撲殺ピンク 5巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
道鐘男(ドーベルマン)を追い詰め、ついに重要人物である郭田公──郭公(カッコウ)とに辿り着いたキンとラブ。
隆三が郭公と接触し対峙し、拳銃を構え躊躇なくに発砲します。
孫の人生を狂わせ、全てを奪い尽くした道鐘男に揺るぎない殺意を向け、全てを終わらせる覚悟を見せる隆三。
そんな彼の想いを踏みにじろうとする鴉の暗躍。
因縁の相手にリベンジするキンは、鴉に勝つ事が出来るのでしょうか?
そして謎の二人の少女・・、栞と龍の正体は?
「撲殺ピンク」5巻には第35話から第42話と特別編が収録されています。
撲殺ピンク 5巻のネタバレ、あらすじ
第35話 最重要課題
郭田公こと郭公(カッコウ)は、街に仕掛けていた爆弾を爆発させ、自分達を追跡している功をおびき寄せようとするも、前に現れたのは隆三でした。
功と部下の善と大に動くなと命じ、一人で郭公の前に姿を現す隆三は、拳銃を構え、彼と対峙します。
待ち構えていた狙撃手を射殺し、殺意を向けて来る隆三に、郭公は、連れていた二人の少女の龍と栞に隠れているように伝えます。
あの二人のどちらかが道鐘男に攫われた孫娘の子どもかもしれないと、望みを掛けて戦う隆三は郭公に殺意を向けます。
第36話 DNA
銃弾を何発も喰らいながらも、全くに意に介した様子もなくに、立ち向かって来る郭公。
隆三の指を嚙みちぎり、衰えない闘争心を沸かせてくる相手を前に、苦戦を強いられてしまいます。
そんな中で栞と龍の二人を見つけた善と大は、二人を保護しようとしますが、そこに鴉が現れます。
郭公に満身創痍にまで痛めつけられた隆三。
はたして勝つ事が出来るのでしょうか?
第37話 再戦
善と大を打ちのめし、龍と栞を確保した鴉。
しかしそんな彼の前に現れたのはキンでした。
互いに無駄な言葉を交わす事無く、以前の敗北の復讐を果たすキンは、鴉に向かって頭突きの一撃を入れるも、鴉には全くに効いた様子もありませんでした。
反撃の拳の連打と蹴りの応酬を繰り広げる中、キンは一時引き、それを鴉が追いかけた隙に、ラブがバットで鴉を殴打します。
伏兵によって動揺する鴉。
キンは一人で挑まずに、仲間を使って戦おうとしていました。
第38話 止まらない
ラブとキンが鴉と対峙している中で、オードリーが龍と栞を確保し、その場から逃げようとしていました。
それを追いかける鴉。
キンはオードリーを助けようと、鴉の後を追います。
全速力で鴉から逃げるオードリーは、ピンヒールを脱ぎ捨て、裸足で駆け出していきます。
追いつかれてしまうと、絶体絶命の中で、オードリーの先で待ち構えていた善と大。
キンとの連携で鴉の猛攻を止められるのでしょうか?
第39話 息子よ
郭公を追い詰める知春の前に現れた栞。
拳銃を向けて来る栞の前に立ったのは、瀕死の隆三でした。
銃を向ける栞から大丈夫だと言い、銃を取り上げる隆三に、激高する郭公。
先程までの余裕のある姿ではなく、動揺し、栞に触れるなと怒鳴り散らす彼は、知春を蹴り飛ばし、栞を直ぐに自分の下へと引き寄せます。
まるで母猫の様な反応に笑う隆三。
大義や正義と言っていても、欲望ではなく、栞に対して持っていた郭公の愛情を見抜き、それを指摘され激高する郭公。
隆三を守る様に知春が銃を構え、郭公と対峙します。
タイムリミットが近づいている中で、最後の決断を迫られていく面々。
この決着はどうなるのか?
