葬送のフリーレン 8巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

葬送のフリーレン 8巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

少年
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葬送のフリーレン 8巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

一級資格を取得することが出来たフェルンのおかげで北側諸国へと進んできたフリーレンたち。

噂通り道中は多くの魔物に遭遇します。

困っている人たちを助けてきたヒンメルに習い、道中で出会った人たちの為に魔物の討伐をしながら、更に北側を目指して歩んで行きますが・・。

 

葬送のフリーレン 8巻には、第68話から第77話が収録されています。

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葬送のフリーレン 8巻のネタバレ、あらすじ

第68話 北部高原

火山地帯を抜けて暫く進むと、北部高原への関所に辿り着いたフリーレンたち。

この先はしばらくはまともな補給が出来ないからと、しっかりと補給を整えることに。

関所を抜けて北部高原を進んで行くも、聞いていたよりも普通だなぁ。と思ったシュタルク。

しかしその時、既に魔物に囲まれていたのでした。

こんなのは序ノ口だよ。とフリーレンが言います。

その後、三日三晩に渡ってこのようなことが続きます・・。

 

ようやく集落に辿り着いたフリーレンたち。

泊まれる場所を提供する代わりに、最近出るようになった強力な魔物を退治して欲しいと頼まれました。

二つ返事で引受けるフリーレン。

 

でも、山を下って北部高原から出れば、こんな危険な場所で暮らす必要はないのではないか。と言うシュタルクでした.

しかし、ここが自分達の故郷だから。と言う家主に、故郷を魔族によって無くしたシュタルクは返す言葉がありませんでした。

 

第69話 皇帝酒

北部高原のビーア地方にある大きな町に到着したフリーレンたち。

この辺りは穀倉地帯であり、そのおかげで醸造が盛んな町には酒屋が多くあるようでした。

町で食事をしていると、周りの会話から皇帝酒が見つかりそうだと聞こえました。

皇帝酒とは大昔にあった大帝國の皇帝に献上されたお酒のことだとフリーレンが言いました。

 

食事を済ませ、買い出しをしたら直ぐにこの町を出ると言っていたフリーレン。

しかし、フリーレンを呼び止める声がしました。

声の主はドワーフのファスと言い、フリーレンとの再会は80年ぶりとのことです。

 

ファスは皇帝酒の所在が分かったので魔法使いのフリーレンに手伝って欲しいと言いました。

皇帝酒と魔法と何の関係があるのかと尋ねると、ついてくれば分かる。とファスはフリーレン達を発掘現場へと案内するのでした。

 

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第70話 ノルム商会

ビーア地方を出てからは、食事といえばガチガチのパンになってしまったフリーレンたち。

北部高原では魔族が多い為、流通網が途絶えてしまっている事が原因でした。

でも、もう少し進めばまともな食事にありつける。とフリーレンが言います。

 

どうやら流通網と軍事力を持っている武装商会であるノルム商会領に辿り着いた様です。

入口の検閲でフリーレンが到着したことが分かると、商会長の元へと案内されました。

商会長はフリーレンに80年前の借金を返していただきたい。と告げるのでした。

 

持ち合わせの旅費を差し出しましたが、まったく足りないと言われ、身包み剥がされた上に鉱山で300年働くことになってしまったのでした。

連れて行かれたフリーレンを買い戻そうとしたフェルンとシュタルクでしたが、高額な借金ということで、手も足も出ませんでした。

 

第71話 討伐依頼

北部高原ルーフェン地方に、ゼーリエから討伐依頼を受けたゲナウが居ました。

村に居た魔族は倒したのですが、時すでに遅く村は全滅させられていたのでした。

この村はゲナウの故郷であり、ゲナウは村人の死体を教会へと運ぶのでした。

 

