マッシュル MASHLE 12巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
解放した身体の負荷によってドゥウムに追い詰められてしまうマッシュ。
しかし、命を賭けたドミナによって窮地を脱し、一命を取り留める事に成功する。
筋肉痛になってしまい身動きの取れないマッシュを救う為に現われた、アダムの最後の弟子の一人、謎の女性・メリアドールとは・・。
「マッシュル-MASHLE-」12巻には第101話から第109話が収録されています。
マッシュル MASHLE 12巻のネタバレ、あらすじ
第101話 マッシュ・バーンデッドと闇のマグマ 1
イノセント・ゼロの長男であるドゥウムと対峙するマッシュ。
しかし、彼の身体は重りである腕輪を外した反動によって筋肉痛が生じて、身動きが取れなくなってしまいます。
ドゥウムにイノセント・ゼロと二人の強敵を前にして、動けなくなったマッシュ。
イノセント・ゼロは彼を吸収しようと闇のマグマを発動させ、マッシュはそのままマグマに飲まれようとします。
そんな彼の窮地を救ったのは、ドミナ。
飲み込もうとするマグマから身を挺して、動けないマッシュを抱きかかえ、彼をマグマの届かないところに運ぼうとするも、致命傷を負っていた彼には困難でした。
最後の力を振り絞り、水魔法でマッシュを押し上げ、マグマから彼を救います。
瓦礫の上に放り出されマグマから逃れることが出来たマッシュですが、ドミナはあふれ出てくるマグマに飲まれていきます。
彼の最後を看取ったマッシュは、静かにイノセント・ゼロへの怒りを感じていました。
第102話 マッシュ・バーンデッドと5人の兄弟
ドミナが倒されたと聞き、イノセント・ゼロの招集によって兄弟が一同を会します。
四男のデリザスタ。
三男のエピデム。
二男のファーミン。
そして長男のドゥウム。
それぞれに性格が破綻し、倫理性に癖のある兄弟達を前にして、セルはただ震えるばかりでした。
デリザスタはエルフの戦士達を全滅させ、エピデムは巨人族を壊滅させ、ファーミンは相変わらずに狂気じみた行動をするなど、統一性のない兄弟の会合。
そんな癖のある兄弟達を一瞬に静かにさせたドゥウムの存在感に、セルは彼がまた強くなった事を察します。
文字通りの化け物達を前にして、その親であるイノセント・ゼロの登場により始まる会合。
それは魔法界の破滅の始まりでした・・。
第103話 マッシュ・バーンデッドと痛めの治療
最終試験がイノセント・ゼロの襲来によって中断されてしまい、始まりの杖を奪われてしまった事や、魔法界が滅ぼされてしまうなど、世間は騒がしくなります。
そんな中で緊張の走るイーデン校の面々達。
マッシュはドミナとの死闘によって筋肉痛になり、治療の為にと現われたメリアドールは、チェンソーを片手に彼の治療を行おうとしていました。
だまされたと言うマッシュに、これは魔法のチェンソーだと言い切り、彼に動く刃を向けてくるメリアドール。
はたしてマッシュは無事に身体を治す事に成功するのでしょうか?
第104話 マッシュ・バーンデッドと尻尾取り
魔法界の秩序を整えた偉大な魔法使いであるアダム。
その弟子であるウォールバーグ校長とイノセント・ゼロと並ぶ最後の弟子となるメリアドール。
マッシュは僅かな可能性を持って彼女の修行に参加する事に。
案内された場所に居たのは、メリアドールの一番弟子と名乗るオチョア。
彼の持つ十二本の尻尾を一週間以内に取れと命じられるマッシュ。
修行を開始するも、案内された場所は時間経過によって重力が変動する部屋でした。
重くのしかかってくる重力に思うように動けないマッシュ。
そんな彼を煽ってくるオチョア。
マッシュは本気を出そうと腕輪を外します。はたして修行は成功するのでしょうか?
第105話 マッシュ・バーンデッドと試練の鎧
オチョアとの修行を終えて、次の修行へと向かう事になるマッシュ。
彼が案内された場所は、拷問器具が置かれていた部屋でした。
アイアン・メイデンと、あまりにも痛々しい程に棘に埋め尽くされた中に入れと、マッシュはメリアドールによって問答無用に放り込まれます。
彼女の得意とする回復魔法で疲労を癒やし、肉体の強化も同時に行って貰うのですが、あまりにも激しい痛みにマッシュは悲鳴を上げてしまいます。
そして次の修行に移ることになるマッシュは、100体の動く鎧と死闘を繰り広げる事になります。
はたして強くなる事が出来るのでしょうか?
第106話 マッシュ・バーンデッドと戦う理由
マッシュを助ける為にと、オーターから修行を受ける事になったドットとランスは、早速に彼からの過酷な修行を受けていました。
砂まみれの亜空間に閉じ込められてしまい、僅かな水をオーターの砂魔法から守らなければいけないと、苦戦を強いられていくドット。
ランスは相変わらずに協力する様子はないと、馬の合わない彼にドットは頭を悩ませます。
オーターの砂魔法を躱(かわ)していくドットは、この修行をやり遂げる事が出来るのでしょうか?
