滅させ、竜の神杖のアギトは、竜を召喚してオーク族を壊滅させます。
イノセント・ゼロの率いた各種族の軍勢達を瞬く間に倒していく神格者達。
一人、拠点へと乗り込んだ神格者の一人である不死の神杖のレナトスは、ドゥウムの前に立ちはだかります。
瞬殺してやると言わんばかりに、真正面から挑むレナトス。
しかし、ドゥウムの振り下ろした一撃によって、顔面を横薙ぎされてしまい、そのまま全身を切り刻まれて絶命してしまいます。
つまらない相手だと退屈そうに剣の血を拭いながら、その場を後にしようとするドゥウムでしたが、切り刻んだ筈のレナトスは死なず、身体の再生を始めていました。
不死と言う名を持つ神格者である自分を殺すことは出来ないと、切り刻まれた筈の身体の部品をつなぎ合わせながらに再生していく彼・レナトス。
しかし、ドゥウムは退屈そうにしながら、再び剣を振り下ろしていきます。
死闘が開始されていく中で、未だに目覚めないマッシュ。
はたして神格者達はどこまで戦えるのでしょうか?
第111話 マッシュ・バーンデッドと最凶のご兄弟
神格者達の前に立ちはだかるイノセント・ゼロ達。
ソフィナとデリザスタ。
エピデムとツララ。
アギトとファーミン。
ドゥウムとレナトスのそれぞれが対峙する事になります。
振り下ろした巨大な鉾(ほこ)の一撃を書物で受け止めたソフィナに、面白そうに笑みを浮かべていたデリザスタ。
エピデムの異様なまでのプリンへの執着と、底知れない恐怖を感じながら、思わず引いてしまうツララ。
アギトに致命傷を与えるも、その痛みを歓喜として受け止め笑みを浮かべる彼に、ファーミンは無表情になりながらも、彼の首輪を欲しくなります。
そして、ドゥウムの一撃を喰らっても、瞬く間に再生するレナトスの驚異の回復力を前に平然としています。
神格者達とイノセント・ゼロの息子達の戦い。
勝敗は解りませんでした・・。
第112話 マッシュ・バーンデッドと平和の象徴
かつて戦いの絶えなかった時代を迎えていた混迷期の魔法界。
野心と野望が入り交じる戦乱の時代を統一したのは、一人の魔法使いでした。
名前はアダム・ジョブズ。
初代神格者となり、一人で一国の軍隊と渡り合える存在は、神の力に目覚めた者と崇められ、魔法界においての絶対の象徴となりました。
その象徴が、イノセント・ゼロの息子達によって壊されようとしていました。
ソフィナはデリザスタに敗れ、エピデムにツララも負けてしまい、アギトもファーミンに倒されてしまいます。
ドゥウムに挑んだレナトスも、満身創痍になりながらも最後の力を振り絞り挑むも、その圧倒的な力を思い知らされてしまいます。
神格者達が敗れた事は魔法界の秩序を破壊し、神によって選ばれた存在が負けてしまった事は、この世界に生きる人間達にとって最悪の絶望となってしまいます。
イノセント・ゼロによって、マッシュを捉えた者の命を助けると告げられた人間達は、こぞってマッシュを捉えようとします。
未だに目覚める気配のないマッシュ。
はたして彼は目覚めるのでしょうか?
第113話 マッシュ・バーンデッドと市術防衛
イノセント・ゼロによって人類の絶滅を言い渡されてしまった人間達は、マッシュを捉えようとしていました。
そんな中で現われたのは、光の神杖の神覚者であるライオ。
しかし彼もまたイノセント・ゼロの圧倒的な魔力に勝つ事は出来ずに敗れてしまいます。
もう打つ手がないと、人々はマッシュをイノセント・ゼロに差し出そうとして、メリアドールの自宅に押し寄せる暴徒達。
オチョアはマッシュを殺そうとするも、メリアドールに止められ、ゼンマイを回す事を課せられます。
暴徒達に制裁を加えに行くメリアドールに殺されまいと、必死にゼンマイを回すオチョア。
はたしてマッシュは目覚めるのでしょうか?
