アンデッドアンラック 19巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
フィルを救い出す事に成功し、地球へと帰還した風子たち。
迎えが来るまでの間、和やかに過ごすメンバーたちですが、着水した場所を確認した風子は何故か落ち着かず、人一倍辺りを警戒するのでした。
アンデッドアンラック 19巻 には第161話から第169話までが収録されています。
アンデッドアンラック 19巻のネタバレ、あらすじ
第161話 天擂祭
宇宙船が着水したのが香港だと知ってから、やたらと警戒をする風子。
騒ぎでファンが戦いに来るのではないかと警戒しているのでした。
すると、フードを被った者が現れ風子に挑んできます。
相手がその気ならばと不運を付与され負けてしまったその者は、その場で土下座をしながら兄であるシェンを助けて欲しいと言います。
シェンが出るという武闘大会に出て、ファンと戦う前に止めて欲しいとのこと。
風子は予定を変更し、その武闘大会に他のメンバーと共に出場するのでした。
第162話 師々尊々
シェンは武闘大会など興味も無かったはずなのに、何故か出ると言い出します。
ファンに拾われた理由が風子と戦う条件だったとしても…。
しかし師弟でもあり、ファンと戦えばシェンは殺されてしまう。だからシェンを倒して欲しい。
そう風子に訴えるシェンの妹。
初戦で数人の相手を一瞬で吹っ飛ばした風子の目の前にファンが乱入してきました。
大会の運営など知った事かと風子と戦おうとするファン。
それを止めたのはシェンでした。
ファンの大技を受け止めた風子とシェン。
風子の周りに集まったビリーたちを見たファンは、決闘は1対1の方が面白いと決勝まで待つと言うも、ファンと最後に戦うのはシェンだと風子は言います。
第163話 凶運ノ道
ファンと戦うのは風子ではなく、決勝までに自分がファンより強くすると風子は言います。
ファンはそれを楽しみに待つと言いその場は収まりますが、やたらと自分の事を知っている風子を不信に思うシェン。
妹のメイが合流したところで、風子はシェンにループの話しをします。
しかし、全く信じてもらえない様子に、他のメンバーにも確認します。
皆も半信半疑でありながら、風子と一緒に居ると面白いからと答えます。
風子はムイの事が気になりシェンに聞くと、曖昧な返事をするシェン。
ムイと出会っていることは間違いない様でした。
ループの事は信じられないが、風子の功夫(カンフー)は本物だからとシェンは風子の提案を受けるのでした。
第164話 最後の試練は
シェンには今すぐ否定能力を発現してもらいたいと、風子はわざと不運を付与して試合に送り出しました。
ボイドの不可避でまともに攻撃を食らっていたシェンでしたが、すぐに否定能力の事を理解した様で、ボイドを倒してしまいました。
次の相手である友才と戦っている間、風子はメイを連れてファンの所へ行き、シェンが否定能力を発現する時に起こるであろう悲劇からメイを守って欲しいと頼みます。
それと何故シェンが優勝賞品欲しさに出場したのかとファンに尋ねると、シェンが功夫(カンフー)を教えた女が大会に出場するので自分と戦わせないためだと言いました。
その女というのがムイだと知り、しかもシェンより功夫が強いと知った風子は、シェンの最後の試練はムイだと確信するのでした。
第165話 今のあなたは
シェンは3回戦目のビリーを場外に追いやり勝利しました。
ムイをファンとは戦わせないために勝つのだと、否定能力相手にも即座に対応してここまで来ました。
次の相手は風子です。
風子は今のループのムイの性格などが以前とどう違うのか気になりましたが、シェンとムイとのやりとりから、前のループの時のシェンとムイとの関係性はほとんど変わらない事に安心します。
風子との試合開始となりましたが、風子はシェンに強さを何に使うのか尋ねます。
シェンの答えを聞いた風子は、もう教える事はないと不戦敗を選ぶのでした。
次の試合はシェンとムイとなるのでした。
第166話 不真実
最強とは何か。かつてシェンがファンに聞いた時…。
