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クイーンズ・クオリティ 3巻のネタバレ、あらすじと感想

少女
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クイーンズ・クオリティ 3巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

心に巣食う悪意と病(ムシ)を退治して、汚れを掃う不思議な掃除屋を家業とする堀北家。

掃除屋というものが各地に存在し、その価値観がそれぞ違うことが分かる。

白のクイーンに関する情報は少なく、それによって狙われることになる文。

新たなキャラクターが複数登場することでわかる真実と新たな謎。

自我を奪われることなく自身の意思をもったままの真のクイーンを目指す文にさまざまな試練が与えられるが、それを乗り越えることができるのか。

前作QQスイーパーからの新章続編となっている。

 

『クイーンズ・クオリティ』3巻には第11話から第15話が収録されています。 

 

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クイーンズ・クオリティ 3巻のネタバレ、あらすじ

第11話  

 林先生についた強力なムシを掃ったおかげで、校内には穏やかな日常が戻ってきた。

コミュ障を言い訳にせず、校内でも文に話しかけるようになった玖太郎。

そのやり取りをみていた文の友人からは、付き合っているのではないかと聞かれる。

 

その日の昼休み文は貴也に呼び出され、文の中には白と黒のクイーンがいて、希少すぎる白のクイーンについては分かっていないことが多いと聞かされる。

白のクイーンが10年前関わっていたかもしれない「白虎門の大病」という新しい話も出てくる。

それが理由で玖太郎の両親が死んだような話もあるがまだ多くは語られない。

 

放課後、アフターケアとしてミキと文玖太郎は写真部室の掃除をする。

掃除は精神の安定につながるからだという。

第12話 

どんな些細な瞬間でも守ってくれる玖太郎のことが好きだと、文はついに自覚する。

時同じくして、あいつが帰ってくると堀北家の面々は落ち着かない様子。

その正体は、白虎門の管轄地区に特別任務に出向いている玖太郎の姉で紘一の妻、睦だった。

 

本来、掃除屋とは四門(玄武、青龍、白虎、朱雀)からなり、普段はそれぞれの管轄で起こるムシ(悪意の権化)を掃っているのだという。

それぞれの門でムシや掃除屋としてのあり方も考え方もい、時には権力争いがあり、そこに重要となりうるクイーンの力。

そんなクイーンの力を狙ってほかの門が襲ってくる可能性があると、睦は警告する。

 

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第13話  

 先代と一緒に買い物にでかけようとする文

それに気が付いた睦は危険を察知し、些細な瞬間も目を離すなと玖太郎に指示をするが・・

睦の予想通り、怪しげな仮面をつけた青龍門の人たちに先代と文は襲われ連れ去られてしまう。

 

連れ去られたことに気が付いた玖太郎は、目を離したことをひどく後悔しながら文を探す。

クイーンを害悪として忌み嫌い独自の正義のもと文へと攻撃する青龍門の人たち

そして、白のクイーンが役立ちそうなら青龍で使ってやるという。

 

しかし文は玄武堀北家のためにクイーンの力を使うのだそれを断る。

そこでクイーンを強制的に表に出したい青龍は、文をプールに突き落とし水に体を食われる幻覚を見せる。

 

第14話  

青龍の当主補佐の東雲蘭丸と如月樹は、文を助けに来た玖太郎にケガをさせ、さらに先代にも危害を加えているかのように語る。

そのことに重度のストレスを感じた文は、黒のクイーンによって意識を心の奥(心間)に引きずり込まれてしまう。

 

そこで初めて黒のクイーンの姿を見た文は、自分の悪意が生んだ醜い部分だと認め受け入れる。

それによって、心の奥の扉をまた一つ開けるのだった。

黒のクイーンが表に出てきたことによって、青龍の二人が行った文への理不尽な仕打ちを反対にやりかえされてしまう。

やりすぎだと止めに入る玖太郎に素直に従うクイーンをみた蘭丸は・・。

 

第15話  

玖太郎とクイーンは先代のもとへと向かう。

その様子を、心間からぼんやりと眺め涙する文。

 

無事の先代を見つけ、黒のクイーンは引っ込み文の意識が戻ってくる。

門ごとの考える方があるとはいえやりすぎた青龍

そこに正装して現れた玄武の面々。

初めて堀北家以外の玄武の人たちにあった文は、みんなのやさしさを感じる。

 

四門の中で唯一クイーンを導く術がある玄武。

文は先代から次のステップに進むためにあなたの中の黒のクイーンを殺しなさいと言われるのだった。

 

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クイーンズ・クオリティ3巻の感想 

文の中に白と黒のクイーンが眠っていることが分かり、白のクイーンは希少だという説明から始まる。

そもそもクイーンが何なのかはいまだ多くは語られず謎のままである。

 

ただ、文がクイーンになっているときは超強力な催眠能力を発揮しているため、周りに圧倒的な影響力で命令できるのだという。

実際に、黒のクイーン中の文は自己催眠によってバトル漫画並みの動きを見せる。

もともと魔法やバトルシーンが出そうで出ない漫画(あくまで掃除してるだけの定)なので、その部分は新鮮な気持ちで読めると思う。

 

今回の見どころのひとつに、ついに文が玖太郎を好きだと自覚するところ。

文も気持ちを伝えないと誓うのでしばらくはくっつかないと思われる。

が、イチャイチャシーンは相変わらずあるから胸キュンできる。

 

ただ、設定とおそらく作者がシリアス好きなのか。

全体的にだんだん内容がシリアス寄りになりつつあって、恋愛面も胸キュンより切ないものとなりつつ・・。

 

それ以外だと、青龍や玄武の新しいキャラクターも個性が強くて面白い。

特に青龍の蘭丸はこれからいじられキャラとしていい味出してくれそうで楽しみである。

新キャラ登場で新しい謎も出てくるので、今後この謎がどうつながっていくのかは全く読めなくなってきた。

 

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