撲殺ピンク 4巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
道鐘男(ドーベルマン)の全容へと近づきつつあるキンとラブ。
しかし相手もただ黙っているだけではなく・・。
警察組織と道鐘男にある繋がりの謎とは?
未だに明かされない闇を抱える道鐘男の組織図。
キンとラブは、はたして真相へと辿り着く事が出来るのでしょうか?
「撲殺ピンク」4巻には第26話から第34話が収録されています。
撲殺ピンク 4巻のネタバレ、あらすじ
第26話 ハッピーエンド
道鐘男に関わる人間達にはマイクロチップが埋め込まれており、常に行動を監視されていると知った隆三は、功にかつての部下である大平の死体を調べて欲しいと頼みます。
そして調査をして見れば、手の甲からマイクロチップを除去した痕が残っており、何者かに持ち去られていたと言う功。
警視庁の霊安室に保管されていた遺体に触る事の出来る人間は限られており、それに関わったであろう人間のデータを持ってきてくれた功に、隆三は訊ねます。
もう後戻りはできない、と。
道鐘男達は、警視庁の人間も関わっていると言う隆三。
功は後悔も無く、最後まで協力する事を決意していました・・。
第27話 善と悪
元警視庁の生活安全部に所属していた遠藤正は、家出少女や悩みを抱えていた少女などを言葉巧みに騙し、また警察官として地位を使い、幾人の少女を汚した性犯罪者でした。
キンとラブによって捕まり、身体の自由が利かない遠藤は、キンに痛めつけられながらも、自分が犯した罪を悪いとは思ってはいませんでした。
寧ろ助けてやったのだと、開き直りを見せる遠藤に、ラブは問い詰めます。
なんで警察を辞めたのか?
自分の優位な立場を止め、大平のマイクロチップを回収をしていた遠藤が、道鐘男の指示によって動かされている事を知ったラブ達。
彼の後ろにいる背後をおびき出そうとしていたのです。
はたして、道鐘男と警察の関係とは?
第28話 悪者
遠藤を追い詰める中で現れた警察官達。
彼らは公安でした。
テイザーガンで遠藤を気絶させ、キンとラブに一緒に付いて来いと語る公安の男。
しかし二人は動じる様子もなく、ラブはタイミングが完璧だと告げます。
公安が遠藤を見張っていたのは既に承知しており、おびき寄せる為にと、人通りの少ないところで遠藤を追い詰めた二人。
自分達はおびき出されたと気づいた公安の一人に、蹴りを叩き込む知春。
道鐘男に関わる奴らを逃がすなと、仲間が駆け付けてきました。
徐々に警察と道鐘男達の繋がりが見え始めていました。
第29話 蟻んこ
遠藤を拷問していた隆三達。
捕らえた公安の男を縛り上げ、知春と功は、性犯罪者達にチップを埋め込んだ子ども達がどこにいるのかと問い詰めていました。
そんな中で、一人動いていた鴉は、ゲームセンターでマージャンゲームをしていた中年男性に話しかけます。
ナカテツと呼んだ男に、功がキンとラブに接触し、情報を流していると告げてきます。
しかし鴉のそんな言葉に動じたよう様子もなく、放っておけと言うナカテツ。
いずれ組織に呑み込まれてしまうと、まるで興味がありませんでした。
はたして、この男の正体は?
第30話 匣
学童保育所に道鐘男の情報があると掴んだ知春と功。
公安の男が靴に隠し持っていたSIMカード。
その中に学童保育所「学びの匣」の名があり、道鐘男と関係している子ども達が居る可能性が考えられました。
そしてラブが調べてみれば、普通の学童保育所に比べて、とても安くなっていたのです。
5000円と、普通ならもっと値段が掛かる筈の学童保育所の値段にしては安すぎる料金設定。
この裏に何かあると、調査に入るラブ達。
はたしてこの施設には何が隠されているのでしょうか?