風子が言っていた、誰かを想う変わらない心を持つ者らしいと答えた事…、を思い出すファン。
ファンはある部族を気紛れで助けた時に貰ったという如意金箍を風子に見せます。
そして、これは真の強者にしか使えないらしく自分には反応しないのだと、シェンがムイと戦いながら更に強くなっていく様を見ながら言うのでした。
シェンはファンの修行を思い出しながら、強くなる理由は皆誰かのためなんだと悟り、ムイとの試合に決着をつけようと構えます。
その時、否定能力が発現してムイを山の上にある試合会場よりも外へと飛ばしてしまいます。
第167話 馬鹿息子
シェンとの試合が始まる時、ファンは自分が何のために強さを求めるようになったのかを思い返します。
武闘大会で優勝した頃から老いなくなった事が、否定能力なのかと風子に問います。
自分には発現のキッカケとなる不幸はなかったと言った時、強くなることに固執した事が不幸なんだとシェンが言います。
ファンは長く老いないことでファンに挑む者が居なくなり、相手に置いていかれる事に寂しさの様なものを感じていることに気付きます。
あんたを超える弟子のオレを見ろよ。とシェンは言い、奥義でファンを場外へ吹っ飛ばすのでした。
第168話 憧れの
大会の優勝賞品である丸薬を半分はムイの弟に、半分は試合後に倒れたシェンに使う風子。
シェンが目覚めるまでにファンを仲間に入れる賭けをしていた風子ですが、時間切れとなってしまいます。
しかし、次のミッションだけ手伝って欲しいと頼み、ファンも承諾します。
基地に戻り円卓を囲みながら、目標の半分の人数が揃い残りを獲得すると意気込む風子。
次に獲得する仲間は日本に居て、潜入ミッションだとメンバーに伝えました。
潜入するメンバーを選び向った先は、なんと高校だったのです。
第169話 学校って
チカラの悲劇はいつ起こるかわからないので、目立たず日常に溶け込んで近くに居られるようにする。と潜入メンバーに言った風子。
しかし、高校生活を漫画でしか見たことがない風子は、いきなり目立ち注目を集めてしまいました。
目的はチカラと仲良くなることでしたが、体育の授業ではシェンと二人で異常な身体能力を披露してしまいます。
そして英語の授業では普段の日常会話が英語なだけありネイティブさが暴露されてしまいます。
昼休みは風子たちの追っかけが廊下を埋め尽くし、屋上まで逃げる始末でした。
アンデッドアンラック 19巻の感想
空港でメイから武闘大会に出てシェンお兄ちゃんを助けて欲しいと頼まれた風子は、即座に予定を変更して武闘大会へ出場します。
第一試合は数人ずつに分かれたバトルロイヤルでしたが、チビや太っていると言われた風子は全員を一瞬で吹っ飛ばして勝ちます。
他の試合場でもビリー、ボイド、友才が同じく勝ち残ります。
元々今回のループでは鍛え上げて強くなっている風子でしたが、チビとか言われたのでちょっと無気になってしまった様です。
それを見たファンは大会ルールなどそっちのけで風子の前に飛んでいき、風子と戦うためにどれだけ待ったのかとブツブツ言いながら闘い始めてしまいます。
そこに割って入って来たのはシェン。
しかし、ファンが大技を仕掛けて来た時に、事情も知らないシェンに即興で連携しようと言う風子。
風子にしてみればシェンに武道を習ったので合わせる事も容易でしょうが、何も知らない今のループのシェンには何だか分からないのに上手くいってしまった事に驚いたことでしょう。
そんな事もあり、シェンは風子の提案である自分を強くして最後にファンに勝つという事も信じた様です。
シェンに否定能力の不真実を発現させるため、ワザと否定能力を使って試合をさせた結果、シェンは確実に強くなり、自分より強くなってしまったムイにも勝つことが出来ました。
勿論否定能力ありきでしょうが。
そしてシェンは師匠であるファンを場外に送り優勝しました。
さて、次はチカラの救出作戦が始まったわけですが、無事に不幸を防ぐ事ができるのでしょうか。
次巻でのお楽しみです。
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