ワンダーランド 4巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
無事に元の体のサイズに戻った由希子達だったが、アリスを狙っている自衛隊に居場所がバレてしまい、アリスだけ小さくなり一人で排水口へと逃げていった。
由希子達と離れ離れになってしまったアリスだが、どのような出来事が彼女を待ち受けているのか・・。
「ワンダーランド」４巻には、第２８話から第３６話までが収録されています。
ワンダーランド 4巻のネタバレ、あらすじと感想
第２８話 秘密
由希子はアリスの事が気になってはいるものの、麻宮に24時間の間ずっと監視されている為にどうする事も出来ない。
一方でアリスは小さな身体のまま草むらに身を潜めていると、幼い女の子に出会い「お人形」として捉えられ、自宅に持って帰られてしまう・・。
第２９話 過去の二人
ヨシフとアリスは幼い頃は二人で仲良く遊んでいました。
しかしその後、ヨシフが持つ特殊能力の使い方が残酷なものであった為に、アリスはヨシフに対して恐怖心を抱いてしまいます。
その映像を見ていた麻宮と自衛隊の一人の男は、アリスをおびき出すのはヨシフを利用してもダメだと判断します。
そして由希子の様子をずっと監視していた麻宮は「トモダチ」である由希子を利用してアリスを捕まえようと作戦を提案するのでした・・。
第３０話 質量
麻宮は自衛隊の男からアリスの最大の武器である、ある特殊能力に関する事実を告げられ、予想を超える内容に衝撃を受けてしまいます。
その後、由希子は一緒に食事をしている麻宮の様子がおかしいと察知して問い詰めますが、麻宮は黙ったまま答えようとしませんでした。
一方、アリスは女の子の家でどうにか過ごしていたのですが、文字が書いてあるオモチャのブロックを利用して別れを告げ、家を出てしまうのでした。
第３１話 小さな協力者
外に出たアリスは由希子を探そうとしますが、女の子はアリスを探しに追いかけて来てしまうのでした。
しかし女の子にカタコトの日本語を使い事情を話すと、女の子も協力して探すと言われ、共に由希子を探す事になりました。
それから様々な出来事が二人を待ち受けていましたが、「ある人物」のお陰で無事にアリスは由希子と再会を果たす事が出来たのでした。
第３２話 包囲網
由希子はアリスと共に行動する事に決めた為に麻宮に電話を入れて報告しますが、一生逃げ回らないといけない状況になると反対されてしまいます。
しかし由希子はそのまま電話を切り、自衛隊がアリスを探す中で、ある小細工を仕掛けて自分達の居場所がバレないようにして逃げるのでした。
しかしそんな作戦も失敗に終わり・・。
第３３話 袋小路
由希子達の居場所が自衛隊にバレてしまい、関係のない人達には「ガス漏れの為に避難してくれ」との放送が流れ、街は一時期パニックの状態に陥ります。
その間にとうとう由希子達は自衛隊に囲まれてしまいます。
由希子は必死にアリスを助けようと自衛隊の人達に、嫌がっているのを無理やり連れて行こうとするな！と訴えます。
しかし、アリスは諦めてしまい由希子に謝罪するのでした。
そして遂にアリスが身柄を確保される瞬間、思いもよらぬ出来事が巻き起こってしまい・・。
第３４話 新たな出会い
事態は急変し、由希子は一体何が起きたのか分からないままでした。
アリスが起こした事なのかと問いただしても、アリス自身も分からないと答えます。
するとその時、ヨシフが近くにやって来て、アリスに対して「逃げて」と伝えます。
そしてその先には全く見覚えのない男の子が立っていて・・。
第３５話 奪取
見覚えのない男の子はアリスとヨシフが持っていたような特殊能力を持っていた為に、自衛隊達はアリスからその男の子に的を変えます。
自衛隊の攻撃を受けた男の子はピンチになりましたが、その状態を救ったのは男の子と同じ見た目の双子でした。
彼もまた特殊能力を持っており、彼らの目的はアリスだった為に自衛隊の攻撃を避けながら、アリスを捕らえようとしていました・・。
第３６話 邂逅
双子の力で引きずり込まれそうになっているアリスを由希子は力ずくで止めていましたが、アリスはある方法を使い自分の身体と由希子の身体を巨大化させ、その場から逃れる事に成功しました。
森の中へと隠れた二人でしたが、アリスの様子がおかしい事に由希子は気づきます。
しかしその時、自衛隊が二人を探しに来ており、由希子が視線を向けるとありえない人物がそこには居て・・。
ワンダーランド 4巻の感想
この４巻ではアリスがヨシフを嫌っている理由や、更なる衝撃の事実が多く含まれていて読み応えがありました。
アリスと由希子が離れ離れになった時に、アリスが幼い女の子から人形として拾われたお話ではコミカルな内容になっていて可愛らしいシーンが多くありました。
女の子のお陰でアリスはだいぶ言葉を覚えます。
最初は女の子から逃れようと置手紙のような物を作り外へと出たアリスでしたが、女の子の協力の元で由希子を探そうとしたシーンで起きた出来事がリアリティがありとても面白く感じました。
しかし由希子とアリスが無事に再会した後は緊迫するシーンが数多く描かれています。
本来のストーリーである自衛隊とアリスの闘いの場面はドキドキとして真剣に読んでしまいました。
由希子とアリスの前に突然現れた謎の双子は一体何者なのか。
何故アリスを自分達の元へ引きずり込もうとしていたのか。
更にラストのシーンでは森の中に隠れた二人を探していた自衛隊でしたが、そこには予想を遥かに超えた出来事が待ち受けていました。
これから由希子達はどうなってしまうのか。
まだまだ謎が多い漫画ですが、残り２巻の中で次第に明かされていくと思うと、次巻がとても気になる所です。
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