はるかリセット 18巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
五月を迎え、当然の如くに五月病を患ってしまうはるか。
このままではいけないと奮い立ちます。
そのためにも今日もリセットを迎えて行くはるか。
休むことも大切な仕事であると、息抜きに全力をかけていきます。
はるかリセット 18巻には第143話から第151話が収録されています。
はるかリセット 18巻のネタバレ、あらすじ
第143話 五月は要注意・・・!?
やる気が出ないと項垂れていたはるか…、五月病だと仕事をしたくない病を患っていました。
五月病・・・、それは入学や就職などの怒濤の日々を過ごし終え、新しく人生を迎えた中で突如として向かえる無気力症候群でした。
無論それだけではなく、春から夏にかけて変化する季節ゆえの気温変化で患う体調不良も含めて、誰もが起きてしまう無気力症候群と、はるかは力説します。
ストレスによる飲酒に喫煙と過食など、体調不良を心配して心のリセットを行うはるか。
身体を壊しても意味が無いと、さっそくリセットに励みます。
第144話 文豪ゆかりの地を巡る
小説の師匠である鷹見先生と共に早春を向えた青森へと訪れていたはるか。
目的地は五所川原市とあの文豪太宰治の故郷でも有名な場所でしたが、はるかは太宰治という人間が苦手でした。
入水自殺を何でも繰り返し、女性遍歴にも問題がアリ、色々と黒歴史な逸話に事欠かない人物と、はるかは太宰治が苦手だったのです。
そんな太宰治の生家である彼の博物館兼自宅へと訪れます。
父親は貴族院議員を務めた富豪…、はるかは知られざる太宰治の歴史に触れていきます。
第145話 魅力が多すぎて
太宰治の取材を進めていく中で、青森に泊まる事になったはるかは、とあるホテルを訪れます。
それは雪山を進めば突如として現われる、洋風ホテルでいかにも推理小説に登場するような佇まいのものでした。
そして雪を見ながら美味しいディナーを食べて過ごします。
翌日には中町のこみせ通りに向います。
そこは日本酒の蔵元が二つあると言われている明治大正の趣が残る目抜き通りで、はるかは歴史を感じます。
第146話 無法者気どりで・・・
夕暮れ時を迎え、お腹が空いたとうなだれるはるか。
ガッツリしたものを食べたいと思うも、準備に時間を掛けたくないと、すぐに食べられる料理を思います。
そしてふと思い付いたのが、かつて西部劇で見た料理・チリコンカンでした。
赤エンドウ豆と挽き肉を煮たペースト状の食べ物。
古き良きカウボーイ映画で登場した主人公が、ズタボロになりながらも一心不乱にかき込んで食べた代物。
それを作ってみようと早速に材料を購入しに買い物に出かけます。
輸入食料品店へと向うはるか。
楽しそうに材料を購入します。
第147話 日本発祥です
カラオケに一緒に行かないかと誘われるはるか。
売文業を始めてから声を出す機会が少なくなり、ちゃんと歌えるのかと心配しますが、別にそんなに気構えなくとも大丈夫だと告げられます。
みんなで気兼ねなく歌って楽しむ時間を過ごすだけだと、歌う楽しさを満喫するはるかは、カラオケの魅力を再認識します。
日本発祥で世界に広がった娯楽…。
大声で歌う事でストレスを発散する時間を満喫していきます!
第148話 爆発だ!?
宮武さんに誘われて、大阪のかつての万博跡である太陽の塔へと取材に訪れるはるか。
稀代の芸術家である岡本太郎のデザインした太陽の塔の中は、彼の芸術の美術館となっていました。
様々な個性的な作品が展示されている太陽の塔の内部に驚かされながらも、岡本太郎が描こうとした人類へと伝えた芸術の在り方に魅了されていくはるか。
鬼才岡本太郎の魅力に惹かれていきます…。
第149話 マッサージされている!?
最近のはるかのマイブームはウォーキングでした。
健康的なはるかの姿を見て、自分も始めてみようかと一緒に歩くことになったマリコ。
でも普段歩き慣れていない人間が歩けば、それは危ないのではと考えますが、はるかいわく歩き方に気を付ければ大丈夫とのこと。
最初の頃は失敗し、肉離れをして散々だったと言うも、新しい歩き方を発見したと言うはるかに、マリコははるか流の歩き方を学ぶ事になります。
はたしてはるか流の歩き方とはいったい?
第150話 現代社会に疲れて
脳が疲れたと、またもや仕事に行き詰まってしまうはるか…。
このままではダメだと、美味しい物を食べてリセットしたいと考えたはるかは、さっそく馬刺しを食べたいと言ってきます。
はるかは馬肉が大好きだったのです。
小学生の頃に食べて以来、その味の虜になったと告げるはるかは、マリコに馬肉の魅力を伝えていきます。
滋養強壮、ビタミン豊富と他の肉と比べて低カロリー低脂肪。
ウマは体温が高い動物なので牛や豚と違って生食可能と、頭脳回復には馬肉が最適だというはるかの熱弁に、マリコは少しだけ引き気味です。
第151話 ディープヨコハマ
マリコと共に横浜へと向う事になったはるか。
赤煉瓦の倉庫とレトロな街並みを楽しみますが、横浜には様々な歴史が飾られてもいたのです。
その中でも有名なのが海外移住資料館。
横浜から見知らぬ海外の土地へと旅立っていった日本の先人達の苦悩…。
明治へと移り変わる時代に南米やハワイと移住を推奨されていた時代に、夢を掛けて日本を旅立った人々の歴史。
苦悩と迫害の中で生きてきた人々の時代を知ります。
はるかリセット 18巻の感想
今巻もはるかのリセットは充実していましたね。
心が苦しいときは無理をせずにリセットする事…、彼女の生き方はとても骨身に染みます。
昨今では自分の時間を持つ事が悪いみたいな吹聴もありますからね。
特に五月病を向えてしまう気持ちは解ります。
五月を迎えてしまうとなぜか悲しくなってしまったりとか、不安な気持ちになってしまうとか…。
これはどうしようもありませんからね。
はるかみたく心が晴れないときは無理をしない事が一番大事なんですよ。
彼女みたく、こんな風に割り切れる人生が最高かも知れませんよね。
さて今回のはるかの旅行先は、なんと青森の太宰治先生の生家とは…、中々にためになるお話でしたね。
太宰治先生に関しては入水自殺以外にも色々とバラエティに富んだエピソードも多いのです。
そんな歴史の中に触れていき、新しい事を見つけて心をリセットしていくはるかの在り方が羨ましく思えます。
仕事も楽しめるようになれるような、彼女のポジティブさが欲しいモノです。
そしてはるかを語る上で外せないのが、食事です。
チリコンカンは美味しそうでしたね…。
映画に登場した時は、思わず食べたくなった記憶があります。
辛い事も食事や旅行に余暇と趣味で過ごしてリセットするはるか。
彼女のそんな生き方に共感したいモノです。
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