第114話 マッシュ・バーンデッドと最後の戦い
ライオはイノセント・ゼロの配下であるセルを捕え、彼から情報を聞き出そうとするも、自分は口を割る気は無いと言います。
しかし、オーターによってセルは口を割ってしまいます。
砂を尻に流し込むと、一生に関わる問題を前に屈してしまったセルから語られるイノセント・ゼロの息子達。
兄弟の恐ろしさを伝えられるも、彼らの覚悟はもう決まっていました。
逃げる事の出来ない戦いに挑んでいくライオ達。
イノセント・ゼロの兄弟達の元へと向かいます。
第115話 マッシュ・バーンデッドと2人の門番
ライオ、オーター、ドットとフィンにランス、そしてレインと、6人達はイノセント・ゼロの居城へと向かう事になります。
浮島へと簡単に辿り着く事に成功するも、城へと向かう先には周囲を覆う結界が張られていました。
その結界を破る為に、入れ替えの魔法が使えるフィンが一人、結界の中へと入り、侵入経路を確保しろと命じられてしまいます。
一人で敵地のど真ん中へと侵入する事になったフィン。
自分が頑張らなければ世界が終わると言われ、頑張る事になった彼。
はたして侵入経路を見つける事が出来るのでしょうか?
第116話 マッシュ・バーンデッドと敵のアジトへの侵入
フィンの決死の行動により、無事に結界を抜ける事が出来たライオ達。
イノセント・ゼロの居城へと乗り込むも、すぐに分断されてしまいます。
花が敷き詰められた室内に用意されていた魔力を吸う蟲の罠に、分断を余儀なくされてしまうライオ達。
それぞれにイノセント・ゼロの兄弟達と対決する事になります。
そして未だに覚醒しないマッシュに、自分が殺されると慌てながらにゼンマイを巻こうとするオチョア。
そんな彼の危機に訪れたのはレモンでした。
猫の手も借りたい状況の中で訪れた、頼りない彼女にこの危機を脱する事は出来るのでしょうか?
第117話 マッシュ・バーンデッドと最強の鋒使い
マッシュを目覚めさせようとオチョアと共にゼンマイを回す事になったレモン。
案の定、ゼンマイは回らずに、ただ時間ばかりが過ぎていくだけ。
そんな中でマッシュを連れ去りに来た元死刑囚のガルボが現われます。
窮地に追い込まれていく中で、ドットとランスは、エピデムと対決する事になってしまいます。
いがみ合う二人に、エピデムを倒す事は出来るのでしょうか?
第118話 マッシュ・バーンデッドと決めたこと
オチョアとレモンがマッシュの覚醒にあたふたとし、エピデムとドットとランスが死闘を繰り広げている中で、レインとフィンはデリザスタに苦戦を強いられています。
引っ込んでいろとレインよって剣の檻に閉じ込められたフィンは、加勢すると必死に訴えるも、レインはそんな彼の言葉を受け取ろうとはしません。
自分がそんなにも頼りが無いのかと落ち込むフィン。
レインはそんな弟と守ろうとデリザスタに挑もうとします。
マッシュル-MASHLE- 13巻の感想
ついに始まってしまったイノセント・ゼロの進軍。
魔法界の大ピンチを迎えてしまう事になり、物語が急展開を迎えます。
四男のデリザスタ、三男のエピデムに二男のファーミンと長男のデリザスタ。
そして神格者達のソフィナとアギトとツララにレナトスと、色物キャラの勢揃いとなりましたね。
神格者達と善戦するのかと思いきや、すっかりと兄弟達の引き立て役ならず、引き立てやられ役となってしまう神格者達とは・・。
あれだけマッシュに偉そうに言っていたのに、あっさりと敗れてしまう神格者達。
あまりにもあっけない退場でしたね。
まあ、こういった作品では、強敵感のある味方はすぐに敗れてしまいますからね。
敵の強さを教える為に、徹底的に惨めに敗れてしまう神格者達。
この犠牲があってこその展開なのだとは解りますが・・、もう少しだけ活躍して欲しかったですね。
そしてマッシュが目覚める為にと、ドット達も修行を始め、強くなっていきますが、今回の一番の努力賞は、やはりフィンでしたね。
いつもマッシュのツッコミ役な彼が、あれだけに活躍するなんて・・、こういうキャラの活躍が非常に好感が持てました。
やはりこういう目立たないキャラが必死に頑張り、仲間達を救うのは胸熱な展開とも言えます。
マッシュの目覚めるまで、僕が頑張るんだと、強敵に挑む姿は非常に格好良さがありますね。
そんなマッシュですが、未だに目覚める気配がないと、しかもレモンとオチョアが必死にゼンマイを回すなど、二人のコンビも中々に良かったです。
この作品のギャグパートも非常に楽しめますね。
シリアスとギャグの混ぜ具合が非常に良い作品で、ストレスなく楽しめるのは良いですね。
次巻ではマッシュに目覚めて欲しいと思うのですが、まだまだ引っ張ってしまうのかと気になります・・。
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