第40話 隆ちゃん
爆破事件はナカテツの情報操作によってもみ消され、世間は人気アイドルのコカイン所持の話題でも持ちきりでした。
それを面白く思わない鴉。
龍がキンとラブ達に誘拐されてしまい、相手に主導権を握られてしまった。
現状を覆す為にと、真実を知る前にキンとラブ達を消すと、ナカテツは動き出そうとしていました。
隆三が死んだことでキン達の統率は取れなくなったと、彼は残された者達に脅威はないと言います。
そんな中で一人動いていた知春は、残された仲間達を導く為にと、次の行動を開始していました。
第41話 合意
深夜の街中にて、女性が襲われてしまいます。
気絶させた女性に対して、懲役4年分の恨みだと言い、彼女を監禁して暴行を加える性犯罪者の島津唯史。
彼はかつて泥酔した女性を襲ったとして集団告訴を受け、全てを失いました。
自分を破滅に追い込んだと、自分を訴えた女性に自分勝手な報復を行なう島津。
そんな彼に監禁された女性は怯える事しか出来ず、理不尽な暴力に晒されながら、ただ許しを乞うしかありませんでした。
勝ち誇る様に、自分が正しいと信じて疑わない性犯罪者。
制裁を加える影が近寄っている事に気付いてはいませんでした・・。
第42話 希望
突然投げつけられた石に額を割られ、痛みに恐怖にと混乱していた島津の前に現れたのは、バットを持っていたキンでした。
島津が状況を把握できないままでいるにも関わらず、バットをフルスイングでかまし、彼を殴り飛ばしていくキン。
蹴り上げ、暴行を加えられていく島津は、意識を失ってしまいます。
女性を助け、怯える彼女に、怖かったのだと恐怖を不器用ながらに理解しようとするキン。
そんな彼の隙を突いて、警棒を振り上げる島津。
自分は悪くはない、被害者だと言う、自分の行う行動を顧みない性犯罪者を前に、キンは静かな殺意を向け、隆三の意志を継ごうと決意します。
特別編 アイドル
アイドルプロデューサーの太田信・・、今回の標的でした。
すぐにでも叩き潰そうとするキンを止めるラブ。
太田によって脅されている少女達の弱みを回収する事も重要と言い、ラブはある方法を思いつきます。
それは・・、ラブがアイドルになり、太田のプロデュースしているユニットに潜入することでした。
はたしてアイドルとして潜入する事が出来るのでしょうか?
撲殺ピンク 5巻の感想
郭田公と鴉なみに恐ろしい敵が出てきました・・。
もう、これゾンビでしょうと言いたくなる様な相手で、隆三さんもこんな相手に、よく戦ったと思います。
そして隆三さん・・、良い人でした。
最後の最後までラブやキンを信じ、本当の親みたくに接してくれた人と、善人ほど早死にしてしまのだと、世の儚さが沁みます。
こんな良い人が、こんな不幸な目にあってしまうと、世間はまだまだ世知辛いものですね。
さて、これで大まかな道鐘男の組織関係者は出て来た事になるのでしょうか?
まさか警視庁の次長が絡んでいたとは、一体何をやる気なのでしょうか?
もしかして選民思想、優れた人間を創り出す様なサイコな集団なのでしょうか?
それに栞と竜の幼女も気になる存在です。
もしかしてこの二人がキンのお姉ちゃんに関係している娘なのでしょうか?
しかも頭が良さそうと、何やらと怪しい雰囲気がまた立ち込めてきていますね。
そして鴉・・、警察の人間にも命令をしていました。
郭田公などを警護していた人間も、もしかして警察関係者なのかと、そして国が政治が関わっているのかと、道鐘男の背景にはもっと大きな組織がいそうです。
隆三さんを失い、今度どうなっていくのかと、色々と心配はありますが、彼の遺してくれた想いを継いでくれるキンとラブに知春にオードリーさん。
その他の仲間達と共に、この先、道鐘男の組織をぶっ壊してほしいですね・・。
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