ゲナウは一緒に来たメトーデに、どうして戦いに身を置く我々一級魔法使いが死ぬのではなく、戦わない村人たちが殺されてしまうのだろうか。と嘆いていました。

その時、強力な魔力を探知したので魔族が来たのではないかと一瞬思いましたが、魔力の感じからフリーレンとフェルンだと分かるのでした。

逆にフリーレンは、この場所から強力な殺意のこもった魔力を探知したので、魔族かと思ったと言いました。

ゲナウは故郷のこの惨状にか、又はこの惨状を起こした魔族にかは分かりませんが、強い怒りの感情を抱いている様でした。

 

第72話 将軍

フリーレンたちは魔族と戦った騎士達の傷跡から、どのような方法で襲われたのか調べようとしますが、どうも普通の感覚ではダメらしく、剣筋からして二刀流以上のものだと思われました。

魔力探知に掛からない事から村の近くには居ない事は分かったので、ゲナウの情報から魔族が潜んで居そうな場所を探すことに。

とりあえず夕食を取ろうと、シュタルクは村人たちが眠る教会に居たゲナウにパンを持っていきます。

 

ゲナウは先の襲撃で解かれてしまった教会の結界を張り替えていました。

シュタルクがゲナウに、なぜ村人たちを埋葬しないのかと尋ねました。

北部高原では墓を作ると遺体の腐敗した臭いにつられて魔物がたかってしまい、骨も残らない。だから南部にある共同墓地まで護衛を付けて運ぶのだとゲナウは答えるのでした。

 

第73話 遭遇戦

フリーレンたちは魔族が潜んで居そうな場所に当たりを付けて、村を襲った魔族の探索をします。

ゲナウは埋葬の護衛の騎士団が到着するまで村に残ると言いました。

ならば自分も残るとシュタルクが言います。

 

これから魔族を討伐しに行くのに、前衛が居なくてどうする。とゲナウが言いましたが、それはゲナウも同じ事だとシュタルクが言い返しました。

それに、フリーレンたちなら何とかするし、イザとなれば逃げるだろうが、ゲナウはこの村を捨てて逃げられないだろう。と言います。

 

フリーレンたちと二手に分かれ、ゲナウたちは騎士団が到着したら合流することになりました。

お前はいい奴だから早死する。とゲナウが言いました。

ゲナウの方がいい奴に見える。とシュタルクが返しますが、ゲナウはそれを否定しました。

自分はいい奴とは正反対の人間だと言い、今まで散々見捨てて来たのに、何をやってるんだろうな。と呟くのでした。

 

第74話 神技のレヴォルテ

村に残ったゲナウとシュタルク。

ゲナウの様子からこの村を襲った4刀流の魔族の事を知ってるかとシュタルクが聞きます。

神技のレヴォルテ。と言い、ゲナウの前の相棒を殺した魔族だそうです。

その魔族の魔法で作られた剣は、軽くて重くて鋭いという矛盾した物で、神技の砕剣と呼ばれているとゲナウは言います。

 

すると、魔族の気配がします。

神技のレヴォルテがゲナウとシュタルクの前に現れるのでした。

読み通りだとレヴォルテが言いました。

レヴォルテはゲナウを見て、お前を知っている。

何者だ。と問いますが、害虫駆除をするのにいちいち名乗りをあげるのか?とまともに答えませんでした。

 

激しい戦いが始まり、レヴォルテの、剣技も然ることながら人間以上の体力や反射速度に押されていきます。

その時、シュタルクはワザと切られて一瞬の隙を作り、そこにゲナウの攻撃がレヴォルテに入るのでした。

 

第75話 霧を晴らす魔法

フェルンは魔族との戦いに苦戦していました。

魔族が仕掛けた霧の魔法は微かな魔力にも反応するので、フェルンが得意とする魔力を消して潜伏することが上手くいかない状態です。

相性が悪い相手とどのように戦えばいいのか、なかなかいい考えが思い付きません。

 

