よふかしのうた 12巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

よふかしのうた 12巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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よふかしのうた 12巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

コウは、マヒルに星見キクのことを聞くつもりでしたが、半吸血鬼化の事を話せずにいたため、危うくマヒルを傷つけてしまうところでした。

そして星見キクに依存しているマヒルにはコウたちの声は届かず絶交されてしまうことに。

 

「よふかしのうた」12巻 には第110夜から第119夜までが収録されています。

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よふかしのうた 12巻のネタバレ、あらすじ

第110夜 居場所

マヒルの自宅を訪ねた時、マヒルは暫く帰ってきていない。と言った母親の、あまりにも心配していなさげな態度に違和感を覚えた目代。

何か普通ではないと感じたので部屋を調べることに。

両親共働きで店が閉まる時間までは帰って来ないだろうと不法侵入をして調べる目代。

家の中はどこか普通であって普通ではない感覚を覚えたのは、死んだはずの息子の遺影が見当たらなかったからでした。

 

何かの理由で仏壇などを置いていないのかもしれない・・。

目代はそう思い最後にマヒルの部屋を調べることにしました。

部屋には二段ベッドと子供机。

 

中学生になってまで使うには小さいだろうなぁ。と目代は思いましたが、机の上にあった教科書は小学校のもので、ノートにある名前はマヒルのものではありませんでした。

まだ、息子の死を受け入れられていない。

この家にはマヒルが居ない。

目代はそう思うのでした。

 

第111夜 俺もなれるかな

マヒルの家族は終わっている。

恐らくマヒルの兄の死を未だに受け入れていないのだろう。

あの家にはマヒルの居場所がない。

目代がマヒル家を調べた見解でした。

 

マヒルにとっては今の状態、外に好きな女が出来て家に帰らないことの方が幸せだろう。

居場所のない家に帰ることよりはマシなのだろう。

それを踏まえた上でどうしたいか。とコウに尋ねました。

 

俺は仲直りがしたいだけだから関係ない。どんなに話し合っても仲直り出来ないかもしれないのも仕方がない。

納得さえできればそれでいい。ただ、星見キクがマヒル君を悲しませるなら、連れ戻す。

とコウはアキラも見たことがないほどの怖い顔で言いました。

 

じゃあ、とりあえず星見キクの居場所を探そう。

そう言った時、空から物凄い勢いで人が降りてきました。

 

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第112夜 力ずくで

突如として現れた吸血鬼に、コウは殴られナズナは蹴り飛ばされ、目代とアキラは連れ去られてしまいました。

しかし、跳躍で空中を移動していた吸血鬼をコウが殴り飛ばしました。

コウはふと我にかえると自分は飛んでいるし、目代とアキラは落下しているといった状況です。

このままでは二人が落ちてしまう。と思ったところにナズナが現れました。

 

ナズナの指示でコウはさっきの吸血鬼を追い掛け、ナズナは目代とアキラを助けることに。

半吸血鬼化の力で初めて高く飛んだコウは、ナズナちゃんがいつもやっている通りにやれば自分にも出来るはずだと吸血鬼を追い掛けます。

ビルの屋上に降り立った吸血鬼、その後を追い掛けるように落下してきたコウ。

なんとか降りることが出来た様です。

 

第113夜 俺を人殺しにするつもりか

半吸血鬼化が解けてしまったコウは、ビルの屋上から落とされようとしていました。

吸血鬼の割には弱いなぁ。と言う吸血鬼。

それとも自分を油断させる手か。吸血鬼なら死ぬことはないだろうから試してやる。と言ってコウを落としました。

 

しかし、そのまま落ちていくコウを見て、慌ててコウを助けました。

俺は人様のもので生きているから、吸血鬼になった時に人は殺さないと決めたんだ。と言う吸血鬼。

なのに、今日は二人も殺してしまった。と言いました。

 

目代とアキラは生きているということを少しだまっていて、何が目的なのかを聞き出そうと思ったコウは、何で二人を攫(さら)ったのか聞きました。

探偵に用があったが来てみると、ナズナとコウは分かったが目代とアキラのどちらが探偵なのか分からなかった。と言うのでした。

 

第114夜 私のこと好きだったの?

ナズナにアッパーを喰らって気を失った吸血鬼。

おはよう。アザミ君。と、気が付くと目の前に探偵が座っていました。

吸血鬼のアザミは探偵が自分の事をどこまで知っているのかと確認しますが、星見キクの眷属だということしか知らないと答えました。

探偵もアザミを探していたので、お互いに捜す手間が省けたと言います。

 

探偵の聞きたいことは、星見キクとは何者なのだということでしたが、アザミもよく知らない。と答えました。

ただ、話しの内容からすると眷属となった後に会っているような口ぶりだったので、探偵は驚きながらアザミに確認しました。

するとアザミは会ったというよりは暫く面倒をみてもらっていたというのでした。

アザミの話しによると、ヤクザの下っ端だった頃に組長の女として星見キクが居たということでした。

 

第115夜 守りづれェだろうが

俺は姐さんに恩義がある。

そう言うアザミはハロウィンの時に目代が起こした騒動で、星見キクを殺させる訳にはいかないと、ここに来たといいます。

しかし、目代は少し困った顔をしてアザミに話しをするのでした。

もう殺す気はないことを。

 

アザミはここまで来た事の意味がなくなった。と始めは思いましたが、自分は姐さんのやっていることの肯定はしないが恩義があるので後始末をしているのだと説明しました。

それから今の探偵がおかれている立場がヤバいと言います。

 

ハロウィンでの騒動で探偵は吸血鬼の間ではちょっとした有名人になっている。

つまり狙われている。

そう話していると、扉から知らない女が入ってきました。

アザミは姐さんと話しがしたいのなら、叶えてやらなきゃいけない。と言いながら、向かってきた吸血鬼を止めるのでした。

 