第31話 居場所
「学びの匣」の代表である郭田公と小池美麗に接触し、内情を調べていた功。
月会費がたったの5000円と信じられない値段に驚いていると、大丈夫ですよと笑顔で答えて来る公。
お金だけではなく、この場所が大切なだけだと言う彼の言葉に、何故か引っ掛かりを感じる功は、彼に対しての警戒心を強めていました。
そんな中、「学びの匣」に通う少年・隼人と接触していたキンとラブ。
スマホゲームに夢中になっている中で、キンは隼人から煙草の匂いをかぎ取ります。
煙草を吸っているのかと訊ねるも、汗を大量に流し動揺を隠せない隼人。
しかしそれは煙草を吸った事を咎められる恐怖ではなく、彼の抱える心の痛みに恐怖でした。
はたして隼人に何が起きているのでしょうか?
第32話 約束
隼人と言う少年が、何か虐待を受けているとそう察したキンは、一人での接触を試みたいと告げます。
知春と隆三は、その年頃の子どもが抱えているだろうトラウマの重さを察し、キンに全てを任せる事にします。
もしラブや知春が関われば、隼人は潰れてしまうかもしれないと、キンは一人で彼と向き合います。
そして知る、隼人の受けていた虐待の真実・・、キンは行動を開始します。
第33話 バカ
小池美麗は隼人に虐待を行い、彼を辱めていたのです・・。
それを知ったキンは彼女を問い詰めるも、彼女の歪んだ精神から発せられる悍ましさに、制裁を加える事が出来ず、ただ立ち尽くしありませんでした。
勝ち誇る美麗でしたが、キンは既にこの事を予想しており、ラブからある戦法を伝授された彼は、その方法を実践します。
火をつけたキン。
慌てふためく彼女は、すぐに逃げ出そうと、道鐘男のデータが入ったチップを持ち去ろうとするも、それを奪い取ろうとするキン。
美麗はスタンガンでその場を切り抜けようと、キンに攻撃しますが、キンはスタンガンの電圧に耐え、美麗を追い詰めます。
隼人との約束を果たす為に、美麗からチップを奪ったキン。
ようやくに道鐘男の情報を手にする事に成功します。
第34話 リベンジ
美麗から奪ったチップを解析するも、プロテクトがあまりにも脆弱であり、これは偽物だと判断するラブ。
誰かが事前に察し、本物のチップを持ち出したのだと考えます。
持ち出したのはもう一人の責任者である公と考え、護るべき情報を持って逃げたのだと、推測する知春は、美麗が囮として捨てられた事を知り、すぐに公を追いかけます。
隆三達に連絡し、公の行方を追うキン達。
はたして見つける事が出来るのでしょうか?
撲殺ピンク 4巻の感想
いやぁ鴉の登場に道鐘男の組織図など色々と明るみになってきましたね。
それにしても・・、道鐘男のやっている悪事はまさに吐き気を催す邪悪と言うべき行いをする組織ですね。
現実に存在していたら、本気で近づいて欲しくありません。
そして登場するピンク共も同じなんですが、今回登場するピンクも、何と言うか近寄りたくない人物でした。
もうなんて言っていいか、もう変態以上の集まりですな。
欲望を制御できない変態ほど恐ろしいモノはありません。
キンもそれは怒りたくなりますよね、ほんと。
そんな変態ピンクの裏側に隠れていた道鐘男と、それに関係している公安と、何やら話が大きくなってきました。
公安と警察にしかも裏では鴉と、何か大きな事をしでかしている雰囲気と、ただの変態集団では無さそうです。
鴉に関しては、何が目的なのか解からず、しかも公安まで動かせる警察のトップと繋がっていると、何か深い闇がりそうですね。
大掛かりな組織を相手にする事になると、今後の展開では誰かが犠牲になるかもと、気が機ではありません。
せめてラブちゃんは無事でいて欲しいです。
それにしても鴉は一体何者なのでしょうか?
格闘技が強く、色々と精通している様子と、今後に何か大きな人物が出てきそうな予感もしてきます。
そんな相手に、キンはどうやってラブを守るのか?
今後の活躍に注目したいですね!
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