薬屋のひとりごと 14巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

薬屋のひとりごと 14巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

少女
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薬屋のひとりごと 14巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

健やかにお腹の中の子を慈しんでいた玉葉妃。

元気にお腹を蹴ってくると言う彼女の言葉に、不安を抱く猫猫。

もしやと触診してみれば、赤ん坊は逆子でした。

もはや妊娠後期となり、赤ん坊の向きを変えるのは難しい状況…。

赤ん坊は無事に産まれるのでしょうか?

 

薬屋のひとりごと 14巻には第69話から第74話が収録されています。

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薬屋のひとりごと 14巻のネタバレ、あらすじ

第69話 逆子

玉葉妃の宿しているお子は逆子であると伝える猫猫…。

このままでは腹を切らなければ、母体と子供の両方の命が危うい状況になってしまいます。

しかし、いざ腹を切るとなると、それなりに有能な医者が必要になり、後宮にその医師を招く事になれば、去勢をしなければなりません。

 

最初から後宮にいるヤブ医者に頼むのは論外。

そして去勢を行った医者を連れてくる時期と、玉葉妃の出産が間に合う保証はなく、状況は切迫するばかりです。

 

もはや背に腹はかえられない…と、決意をした猫猫は、とある人物なら大丈夫だと告げます。

その人物とは、かつて後宮を追われてしまった自分の育ての父・羅門でした。

 

第70話 巣くう悪意(前編)

羅門はかつて後宮に勤めていた優秀な医者でもありました。

現東宮のお子の出産と阿多妃の出産にも携わった羅門なら、玉葉妃の出産を手助けできると確信する猫猫。

そして、猫猫はかつての勤め先である後宮へと戻ってきた、羅門の手伝いをしていた最中に、ある事を知ります。

 

それはかつて羅門が毒のある白粉の注意事項をまとめた張り紙を、後宮内の至る所に貼っていたという事。

人の良い羅門が善意で行っていたそれは、ある悪意に向けられていたのでは考える猫猫。

その悪意とはいったい…?

 

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第71話 巣くう悪意(後編)

水晶宮で起きた事件。

それは梨花妃の侍女頭である杏が、毒を使い、自分の主である梨花妃を陥れようとしていた事件でした。

なぜ、杏が毒薬を知る事が出来たのか?

その謎に疑問を持ち続けていた猫猫…。

 

それは、羅門がかつて後宮に勤めていた時に、毒になる香水や化粧品などをまとめ、それを伝えていた人物がいるという事です。

後宮は確かに外と隔絶されている世界であるも、年に一度に来るキャラバンで手に入れる事の出来るお香や化粧品などがあり、それが毒になると知れれば、どうなるのか?

 

帝の子を妊む事を望む女達の中に、その悪意を使おうとする者も出てくる筈。

診療所へと着き、年老いた女官である深緑と向き合う猫猫は、かつての先帝時代の後宮のありさまを聞く事になります。

 

第72話 狐と狸の化かし合い

かつての先帝時代…。

侍女として、また下女として後宮へと訪れた幼き少女だった彼女達。

その幾人かは先帝のお手つきとなってしまい、後宮から出る事が叶わなくなり、永遠に囚われてしまう形で、後宮で勤める事となります。

 

そして女官である深緑も、そのうちの一人だったのです。

先帝によって自由を奪われた挙げ句に、後宮の診療所で枯れ果てるまで置かれてしまう事になった彼女。

悪意を妃に向ける動機は十分に揃っていました。

 

確信を得た猫猫はその場を去ろうとするも、彼女を帰さないとする人物が姿を現わします。

それはかつて自分から毒をあおり、命を絶った女官の翠苓でした。

 

第73話 足跡

猫猫が帰ってこないと連絡を受けた壬氏は玉葉妃の元へと赴き、事情を確認する事になります。

心中穏やかでは無い状況の中で、確認されている足取りを追ってみれば、どうやら猫猫は羅門の手伝いで医局へと行き、そしてその後に手習い所へと向かったとの事。

そして、その後の足取りは不明となってしまいます。

 

猫猫が自分から姿を消したとは考えにくく、帰るに帰れない状況なのかと不安を募らせる壬氏。

誰かに恨みを買ったのかと考えるも、心当たりが多すぎて見当が付かないと、頭を悩ませます。

しかし聡明な彼女がそのまま拐かされるなど考えにくく、何か事件に巻き込まれたのではと考える壬氏は、再び状況を調べ始めます。

 

第74話 狐の里

壬氏は猫猫の足取りを追うために、彼の養父である羅門と共に後宮内を歩いて回ります。

羅門はかつて現帝の子供を死なせた罪を問われ、片膝の骨を抜かれて後宮を追われてしまった優秀な医官だと知っていた壬氏。

猫猫の育ての親であり、また猫猫の師である彼なら、何かを見つける事が出来るのではと、捜索を続ける中で、彼女が残したであろう手紙を見つけます。

 

その手紙には何も記されてはおらず、ただの丸めたゴミかと思うも、猫猫を知る羅門は、彼女がアルコールで描いたであろう文字を炙り出します。

はたして猫猫の書いた文字の意味とは?

 

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薬屋のひとりごと 14巻の感想

玉葉妃の出産が間近に迫ってきて、何やら後宮内が慌ただしくなってきましたね。

そんな今巻の薬屋のひとりごとですが、かつて後宮で働いていた羅門が戻ってくる波乱の展開が描かれていきます。

 

かつて自分を去勢し、また片膝の骨を抜かれた後宮に戻ってくる事になった羅門は、どんな心境なのでしょうか?

当人は特に気にする様子も無く、穏やかに自分のすべき事をすると、非常に落ち着いた感じですね。

そして猫猫が信頼を置く人物なら、逆子となった赤ん坊を取り上げる事なんて簡単だと、安心していたのもつかの間…。

 

まさか、翠苓の再登場になるとは?彼女は生きていたのでしょうか…。

確か、棺桶から姿を消していた筈ですが、本当に蘇りの薬があるのか…、窮地に追い込まれているのに、猫猫は今の事よりも翠苓から蘇りの薬のことを訊ねてしまう始末です。

姿も消えている事ですから、翠苓に攫(さら)われたと思いますが、はたして猫猫は無事でしょうか?

 

まあ彼女の場合なら、どんな状況でも生き残りそうな気がします。

猫猫の場合は生活力と生存能力が高いので、並の事では簡単に殺す事は出来ないでしょうから。

とりあえずは無事である事は確実だと思われます。

 

しかし問題となる翠苓が生きていた理由とまた、彼女の後ろにあるだろう組織は、何を考えているのか?

また、猫猫なら大丈夫かも知れませんが、壬氏がはたして冷静にいられるのでしょうか…。

次巻の展開に注目したいですね。

 

 

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