第116夜 金魚の醤油さし

探偵をもらいにきたと言う女の吸血鬼。

星見キクを消すために探偵をもらうと言うのでした。

女の吸血鬼がアザミに向かってきた時に、アザミは目代に逃げろと言いながら、向かってきた女の吸血鬼の腕を折るのでした。

 

外に出たところにナズナ達が居たので、さっき女が通ったのに警戒しなかったのかと叫びました。

ナズナしか住んでいないのなら怪しいに決まっているだろう。とのことです。

とにかくあの女は危険だから迎え撃つ作戦を立てようとナズナの部屋に行きました。

 

その頃、腕を折られた女の吸血鬼は金魚の醤油さしを出し、一滴口へと垂らすのでした。

すると折れた腕が治りました。

金魚の醤油さしの中身は人の血だったようです。

ビッグビジネスの予感がするな。あんた吸血鬼の自警団みたいなやつだろ。と言うアザミ。

あなたの処理が甘いから探偵のような危険人物が生まれた。と女の吸血鬼は言うのでした。

 

第117夜 吸血鬼の戦い方

半吸血鬼化とはどのような状態なのか分からないから、むやみにならない方がいいのかもしれない。と目代から忠告を受けたコウ。

もしアザミが女の吸血鬼に倒された場合は対応するしかないので、半吸血鬼化へのトリガーとなる痛みを伴う流血への最適解と、あるものを受け取りました。

 

その頃、アザミと対峙している女の吸血鬼は、アザミに対して自分より強くないから降参するようにと促しました。

しかし、そんなことを言われて引き下がる訳がなく、女の吸血鬼に向かっていきます。

・・が、アザミの腕は女の吸血鬼をすり抜け空振りに終わるのでした。

吸血鬼の戦い方って、もっとズルくなきゃ。

そう言うと、床をすり抜けて行ってしまいました。

 

後を追うアザミでしたが下のフロアには姿が見えず、そのまま探偵の所へいったのかと思ったその瞬間、女の吸血鬼は床から飛び出して来てアザミの背骨を折ってしまうのでした。

 

第118夜 まじでぇ・・・?

半吸血鬼化するコウに、吸血鬼がやる「すり抜け」について自分の腕をもって具体的に説明したナズナ。

すり抜けは簡単なことではないから敵も派手にはやらないだろうと思っていましたが、ナズナの目の前に上からすり抜けてやって来ました。

そのままナズナを壁が壊れるほどの強さで殴ります。

 

女の吸血鬼はナズナだけだから、あなたを片付ければ終わる。と言うとナズナを抱えて思いっきり跳躍しました。

建物の床を屋上へと何度も連続ですり抜けを行うことに慣れていないナズナは屋上をすり抜けた所で力が出せませんでした。

すると、無力化するならここに居なければいいと、円盤投げの様にぶん投げられてしまいました。これで30分は帰ってこれないだろう。

女の吸血鬼がそう思っていた時、屋上の床をすり抜けてコウが現れるのでした。

 

第119夜 ファーストピアス

半吸血鬼化には痛みを伴う流血が必要だと思われる。と渡されたピアッサーを初めて使い、屋上まで飛んできたコウ。

その勢いのまま女の吸血鬼を殴ろうとしましたが、見事にすり抜けられてしまいました。

屋上に降り立つコウ。

 

そこにはナズナの姿は無く、ナズナちゃんを何処へやった。と女の吸血鬼に聞きます。

しかし、答えとして拳が飛んでくるのでした。

見える。コウは半吸血鬼化となった事で相手の動きが見える様でした。

 

これなら反撃も出来る。

そう思って女の吸血鬼の腹へ拳を入れるのですが、そのまま背中へ抜けて止まってしまいました。

吸血鬼の戦い方がなってない。

コウの腕は女の吸血鬼のお腹で動かすことが出来ないでいました。

今、この状態から私が透過を解いたらどうなるか、とコウの腕は千切れてしまうのでした。

 

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よふかしのうた 12巻の感想

マヒルが家での居場所が無いことを知ったコウ達。

家に居るよりはキクのそばに居場所を見つけたマヒルの方が幸せなのではないか。

その上で連れ戻すべきかとの議論よりも、コウはマヒルとの仲直りを優先させ、友達を悲しませるようならキクを許さないという気持ちでいる様です。

 

とりあえず二人の居場所を探そうとしていた時に、新たな吸血鬼が二人も現れました。

一人はキクの眷属で、眷属とは会わない。というキクとしては珍しく暫く面倒を見てもらっていたと言うアザミ。

その恩に応える為にキクの事後処理をしているらしいです。

 

もう一人は吸血鬼の秩序を守る為に行動しているという女の吸血鬼。

キクを処理するために探偵・鶯アンコをもらいに来たとの事でした。

アザミは探偵がキクを殺す気がない事を確認すると、目代の目的であるキクと話をしたいということを叶える為に探偵を守ると方針転換しました。

 

ヤクザの下っ端だとしても、義理立てするいい奴です。

吸血鬼同士の戦いが始まりましたが女の吸血鬼は相当強そうです。

吸血鬼であるという利点と欠点を生かして戦い、アザミを戦闘不能に追い込み、ナズナも遠くに投げられてしまいました。

確かに、不死身とはいえ回復するのに時間が掛かったり、距離を取ってしまえば時間が稼げますから。

 

そして今度は自分の行為で半吸血鬼化したコウが女の吸血鬼と戦うことになりました。

まずは腕をもぎられてしまいましたが、復活した後は滅茶苦茶な力でビルを壊した様です。

果たして二人の戦いは・・・

次巻でのお楽しみです。

 

 

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