そして何の為に戦うのかと、オチョアに問いかけられ、みんなと一緒におやつを食べられなくなるのは嫌だと言うマッシュは、動く鎧との死闘を繰り広げられていきます。
イノセント・ゼロの軍勢が襲撃するまで、あと僅かと迫る中。
マッシュは強くなる事が出来るのでしょうか?
第107話 マッシュ・バーンデッドと強くなるための修行
オーターの砂魔法に追い詰められていたドットとランス。
水を守る為に疲弊していたドットに、オーターは、足手まといで弱いと言い切り、社会の為に切り捨てられるべきだと言い放ちます。
例えイノセント・ゼロに勝とうとも、マッシュの存在は秩序を壊すと言い、生きている資格は無いと、冷淡な物言いに怒るドットは、オーターに攻撃を放ちます。
その攻撃に追従するかの様に魔法を放つランス。そんな二人の底力に、次の修行に移ると言うオーター。
さらなる過酷な修行が始まろうとしていました。
第108話 マッシュ・バーンデッドと修行完了
オーターの元で修行を続けていたドットとランスは一ヶ月を耐え抜き、修行を終えた二人。
久しぶりにまともな食事を出され、感謝するドット。
ランスは何故にそこまで魔法が使えない者を敵視するのかと尋ねます。
オーターは、それが決まりだと、あっさりと言い放ちます。
魔法で成り立つ社会を作る為の合理性を優先するオーターに、ランスは感情を持ち込まない人間だと察しますが、ドットは一緒に食事をすれば解り合えると言います。
そんなドットの姿に、かつての知り合いの顔を重ねてしまうオーターは、食事は済んだと言い、その場を離れます。
そして一人、カルドの元で修行をしていたフィンは、回復魔法の資質を見出されていましたが、兄であるレインに、お前では役に立たないと言われてしまいます。
マッシュは最後の修行を終えるも、疲労困憊で倒れてしまいます。
目覚めるのには二日かかると焦るメリアドール。
はたしてイノセント・ゼロの襲撃に耐えられるのでしょうか?
第109話 マッシュ・バーンデッドと悪の巨人
イノセント・ゼロの襲撃が始まり、彼の配下に下った巨人族が先兵として街々を破壊しようと進軍を開始してきました。
魔法局は騒然となりながらも、向かってくる巨人族の応対に追われていきます。
至る所で戦場となっていく街の中で、かつてマッシュに返り討ちにあった眉ピアスは、助けを求めてきた子どもを救ってしまい、巨人に潰されようとしています。
今までの悪事のツケだと感じながらも、マッシュの事を思い出し、なんとか子どもを守ろうとする眉ピアス。
そんな彼と子どもを救ったのは、颯爽と現われたライオでした。
彼によって巨人の軍勢は瞬く間に倒されていくも、イノセント・ゼロの進軍は押さえ切れません。
そしてマッシュを目覚めさせる為に、切り札である命のゼンマイを回すメリアドール。
はたして間に合うのでしょうか?
マッシュル-MASHLE- 12巻の感想
イノセント・ゼロの来襲、そして始まりの杖が盗まれてしまう事になってしまい、何かとんでもない展開となっています。
マッシュのパワーアップの巻となり、少年漫画でのお約束である重りを外すと、実にツボな展開を演出してくれました。
昔は誰でも、重りを付けて運動をすれば、強くなれると思いました。
そしてその重りを外せば、素早く動けるようになると、若い頃は本気で信じました。
まあ現実には、それほど強くはなれなかったのですが・・。
そんな懐かしいことを思い出せるほどに、お約束な展開となる今回のバトルも実に熱い展開でしたね。
ドミナの父親に愛されたいとする純粋な想い。
言うなればマッシュが祖父の事を大切に想っている様に、彼もまた父親の事を大切に想っていたのだと、やはり兄弟なんです二人は・・。
最後に解り合えた様子でしたが、ドミナの最後は悲しいものです。
あれだけに父親のために尽くしたのにと、悲しい終わりを迎えたドミナ。
マッシュには是非とも敵を討って欲しいです。
さて他の兄弟も出てきて、癖の強そうな兄弟達が勢揃いしてきました。
マッシュの兄弟って、なんでこんなにも個性的なんでしょうか?
四男のデリザスタも中々に癖が強くあり、マッシュの兄弟なんでしょうか?
セルの方がまだ説得力がありますが、そして三男のエピデムに関しては、マッシュのシュークリーム好きなどと照らし合わせて見れば、甘いもの好きなんでしょうか?
イノセント・ゼロって、本当は甘党?
二男のファーミンに関してはもう、何も言いません。
これは見てやばそうです。
ドゥウムに至っては強者感が満載と、実に手強そうな気がします。
今回の最大の敵かもしれませんね。
そしてメリアドールさん。
彼女に至ってはもはや最強としか言い様がありません。
むしろ、彼女に任せれば良いのではと思います。
こういうぶっ飛んでいる女性は非常に好きです。
言葉よりも拳で、しかも面倒くさいと説明を省いてしまう程の圧倒的なまでの俺様感・・。
まさにジャイアニズムとも言える象徴な女性です。
この作品の女性陣って、癖の強い人が多いので非常に好感が持てます。
レモンちゃんと言い、彼女も今後の展開が気になります。
ヒロインなのに影が薄い様な気がしますが、マッシュと最後は幸せになってほしいですね。
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