はるかリセット 11巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
今日もいつもと変わらず大忙しなはるか。
こんな時は雪を見たいと思い、さっそく富士に行くことに。
旅に出て鬱積した心をリセットし、旅先の歴史と伝統に触れていきます!
しかし、帰ると風邪を引いてしまい…。
はるかリセット 11巻には第83話から第90話と特別描きおろしが収録されています。
はるかリセット 11巻のネタバレ、あらすじ
第83話 富士の樹海で歴史旅
多忙のせいですっかりと気が滅入っていた、はるか・・・。
そんな彼女に誘いを掛けた観音。一緒に富士に行かないかと誘ってきます。
贅沢なグリーン車に初めて乗り、揺られて訪れた先は富士駅でした。
路面電車が並び、まるでミュンヘンかプラハの様な風情のある景色に喜ぶ中、観音の友人・椎に案内され、富士の観光名所である五箇山へと訪れます。
合掌造りの集落と、広がる日本昔話の世界に胸を弾ませます。
第84話 湖の宿はミステリの香り!?
冬の五箇山を堪能し、次に向かう場所は小牧ダムでした。
1930年に完成した水力発電のダム。
しかし完成に至るまでは様々な波乱に満ちた出来事があったのです。
地域住民との軋轢。
材木業者との抗争。
温泉街の喪失。
そんな歴史のある小牧ダムに何を馳せるのでしょうか?
第85話 風邪の季節にリセットを
富士旅行から戻るなりにクシャミを連発するはるか・・・。
風邪を引いてしまったのかもしれません。
熱を測ってみたら38度もあり、これは間違いなく風邪だなと早速、自己流の療養法を実践していきます。
世間には風邪でも休めない仕事があると無理をする人もいますが、風邪を引いたときはひたすらに眠る事が大事と、早速に眠り込んでいくはるか。
野生の熊の冬眠みたく、こんこんと眠り続けます。
はたして回復するのでしょうか?
第86話 靴を磨いて心も磨こう!
銀座へと仕事に訪れていた、はるか。
日本を代表するお洒落な街で浮いていないかと、気後れ感に苛まれていました。
この独特なまでのお洒落な街の圧に押されてしまい、気がめげてしまう中で偶然に見つけたのは、今時には珍しい靴磨き屋でした。
フィクションに登場する靴磨き屋ではなく、何処となくお洒落な雰囲気のある靴磨き屋さん。
早速に靴を磨いて貰います。
そして職人芸とも言える手慣れた靴磨きの技術に、はるかは圧倒されていきます。
第87話 串打ち三年、焼き一生!?
夕食を買いにお惣菜売り場に訪れていた、はるか。
今日は何を食べようかと悩んでいると、ふと天啓を得ます。
それは焼き鳥を自分の手で一から自作しようとするアイデアでした。
あのお店の味を出せないかと、はるかは自分の手でお店の味を再現しようとします。
焼き鳥グリルを使い、本格的な串焼き鳥を調理していくはるかは、焼き鳥はただ焼くのでは無く、育てる料理だと悟ります。
はたして、庶民の代表的な味に何処まで近づけるのでしょうか?
第88話 武と雅の街・知覧!
仕事で出張旅行をする事になったはるか・・・。
向かう先は鹿児島の知覧特攻隊平和会館へと向かいます。
若くして散った特攻隊の歴史を見詰め、薩摩藩時代の面影を残す知覧麓へと訪れ、国宝重要文化財として扱われている武家屋敷の庭先を見学していきます。
遠くの山との景色と同調する行き届いた庭の手入れに感銘を受け、損なわない美しさを保つ薩摩の景色に心が洗われていきます。
第89話 球磨の夜は焼酎とともに
鹿児島へと取材旅行に訪れていたはるか。
今日は鹿児島の名所を巡ろうと心を弾ませるも、名所である桜島やさつま揚げにかき氷のしろくま…。
西郷隆盛と西南戦争などのメジャーな内容は、今回はお預けでした。
今日、訪れた場所は球磨地方。
山に囲まれた、れんげの花と田んぼの日本の原風景に見蕩れてしまうはるか。
でも今日の最大の目標は、球磨の名産とも言える銘酒めぐりでした。
薩摩の魅力に嵌(はま)ってしまうはるか…。
彼女の心を潤していきます!
第90話 山の中のひみつ基地
鹿児島取材旅行も終盤になり、はるかは高木惣吉と日本海軍軍人で亡国の危機を救った英雄について調べます。
彼らの日本を想う気持ちに感動しながら、戦時の日本の歴史を学んでいくはるか。
知られざる鹿児島の歴史を学んでいきます。
そして山に作られた海軍の秘密基地…。
もしかしたらあり得たかも知れない本土決戦の古戦場に、はるかは何を想うのでしょうか?
特別描きおろし 休み疲れは休んで解消!?
旅行疲れでヘトヘトのはるか。
普段は引き籠もり生活な彼女にとって、取材旅行は思いがけないハードワークとなってしまいました。
しかし、仕事をしなければと、眠い眼を擦りながら仕事に励むはるかに、マリコは今はちゃんと休めと促してきます。
休む勇気が必要と、旅行疲れを一掃すべきと休ませるマリコ。
はるかの旅行疲れは一掃されるのでしょうか?
はるかリセット 11巻の感想
今回も癒やしのリセットを堪能させていただきました・・・。
電車に乗って何処か遠くへ行くなど旅に揺られたい、そんな雰囲気を楽しめる内容でしたね。
日本の奥地へと赴き、そこならではの文化を学んでいくはるかと、彼女の探究心と好奇心を満たすエピソード。
富士の傍にある合掌造りの日本家屋など、今ではもう拝むことも敵わない建物。
当時の時代に想いを馳せたり、小牧ダムの大きさに圧巻されてしまいます。
今回も旅先のエピソードは満載でした。
特に今回、食欲をそそったのは、焼き鳥のエピソードと、串焼き焼き鳥の奥深さを学んだ内容でした。
読んでいて思わず焼き鳥が食べたくなってしまいました。
食事と旅行で心を潤わせてリセットするはるか先生の息抜きですが、今回は風邪を引いた時のエピソードも盛り込まれていました。
風邪の時は無理をせず眠れば良いのだと、そんな気持ちを抱かせてくれます。
昨今、風邪を引いても休むこともままならないですが、忘れがちになってしまう身体のリセット。
はるかの息抜きに心が癒やされます!
忙しいときは、せめて風邪の時はゆっくりとしておこうとする彼女の姿勢は、見習いたいものですよね!
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