その頃、レルネンの相手は基礎がしっかりとした堅実な戦い方をする魔族でした。

堅実な相手だからこそ、そう簡単には倒せそうにありませんでした。

フェルンさんと協力して戦うのが最適解だけども、この霧ではフェルンさんの強みが活かせませんね。

そう考えると、レルネンは今までとは攻撃方法を変えて、猛攻を仕掛けました。

レルネンの攻撃に防戦で手一杯な魔族。

その隙にレルネンは霧の魔法の解析をするのでした。

 

第76話 決着

ゲナウとシュタルク対レヴォルテの激しい戦いは、まだ続いていました。

かなりの攻撃を受けたレヴォルテでしたが、人間離れした魔族の体力は、ゲナウとシュタルクの体力を削っていきます。

しかし、シュタルクがレヴォルテの剣が脆くなっていることに気付き、ゲナウに告げました。

一本、また一本と剣を潰していきます。

さすがのレヴォルテも剣を維持するだけの魔力がなくなってきたようでした。

 

ついに全ての剣を潰し、これで終わりかと思った時、ゲナウとシュタルクの身体をレヴォルテの手が穿くのでした。

武器を失えば戦えないと思い込む。私の勝ちだ。そうレヴォルテが言います。

しかし、お前は人間のしぶとさを知らない。と、シュタルクとゲナウの攻撃でレヴォルテを倒すのでした。

 

第77話 竜の群れ

北部高原ドラッヘ地方の村に辿り着いたフリーレンたちですが、村はとても無惨な状態になっていました。

村の人の話では竜に襲われたと、しかも単体の竜ではなく群れで襲われたと言いました。

竜は近くに棲み着いてしまったらしく、それを討伐して欲しいとのことでした。

村を見るかぎり再建にはほど遠いよう様子です。

別の場所に移り住んだ方が良いと言うも、ここが故郷ですから。と村人は言うのでした。

 

報酬次第で引受けると言うフリーレン。

しかし、荒らされた村には差し上げる物が無いとのこと。

フリーレンの魔導書とかは無いのとの問いに、早口言葉を噛まずに言える魔法という、何の役にも立たないものならある。と村人が言います。

するとフリーレンは依頼を引き受けるのでした。

 

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葬送のフリーレン 8巻の感想

いよいよ北部高原へと入って来たフリーレンたち。

北部高原に入る前から魔族が活発化している。という情報のとおり、北部高原へ入ると直ぐに魔物と遭遇します。

フリーレンにしてみれば、魔王討伐の時に比べればそれ以下の状態に思えたのかもしれませんね。

 

こんなのは序の口だよ。とフェルンとシュタルクに告げますが、その時は3日3晩に渡っての討伐だったみたいです。

これが序の口と言うのですから、ヒンメル達と魔王討伐の冒険をしていた時はもっと酷かったのでしょう。

その先、辿り着く村などはどこも魔物や魔族に襲われていました。

 

壊滅的な被害を受けた村では、他の場所に移り住むことを提案しますが、ここが故郷だと言われたので、魔物や魔族を討伐していきました。

シュタルクにしてみれば魔族に故郷を滅ぼされていることがあり、フェルンも同じです。

フリーレンもフランメの弟子になるきっかけは、魔族に村を襲われた時の魔族への強い恨みからでした。ヒンメルと一緒に冒険をして「ヒンメルならそうするだろう」という気持ちもあるからだと思います。

 

皇帝酒の件は、長く生きるエルフにしてみれば、些細なことでも、短い寿命の者にとっては何百年前の伝説になり、探窟そのものが魅力なのかもしれません。

ゲナウの故郷を襲った魔族の将軍は強かったですね。

時々出てくる七崩賢はそれ以上ということでしょうか。

それを倒して来てフリーレン達は凄いのだと、改めて思う部分があります。

さて、巻末でその七崩賢の最後の魔族の名前が出て来ましたが、今後の展開が楽しみですね。

 

 

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